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2018.03.11

『ありふれた事件』

この作品は、レミー・ベルヴォー、アンドレ・ボンゼル、ブノワ・ポールヴールド監督主演のフェイクドキュメンタリーのようです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。

1992年 Les Artistes Anonymes ベルギー作品
ランニング・タイム◆96分
原題◆C'est arrivé près de chez vous
プロット◆殺し屋を密着撮影する話しのようです。
音楽◆ジャン=マルク・シェニュ

キャスト
ブノワ・ポールヴールド→殺し屋のベン=ブノワ
レミー・ベルヴォー→レポーターのレミー監督
アンドレ・ボンゼル→撮影担当のアンドレ

ジャン=マルク・シェニュ→録音担当#1 パトリック
アラン・オペッツィ→録音担当#2 フランコ
ビンセント・タビエ→録音担当#3 ビンセント

ジェニー・ドリエ→古い知人のジェニー
ヴァレリー・パレント→知人のヴァレリー
マルー・マドー→飲み屋のおばさんマルー

レミー・ベルヴォー、アンドレ・ボンゼル、ブノワ・ポールヴールド監督の演出はよいと思います。
全体的にフェイクドキュメンタリーになってます。

ブノワ・ポールヴールドですが『神様メール』(2015年)と芸風は変わっていません。

アルバトロス株式会社発売のDVDにて。
画質は普通です。粒子が粗い。
スクイーズ収録のフル表示。
画面サイズはワイド。上下左右に黒味なし。フルスクリーンですが左右に少しある。
音声は Dolby Digital 2.0ch

アルバトロスのタイトル
そうなるとDVDの予告編が10本ぐらいあるのかと思ったらこれがない。ビックリしました。
本作は製作者の意図などを尊重してオリジリルのまま云々のアラート

Les Artistes Anonymes
present

un film de
Rémy Belvaux Remy (Reporter)
André Bonzel Andre (Cameraman)
Benoît Poelvoorde Ben

プロローグ
走行中の電車内にて。
いきなり通路のすれ違ったおばさんの首を絞める殺し屋ベンが登場。

C'est arrivé près de chez vous

川にて。
死体処理の講釈を垂れるベン。
聞いてる撮影班。監督、撮影、録音の3人。
梱包した死体の重りは体重の何倍とか延々は喋り倒すベン。
ようやく鉄橋から死体を川に投げ込んだから浅い川で死体が沈まない。

街にて。
ベンの実家である店にて。酒屋かコンビニといった感じ。
母親、おばあさんとおじいさんと会うベン。
おじいさんは53年がまんしたと主張してます。

主人公の名前は字幕ではブノワと出ています。
このへんでこの作品はモノクロなのかと気がつく。

街にて。
郵便配達人を襲うブノワ。壁に叩きつけてる。
月初めには年金の配達があるので襲うようです。

郵便配達人のコスプレで子供2人と遊ぶブノワ。
おもちゃのハンドガンからいきなりシーン転換してハンドガンで仕事中のブノワとなります。
撃つだけでなく他の殺し方もあります。
それから死体を川に投げ込む。

飲み屋にて。
女は厄介だと持論を述べるブノワ。匂いがどうのこうの。
それから顔芸を見せるブノワ。鼻や耳や動かせるようですがよくわからん。

街中にて。
アパートの上階のおばさんからキーをもらって入るブノワ。
ブノワの知人のおばさんジェニー。昔のガールフレンドらしい。
ジェニーは30年住んでいた街を再開発で追い出された・・・

建築現場にて。
警備の黒人を撃ったブノワ。
最近はセメントの質が悪いとこき下ろすブノワ。とにかく話しが長い。
黒人の触るのは嫌だとスタッフに死体を運ばせるブノワ。レミーが運ぶ。
その前に黒人の下着を脱がしてチンポの大きさを確認してます。その大きさに感心してるブノワ。

昼の街にて。
団地に来てるブノワ。老人用の団地と言ってる。
当局の都市開発をこき下ろすブノワ。とにかく話しが長い。

団地のおばあさんを訪ねるブノワ。TV取材と称して中に入り込みます。
いきなりおばあさんを罵倒するブノワ。おばあさんは昏倒する。
セドカールという薬があった。これは心臓の薬だ。それでこうやったと講釈を垂れるブノワ。

