『JUKAI-樹海-』(2016年)
この作品は、ジェイソン・ザダ監督、ナタリー・ドーマー主演の樹海ホラーのようです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。
2016年 Lava Bear Phantom four Films production/Reliance entertainment company/Lava Bear Films /AI Film アメリカ作品
ランニング・タイム◆83分
原題◆The Forest
プロット◆富士の樹海で色々とホラーする話しのようです。
音楽◆Bear McCreary
キャスト
ナタリー・ドーマー→双子のサラとジェス
テイラー・キニー→オーストラリアの雑誌記者エイデン
小澤征悦→案内人のミチ
オーエン・マッケン→サラの旦那ロブ
テリー・ディアブ→双子姉妹のおばあさん
ナディア・マザリカ→6歳のサラとジェス
たんぽぽおさむ→ホームレスの男
山下結穂→サクラ
Noriko Sakura→案内所のマユミ
Yuriri Naka→Narusawa Young Woman
Rina Takasaki→幽霊女学生のホシコ
ステファニー・ヴォクト→バレリー
ジェイソン・ザダ監督の演出はよいと思います。
全体的に普通のホラーになってます。
日本ロケなのが珍しい。英語が結構通じてるのは全く違うけど・・・
BS193 WOWOWにて。
画質は普通によいです。
スクイーズ収録のフル表示。
画面サイズはワイド。上下左右黒味無し。フルスクリーン。
音声は AAC 2.0ch
番組一覧
音声が珍しく5.1chではありません。普通のstereoでしょう。
AI Film
Lava Bear Films
A Reliance entertainment company
タイトル
AI Film presents
A Lava Bear / Phantom four Films production
The Forest
いきなり森の俯瞰から、夜の森を逃げる女性が登場。
自宅で目が覚める主人公のサラにつながります。
すぐに荷造りしてあっという間に空港から旅客機が飛び立つ。
次はもう日本の空港です。話しは速い。
サラの双子の妹ジェスが日本で行方不明になった。
ジェスに電話するが留守電です。しかも容量一杯でメッセージが入らないアラートが出る。
タクシーで移動するサラ。初乗りは710円。高額です。
カットバックで回想が入る。
山梨県警との電話。捜索願いについて。
樹海の話しになってます。48時間で戻らないと死んでますと言われてます。
サラに旦那がいます。名前はロブ。
山梨県警とは自宅から電話してました。それで日本に行くわけです。
いきなりタクシーの窓にホームレスのじいさんが張り付く。幽霊ではない。
ホテルにて。
窓から東京タワーが見えてます。タクシー移動のシーンも街並みを丹念に撮っていて観光映画みたいにもなってます。
街を歩くサラ。
日本語のガヤが入ってます。そうなると『ブレードランナー』(1982年)になります。
すし屋ではエビが動いたまま出ています。
ホテルに戻ってスナックを食べてるサラ。
ラップトップコンピューターで思い出の画像を見てるサラ。
青木ケ原で検索すると凄い画像が出てきます。
サラがドアを開けるシーンになってます。ここはどこだ?
古い家の中に黄色いテントがあります。サラが開けると女の子の幽霊でした。
これは夢でした。ホテルで目が覚めるサラ。
学校にて。
ジェス・プライスの表札があります。ここで英語の先生をやっていたらしい。
いきなり授業中の教室の引き戸を開けるサラ。生徒の1人が驚愕する。
行方不明のジェス先生にソックリな人が入ってくればビックリするわけです。
別室にて。
サラ、驚愕した生徒、通訳の先生、他1名。
樹海からの幽霊だと思ったとストレートに言ってる生徒。
通訳の先生が色々と説明をしてます。先生も生徒も名前がわからん。
生徒は幽霊は怒って戻ってると力説してます。
ジェスの個室に案内してもらうサラ。
相変わらず先生の名前がわからん。名前ぐらい出せと思える。
子供の頃の2人の写真を見ながら回想が入る。少しだけでした。
ジェスは精神安定剤を飲んでいた。
青木ケ原のパンフレットがあります。
このへんでサラとジェスはナタリー・ドーマーの2役だとようやく気がつく。
髪の色とメイクを変えて上手く演じてます。
電車で移動中のサラ。富士山に向かう。
電車内ではオッサンにジロジロと見られているサラ。そりゃ見られる。
青木ケ原駅にて。何線なのかはわからん。
