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2019.03.02

『スポンティニアス・コンバッション/人体自然発火』aka『人体自然発火/スポンティニアス・コンバッション』(1989年)

この作品は、トビー・フーパー監督、ブラッド・ドゥーリフ、シンシア・ベイン主演の人体発火ホラーのようです。
なおこの文はネタバレ全開になっています。

1989年 Jim Rogers production / Tobe Hooper/Henry Bushkin present アメリカ作品
ランニング・タイム◆97分
原題◆Spontaneous Combustion
プロット◆人体発火に出生の秘密で悪戦苦闘する話しのようです。
音楽◆グレーム・レヴェル

キャスト
ブラッド・ドゥーリフ→人体発火のサム
シンシア・ベイン→サムのガールフレンド リサ・ウィルコックス
デイ・ヤング→サムの前妻 レイチェル
メリンダ・ディロン→女医さんのニーナ先生

ウィリアム・プリンス→黒幕のルー・オーランダー
ジョン・サイファー→殺し屋のマーシュ先生
マイケル・キーズ・ホール→マーシュ先生の手下 キャグニー先生

ジョー・メイズ→DJのパーソンズ先生
マーク・ロバーツ→医者のシンプソン先生
ティーガン・ウェスト→スプリンガー
ジョン・ランディス→Radio Technician

1955年のキャスト
ステイシー・エドワーズ→サムの母親 ペギー・ベル
ブライアン・ブレマー→サムの父親 ブライアン・ベル

デイル・ダイ→将軍
ディック・バトカス→中将
フランク・ホワイトマン→ルイス・オーランダー社長
アンバレ・ド・トス→何かの権威バンダミアー博士

トビー・フーパー監督の演出はよいと思います。
全体的に1980年代ぽく出来てます。派手で雑な感じ。
相変わらず女優さんはきれいに撮ってます。
要するにシェークスピアのような悲劇にしたかったと思われます。
登場人物がやたら多くて見てて何だかわからん状態になります。

ブラッド・ドゥーリフはチャッキーのVCだけではなくこんな役もやっていたのか。
何となくジェラール・フィリップに似てます。凶暴なジェラール・フィリップといった感じです。

違う邦題です。入れ替えただけ。
→aka『スポンティニアス・コンバッション/人体自然発火』

映像文化社/株式会社オルスタックソフト発売のBlu-rayにて。
画質はよいです。
スクイーズ収録のフル表示。
画面サイズはワイド。上下左右黒味無し。フルスクリーン。
音声は DTS-HD mstr stereo

部屋の温度が10度ぐらいしかないでので寒い。エアコンを工事を入れてよかった。
読み込み中
著作権のアラート
メニュー画面。
音声は 2ch DTS-HD MA にします。
読み込み中

Tobe Hooper/Henry Bushkin present
A Jim Rogers production of
A Tobe Hooper Film

Spontaneous Combustion

starring
Brad Douri Sam
Cynthia Bain Lisa Wilcox
Jon Cypher Dr. Marsh
William Prince Lew Orlander
Dey Young Rachel
and
Melinda Dillon as Nina
スタッフの紹介
タイトルバックは黒味に炎です。

電球のフィラメントのクローズアップから始まります。
1955年 ネバダ砂漠 水爆実験場
男女2人が登場。水爆シェルター実験に志願するカップル。
ブライアン・ベルとペギー・ベル。
何故かブライアンの懐中時計のクローズアップが入ってます。
実験が始まる前に2人とも注射をしてます。

サムソンは水爆の名前です。時間になっても爆発しません。
観測所ではどうなってる?となってます。また点検となったらいきなり爆発してる。

大爆発のライブフィルムの流用かと思ったらニュースフィルムのシーンになってます。
人類が得た新しい道具・・・
サムソン計画、要するにシェルターの宣伝ニュースのようです。ブライアンとペギーを守る施設なのです・・・
とにかく成功はしたようなニュースになってます。
ブライアンとペギー夫婦のその後は?アリゾナの新居で新生活を始めていった。
君たちはアメリカの誇りだとなってパーティにつながってます。

実験直後のパーティにて。いかにもな1950年代のパーティです。
2人とも正常なのよと女医さんが説明してます。
アメリカ軍のお偉方は当時はよく見たデイル・ダイです。
黒幕風の男もいます。ルイス・オランダー氏。モダン原子テクノロジー社の社長。

別室にて。
お偉方の会議になってます。
彼女は妊娠していた。まあそうなるだろうとここまでいい。
どうする?となってます。ハリウッド映画なので中絶はない。
オランダーの顔を見えない。女医さんはあとでわかりますがニーナ先生。

