『ヘルホール』(1985年)
この作品は、ピエール・デ・モロ監督、ジュディ・ランダース、リチャード・コックス主演の病院ホラーのようです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。
1985年 Samuel Z. Arkoff presents/A Billy Fine Louis S. Arkoff production アメリカ作品
ランニング・タイム◆95分
原題◆Hellhole
プロット◆記憶喪失で精神病院で悪戦苦闘する話しのようです。
音楽◆ジェフ・スタージェス
キャスト
ジュディ・ランダース→記憶喪失のスーザン
リチャード・コックス→ロン・スティーブンス先生
レイ・シャーキー→殺し屋のシルク
マーティン・ベック→雇い主のモンロー
メアリー・ウォロノフ→親玉のフレッチャー先生
マージョー・ゴートナー→助手のダーン先生
ロバート・ツダール→ブラッド警備員 (as Robert Darcy)
リン・ボーデン→スーザンの母親
テリー・ムーア→シド・ハモンド博士
クリフ・エミッチ→太ってるブルーノ博士
エディ・ウィリアムズ→ベラ
ダイアン・ソーン クリスタ
ピエール・デ・モロ監督の演出はよいと思います。
全体的に普通のB級エログロドラマになってます。
どこかで見たことがあるロバート・ツダールは『マニアック・コップ』aka『地獄のマッド・コップ』(1988年)で謎の殺人鬼警官役でした。なるほど。
シービー株式会社/有限会社フォワード/WHD JAPAN発売のDVDにて。
画質はまあまあ。カクカクです。
スクイーズ収録のフル表示。
画面サイズはワイド。上下左右黒味なし。フルスクリーン。
音声は Dolby Digital 2.0ch
著作権のアラート
WHD JAPAN
フォワード
ノイズ音割れ等が発生しておりますのアラート
衝撃的に映像を含みますので、ご注意くださいのアラート
プロローグ
普通の一軒家にて。
6725番地。そんな表示がある。
怪しい人影が迫る。
母親と娘のスーザンが登場。スーザンのヘアスタイルがフワフワな1980年代スタイルです。
モンローという名前で出ています。大事な書類の話しも出てる。
そんな感じで何やら危険な状況らしい。
忍び込んでるのはパンクな男のようです。まだ顔は見えない。
スイッチナイフを出してます。窓をこじ開けて入る。
母親に書類を頂戴しに来たと言ってる男。モンローに雇われているらしい。
肝心のスーザンは風呂に入っていて気がつかない。
母親は包丁や花瓶で反撃するが男のスカーフで首を絞められて退場になります。
ちょうど2階から降りて来たスーザンがこれを見てビックリ。
母親を片付けてスーザンを狙う男。スーザンは外に逃げる。
クルマに乗った男が登場。
どうやら男の雇い主のようでスーツ姿です。そうなるとモンローか?
住宅建築現場にて。
ここに逃げ込んでいるスーザン。パンクな男も接近してます。
いつのまにか姿を表すパンクな男。タバコに火を点ける。余裕たっぷり。
あっさりと2階から転落するスーザン。
溶暗になります。
タイトル
Samuel Z. Arkoff presents
A Billy Fine / Louis S. Arkoff production
A Pierre De Moro film
Hellhole
『ヘルホール』
starring
Ray Sharkey Silk
Judy Landers Susan
Marjoe Gortner Dr. Dane
Richard Cox Ron
also-starring
Terry Moore
as
Sidnee Hammond
and
Mary Woronov
as
Dr. Fletcher
co-starring
Robert Z'Dar Brad (as Robert Darcy)
Marneen Fields Curry - Girl in dining room
Martin Beck Monroe
Cliff Emmich Dr. Blume
スタッフの紹介
タイトルバックは鉄格子です。
本編にて。
豪邸にて。プールで泳ぐ女性がいる。
プールサイドには男3人が登場。
モンロー、手下の男、それにオッサン。
記憶喪失のスーザンは病院に運ばれている。
モンローさんが医療審査委員長なので出来た。書類の件でスーザンは簡単に殺せない。