ここで降りているサラ。それでどうする。
あっという間にに森の道を歩いているサラ。
行き当たりばったりなのか?案内所に入るサラ。
鳴沢案内所にて。
受付の女性と話しになります。英語は通じてる。映画だから。
彼女はここにいますよと地下室に案内されるサラ。
低温の地下室には樹海から出た死体が収容されているわけです。
地下室にて。
見張りのオッサンはヘッドホンを付け本を読んでる。全く反応無し。
受付がいなくなって1人になったサラ。何だか死体が動いてるような感じ。
それで死体のシーツを上げてしまう。ジェスとは違うらしい。
受付に森の中を探したいと交渉するサラ。ガイドを頼む。
森に入ったら決して歩道から離れないようにと注意する受付。単なる観光だと思ってるらしい。
外にて。
携帯電話をするサラ。しかし違う女性からここは電波が入らないと言われる。
色々と説明してますが普通の日本人でも聞いたことがないことを言ってる女性。
要するに樹海の幽霊があなたに幻覚を見せる。それで自殺させる・・・
サラは私はホテルにいると言ってここから離れます。
結局のこの女性は誰なのかはわからん。名前も出ない。
森の道路を徒歩で移動中のサラ。
何故か森の中から女学生数人が出てサラの前を横断する。
旅館にて。ホテルではない。
バーで飲んでいると男がナンパしてくる。
成り行きでジェスを探してる話しをするサラ。
エイデンと名乗る男。オーストラリアの雑誌記者。日本語は少し出来る。
カウンターからテーブル席で飲んで話しになるサラはエイデン。
明日取材でガイドと樹海に入る話しをするエイデン。
渡りに船で同行させてもらいたいサラ。エイデンは同行してもいい代わりに記事にさせてくれと条件を出す。
この条件をOKするサラ。詳しい話しをする。
私達2人はおばあさんに育てられた・・・
両親は交通事故で死んだ。酔っ払い運転のクルマに撥ねられた。捕まっていない。
旅館の部屋に入ったが照明のスイッチがわからないサラ。
ようやくスイッチの場所がわかる。廊下の照明が点いたり消えたりする。
で、廊下に何かいます。これは大変と思ったら普通のおばあさんでした。
次の日の朝にて。
電話で起こされるサラ。そういえば昨夜旦那に電話してました。
樹海の入り口にて。
サラ、ガイドはミチ。それにエイデン。3人であいさつになります。
自殺防止の見回りをしているミチ。ジェスが自殺で入ったならもう死んでると言ってます。
サラに悲しい顔だから捜索はやめた方がいいとも言ってるミチ。
それでも捜索に行くことになります。まずは普通のハイキングみたいに入る。
俯瞰のシーンがあったりします。ラジコンドローンで撮ったのか?結構いい感じ。ドローンは俯瞰シーンが簡単に撮れるのが画期的だと思える。ステディカムでもないのにカメラがぶれないのも画期的です。
いよいよ立入り禁止のロープを越えて入る3人。
ここでは方位磁石が狂う説明するエイデン。固まった溶岩の鉄分のせいだとか。
ミチは幻覚を見る人が多い。決して信じないようにと警告する。
あまり本気にはしてないエイデンとサラ。
移動になるとサラはもう幻覚が見えそうな感じ。
しばらく進んでテントを発見します。人がいる。
テントは迷ってる証拠だと言って説得に行くミチ。
エイデンからジェスに自殺願望は?と聞かれるサラ。
ジェスには自殺願望はある。睡眠薬を大量に飲んだことがあった。
サラ・ディーズデールの詩の話しをするサラ。
エイデンはこの詩を知ってたりする。
ミチが戻ってまた捜索になります。
木漏れ日は上手く撮っているのか?となるとそんなに上手く撮れてない。
上手く木漏れ日を撮るのは結構むずかしいらしい。
テープが張ってあります。
この目印は樹海で迷わないためか自殺者が自分の死体を見つけて欲しい場合があると説明するミチ。
いきなり首吊り自殺死体と遭遇するサラ。これはビックリ。
ミチとエイデンが死体を下ろす。少し離れて木の陰にいるサラ。
ここは手前のサラの奥のミチとエイデンを遠近合成してます。好きな手法です。
また捜索になる3人。
エイデンで休憩にしようと言ってそうなる。
サラですがずっと何か声が聞こえているようです。
また捜索になります。
サラがこっちを探したいと主張する。しょうがないのでそうするミチとエイデン。
ジェスを呼んでるサラ。当然返事はない。
ミチがもう戻ろうと言う。日が暮れたら戻れなくなる。
で、ミチがテントを見つけます。黄色いテント。
ジェスのテントだと主張するサラ。実際にそうみたい。
テントの中にはジェスはいない。3人でジェスを呼ぶが返事はない。
メモを残して帰ろうと言うミチ。
サラを私だけここに残ると主張する。ジェスは近くにいる・・・
