『生体ジャンク! 狂殺の館』(1984年)
この作品は、オヴィディオ・G・アソニティス監督、トリッシュ・エヴァリー、マイケル・マクレー、デニス・ロバートソン、アリソン・ビガース主演の謎の双子ホラーのようです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。
1984年 アメリカ作品
ランニング・タイム◆95分
原題◆There Was a Little Girl
プロット◆双子の姉に悪戦苦闘する話しのようです。
音楽◆Riz Ortolani
キャスト
トリッシュ・エヴァリー→双子のジュリア先生
マイケル・マクレー→医者のサム
デニス・ロバートソン→ジェームズ神父
アリソン・ビガース→双子のメアリー
モーガン・ハート→同僚のヘレン
リチャード・ベイカー→生徒のサーシャ
ジェリー・フジカワ→雇い人のキムラ
エディス・アイビー→大家のおばさん サマンサ・ボーアガード
オヴィディオ・G・アソニティス監督の演出はよいと思います。
全体的に普通のホラーになってます。
Amazonのユーザーレビューによるとこの監督のワンマン映画だそうです。本来はプロデューサーですが口出しが多くて雇った監督が逃亡するパターンが多いとか。
シービー株式会社/有限会社フォワード発売のDVDにて。
画質は普通です。珍しい。
スクイーズ収録のフル表示。
画面サイズはワイド。上下に黒味あり。
音声は Dolby Digital 2.0ch
著作権のアラート
WHDジャパン
フォワード
ノイズ音割れがありますのアラート
衝撃的な映像が含みますので、ご注意下さいのアラート
タイトル
Ovidio G. Assoniti presents
There Was a Little Girl
『生体ジャンク!』
starring
Patricia Mickey Julia Sullivan (as Trish Everly)
Michael MacRae Sam Edwards
Dennis Robertson Father James
Morgan Most Helen (as Morgan Hart)
co-starring
Jerry Fujikawa Mr. Kimura
futuring
Allison Biggers Mary Sullivan
Edith Ivey Amantha Beauregard
Don Devendorf Principal
Huxsie Scott Secretary
Richard Baker Sacha Robertson Jr.
Doug Dillingham Golden
Janie Baker Sacha's Mother
Joe Camp Hospital Guard
スタッフの紹介
タイトルバックは黒味に中心に姉妹の女の子です。
揺り椅子に乗ってる女の子と揺らしてる女の子。
いきなり揺り椅子の女の子を鈍器が殴打するもう1人の女の子。顔面が潰れてる。
黒味になります。
音声はモノラルです。少し聞いてすぐにわかった。
11月6日木曜日
ジュリアの誕生日5日前
学校にて。
手話を使ってる生徒の男の子とジュリア・サリバン先生が登場。
そんな感じで普通の授業になってます。
男の子はジュリアの上着のポケットにメモを入れる。
職員室にて。
ジュリアと同僚のヘレン。
また手紙なのよとジュリア。男の子の14歳の兄のことが書かれてます。
そんなとこにジュリアに伯父から電話です。姉の見舞いに来てくれ・・・
ヘレンに姉とは7年以上会っていないと話すジュリア。
病院にて。
クルマで来てるジュリア。AMCのステーションワゴンです。珍しいクルマだ。
→ 1980 AMC Concord
伯父さんは神父でした。ジェームズ神父。再会するジュリア。
姉メアリーの顔を見てもわからないのではと言ってるジェームズ神父。
ジュリアは母親が亡くなったあとは別々に引き取られて長い間会っていない。
いよいよ面会となるジュリア。
真っ暗で分厚いビニールのカーテンがかかってます。
さっそくメアリーはジュリアをなじる。あんたを苦しめてやる・・・
そんなわけで面会どころではなく病室を出るジュリア。
ジェームズ伯父さんは何があったとジュリアに聞く。
子供の頃に誕生日でやったこと云々。
医者のサムのオフィスにて。
ここに来てるジュリア。サムに今夜姉に会ったと話してます。
小さい頃私は彼女の奴隷だったと話すジュリア。
誕生日には特別なお祝いをする。犬を飼ってたメアリー。その犬を使う。
燃えさしのマッチ棒や待ち針でいじめられていたとか。
お屋敷にて。
ステーションワゴンで帰宅するジュリア。ここに下宿してるようです。
屋内には改築中 所有者サマンサ・ボーアガードと表示があります。
ジュリアの自室にて。
レロイという猫がいたりします。抱っこされるが普通に嫌がってる感じ。
猫にミルクをやったとこで灯りが点滅してます。停電なのか?