それから家捜しになります。おばあさんのヘソクリがお目当て。
テーブルクロスの下に紙幣があった。
フィルム代になるぜとうそぶくブノワ。悪いねと受け取る気満々のレミー監督。
更に家捜しを続けてます。
ベッドのマットの下にも紙幣がありました。得意のブノワ。
急にマジになってリボルバーを取り出して窓の外を伺うブノワ。

街にて。
食事に行く話しをするブノワ。クルマで2時間かかる海です。
アンドレは都合で行けない。アンドレは撮影担当。
パトリックは録音担当のようです。
そんなわけで海には行けなくなる。不機嫌なブノワは歩いていなくなる。

レストランにて。
食事になってるブノワと撮影班。
会話から先ほど殺したおばあさんから奪ったカネで食事となったようです。
また話しが長いブノワ。立ち上がって詩を朗読する。
その詩の風景が入ります。素っ裸の男にはボカシが入る。

いきなり吐いてるブノワ。食事のムールが当たったらしい。
大丈夫だといいながら思い切り吐いてるブノワ。

クルマで移動中です。
まだ吐いた直後の状態のブノワ。

画廊にて。
知人のヴァレリーと会うブノワ。
出ているのはスウェーデンの絵画のようです。
また絵画について講釈を垂れるブノワ。とにかく話しが長い。
ロベール・オッセンの名前が出ています。映画監督の他に絵描きもやってたのか?

ヴァレリーの自宅にて。
ブノワはピアノを弾いてヴァレリーはフルートを吹く。
音楽学校で知り合ったブノワとヴァレリー。
俺はピアノから楽器を変えた。金管楽器だとハンドガンを見せるブノワ。

街にて。
タクシーをハイジャックするブノワ。そのまま走らせる。
走行中に他のクルマを撃ちまくるブノワ。
止まったとこでタクシーの運転手も撃つ。
肝心の撃った相手はクルマを捨てて逃げてます。追うブノワ。

廃工場にて。
逃げ込んだ相手を探すブノワ。
鳩のつがいを見て講釈を垂れるブノワ。とにかく話しが長い。
なかなか相手が見つからないので撮影班も探してます。
そのうちにブノワのブレスレットを無くしたのでこれを探す撮影班。
ブレスレットは見つからない。

いきなり銃声がして録音担当が撃たれます。
ブノワは撮影担当にズームレンズで相手を探せは無茶を言う。
そんなこんなでようやく相手を仕留めるブノワ。
録音担当は死亡したようです。それでどうなる。
ブノワはどこかで飲もうと言ってる。

タクシーにて。
ここに戻ったとこで運転手の死体が残ってることに気がつくブノワ。
とりあえず死体をトランクに入れてます。
このへんはレミー監督が録音担当をやってます。
撮影担当のアンドレは普通は映らない。

飲み屋にて。マルーの店。
おばさんのマルーが主人の店です。
ボクシングの話しになるブノワ。とにかく話しが長い。

それからレミー監督と殺し談義になってます。
俺の殺しはマスコミには載らないと自慢するブノワ。
今からでも殺しをやると豪語するブノワ。レミー監督は録音担当がいませんと突っ込む。
それよりタクシー運転手の死体の処理となります。石切場に行くとブノワ。

事務所か自宅にて。
レミー監督が録音担当のパトリックが死んだ話しをする。
それでも映画は完成させると意気込むレミー監督。
パトリックのガールフレンド マリー=ポロのことはまかせろと言ってます。そういう話しにもなるのか。

クルマで移動中です。住宅街にかかります。
家が欲しかったなとかそんな話しになってます。
歩いてる女の子を見て10年もしたら男を咥え込むとこき下ろすブノワ。
で、レミー監督一行3人はゲイなのかと突っ込むブノワ。
ところでホモは日本だけの差別用語なのか?英語でホモとは聞いたことがない。

いきなりそのへんの住宅に押し入るブノワ。
まずは女性を殴打します。おそらく奥さんでしょう。奥さんが痙攣してるのをよくあるんだ、すぐ治ると講釈を垂れてるブノワ。

次は洗面所の旦那を襲うブノワ。旦那は撃ち殺す。
鏡からなのかフィリップ・ノワレの『追想』(1975年)を思い出すと言ってるブノワ。
会話からフランコが新しい録音担当のようです。
フランコを呼んで旦那の首をひねって骨を砕くを音を録音させるブノワ。