当然ミチは危険だと反対する。
しょうがないので男2人は戻ろうとするがエイデンが残ると言い出す。
ここで何故か日本語で一瞬でも目を離すんではないとエイデンに注意するミチ。
それからテントから動くなと警告する。
ミチは帰り、あたりは暗くなる。サラとエイデンはどうする?。
たき火を燃やします。虫が来ると思うけど映画だから。
何だか変な音がしてます。何だかわからん。
それとは別にサラは妹の音がすると言ってます。ずっとそうらしい。
エイデンは自分にも弟がいた。それをいい話しにして語る。
サラはテントに入ってます。エイデンはたき火の近くで野宿する。
テント内にはティーズデール詩集があります。サラがジェスに送った詩集です。
しばらくして何やらテントの外で音がします。エイデンではないみたい。
いきなり手の影が見えてます。これは大変。
オッカナビックリで外を見るサラ。幽霊が3人出ています。
と思ったら夢オチでした。
今度はマジでテントの外を見るサラ。また何か音がしてる。
サラは音の方へ行く。たき火から離れつつある。
携帯電話のライトを使うサラ。どんどん進む。
マジで何かいます。走って追うサラ。
いきなり出たのが女学生です。ホシコと名乗る。サラのことを知ってる。
彼を信じないでと意味深なことを言うホシコ。彼って誰?
それにジェスが助けを求めてると言ってるホシコ。
で、ホシコはいなくなる。まっ暗なのに平気で移動してるから幽霊なのでしょう。
エイデンがサラを探しに来ました。
サラは手のひらにケガをしていた。テントに戻る。
時間が経過して明るくなってきました。
エイデンは戻ろうとするがサラをまだ残ると主張する。
メモを残して帰ろうと強く主張するエイデン。そんなわけで戻ります。
それはいいけどガイド無しでエイデンは戻れるのか?
移動中のサラとエイデン。
川の下流に向かえば何とかなるだろうとしてるエイデン。大丈夫なのか?。
その川に何かが流れてます。死体みたい。これはビックリのサラ。
とにかく戻ろうと言うエイデン。
で、サラがさっきとは逆に行くの?と聞く。エイデンは下流に向かってるよと言う。
川を見ると流れが逆になってます。これはビックリ。
そんなこんなでエイデンに付いていくサラ。
また声が聞こえているサラ。
これはエイデンの携帯電話の音声メモが再生されているだけ。
ここでエイデンにホントに弟がいるの?と詰問するサラ。
で、ナンパ用の出任せだったと白状するエイデン。
ついにあんた誰?となるサラ。ジェスとは会っていたはず・・・
携帯電話を出しなさいと出させます。
受け取ったサラを録音を消去してます。取材許可は取り消すサラ。
それからジェスの画像を見つけるサラ。
携帯電話を返せとエイデンと争いになるサラ。
サラを携帯電話を投げて逃げます。どこへ向かうがわからんがとにかく逃げる。
テープの目印があるところに来たサラ。
手帳があります。中を見るが日本語なのでわからん。
他に巻かれたヒモがあります。
その頃ミチは黄色いテントに来たが2人はいない。
これは大変となります。1人では探しようがない。
サラの方はヒモを引っ張って移動してます。
後を見てと聞こえるけど無視して移動してるサラ。
あんまり声がうるさいので振り向くとマジで何かいたりします。走って逃げる。
で、サラは深い穴に落ちてます。
樹海入り口にて。
ミチが警察に事情説明をして捜索隊が出発します。
サラの旦那ロブも来てたりします。話しは速い。
穴の中のサラ。
ようやく気がつくが当然出れない。横穴があるのでそっちに行きます。
横穴はまっ暗なので携帯電話のライトを使う。またサラは呼ばれている。
いきなりホシコが登場します。これはビックリのサラ。
ジェス先生が待ってるわと案内してるホシコ。凄い勢いでいなくなる。
必死こいてホシコを追うサラ。どうみても怪しいけどとりあえず追う。
やっぱりホシコは化け物でした。逃げるサラ。
元の穴附近に戻ったサラを大声で助けを呼ぶ。
反応がありました。エイデンがいました。
この際えり好みは出来ないので助けを乞うサラ。回りは色々といるみたいですがみんな幻想なのよと自分に言い聞かせてます。
何か落ちてます。これはオモチャのスライドショー器です。ジェスが持っていた。
手動でレバーを動かすと写真が切り替えられる。何故か昔のことがそのまま出る。
そんなとこでいきなり何かがいたりする。悲鳴を上げるサラ。
エイデンはロープを探しに行ってちゃんと見つけて戻ってきました。
そんなわけで何とか引き上げられるサラ。とりあえず助かった。
エイデンに幻覚を見たわと話すサラ。
エイデンはレンジャーの詰め所があったと話す。そうなの?