ライトを持って地下室の配電盤に行くジュリア。
地下室にて。
ジュリアが行くとオッサンのキムラさんがいます。
大家から屋敷の管理をまかされてるキムラ。ヒューズを交換していました。
ジュリアは自室に勝手に入らないでとキムラにクレームを入れる。
で、幽霊の話しを始めるキムラ。ジュリアは迷惑そう。
ジュリアの自室にて。
電話です。すぐに切れた。また電話です。
そんなとこで主観ショットが入ってます。ここに何者かがいるらしい。
ジュリアですが頭の中にメアリーの声が聞こえて不安になってます。
これは姉のメアリーが病院から脱走してるのか?
病院にて。
警備員が外を見回ってます。いきなり犬に襲われて退場となります。
一応伏線通りに犬が登場しています。とってつけたような感じもするが。
クルマが来てます。黒いステーションワゴンのバックドアが開いて犬を収容してます。手袋をはめた手だけが見える。
→ 1979 Chevrolet Impala Wagon
11月7日金曜日
ジュリアの誕生日4日前
学校にて。
いつも通りの授業のジュリア。いつもの男の子に教えていたりする。
そんなとこで呼び出しです。
職員室にて。
ジェームズ神父が来ています。
メアリーの件で来た。メアリーが病院から逃げた。
サムのオフィイスにて。
秘書のサクシーと予定の打ち合わせのサム。
火曜はジュリアの誕生日なので空けといてくれとサム。
そんなとこにジャックが来ます。誰なんだ?
サンフランシスコに行く用事のことで変更は出来ないとなる。
お屋敷にて。
トラックが着いてます。キムラとおばさんが乗ってました。
文句を言いつつ荷物を降ろしておばさんをトラックで帰すキムラ。
キムラはジュリアには入れないと言ってた外側の地下室出入り口から入ってます。
独り言でおばさんの悪口を連発してるキムラ。
で、地下室に何者かがいると気がつくキムラ。犬がいました。これは大変。
慌てて違う部屋に逃げてドアを閉めるキムラ。
いきなりメアリーに刺されるキムラ。見ている方もビックリ。
これでパーティーのお客が増えたとご満悦なメアリー。
そうなるとメアリーはこの地下室をアジトにしてるのか?
メアリーは地下室だけではなく屋根裏部屋にも行ってるらしい。
屋根裏部屋から屋敷前に止まってるクルマを見てます。
そのクルマにて。サムのクルマでした。
サムとジュリア。キスになってます。
例の生徒はどうしてると聞くサム。ジュリアにメモを送ってる男の子のことです。
会話から男の子の名前はサーシャとわかる。
一緒にサンフランシスコに行けないとなってるジュリア。
クルマから出たサムとジュリア。
サムはあんなとこに灯りがと言ってます。屋根裏部屋のことです。
ジュリアはきっとキムラさんよと言ってる。しかしキムラはもう退場してます。
サムはクルマで帰ります。
キムラさんは仕事ですか?と呼んでるジュリア。
当然返事はありません。そんなことはジュリアは知らないけど。
外には黒いステーションワゴンが止まっていたりします。
11月9日日曜日
ジュリアの誕生日2日前
教会にて。
ジェームズ神父の話しを聞いてる人達。
その中にジュリアとサーシャもいます。
姉妹や兄弟の話。それに天罰の話にもなってます。
外でジェームズ神父と挨拶になってます。
この子の名前はとなってサーシャ・ロバートソンJr.とわかる。
サムとサンフランシスコに行くと言ってるジュリア。そうなの?
お屋敷にて。
ジュリアが戻ると壁に手紙がある。大家さんからでした。
大家の部屋にて。
ここを訪ねるジュリア。ダンスしながら色々と喋り倒す大家。
ここは昔は南部一の斎場だった。
ジュリアはキムラさんが勝手に部屋に入るとクレームを入れる。
大家の話が長いのでジュリアは途中でこの部屋から出てしまった。
ジュリアの自室にて。
ソファで猫と一緒のジュリア。
そんなとこに犬がお屋敷内に入ったらしい。
ジュリアも怪しいと思っています。ドアの外を見るジュリア。
11月10日月曜日
ジュリアの誕生日前日
街に例の黒いステーションワゴンが止まってます。
その横をサーシャが出かけてます。学校に行くのか?
