『大頭脳』(1968年)
この作品は、ジェラール・ウーリー監督、デヴィッド・ニーヴン、ジャン=ポール・ベルモンド主演の泥棒アクションコメディのようです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。
1968年 Gaumont イタリア=フランス=アメリカ作品
ランニング・タイム◆100分→何故か録画は115分もある。
原題◆The Brain◆Le cerveau
プロット◆列車強盗がダブルブッキングして色々とある話しのようです。
音楽◆ジョルジュ・ドルリュー
キャスト
デヴィッド・ニーヴン→マシューズ大佐/大頭脳
ジャン=ポール・ベルモンド→脱獄したアルトゥール
ブールヴィル→タクシー運転手の相棒アナトール
イーライ・ウォラック→イタリアマフィアのフランキー
シルビア・モンティ →フランキーの妹ソフィア
不明→フランキーの手下ブルーノ
ジェラール・ウーリー監督の演出はよいと思います。
全体的に上手くまとまってます。
スカパー! CS227 ザ・シネマにて。
画質は普通です。意外はいい画質です。
スクイーズ収録のフル表示。
画面サイズはワイド。上下に黒味あり。
音声は AAC 2.0ch
番組一覧
激しく光が明滅する云々のアラート。スカパー! CS227 ザ・シネマのアラート。
タイトル
Gaumont
The Brain=Le cerveau
英語とフランス語のタイトルが両方出てます。
タイトルバックはザ・ブレインの歌が入る。合間にタイトル文字のThe BrainやLe cerveauがしつこく入る。
Jean-Paul Belmondo Arthur Lespinasse
Bourvil Anatole
David Niven Col. Carol Matthews
Eli Wallach Frankie Scannapieco
un film de Gérard Oury
あとはスタッフの紹介とキャストが交互に入るフランス・スタイルになってます。
音楽がジョルジュ・ドルリューです。有名な人のでビックリ。
avec
Silvia Monti Sofia
Raymond Gérôme Le commissaire
Jacques Balutin L'inspecteur Pochet
タイトルバックは当時流行のサイケな感じ。
Gaumont International
フランスです。凱旋門のパレード。
また歌が入ってます。IQはアインシュタイン並み・・・
英国です。またパレード。
ここは兵隊のユニフォームで何とか英国だとわかった。
街にてバイクが登場。BSAやトライアンフです。
→ 1967 BSA B25 Starfire
→ 1966 Triumph Tiger 90
古い並列2気筒エンジンの英国バイクを並列4気筒エンジンで駆逐したホンダCB750fourは1968年発売なのでまだ映画には間に合わない。間に合ったとはしても出さない。
デヴィッド・ニーヴン扮する大頭脳ことマシューズ大佐が登場。
サイケな雰囲気の街中では浮いてるマシューズ大佐。
電気屋のTVでニュースを見ているマシューズ大佐。まわりにも人が大勢いる。
ロンドンの大列車強盗の犯人がわかりました。
脳が異常に巨大でそのために首が脳の重みに絶え切れずショックを受けたり緊張すると首が傾く・・・
そんなわけで首が傾いてるマシューズ大佐。
速攻で電気屋が電話で通報してます。家の前に5人もいますと通報してる。それは単にTVを見ようとして前の人がじゃまなので首を傾けているだけなんですが・・。
通報に気がついたマシューズ大佐は逃げます。
そのへんのお姉さんが気がついてお巡り2人に通報する。
電気屋が呼んだ警察も押し寄せて大騒ぎになってます。
マシューズ大佐はリムジンに乗り込みます。
これ自分のクルマのようで運転手付です。クルマはロールスロイスです。
→ Rolls-Royce Silver Cloud III [SEV117]
後席には特製のヘッドレストがあって首が傾かないようになってます。
ペットのスーザンというヒョウがいたりします。
フランスの刑務所にて。
フランスではちゃんとフランス語を喋ってます。