アシュランド女子精神療養所にて。
スーザンは車椅子に座ってる。他の患者が急に押したりする。
ロン・スティーブンス先生がスーザンに話しかける。担当医とのこと。
あなたは記憶喪失だと言われてるスーザン。フレッチャー先生の診察でそうなった。
お母さんが旅行中にモンロー先生の計らいでここに来た。
スーザンですがマジで記憶喪失のようです。この病院の記憶しかない。
病院の風景です。
スーザンに絡んでくる患者がいたりします。ロン先生がスーザンをなだめる。
黒人の女性患者デイジーに紹介されるスーザン。
例の男がパンクではなく普通の病院職員になりすまして入り込んでます。
砂場で遊んでいた他の患者達が喧嘩騒ぎになる。
制服の警備員2人が来て主犯の患者を連行する。
スーザンとデイジー。
彼女は地獄送りになると言ってるデイジー。二度と戻ってこれない。
個室で寝ているスーザン。
そんなとこにあの男が押し込んでくる。例の書類はどこだと脅迫する。
ロン先生が通りがかって男を追い出す。喧嘩になりそうになるが男は捨てセリフを吐いていなくなる。
パンクな怪しい男を演じてるのはレイ・シャーキーのようでキャストの名前はシルクとなってます。本編にはこの名前は出てこない。
スーザンとロン先生。
記憶喪失のスーザンは全くわからん状態。こまったものです。
ロン先生は真相を暴いてみせると意気込む。大丈夫なのか。
地獄穴のことを聞くスーザン。ロン先生はそれは言うなと釘をさす。
シルクの自室にて。
患者の女がやって来ます。名前はベラ。
ダディと呼ばれてるシルク。これは名前ではない。
さっそくおっぱい全開でセックスになると思ったらまずはポラロイドカメラで撮ってるシルク。そうなるのか。
ベラにスティーブンスを探れと持ちかけるシルク。ロン先生のことです。
地下室の地獄穴の話題になります。シルクは興味津々。
翌日にて。
シャワー室にて。ボカシはない。
ベラがレズの女から聞き込みをしようとしたらレズ友が怒って喧嘩騒ぎになります。
喧嘩する2人は下着をつけてます。性器まで全開になったらX指定なるのでこれはしょうがない。
ようやくナースが来てフレッチャー先生の名前を出して止めてるが止まらない。
食堂にて。
シルクがスーザンを伺ってます。
スーザンが食事を他の患者にやったら違う患者がダメよ毒入りよととめて大騒ぎする。
テーブルの上に上がって食事を踏みつけた患者はフレッチャー先生に捕まって地獄穴送りになります。
実験室にて。地下には地獄穴がある。
ここに忍び込むロン先生。金網フェンスを乗り越えドアロックを外して入る。
シルクはロン先生を監視してるだけで中には入らない。
実験室内を調べてるロン先生。貨物エレベーターで降りる。
実験室にて。
拘束されてる捕まった患者の女の子。名前は不明。
フレッチャー先生と男の先生がいます。名前はダーン先生。
脳から恐怖感がなくなる。そんな薬を注射される患者の女の子。
苦しんでる女の子。とりあえず収まる。怖くないと言ってる。
ダーン先生はこれでロボトミー1号が完成したと言ってる。そうなら普通にロボトミー手術をすればいいのにとなるが何かメリットがあるんでしょう。
フレッチャー先生は薬を追加すると言い始める。反対するダーン先生。
ダーン先生を追っ払って追加の注射するフレッチャー先生。
そうなると女の子は死に至ったようです。女の子にキスをするフレッチャー先生。
これをずってと見ていたロン先生。それでどうなる。
外にて。
フレッチャー先生とダーン先生は口論となる。
病院にて。
ロン先生は無事に帰還してます。シドに電話をしてます。
シドとはシド・ハモンド博士です。女性です。
生体実験をやってると通報するロン先生。しかし証拠が必要だと言われる。
それからロン先生はスーザン・ウォーカーの調査もしてくれと頼んでる。
テーラーの名前も出してます。シルクのことらしい。
ダーン先生はフレッチャー先生に内線電話してる。
まずいことになった・・・
外にて。
クルマのモンローにコンタクトするシルク。
書類は?いつまでかかる?と言われるとシルクは知ったことかと開き直る。
夜にて。
レズ友2人が登場。ヤクでお楽しみになってます。
そんなとこに警備員が入ってくる。主犯のレズは2度目のヤクの盗みは地獄穴送りだと連行されます。
おばさんの患者がパーティだと大騒ぎ。
ダーン先生が来てパーティはお開きだとやめさせる。
結局廊下で他の患者を含めてすこし騒いだだけでした。