公園にて。
ここに来ているサーシャ。噴水を見てる。
そんなとこに犬に注目となるサーシャ。フリスビーを投げて取らせる。
何回か繰り返してるうちにフリスビーは植木の向こうに行った。
フリスビーを取りに行った犬は何かを怖がって逃げてしまった。
そんなわけで自分でフリスビーを回収に行くサーシャ。
そこには例の犬がフリスビーを前足で押さえていたりします。
時間が経過して次のシーンでです。
救急車やパトカーが来てます。どうやらサーシャは死亡したらしい。
良心のない普通のプロデューサーでもさすがに子供の殺人そのものは入れなかったようです。レーティングでR指定になったら興行がこまるし。
サーシャの母親とジュリアが来てます。
ジェームズ神父のオフィスにて。
ジュリアとサムが相談に来てます。
メアリーにそんなことが出来るのか?と懐疑的なジェームズ神父。
ジュリアは私とメアリーは特別な関係なのでわかると主張してる。
学校にて。
遅れてしまい代理の教師は交代して授業を続けるジュリア。
ジュリアは首に何やらぶら下げているけど何なんだ?気になる。→マイクみたい。
サーシャが事故に遭いましたと生徒たちに知らせるジュリア。
お屋敷にて。
ジュリアがクルマで帰宅するとサムが待ってます。
旅行には行けないわとジュリア。
サムはドアに傷があるとジュリアに知らせる。動物の爪の跡です。
仕事が忙しいサムはこれから夜勤だそうです。
ヘレンの自宅アパートにて。
ここに来たサムはヘレンに今夜ジュリア宅に泊まり込んでくれとお願いする。
お屋敷にて。
ジュリアの自室にヘレンが来てます。
ヘレンにドアを開けないでとお願いしてるジュリア。
ジュリアはベッドで寝て、ヘレンは別室に行きます。
ソファで寝ずの番なのかヘレンは?。猫には嫌われている。
ドアからヘレンと呼び声が聞こえたりします。
それでドアを開けたら猫が逃げてしまった。ヘレンは階段を登って猫を探しに行く。
猫が何者かに捕まってます。
屋根裏部屋まで来たヘレンに主観ショットが迫ってます。
逃げたヘレンですが階段には犬がいたりします。
犬に噛まれたまま階段を転落したヘレンは退場となります。
よくやったと犬を褒めているメアリー
11月11日火曜日
ジュリアの誕生日。
サムがお屋敷にやっています。ジュリアの自室の鍵は持ってます。自分で開けて入る。
ジュリアとヘレンを呼ぶサム。しかしヘレンはいない。
ヘレンのことは全く知らないジュリア。着替えに一時帰宅したのでは?と言ってます。
サムはこれから空港へ行くと言ってます。
ジュリアは自分のステーションワゴンで学校に行った。
お屋敷の外にて。
大家のおばさんがクルマから荷物を降ろしてるジェームズ神父にコンタクトする。
ジェームズ神父は地下室でビックリパーティーをやりたいと言ってます。
OKを出した大家のおばさんは荷物を運びましょうとジェームズ神父を手伝う。
そんなわけで大きな荷物を2人で地下室まで運んでます。
死体でも入ってるんですかと聞く大家のおばさん。そうだとジェームズ神父。
荷物を開けたらマジで死体なのでビックリの大家のおばさん。逃げようとするがすでに外へのドアはジェームズ神父が鍵をかけていた。
大家のおばさんは階段の方に逃げる。
ジェームズ神父ですが例の手袋をしてます。真犯人です。
大家のおばさんはようやくドアを開けて逃げてます。
これを余裕で追ってるジェームズ神父。
玄関から逃げようとする大家のおばさん。しかしジェームズ神父が先回りしていた。
ジェームズ神父は歌いながら追ってます。
今度は空き部屋に逃げ込む大家のおばさん。ベッドの下に隠れる。
隠れたつもりでしたがもうナイフが接近してあっさりと見つかってる。
それでも大家のおばさんは逃げてます。
外に逃げるのかと思ったら階段を登ってます。それで大丈夫なのか。
ようやく自室に逃げ込んだ大家のおばさん。
しっかりとドアの鍵をかけてます。揺り椅子に座ってホッとする。
しかし揺り椅子が勝手に揺れています。それはジェームズ神父が揺らしてるからです。
鬼ごっこと終わりだとジェームズ神父。