子供がいました。男の子は逃げる。
これはビックリのブノワ。追いますが逃げられる。

外に逃げた子供を呼ぶブノワですが来るわけがない。
ライトを消せと命じるブノワ。子供を捕まえたがまた逃げられる。
撮影班にも追わせてます。

子供は自宅内に逃げ込んでます。追うブノワ。
ようやく子供部屋で捕まえてます。顔に枕を押し付けて片付けるブノワ。
レミー監督が子供をよく殺すのかと突っ込まれると否定するブノワ。まだコツがつかめないとか妙な返事になってます。
子供は儲からないからあまり殺したくないようです。誘拐は色々と面倒なのでやらない。

家捜しになりますが何もないと愚痴が出てるブノワ。
クレジットカードはダメだと言ってます。すぐに足が付く。
フィルム代の話にもなってます。足りないとレミー監督。

廃屋にて。お屋敷みたい。
レミー監督の口が臭いとと言ってるブノワ。
いきなり撃ち合いになってます。応戦するブノワ。また撮影班が撃たれる。

レミー監督のスタッフ追悼シーンになります。
撮影担当が死んだのか?よくわからん。→フランコのようです。
フランコなのでまた録音担当でした。この映画は君に捧げるとまだ撮る気満々のレミー監督。
ついでにガールフレンドのマリー・ボロはまかせくれと言ってます。

廃屋のお屋敷にて。
どうやら相手は2人いるようです。1人片付けたがまだ追ってるブノワ。
2人目に死んだのはリカルド・ジョバンニ。
で、ジョバンニには撮影班3人がいました。レミー監督達の同業者です。
ジョバンニ撮影班はビデオカメラで撮っていました。そうなると同じ撮影班でも微妙な感じになってます。フィルムとビデオは仲が悪いのです。
レミー監督にジョバンニ撮影班を撃たせるブノワ。撃ってるレミー監督。

ブノワの実家の店にて。
おじいさんは病気で酒が飲めない。
で、おじいさんはブリジット・バルドーの下着2枚を売った話しをする。
下着はデパートで1枚買ってしわくちゃにしただけだったとか。200フランで売れた。

おじいさんのうたた寝から古いヌード映画が見ているブノワ。
母親は新聞記事で家族3人殺人を読んで犯人を許せないと言ったりする。

ハンドガンで殺すシーンが続きます。
死体は石切場の川に投げ落とす。

ボクシングジムにて。
ブノワはここで鍛えてるのか?

いつもの飲み屋にて。
酔っ払って騒ぐブノワ。
録音担当は殺されてもすぐに補充要員がいるようです。
カクテルを作りながら色々は喋り倒すブノワ。とにかく話しが長い。
オリーブ等を死体と重りにたとえてるらしい。
騒ぎ過ぎでついに店主マルーに追い出されてるブノワ。

外にて。
まだまだブノワは酔っ払って騒いでます。何故か映画の歌を歌う。
映画のネタは全部フランス映画です。ベルギー自前の映画はないらしい。
ヨーロッパで映画というとまずはフランス映画なのかもしれない。
ゴミ捨て場に突入して暴れているブノワ。

アパートの1室に押し入るブノワと撮影班。
ちょうど裸の夫婦がいたので大変なことになります。
旦那は拘束され奥さんは輪姦される。
まずは撮影班のレミー監督から強姦し残りの2人もやる。最後はブノワが強姦する。

時間が経過します。
ベッドで腹を切り裂かれて絶命してる奥さん。
キッチンの上で絶命してる旦那。
床で寝ているブノワと撮影班。

石切場にて。
いつものように死体を処理してます。

ヴァレリーがフルートを吹くシーンが入ります。
そのヴァレリーの自宅にて。
串刺しのネズミの死骸が置かれていたと相談するヴァレリー。
ブノワは心配することはないと気休めを言う。倉庫でジョバンニを殺した。奴の弟だろうと見当をつけてる。