スーザンですがここから脱走しようとする。
気がついてダーン先生が追って来ます。
地下室に逃げ込むスーザン。地下には監獄が並んでます。
看守が寝てる隙にキーの束を奪おうするスーザン。監獄を通過して移動する。
エレベーターを使おうしたら誰か来るので階段で逃げるスーザン。
アゴが出てる警備員です。わかりやすい。名前はブラッド。
ボイラー室に逃げ込むスーザン。
ブラッド警備員が探しに来たが引き揚げる。
スーザンはあちこち歩き回る。
このへんの印象は意外と普通の映画だなといった感じ。
それほど安くないしユルユルでもグダグダでもない。
また監獄付近のスーザン。全然外に行ってない。
結局行き止まりになってるスーザン。
いきなり監獄から手が出てきてスーザンをつかもうとする。
これは大変となるスーザン。逃げます。監獄から1人だけ出て来た患者を追っかけて来ます。
ブラッド警備員が脱走した患者を押さえつけようとする。
スーザンが逃げ込んだ部屋にはシーツを被った死体らしきものがあります。
そんなこんなで悲鳴をあげるスーザン。
シーンが飛んでストレッチャーに拘束されてるスーザン。
シルクが拘束したらしい。思い出したか?と聞くシルク。
スーザンの母親のことや書類のこと聞くシルク。
そんなとこにフレッチャー先生とブラッド警備員がやって来ます。
ブラッド警備員がいなくなってフレッチャー先生とシルクが対峙する。
で、ダーン先生が審査委員達が来たぞと知らせる。
これはスティーブンスのせいだとフレッチャー先生とシルクは一致してます。
シド・ハモンド博士とオッサン2人が来てます。
出迎えて案内するフレッチャー博士。
ロン先生はいきなり警備員2人に捕まってどこかの部屋に閉じ込められる。
シド・ハモンド博士は例の実験室を調べたいと主張する。
あそこは使っていませんととぼけるフレッチャー先生。
実験室にて。
警備員達は片付けをやってます。
それから案内してるフレッチャー先生。そんなわけで不具合はない。
太ってるブルーノ博士。痩せているのはモンローのようです。
シド・ハモンド博士はボイラー室まで調べると言い出す。
ポイラー室にて。
ここを調べてるシド・ハモンド博士一行。
監獄にて。
スーザンは拘束されてストレッチャーに乗せられてる。
ブラッド警備員が嫌がらせでスーザンを監獄の通路引き回しにする。監獄から手が出てスーザンを引っ張ろうとする。
監禁されてるロン先生。
窓ガラスを割って2階から地上にジャンプしてます。凄いスタント。
そんなわけで無事に着地したロン先生はどうする。
地下室にて。
ダーン先生が来てスーザンはここではないと移動させる。
ボイラー室にて。
シド・ハモンド博士はらせん階段を降りてます。この下は監獄や実験室があるはず。
次のシーンではもう帰るシド・ハモンド博士とオッサン2人。
クルマに乗って引き上げてます。白いステーションワゴン。
見送りのフレッチャー先生を思い知らせてやると意気込む。
別に物陰から見送ってるロン先生。どうにもならない。
泥風呂にて。
別のレズ共2人が入ってます。そんなとこにシルクが来ます。
シルクはレズ友が盗んできたヤクを吸って泥風呂に入る。
デカパイではない方の名前はローラ。ブロンドの方がわからん。
ブロンドがフレッチャー先生とブラッド警備員がアンタを殺せと言ってたと知らせる。
そうなるとシルクは2人を泥風呂から追い出して思案となります。
トニーのタコス屋にて。
ロン先生とシド・ハモンド博士。それにモンロー。
シド・ハモンド博士はロン先生を責める。何もなかった。・・・
そんなわけでシド・ハモンド博士はもうこれっきりになったみたい。
それでも証拠を探し出すと意気込んでるロン先生。それとスーザンを救出する。
夜、病院にて。
またヤク中のレズ友が登場。違うカップルらしい。
そんなとこにフレッチャー先生が来たりします。これはビックリ。
フレッチャー先生は1人には部屋に戻れと命じもう1人は自分の部屋に連れてく。
隔離室にて。
ここに閉じ込められてるスーザン。
ロン先生がやって来ます。まずは見張りの警備員を洗濯物部屋に閉じ込める。
スーザンを救出するロン先生。と思ったら少し待ってくれと言っていなくなる。着替えてくれと服を渡してる。
フレッチャー先生のオフィスにて。
ここに忍び込むロン先生。書類ケースを漁って証拠を探す。
フレッチャー先生は先ほどの患者の女の子を風呂に入れたりしてる。
洗濯物部屋にて。
閉じ込めた警備員が騒いでます。
