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2017.06.18

『クリーピング・テラー』

この作品は、アーサー・ネルソン監督、ビック・サベージ、ウィリアム・ソールビー主演の謎の怪物物B級SFのようです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。

1964年 Metropolitan International Pictures アメリカ作品
ランニング・タイム◆76分
原題◆The Creeping Terror
プロット◆謎の怪物に悪戦苦闘する話しのようです。
音楽◆フレデリック・コップ

キャスト
ビック・サベージ→マーティン・ネルソン副保安官
シャノン・オニール→マーティン夫人のブレット

ウィリアム・ソールビー→ブラッドリィ博士
ジョン・カレシオ→コールドウェル大佐

バード・ホランド→ベン保安官
ブレンドン・ブーン→バーニー副保安官 (as Norman Boone)

ジャック・キング→釣りのおじいさん
ピエール・コップ→孫のボビー

ラリー・バーレル→大活躍のナレーター (voice) (uncredited)

アーサー・ネルソン監督の演出はまあまあだと思います。
全体的に普通のB級SFになってます。
演出ですが撮りっぱなしからカットを割ったりしても話しがわからんのでナレーションを付けたような感じ。
結果的に最近の日本映画みたいになってるようです。普通のセリフからキャラクターの内面まで全部ナレーションで喋り倒してます。

RUNコーポレーション/10000BESE-TO発売のDVDにて。
画質はそれなりに悪い。
スクイーズ収録のフル表示。
画面サイズはスタンダード。左右に黒味あり。
音声はドルビーデジタル2.0ch

音質画質が悪いですと著作権のアラート
RUNコーポレーションのタイトル

タイトル
Metropolitan International Pictures presents
The Creeping Terror

starring
Vic Savage Martin Gordon
Shannon O'Neil Brett Gordon

co-starring
William Thourlby Dr. Bradford
John Caresio Col. James Caldwell
Brendon Boone Barney the Deputy (as Norman Boone)

with
Byrd Holland Sheriff
Jack King Grandpa Brown
Pierre Kopp Bobby
Ken Savage
Mark Field
Les La Marr
Mary Price
Louise Lawson Blonde in Gold Pants
Myra Lee
Buddy Mize Guitar Player
Lewis Lawson
Robin James
Ray Wickman
Connie Valoie
Rita Tubin
Kelly Adams
Al Lewis
Karl Goldenberg
スタッフの紹介
タイトルバックは何かのイラストです。

夜道にて。
クルマが走ってます。カップルが乗ってる。
ナレーションが入ります。
彼はマーティン・ゴードン。妻はブレット。2人は新婚旅行からの帰りだった。
マーティンは伯父ベン保安官のとこで副保安官をやっている。
伯父の引退後に保安官になる予定。何だか余計なお世話といった感じ。
この幸せが一瞬のうちに・・・

ロケットが逆噴射で降下してます。
これはライブフィルムの逆回しです。低予算なのでそうなる。

とにかくナレーションが入る。
森林警備隊のジェフが通報者で捜査が開始される。
ベン保安官が現場に急行する。バーニー副保安官の名も出てる。

現場にて。
ロケットのドアが開いて着ぐるみの怪物が出てきます。そのままどこかに行く。
この着ぐるみは先頭に1人入りあとは他の面々が入る形式。
デザインは全然違いますが人の入り方は『空の大怪獣ラドン』(1956年)のメガヌロンみたいな感じです。

マーティンとブレットのクルマがベン保安官のパトカーとすれ違う。
コンタクトしてそのままパトカーに乗り移り3人で移動となります。

森にて。
怪物は移動してます。

現場にて。
パトカーが到着してます。トラックも止まってます。。
ナレーションでトラックは森林警備隊。ジェフがいたはずとわかりやすい。
何でもナレーションで説明してます。見たことはないけど最近の日本映画もこうらしい。

ロケットを伺う3人。オッカナビックリです。
帽子が落ちてます。これはジェフのです。ジェフを呼ぶが返事は無い。
マーティンにパトカーからフラッシュライトを持ってこさせるベン保安官。