ボクシングジムにて。
スパーリングでノックアウトされたブノワは病院送りになります。

病院にて。
入院してるブノワにお見舞いは母親とおじいさんが来てます。
実家の店にも串刺しのネズミの死骸が置かれていた。あまり気にしていない母親。近所でも似たようなことがあったとのこと。

隣のベッドのおじいさんが大便を漏らす。ナースを呼ぶブノワ。
ナースが来ましたが何だかいつものことらしい。
そんなわけで口論になってるおじいさんとナース。
お利口にしなさいと説教するナース。ナースを罵倒するおじいさん。
気まずい雰囲気なので母親とおじいさんは帰ります。

退院してクルマで送られてきたブノワ。
自宅に帰ればサプライズの誕生パーティになってます。
ジェニー、ヴァレリー、禿げたオッサンは誰だかわからん。
あとはいつもの撮影班。
ヴァレリーとハゲたオッサンは何だか意味深な感じ。

撮影班からブノワにプレゼントが贈られます。
ハンドガンのショルダーホルスターです。いままでなかったみたい。
いきなりハゲのオッサンを撃つブノワ。血が飛び散る。
気まずい雰囲気で血まみれのジェニーとヴァレリーですが普通にしてます。
ジェニーがプレゼントを贈ります。鳥の剥製です。

殺されたオッサンを毛布で包んでるレミー監督と誰だかわからんスタッフ。
そのまままた石切場に運んでます。

石切場にて。
何だか処分した死体が露出しています。
ここにまた死体を埋めてる撮影班。ブノワは上から怒鳴って命令してるだけ。

街中にて。
また郵便配達人を襲うブノワですが体調不十分なので逃げられます。

スタジオにて。
フィルムを戻したりスローモーションしてチェックしてるブノワ。
そうなると撮影班に何故加勢しないと八つ当たりします。

シーンが飛びます。
ブノワ・ワタール、被告人となってます。捕まったらしい。
TVレポーターが被告席のブノワについて話してます。傲慢な目つきです・・・
いよいよ評決になるようです。

留置所にて。
母親がブノワに面会に来てます。態度は変わっていない。
何か欲しいものは?と聞く。

シーンが飛びます。
レミー監督に電話です。脱獄した。相手のベンて誰だ?→ブノワのことらしい。
2時間後にヴァレリーと来てくれとのこと。初めて出会ったとこだ。

クルマで移動中です。森の中です。
詩を朗読してます。誰だかわからん。ブノワのような感じ。
ブノワが姿を現します。クルマに乗り込んできます。
ヴァレリーは来ないと伝えるレミー監督。
ブノワはヴァレリーの自宅に行くつもり。

ヴァレリーの自宅にて。
ブノワはヴァレリーを探す。いません。
寝室に入るとベッドでヴァレリーはフルートをアナルに入れられ絶命していた。

フルートを水道で洗ってるブノワ。
レミー監督がフルートを洗うのはまずいのではと突っ込みを入れる。
ここの会話でフルートがどこに入っていたのかがわかりました。

クルマで移動してます。
ブノワの実家の店の前でクルマは止まる。
実家に入るブノワ。撮影班はクルマ内から撮ってます。
どうやら実家も襲われていたようです。母親にはホウキが突っ込まれていた。
さすがにショックのブノワはどうする。

廃屋にて。あのお屋敷です。
荷物を取りに来たブノワ。それに撮影班。
殺したジョバンニと撮影班3人の死体がそのまま放置してあります。

高飛びするつもりのブノワ。そんな会話になってます。
鳩のつがいの話しもするブノワ。最後までとにかく話しが長い。
いきなり撃たれるブノワ。額を撃ち抜かれて絶命する。
レミー監督を撃たれる。
撮影担当も撃たれてカメラが下に落ちて構図がそのまま動かない。
逃げようとした録音担当も撃たれます。
しばらくそのまま風景が続きます。埃だか煙だけが動く。
白味に縦に傷の空白シーンが続いて黒味でエンドとなります。

後タイトル
un film de
Rémy Belvaux Remy (Reporter)
André Bonzel Andre (Cameraman)
Benoît Poelvoorde Ben

スタッフの紹介
スクロールする後タイトル
キャスト
スタッフの紹介


そんなわけでフェイクドキュメンタリーのよい作品でした。


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