そうなると何故かスーザンが隔離部屋から出てしまう。ナースの制服に着替えてます。
フレッチャー先生のオフィスにて。
風呂に入ってる女の子とフレッチャー先生。
必死こいて書類を漁ってるロン先生ですが見つかりそうになってズラかります。
フレッチャー先生は散乱してる書類を見てこれは大変となってる。
おばさんの患者から話しかけらるスーザン。
ここは適当にごましかして先に進む。おばさんの患者の名はクリスタ。
ナースステーション前にて。
ここを通過してエレベーター待ちのスーザン。
おばさんのナースから新人ナースだと思われてるスーザン。まだバレてない。
そんなとこにクリスタが来て大声で色々と喋る。これは大変。
スーザンは患者なのか?となるおばさんナース。
今度は別の患者が暴れて警備員が悪戦苦闘してる。
注射器が飛んでスーザンのそばにくる。おばさんナースを注射器を持って来てと頼むがスーザンは動かない。
ようやくエレベーターが来てドアを開きます。
中にいたのはフレッチャー先生でスーザンはエレベーター内に引っ張り込まれる。
ドアが閉じられます。
外の金網フェンスにて。
シルクがいます。それだけ。
実験室にて。
ここに連れ込まれたスーザン。
何故かシルクが入り込んでます。プロローグのパンクロックな服装で。
フレッチャー先生の首を赤いスカーフで締めてます。母親と同じだ。
これを見て記憶を取り戻すスーザン。
今度はモンローが来ます。
スーザンの記憶が戻れはそれでいいとなってシルクを止めようとハンドガンを出す。
しかし場慣れしてるシルクにハンドガンを飛ばされてスカーフで首を締められて退場となってます。
フレッチャー先生の方は注射器で脅してスーザンを連れて行く。
らせん階段を降りてダーン先生のところまで来てます。
ここでフレッチャー先生は実験記録を捨てると言い出す。
これはビックリのダーン先生。これまでやったことが無駄になると反対する。
ダーン先生は監獄を全部開けて患者を逃してます。何故かそうしてる。
フレッチャー先生は書類に火をつけてます。燃え上がる書類。
エレベーターが降りるを待ってるロン先生。
ドアが開いたらブラッド警備員がいたりします。
格闘アクションになりますがさすが本職のブラッド警備員が押してます。
しかしうまい具合にブラッド警備員をノックアウトしてエレベーターに乗るロン先生。
とにかくそうなってます。
書類を燃やしてるフレッチャー先生。スーザンは見てるだけ。
で、ここからいなくなるフレッチャー先生。入れ替わりにロン先生が来ます。
まずは消火器で火を消してるロン先生。なるほど。
それからスーザンに先に逃げろと行かせてます。大丈夫なのか。
監獄にて。
まだ監獄から患者を逃してるダーン先生。
そんなとこにフレッチャー先生が来ます。ガラス片を手にしてる。
ガラス片でダーン先生を片付けてます。
フレッチャー先生に患者達が押し寄せる。しかし患者達を追っ払ってます。
と思ったら出入り口のドアを閉められて患者達に押さえられてしまいます。
1人の患者がフレッチャー先生に例の注射器を使う。そうなるのか。
ボイラー室にて。
スーザンはシルクに捕まる。色々と忙しい。
必死こいてハシゴを登って逃げるスーザン。
シルクのとこにロン先生が来てまた格闘アクションになる。
ハシゴを登って逃げるシルク。追うロン先生。
スーザンが隠れているとこを通過するシルク。
次はロン先生なので呼ばれて出るスーザン。とりあえず再会はした。
ナイフを出したシルクと対峙するロン先生。これは不利です。
そんなとこに斧を持った患者が接近する。
ロン先生の上になってナイフを使おうするシルクの背中に斧を振り下ろす。
外の金網フェンスにて。
ここまで逃げて来たスーザンは座り込む。ロン先生も脱出してます。
これで再会と思ったらフレッチャー先生がいたりします。これはビックリのスーザン。
しかしフレッチャー先生はもうロボトミー状態の患者になっていました。
ようやく病院の関係者が総出で患者達を戻してます。
患者のフレッチャー先生も連れていかれる。
スーザンとロン先生も戻ります。さあ行こうとロン先生。どこに行くんだ。
エンドとなります。
後タイトル
キャストの紹介
スタッフの紹介
A Hellhole Production
そんなわけで普通のB級ホラーのよい作品でした。
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