ジャン=ポール・ベルモンド扮するアルトゥールが登場。
看守を石鹸で滑らせるギャグが入ります。これが派手に転んで思い切り滑るんです。
そんなわけで独房入りとなるアルトゥール。
刑務所外にて。
クルマで来た相棒のオッサン アナトールが登場。
後席下を外して穴を隠し入ります。ゴーグル、ヘルメットライト。エンジン駆動の穴掘り機を装備してます。
独房にて。
アルトゥールは電球を外し電源として手製穴掘り機を使います。
こっちは有線で電動モーター駆動です。
地中にて。
マジで地中ですれ違ってるアルトゥールとアナトール。
もしもしとやってますが気がつかない。
違う独房にて。
アナトールはここまで来ています。34号室は?と聞くと隣りだと言われる。
刑務所外にて。
アルトゥールも自力で刑務所外に達してます。物置みたいな中に出た。
ドアを破って外に出ればクルマがあります。だいたい合ってます。
相棒のアナトールもようやく戻ってきました。もういるじゃんとなってる。
そんなわけでクルマで移動します。クルマは古いシトロエンのタクシー。
→ 1953 Citroën 11 Normale 'Traction'
イタリアの飛行場にて。
小型機が着陸してマシューズ大佐が降りる。すぐにヘリコプターに乗り換えてます。
屋敷にて。
ここはイタリア・マフィアの親玉フランキーの屋敷です。
フランキーはイーライ・ウォラックが演じてます。
フランキーは妹に会いに来たボーイフレンドをライフル銃で撃つ。
しかし子分がブラインドを上げたりして当たらない。
妹のソフィアはフランキーを人殺しとなじる。
ソフィアのアメリカ行きを悔やむフランキー。ソフィアはもう処女ではないわよと言ってフランキーをイライラさせる。
そんなところにヘリコプターが飛んできます。
街にて。
バスで移動中のアルトゥールとアナトール。
アルトゥールは後のベッドで寝ていました。運転してるのがアナトール。
バスが悪い道を走ってるので揺れが激しいギャグが入る。
新聞には脱走のニュースが載ってます。ザ・ブレインのニュースもある。
相棒が何で4日後に釈放なのに脱走したとアルトゥールに文句を言う。
アルトゥールは大事な仕事があると主張する。
そのうちに凄い振動でバスからベッドごと落ちてるアルトゥール。
街中なので大騒ぎになってます。ここは本物のやじ馬みたいで単にジャン=ポール・ベルモンドとファンの交歓シーンになってます。凄くいい加減でいい感じ。
フランキーの屋敷にて。
プールで空気椅子に浮いて打ち合わせをするマシューズ大佐とフランキー。
14カ国の500万ポンドのカネを強奪する話しになってます。
そんなこんなで話しがついてます。分け前ではもめていました。
ソフィアがビキニ姿になって2階からロープで降りてシャワーを浴びる。
これでマシューズ大佐に色目を使う。
そうなのフランキーが葉巻きでマシューズ大佐の空気椅子に穴を開ける。
マシューズ大佐は穴の開いた空気椅子がプール中を動き回るギャグが入る。
パリのNATO前にて。
ベンチで飯を食いながらアルトゥールとアルトゥールが打ち合わせになってます。
NATOがパリからブリュッセルに移動する。その際に14カ国のカネが集められて列車で運ばれる。
そういえば実際のブリュッセルのNATOの連中は偉そうにしてて評判が悪いらしい。
アルトゥールは英国の大列車強盗をそのままやる気です。
移動の責任者マシューズ大佐のクルマのマフラーに詰め物をするアルトゥール。
マシューズ大佐が乗り込むとマフラーが爆発して外れる。
→ 1966 Rover 2000 TC [P6]
そんなところにアナトールのクルマ タクシーが通り掛かりマシューズ大佐を乗せる。
タクシーで移動となります。
シャイヨー宮へと言うマシューズ大佐。
運転手はアルトゥールが担当。助手席のアナトールはシートを被って犬になる。
セーヌ川の橋には自由の女神像があったりします。元々はフランスの像なのでそうなる。
エッフェル塔附近にて。
黄色BMWクーペが登場。ヘッドライトが四角いからBMW 2000みたい。
→ 1966 BMW 2000 CS
ソフィアが運転してます。
このへんの印象ですが前に見たけどホトンド忘れています。
穴掘りとラストの札束が飛び散るとこしか覚えていない。