ベン保安官はフラッシュライトとリボルバーを持ってロケットに入ります。
マーティンが止めてるが入ってしまう。

中から何やら吠える鳴き声がして銃声がありベン保安官の悲鳴が聞こえる。
どうやらやられたようです。

マーティンとブレットはパトカーに戻る。
本部と無線連絡をするマーティン。

ナレーションです。
1時間でコールドウェル大佐の部隊が到着した。

トラックで来たコールドウェル大佐の部隊。
8人ぐらいです。アメリカ陸軍。

ロケットに兵隊2人が入る。ハンドガンを持っている。
機械類をフラッシュライトが照らすシーンになります。

無事に戻った兵隊2人が報告する。
船内に巨大な生物が鎖で拘束されていた。
ベン保安官と森林警備隊のジェフは見当たらなかった。

そんなわけでロケットを囲い見張りをつける。
保安官事務所を本部にする。

保安官事務所にて。
ナレーションでブラッドリィ博士が来ると説明される。
マーティンはベン保安官が死亡したので保安官代理になってます。

それでマーティン保安官代理とコールドウェル大佐がミーティングしてます。
これにナレーションが重なって状況説明をしています。
会話シーンを全部ナレーションでやってるのはあまり見ない演出です。

郊外でピクニックです。
カップルがキスをしています。そんなところに怪物が迫る。
いいところなもので全然気がつかないカップル。
ようやく気がついたら薄情にも男は逃げて女は食われる。女の脚をムダにていねいに撮っています。悪くない。

怪物は安い作りなのに妙に不気味です。モノクロなのでボロが出にくいのもある。
ガキの頃にTV放映で見たらトラウマになりそう感じ。
怪物の吠え声がまた不気味なのです。

ロケットにて。
マーティン保安官代理が中に入ってます。機械類を眺めてます。

それからマーティンはバーニーにベン保安官の説明をした。
ベン保安官は旅行に行ってる。これは上からこの件は内密にと指示があった。

ブラッドリィ博士が到着します。
まずは打ち合わせになるマーティン保安官代理。
ブラッドリィ博士はマーティン保安官代理に色々と質問をする。
それからロケットに入った兵隊の2人にも質問をしたようです。
ブラッドリィ博士は宇宙人との交流を望んでいた。

マーティン保安官代理の自宅にて。
炊事仕事のブレット。
そんなところにパトカーでマーティン保安官代理が帰宅する。バーニーもいる。
内緒で帰宅してブレットを脅かそうとしてるマーティン。
で、ブレットをビックリさせてキスになってます。

ナレーションによるとバーニーは結婚したマーティンの付き合いが悪くなったとこを不満に思っていたと余計なお世話なことを説明する。
結婚はいいぞとバーニーに自慢するマーティン。
そんなわけでバーニーは帰るようです。

ロケットにて。
ブラッドリィ博士が中に入ってます。

ある一軒家にて。
ナレーションです。
ベティ・ジョンソンはいつも通り夫を見送った。これが最後とも知らずに・・・
赤ちゃんの熱を計ったりしてるベティ夫人。

怪物が移動中です。
そうなるとこの家に来るようです。

ベティ夫人は外で洗濯物を干す。
何かいるのに気がついたベティ夫人。木が揺れてます。
マジで姿を現した怪物。ベティ夫人は固まってしまう。そのまま食われたようです。
自宅には赤ちゃんだけが残される。低予算の割には凄い描写です。

ロケットにて。
中を調べてるブラッドリィ博士。
機械を適当にいじってます。大丈夫なのか?