病院にて。
赤ちゃんは誕生してます。男の子です。
今のところはママも無事です。デヴィッド。これが赤ちゃんの名前です。
ブライアンが赤い箱のプレゼントを持ってきます。これがプラスチック製電動メリー・ゴー・ラウンドです。さすが1950年代。

別室にて。
赤ちゃんは検査されています。一応正常のようです。
しかし体温が38度です。右手の甲には丸いあざがある。
8月6日生まれのデヴィッド。広島に原爆が落とされた日です。あれから10年経った。

病室にて。
赤ちゃんはニーナ先生が連れて来てます。
ママが体温計をくわえたとこで折れてします。水銀を吐き出して口をゆすぎます。
そんなとこでいきなりママが人体発火現象を起こす。これは大変。
パパも同じ現象をお起こして2人まとめて炎上して退場となります。
赤ちゃんを抱っこしたニーナ先生は見ているだけ。

時間が経過し別室にて。
焼け焦げた死体2体がベッドごとあり、これを囲んでお偉方の会議になってます。
骨の髄まで燃えている。6千度以上。
そんなとこにバンダミアー博士が来ます。何かの権威らしい。
他の物には損傷がないがプラスチックだけが溶けたことに注目してます。
人体自然発火。その確率はまずあり得ない。
ワクチンが放射能と反応して爆発的に燃えたと新説も出してます。
頭蓋骨を掘り出すと何故か小さくなってます。

人体自然発火 SHC=Spontaneous human Combustion
それで赤ちゃんのデヴィッドはどうなった?

現在。カリフォルニア、トリニダッドビーチ。
赤ちゃんはブラッド・ドゥーリフ扮するサムになってます。
シェークスピアの舞台オーディションをやってるサム。全然ダメです。

ここは大学らしい。
サムとガールフレンド。あとでわかりますが名前リサ。
パーソンズ博士の名前が出てます。
ドリニダッドビーチ原子力発電所が本日深夜稼働開始と場内放送されてます。
あなたは反対賛成?

デヴィッドは古いクルマが気になる。赤いクルマです。
乗ってる女の子に声をかけら女の子は逃げた。
クルマ内にはあの赤い箱があります。中には懐中時計がある。

レストランにて。
サムは別れた夫人のレイチェルに会いに来た。
オッサンのジョンがいてあいさつになってます。ジョンはいなくなる。

サムとレイチェル。
レイチェルのおじいさんがルー・オランダー。
オランダーはサムに関心を持っている。
レイチェルからエミーが死んだと聞くサム。昨夜会ったのにとサム。
すぐに帰るレイチェル。

リムジンにて。
レイチェルが座ってる奥にルー・オランダーがいます。
後席のTVでニュースです。昨夜エミーがSHCで死んだ発見者はレイチェル。

見送りに行ったのに食い逃げだと思われてるサム。重罪ですと嫌味を言われてる。
そんなとこで人さし指から火が出てます。これはビックリのサム。

トイレにて。
とりあえず応急処置のサム。

病院にて。
原発を支持しようのポスターがあります。ここに来てるサム。
ナース相手にシンプソン先生は苦手だと愚痴が出ています。

シンプソン先生とサム。
ぼくの平熱は38度ですとサム。仮病でさぼる時に便利だ。
ナースの名前サラ。
シンプソン先生と握手しようとしたら発火現象が起こる。

街にて。
赤いクルマで移動中のサム。そうなると元々サムのクルマらしい。
ラジオでは人体発火のネタになってます。パーソンズ博士なるDJです。
クルマは原発のそばを走行してます。
ラジオではエミー・ウィテカーが死んだと言ってます。

サムの自宅にて。
帰宅したサムをラジオの続きを聞く。このラジオは真空管なのか?
そんなとこに電話です。ルーからです。
赤い箱のフタの裏側に我が息子への手紙があります。
メリー・ゴー・ラウンドのように楽しい人生と手紙に書かれてます。
ルーの電話ですがジョン・マーシュに診てもらいなさいと助言です。
彼とは昼に会ったとサム。

ラジオですが彼女とは接触出来ないとか霊媒ネタになってます。
トリニダッド原子力発電所が6時間後に稼働しますとさかんにお知らせしてる。

リサに電話するサム。暖炉に点火してますが大丈夫なのか。
火を見つめて1950年代の風景を見るサム。また指に火が点いてます。

リサの自宅高級アパートにて。777号室。
サムがクルマで来てます。廊下にいるとこにリサが来ます。
鍵を無くしたと言ってるサム。自己催眠教室に行ってたリサ。
シンプソン先生が死んだと話すリサ。焼死した。
SHCはよく起きる。そんな会話になってます。
2人の知人が死んだとショックな感じのサム。
リサにルーから花が届いてるに気がつくサム。ルーはサムの育ての親です。