タクシーを降りるマシューズ大佐。
相棒のアナトールに尾行させるアルトゥール。
黄色いBMWにて。
もうソフィアと一緒にいるマシューズ大佐。
尾行のアナトールと接近します。
そんなところに兄貴のフランキーも接近してます。噴水よけなのか傘をさしてる。
カーラジオをつけるマシューズ大佐。そうなるとBMWのアンテナ2本が飛び出す。
このアンテナ2本にそれぞれ拘束されてるアナトールとフランキー。
上着を脱いで脱出するアナトール。フランキーにもそうしなさいと勧めるが断るフランキー。懐にはハンドガンを吊ってるので脱げない。
そんなこんなで何とか外れてるフランキー。
タクシーに戻るアナトール。
そうしたらフランキーまで来てBMWを尾行しろと無理を言う。
そのうちにハンドガンをとり出してタクシーハイジャックになってます。
BMWを尾行するタクシー。
パリの観光映画といった感じになってます。
まわりを走る当時のクルマもいい。シトロエンDSが素敵です。
→ 1960 Citroën DS 19
早くしろと色々とうるさいフランキー。
アルトゥールとアナトールはどうするとなってます。
BMWから降りるマシューズ大佐。ソフィアにあとで来なさいとなってます。
ここはマシューズ大佐のアパートみたい。
タクシーから降りるアナトール。
フランキーは引き続きBMWを尾行させるつもり。
BMWに追いついたタクシーからソフィアを責めるフランキー。
赤信号で止まるタクシー。何でとめると絡むフランキー。
また尾行が続きます。裏道でもすっ飛ばしてます。
ここで後席の穴からフランキーを落とすアナトール。そのままズラかります。
フランキーは工事現場にハマってます。
タクシーにはセーターが引っかかってどんどんほぐれていく。
そんなわけで半裸になってるフランキー。ハンドガンは見えてるし半裸なのでそのへんの工事現場作業員達から笑われてます。ゲイだと思われてるし。
BMWはそのまま走ってますが故障する。
そんなとこにアナトールのタクシーが通り掛かる。
兄貴はいないと言ってソフィアを乗せています。
マシューズ大佐のアパートにて。
アニメです。これはマシューズ大佐の列車強盗プロモーションアニメです。
英国と同じ手口で裏をかくと説明するマシューズ大佐。
アルトゥールは外壁を登ってます。
他の中年夫婦の部屋からネコが出されていたりする。
マシューズ大佐の部屋にて。
袋が14あると説明するマシューズ大佐。
アニメなので列車の上をカッコよく移動してるマシューズ大佐。
貨車の両側を爆弾で切り離し陸橋で停車したとこで袋を投げ渡す。そんな段取り。
その前に貨車にいる見張りは眠らせる。
アルトゥールはようやくマシューズ大佐の部屋に入る。
もうプロモーションアニメは終わってます。それでどうする。
丸テーブル下に隠れるアルトゥール。そうしたらペットのヒョウが接近する。
さっきのネコかと思ったアルトゥールが見るとヒョウなのでビックリする。
会議の連中が上手い具合に丸テーブルに来て打ち合わせになってます。
時刻をしっかりと聞きます。地図がテーブルに置かれる。
地図をゲットしてズラかろうとするアルトゥール。テーブルごと移動する。
テーブルごと隣の部屋に入るアルトゥール。
そうしたらヒョウも入る。知らないアルトゥールはドアを閉める。
そんなわけでこれはビックリとなるアルトゥール。
ケーブルが足に絡みます。どうやらTVアンテナのケーブルのようです。無理やり引っ張るアルトゥール。
TVアンテナごと窓を突き破って来ます。そんなわけで大破壊となってます。
巨大水槽まで破壊して水が押し寄せてきます。
まだヒョウがいますがようやく逃げてるアルトゥール。
騒がしいので見に来たマシューズ大佐は滑って水に突っ込む。
どうやらヒョウがやったと思ってます。そりゃそうです。
別室にて。
ここの上の棚に隠れてるアルトゥール。
そんなところにお仕置きでここに入ってろとヒョウが入れられる。これは大変。
電話です。しょうがないので出てるアルトゥール。
下の階の中年夫婦の旦那からクレームです。
電話で旦那を挑発するアルトゥール。
くたびれた女房やネコと寝てろと罵倒するアルトゥール。
当然旦那は激怒する。旦那の名前はアンドレ。
それからヒョウを部屋から出してるアルトゥール。