小川での釣りにて。
おじいさんと孫が登場。そんなところに怪物が迫る。
孫は釣りに飽きたのかトカゲを追ったりしてます。
ところでおじいさんは太りすぎです。
いなくなった孫のボビーを呼ぶおじいさん。返事は無い。

ボビーを探すおじいさん。
その頃ボビーは怪物は遭遇していた。
ボビーを探すおじいさんは服の切れ端が木に引っかかってるのを見つける。
これでボビーはやられたことになります。子供を殺していいのか?、低予算の割には描写がエグイ。

おじいさんは怪物と遭遇して小川に落ちる。
そのままやられたらしい。太り過ぎだったし。

保安官事務所にて。
ブラッドリィ博士は2日間調べた結果を次のような結論を発表する。
ロケットは地球外金属。怪物は仮死状態でロケットに乗ってきた。
マーティンは不安を感じたとナレーションが説明してる。

ロケットにて。
またブラッドリィ博士がロケット内に入る。

マーティンにバーニーから連絡があった。
ブラウン夫人からの緊急電話で夫と孫が釣りに行って行方不明。
これは太ったおじいさんと孫のボビーのことです。

ブラッドリィ博士がロケットから出てきます。
内部にカメラを設置してモニターしてる。
怪物とコミュニケーションをする予定のブラッドリィ博士。
怪物は人工的に作られたのでは?となってます。

公園にて。
行楽客が来ていたとナレーションが入る。
また8人ぐらいいます。カップルがキスをしてオッサンがギターで歌う。

カップルがここから離れてキスの続きをやろうとする。
そうなると怪物と遭遇するカップル。そのまま食われてます。

怪物がやってきます。ギターのオッサンが迎撃する。
ギターで殴打するがやられるオッサン。怪物相手にギターは効かないと思える。
他の面々も一気にやられたようです。

公園に来たマーティンとバーニー。
大量の行方不明の捜索依頼が来たのでこうなった。
見つかったのはギターの残骸だけだった。低予算の割には描写が凄い。妙に筋が通ってるし。
ナレーションでマーティンは怪物がもう1匹出て暴れてるのではと考えたと説明する。

保安官事務所にて。
コールドウェル大佐はマーティンの考えをワシントン上層部に伝える。
これまでのことはいっさい公表されていない。

相変わらず怪物は森を移動中。
ナレーションで怪物はダンスホールに向かったと入る。

ダンスホールにて。
当時流行のダンスが観れます。何だかわからん。
このへんは撮りっぱなしです。長回しとは全く違う。
ダンスが終わります。そうしたらシーンが変わる。

ロケットにて。
内部を調べてるブラッドリィ博士。
結構機械のスイッチをいじってます。大丈夫なのか?。

まだ移動中の怪物。まだ森です。

ダンスホールにて。
またダンスが始まってます。
ここは何故か音楽にシンクロしたカット割りになってます。最初からこうすればいいのに・・・。

まだ移動中の怪物。まだ森です。ダンスホールに接近はしてるらしい。

ダンスホールにて。
女性が2人帰ります。男がひどいらしい。
やたら1人だけで酒を飲んでる男もいる。

まだ移動中の怪物。まだ森です。ダンスホールに中々到着しない。

ダンスホールにて。
ようやく怪物が到着したようです。悲鳴が聞こえる。
そんなわけで大騒ぎになってます。
何故か女を襲った男と止めた男の殴りあいになるアクションシーンも入る。
怪物からそろそろとあまり急がないで逃げる人達。
何故か逃げようとして殴りあいになる男2人もいる。
そんなわけで1人ずつ食われてるようです。女性の脚だけはていねいに撮ってる。
そんなこんなでここは全滅したみたい。男も食われてます。
誰もいなくなったダンスホールが映し出されてます。結構凄い。

パトカーにて。
マーティンとブレット。休憩中なのでキスをしてます。
無線連絡を受けます。コールドウェル大佐からダンスホール襲撃の連絡を受ける。
パトカーで向かうマーティン。

オープンカーでキスしてるカップルが登場。こればっかり。
そんなところを怪物が襲うようです。
ナレーションで怪物は恋人達のデートスポットを襲うと言ってます。
デートスポットと言っても山の中の駐車場といった感じ。

まずはようやく気がついたオープンカーのカップルが襲われます。
怪物はオープンカーに乗ってます。それで喰う。

そんなとこにクルマが通りがかる。オッサン1人が乗ってて注目してます。
助けるわけではなくずっと注目してるだけのオッサン。普通の覗きなのか?