リサですが電話機がやたら派手です。ピンクのネオンが光ってます。
ラジオDJのパーソンズに電話したリサは受話器をサムに渡す。

電話でサムとパーソンズ。
サムは両親を知らない。それでも先ほどは見ていたわけです。
母の名前はペギーと自分で言ってるサム。いきなりデヴィッド・ベルとも言う。
てのあざが2倍の大きさになってるサム。何が起こったのか?

2ヶ所の電話でもめてます。
サムとラジオ局エンジニア。サムが怒ったからかエンジニアも燃え上がる。
リサはパーソンズからサムの住所を教えてくれと言われてる。こまってる。

パーソンズは隣りの部屋ではエンジニアが炎上してるのに気付かずスタジオから出ています。そのまま帰ったみたい。

リサの自宅アパートにて。
今度はサムの手から火が出てこれは大変となってます。
とりあえず風呂場に行くが水を漬けても火は消えない。いきなり火が消えます。

クルマで移動中のサムとリサ。
リサにアイラブユーと言ってるサム。
そんなとこでまた腕から火を吹いてるサム。これは大変。
リサはアンタの両親と同じだと言ったりする。私の両親も焼死した。
サムは両親は溺死したと言われたようです。

リサは両親が死んだあとはルーの世話になっていた。
そうなるとサムと同じ境遇です。
全部ルーのおぜん立てなのよとリサ。自分が学校に就職したのもそうだ。
またサムから火が出て大変なことになってます。

トリニダッドビーチ病院にて。
急患でここに入るサム。付添のリサ。オッサンがいてサムを診るようです。
キャグニー先生を私の部屋に呼んでくれと言ってるオッサン。話の流れからこのオッサンがマーシュ先生のようです。

まずはサムに注射するマーシュ先生。
それからガイガーカウンターを出してます。異常はない。
サムはリサからもらった頭痛用の薬を飲んでいる。

マーシュ先生ですが別室で電話してます。ファイルも引っ張り出してる。
SHCとか計画は終了したとか。とにかく怪しい。
呼ばれてキャグニー先生が来ました。リサはマーシュ先生に連れられてここらか出されてます。

サムとキャグニー先生。
懐中時計を取り出してるサム。

どこかの部屋に入るマーシュ先生とリサ。
サムソンとは?、私はオランダー氏と供にサムソン計画に関わってる。
TVニュースではパーソンズ博士ことマイロン・ゴールド氏の兄のエンジニア ブラッドウィルソン氏がSHCで焼死したと報じてます。

サムとキャグニー先生。
壁の電話でラグナビーチのマイロン・ゴールド氏の電話番号はを調べるサム。
色々と忙しいというか登場人物が多過ぎて何だかわからん状態。

キャグニー先生は緑色に光る薬を注射器に装填してます。
サムは別室に入ってファイルを見てると自分はリサの資料でした。

キャグニー先生がサムに注射を打とうと言い出す。
この書類は何だ?と聞くサム。そんなこんなでもみ合いになってます。

注射器を奪ってキャグニー先生を詰問するサム。
化け物と言われるサム。それからキャグニー先生は燃え上がる。

別室のマーシュ先生とリサ。
もう終わると言われてリサはビックリ。サムのところに向かう。

リサとマーシュ先生が来たキャグニー先生は焼死してました。

ある一軒家にて。すぐにわかりますがニーナ先生の自宅です。
クルマで来てるサム。呼び鈴を押して普通にコンタクトしてます。
サムを見てデヴィッドと呼ぶニーナ先生。クリスティーナを短縮してニーナです。

サムとニーナ先生。元先生ですが。
3歳の時に死んだと聞いていたニーナ先生。色々とサムに話す。
元々シェルターは爆発は防げるが放射能は防げないとなっていた。
本当はワクチンのテストだった。

あなたのトランクを見せられるサム。
あの燃えたままのメリー・ゴー・ラウンドがあります。
コンセントに電源プラグを入れるとちゃんと作動してます。

ニーナ先生は古いフィルムを上映して見せる。
これはサムが見た1950年代の風景そのままです。
ママのペギー、パパのブライアン、クルマもあの赤いクルマです。
僕の車と同じだとサム。知らないで乗っていたようです。
まだ実験は続いてるとサム。自分は監視されてる。
ニーナ先生は実験はとっくに終わってると言ってます。