全員で後片づけをやってます。
そんなところに呼び鈴が鳴る。ソフィアだと思ったマシューズ大佐は粧し込む。
しかしやって来たのは下の階の旦那で思い切りマシューズ大佐を殴打する。
アパート前にて。
タクシーが到着してソフィアが降りる。アルトゥールを待つアナトール。
マシューズ大佐の部屋にて。
アルトゥールは殴打され倒れているマシューズ大佐に枕を当てて出ていきます。
エレベーターで下るアルトゥールと階段を登るソフィアを下から覗く。
アパート前にて。
タクシーのアナトールに合流するアルトゥール。
もう当日です。
消防隊2台がもう陸橋の下に待機する。
→ Berliet GAK はしご車
→ 1968 Renault 16 [R1150] 普通の小型車
駅にて。
マシューズ大佐がいます。まずは14の袋のチェックをしてる。
アルトゥールとアナトールは整備員の格好で偵察してる。
そんなこんなで列車が発車します。
アルトゥールとアナトールは線路上で列車を待ってます。
駅なのでポイントが多くて列車がどこに来るかわからんとなってます。
ようやく列車に飛び乗ってます。
例の貨車の前後に乗り無線機で連絡してます。
アナトールは上手くいかないよと悲観的。
連結器には爆弾が仕掛けてありますが2人は全く気がつかない。
それぞれハンドドリルで貨車の壁に穴を開けてます。
アナトールは穴が開かず車輪をグラインダー代わりしてドリルの歯を研いでます。
そこから覗いて偵察する。14の袋を確認する。見張りは4人。
無線機でソフィアの話しになるアルトゥールとアナトール。
脚がいい。顔がいいと言ってる。
もう夜になってます。
いよいよマシューズ大佐は誘拐されたふりをして列車の屋根に上る。
まずは窓からロープを投げるが対向列車に引っかかって全部持っていかれる。
出だしからミスってます。しょうがないロープ無しで屋根によじ上る。
アルトゥールとアナトールも行動を開始する。
開けた穴から臭気爆弾を投入します。ガラス玉をパイプで吹き込む。
ガラス玉が割れて臭いが充満する。
しかし匂わないと主張するオッサンもいる。風邪気味でくしゃみをしているからです。それがオチかいとなるがそうなんです。
列車の屋根にて。
ようやく登ったマシューズ大佐はオッカナビックリで移動する。
ここがアニメとはエライ違いなギャグになってます。
アルトゥールとアナトール。
貨車の切り離し作業にかかってます。その前に下に潜るアルトゥール。
見張り4人は臭いで戸を開ける。外の空気う吸う。
開けたところに万力をカマすアルトゥール。
これで戸を閉め切ることは出来なくなります。
列車の屋根にて。
思い切って飛び移るマシューズ大佐。誰にも見せたくない感じ。
アルトゥールは無線機でドアを閉まらなくしたと連絡する。
いよいよハンマーを使って切り離し作業にかかるアナトール。
しかしいきなり爆弾が爆破して勝手に貨車切り離し作業完了となる。それに何故か無事なアナトール。
アルトゥールも切り離し作業にかかる。
やはり爆弾には全く気がついてない。爆発します。切り離し完了。やっぱり無事なアルトゥール。
アナトールのいう通りだと感心してるアルトゥール。
貨車内の4人は警戒態勢になってます。銃を渡され構えてます。
それからマシューズ大佐に言われた通りに警報器のヒモを引っ張る。
そうなるとガスが噴出すする。そんなわけで昏倒する見張り4人。
陸橋にて。
計画通りに1台のみになって停車する貨車。
アルトゥールとアナトールと閉められなくなった戸から侵入します。
とっておきのハンドガンを持って入るが見張り4人は昏倒してる。
このへんはマシューズ大佐と2人は反対側にいるのでお互い気がつかない。
14の袋をレールから外す2人。袋を陸橋下に投げ落とします。
反対側のマシューズ大佐ははしご車の執事から紅茶をもらってます。英国人なのでそうなります。
2人に投げ落とした袋は消防隊がキャッチしてはしご車にしまい込まれてます。
投げてる2人と受け取る消防隊はお互いには全く気がつかないようです。
作業を終えてズラかる2人。
マシューズ大佐はおもむろに戸を開けては入るが肝心の14の袋がない。
これはビックリのマシューズ大佐。
下から積み込み完了と連絡を受けてマシューズ大佐の方がビックリ。