それから大型ナイフをサラに渡すエイデン。これで信用してくれとなるみたい。
川にて。
ケガをした左手の平を洗うサラ。
傷口にはウジが湧いてます。手首辺り内部にもウジが侵入してるように見える。
そんなわけでナイフで手首をほじくってウジを摘出しようとするサラ。しかしはた目から見れば手首を切って自殺してるだけ。
ここでエイデンから呼ばれるサラ。改めて傷口や手首を見るとウジはいない。絵に描いたような幻覚でした。
移動となるサラとエイデン。もう暗くなってます。これは大変。
古びた山小屋が見えてきます。これがレンジャーの詰め所らしい。
山小屋にて。
ここで夜を明かそうと言うエイデン。
無線機があります。何とか作動させようと奮闘するエイデン。
サラがもらったチョコバーの空の袋が散らばっていたりする。何か伏線なのかと思ったがそうでもなかった。
エイデンは机の引き出しをこじ開けるのに使うからナイフを要求する。
しょうがないのでナイフを渡すサラ。
サラは鍵のかかったドアが気になる。何故かそこが地下室だと決め込んでるサラ。
そうなると床下から何やら音が聞こえている。
ドアの向こうにはジェスがいるみたいに思えてくるサラ。
メモ書きがドアの下から出てきます。メモのやり取りになります。
ジェスはエイデンが怪しいと主張してる。2人とも殺される・・・
そんなわけで鍵を奪ってとなってます。
サラは台所を漁って引き出しから小型ナイフをゲットする。
エイデンにナイフを突きつけてジェスを地下室から出しなさいと要求する。
ジェスは死んだと主張するエイデン。それでも鍵は持ってると言ってる。
もみ合いになるサラとエイデン。
成り行きでエイデンの胸を小型ナイフで思い切り刺してるサラ。
ドアの向こう側が明るくなってます。
瀕死のエイデンはここにいないと言いつつ死に至る。
サラはドアを開ける。すると女の子がいます。
見てはダメよとなるがしっかり見るサラ。
そこには交通事故の両親の死体があったりします。
何故かパパがゾンビになって襲ってきます。サラの手首をがっちりと掴む。
森の中で目が覚めてるサラではなくブルネットなのでジェス。
たき火があります。そうなるとまた別の場所らしい。
それはともかくサラは山小屋から脱出してます。
まっ暗な森の中には何やら大勢いるみたい。
捜索隊もいるけど位置関係が全くわからん。
その捜索隊は日暮れなので捜索中止にして引き上げる。
森の中はジェスが走って逃げてます。
何だかサラと接近してるような感じがするがそうでもない。
サラの前にまたホシコが登場。
ジェスが捜索隊に助けを求める。これは全くの偶然。
ロブがジェスだと確認する。道に迷ったと言ってるジェス。自殺ではないのか。
ジェスはサラのことをロブに聞く。
サラとホシコ。
実はサラは山小屋で自分の手首を切っていた。パパゾンビに捕まれた手を小型ナイフで切りつけていたんです。
地中から手がたくさん出てきてサラを地中に引きずり込む。
そんなわけで助かったのはジェスだけみたいです。
そのジェスはサラを感じなくなったとロブに言う。急に消えた・・・
捜索隊は引き上げます。
残ったミチは森の中を見る。
そうなるといきなり何かが出る。
エンドとなります。
後タイトル
何故か『通りゃんせ』の歌が入る。歌詞の『行きはよいよい帰りは怖い』はホラー映画そのものです。
スタッフのの紹介。
Natalie Dormer Sara / Jess Price
Taylor Kinney Aiden
Yukiyoshi Ozawa Michi
Eoin Macken Rob
スクロールするスタッフの紹介。
そんなわけで日本ロケにはして普通のホラーのよい作品でした。
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