モダンテクノロジー社。モダン原子テクノロジー社のことです。
ルーの会社。前妻レベッカの祖父の会社。12歳の時からサムを育ててくれた。
その懐中時計はお父さんのものだと指摘するニーナ先生。
で、ニーナ先生が話しがあるというのにここから出ていくサム。

入れ替わりに殺し屋みたいの男が玄関から入る。
呼び鈴を鳴らしてニーナ先生が出たとこでガスを吸わせてます。ニーナ先生は倒れる。
倒れたニーナ先生に嫌味を言ってる男はたぶんマーシュ先生でしょう。
そのまま死に至るニーナ先生。マシュー先生は引き上げる。

クルマで移動中のサムですが公衆電話に入ります。
リサに電話してます。医者に行けば発火を止めるワクチンがあるとリサ。
それから火やクルマに近づいてはダメと伝えるリサ。
マーシュは殺し屋だと主張するサム。リサまで疑って頭痛の薬は何なんだと怒ってます。
薬はルーからだと余計なことを言ってしまうリサ。

人体発火をするサム。電話越しでもリサのとこまで火を吹いてます。これはビックリ。
そんなとこにパトカーが来ます。まずは免許証と登録証を見せてくださいとなる。
免許証を渡したとこでお巡りが人体発火する。クルマで逃げるサム。
残ったお巡りが発砲する。サムがにらむと人体発火してます。接触せずにでも出来るのか?これはビックリ。
それはいいけどサム自身も人体発火しでます。これは大変。

リサはまだ無事です。
とりあえず燃えた手の応急処置をしてます。
それからルーに電話する。また燃えたと話す。薬ですがリサも飲まないとダメでと言われたりする。そうなの?
リサにマーシュのとこへ行けと命じるルー。

ルーのお屋敷にて。
ここに入るサムのクルマ。門番のじいさんは顔見知りなので門を開けてくれる。
しかしリボルバーを出す門番のじいさん。撃ったらサムの右手の平を貫く。ちょうどあざがある部分でした。
そうなると門番のじいさんが人体発火で退場となります。

ズタボロのサムは屋敷内に入る。玄関ホールのシャンデリアが何だか揺れてます。
椅子に座ってるサム。車イスのルーがやってきます。
レイチェルは外出してる。リサは面倒をみてくれないのか?と嫌味なルー。

ワクチンは放射能から人体を守ると主張するルー。
で、私の権限で生ませてやったと恩を着せてきます。
そんなこんなで『我が息子よ』なんて言ってるルー。『スターウォーズ』なのか?

リサは1965年の実験で生まれた。両親は人体発火で焼死したと言ってたリサ。
子供を作って欲しいと言い出すルー。そして炎の制御法を学ぶのだ。
殺しのシステム。アメリカの原子人間。世界で最も高性能なの核兵器。
そんな感じでノリがよく飛ばしてるルー。

まもなくドリニダッドビーチ原子力発電所の稼働時間だとサム。
いきなり人体発火のサム。ルーを焼き尽くす。原発の稼働も止めると言ってる。

リサの自宅アパートにて。
帰宅したリサは薬を飲んでます。そんなとこに電話です。留守電にするリサ。
レイチェルからです。重要な話しがある・・・

リサは窓からドリニダッドビーチ原子力発電所の見る。
稲妻が原発付近に落ちてます。そうなるとどうなる。
そんなところに誰か来ます。マーシュです。リサに注射をしようとする。
注射されたリサですがマーシュを超能力ですっ飛ばしてます。

リサは逃げます。
エレベーターは稲妻で誤作動してます。階段を使うしかない。
777号室なので7階から降りることになる。

リサが階段を降りてるとマーシュが追ってきます。
注射された右手部分が緑色に光ってるリサ。そのうちに燃えています。
ゾンビ状態のマーシュが襲ってきます。これは大変。
格闘になって注射器を逆に刺してマーシュは階段から落ちて燃えてます。

ようやく外に出たリサ。クルマが来てレイチェルが出てきます。
マーシュ先生は?と聞くレイチェル。それからリサを言葉責めにしてるレイチェル。

唐突に謎のゾンビが出現します。
そのゾンビはレイチェルを片づけてリサに迫る。どうやらサムのようです。
そんなこんなでサムは消えてリサは残る。
エンドとなります。

スクロールする後タイトル
キャスト
スタッフ


そんなわけで1980年代アクションのよい作品でした。


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