驚愕した大家のおばさんはナイフでとどめを刺されて退場となります。
サムは電話でタクシーを呼んでます。
いきなりジェームズ神父がいたりします。見ている方がビックリ。
ナイフを借りに来たと称するジェームズ神父。
あまりビックリしていないサムはタクシーが来たら空港に行くと伝えて出かけます。
タクシーで移動中のサム。
スピーチ原稿を朗読して練習してます。
公園にて。
クルマで来てるジュリア。
そんなとこにジェームズ神父が来て自分のクルマにジュリアを乗せてます。
このクルマが例の黒いステーションワゴン。
誕生日おめでとうとか、元の双子に戻るんだとか、だんだんと怪しくなってます。
お屋敷にて。
クルマで来たジェームズ神父とジュリア。
余興だとジュリアに目隠しをして地下室に案内するジェームズ神父。
その前に地下室出入り口のドアをロックしてます。
地下室にて。
一応飾りつけはされてます。ケーキも持参してます。
しかしテーブルにはこれまでに殺された人達の死体が座った状態でディスプレイされてます。
キムラ、大家のおばさん、ヘレン、病院の警備員までいる。
ジュリアは目隠しなので当然気がつかない。
目隠しを外されるジュリア。これはビックリとなってます。
ジェームズ神父はジュリアを抱きしめてます。目隠しのスカーフでそのまま首を絞めるのかと思ったらまだやらない。
死体の自慢から始めるジェームズ神父。サーシャがいないことを残念がる。
ここから逃げようとするジュリア。
外の出入り口はロックされてるので階段に逃げるジュリア。ナイフのジェームズ神父は追って来ます。
出口を探してるジュリア。
そんなとこにマジでメアリーで出現する。驚愕するジュリア。
ジェームズ神父も来てジュリアは元のテーブル席に戻ることになる。
例の犬もいたりします。
タクシーで移動中のサム。
→ 1976 Chevrolet Chevelle Malibu
しかしタクシーがパンクしてタイヤ交換中です。
焦ってるサムは手伝うと言ってスピーチ原稿をクルマの屋根に乗せたら風で飛ばされる。
そんなわけで原稿が台無しになってコピーをとるために戻ることになります。
地下室にて。
車椅子に拘束されたジュリア。メアリーから嫌味を言われてます。
何とかメアリーのご機嫌を取ろうとするジュリア。
メアリーはあんたを私と同じにしてやるとやる気満々。これは大変。
それで双子に戻るのよと妙なところは筋が通ってる。
次はジェームズ神父が色々と話す。
と思ったら突然メアリーをナイフでぶすりと刺すジェームズ神父。とにかくそうなってます。
悲鳴をあげるジュリア。
サムはここに戻ってます。
何やら声が聞こえています。そこに向かうサム。
地下室へのドアを蹴破って入るサム。
しかし犬がいます。これは大変。何とか違う部屋に逃げ込むサム。
いきなりドアを頭突きで破って犬が顔を出す。
サムはそのへんにあった電動ドリルで犬の頭を貫く。これで犬は退場になります。
やはりそのへんにあった小型の斧を持って突撃するサム。
地下室のテーブルにて。
ジュリアとジェームズ神父。まだ無事なジュリア。
そんなとこにサムが来ます。死体を見てビックリしてます。
ジェームズ神父は何故かメアリーの死体を階段付近に運んで行く。
この隙に車椅子のジュリアの拘束を解いてるサム。なかなか解けない。
そんなとこにナイフを持ったジェームズ神父が戻って来ます。
ジュリアはサムが持って来た斧でジェームズ神父の背中をめった刺しにする。
返り血が凄いジュリアは正気を失ってます。サムの方がビックリ。
ジュリアを落ち着かせようとするサム。
斧を捨てたジュリアは階段の方に行く。
いきなり死んだはずのメアリーがジュリアに襲いかかる。ここはあまりビックリしない。
黒味がなってエンドとなります。
後タイトル
字幕が入ってます。何だかわからん。
スクロールする後タイトル
キャスト
スタッフ。
そんなわけで普通のホラーのよい作品でした。
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