カップルの乗ってるクルマを次々と襲う怪物。
慌てて逃げるカップルもいる。男だけ逃げてる。妙にリアルです。
エンジンがかからず焦ってるカップルもいます。クルマを転覆させられる。これは低予算では珍しいスペクタクルシーンになってます。

見物のオッサンはようやく大変だと言っていなくなる。何なんだ?
通報しに行ったわけではないみたい。何しろこのあと出番がない。

1度転覆したクルマでは上手く食えないのでまた転覆させる怪物。
ようやく窓から体を出した血だらけのカップルを喰う。ここは妙に芸が細かい。

ようやくパトカーが急行してます。
それとは別に陸軍のトラックが先に到着してます。
いよいよ攻撃するようですがブラッドリィ博士が生け捕りにしてくれと要請する。
そんなわけで博士と大佐が口論になってます。

怪物の吠える声が聞こえてきます。
パトカーも到着します。マーティンとバーニー。ブレットもいる。
攻撃するのは陸軍。必要なら警察も手助けをする、そんな感じになる。

とりあえず陸軍が攻撃になります。撃ちまくる。
この辺はニュースフィルムの撮り方になってます。フルショットとクローズアップショットのカットバック。この作品の演出プランは流動的です。行き当たりばったりとも言う。
撃ちまくられて怪物は反撃して兵隊達を食っています。これは大変。

生け捕りは出来ませんと軍曹が大佐に報告する。
大佐は手榴弾の使用を許可する。反対する博士。もめてます。

口論を打ち切って大佐は自ら手榴弾を使おうとする。
しかしつまずいて転倒する大佐。そんなところに怪物が迫る。
何とか手榴弾を投げる大佐。大爆発となります。
怪物は動かなくなる。大佐は何とか無事。

怪物を調べる博士。体内に何やら機械が埋め込まれてます。
そうなると慌ててトラックを発進させる博士。ロケットに行くようです。
大佐は助けがいるかもとマーティンをパトカーで行かせる。

急ぐ博士のトラック。
追うマーティンのパトカー。ブレットも乗ってる。

ロケットにて。
博士のトラックが到着します。ロケットに入る博士。
機械をいじったらいきなり爆発してます。何だかわからん。
血だらけの博士ですが何とか外に脱出してる。
そこへ鎖が外れた怪物が追ってきます。見張りの兵隊達を喰ってる怪物。
結局博士が何をしたのかがわからん。

倒れている博士に怪物が迫る。
そんなところにマーティンのパトカーが到着する。思い切りパトカーを怪物に激突させるマーティン。
これで怪物は動かなくなります。

瀕死の博士から話しを聞くマーティン。
怪物は実験用の人工動物だ。人間を飲み込み分析しデータをロケットから母星に送る。
人間の弱点をみつけるためだ。

博士はまだそのデータは爆破していない。
そんなわけでマーティンがロケット内に突撃する。

ロケットにて。
マーティンは機械のパネルをハンドガンの台尻で叩いてます。壊れない。
その辺の鉄棒を外してこれで叩く。しかし壊れない。もういいかげんに嫌になってるマーティン。
それでも何とか送信機部分は壊れたのか?
ナレーションはもうデータは送信されたと言ってる。

外に出て博士の話しを聞くマーティン。
で、データ送信阻止に失敗したと報告するマーティン。
博士は絶望的状況でないと言う。
宇宙は想像以上に広い。相手側だって何が起こるかわからない。
最後に全ては神のみぞ知るといきなりキリスト教原理主義になってる博士。
博士は死に至ります。

残ったマーティンとブレットは空を見上げる。
エンドとなります。


そんなわけで思っていたより斜め上に行ってる不思議な作品でした。悪くない。


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