消防隊2台を結果オーライで引き上げます。
アルトゥールとアナトールは大急ぎで陸橋下に来ます。
誰もいないしカネもない。確かに投げ落としたはずの14の袋がない。
驚愕して内輪もめしてます。
消防隊2台を見つけてあいつらだと迷彩で隠してたタクシーで追跡となります。
消防隊を横取りした泥棒だと憤ってます。何か違うような。
検問にて。
ここに来た消防隊2台。
強行突破しようとするマシューズ大佐のクルマ。ソフィアも乗ってます。
はしご車の方は地面に置かれてパンク装置でパンクして止まる。
マシューズ大佐のクルマも同じく止められる。これまでとなるマシューズ大佐。
タクシーのアルトゥールとアナトール。
口論となってハンドル操作が留守になって道路標識に激突して止まる。
ここで道路脇の非常電話のギャグが入る。
検問にて。
はしご車のカネは回収されてます。
アルトゥールとアナトールはここに接近して偵察してる。
ベンツがあります。
→ 1968 Mercedes-Benz 280 SE [W108]
これに乗ってるがソフィアの兄貴フランキーでした。
そうなるとこの検問自体がイタリアマフィアの偽装となります。
ソフィアを殴ろうとして手下を殴るギャグが入る。
で、妹は取り返すしカネも横取りしたのでご満悦なフランキー。
ヘリコプターが着陸します。
14の袋を積み込んでます。フランキーは袋の確認をしてる。
これを道路標識に隠れて見てるだけのアルトゥールとアナトール。
フランキーはマシューズ大佐を箱に詰め込んで俺がザ・ブレインだと宣言し頭が重いと嫌味を言ってます。
そんなわけで見物してる2人はイタリア人をザ・ブレインだと思い込む。
イタリアマフィア達は検問装置を片づけ引き上げます。
マシューズ大佐の入った箱はベンツの屋根に載せてる。
誰もいなくなって道路標識に隠れてる2人だけが残る。
成功すると言ったなとアナトールから突っ込まれてるアルトゥール。
それで2人はどうする。
街にて。昼間です。
マフィアのベンツがパレードに引っかかってます。突破する。
街宣車が通ります。ピカデー郡で花火がありますと宣伝してます。
ベンツを古城を通過する。
ここでトンネル通過で屋根のトランクをぶつけて落とす。トランクはそのまま転がり落ちる。
隙をみてソフィアまで逃げてしまう。
激怒してとりあえずトランクの回収に向かうフランキー。
転がってショックでトランクが開いて出ているマシューズ大佐。
ヨロヨロと逃げる。
フランキーと手下。
タバコを吸う手下ブルーノを止めるフランキー。タバコを投げ捨てる。
そうしたら何故か導火線に点火しています。
ここは花火がセットしてる場所でした。そんなわけで花火大会になります。
それで降参しそうになってるフランキー。それでもマフィアか。
この隙にマシューズ大佐は逃げる。撃たれても当たらず逃げる。
違う場所のソフィアはここせ危険の看板を抜いてます。
そんなとこに手下が来て危険な穴に転落してます。
マシューズ大佐を追うフランキー。マシンガンを撃ってます。
マシューズ大佐は仕掛けロケット花火をフランキーに向ける。
これで反対にフランキーを追うマシューズ大佐。
フランキーはとっておきののナイフをとり出す。古城の木製ドアを背にしてます。
思い切りナイフを振りかぶったら後の木製ドアに刺さって身動きが取れなくなる。
ナイフを引っ張ったらドアごと倒れて下敷きになのフランキー。これは大変。
マシューズ大佐はドアに乗ってフランキーにカネのありか。通称 豚の貯金箱に案内しろと拷問する。
それから花火が打ち上がってます。
昼にて。穀倉地帯の道路です。まわりには畑しかない。
徒歩で移動中のアルトゥールとアナトール。
どうすると不満をぶちまけるアナトール。それでもカネがないと追われないからいいやとなってます。
花火大会の現場にて。
警察が押し寄せて大騒ぎになってます。
残された指紋から脱獄囚アルトゥールの名が浮かびあがります。
そんなわけですぐに新聞の見出しになってます。
もう高飛びしただろと推測してる警察。
道路にて。
アルトゥールとアナトール。
アナトールはアルトゥールにもう刑務所に戻れよと言う。
そんなとこを電柱の登った男が見て速攻で電話で連絡します。
花火大会の現場にて。
その電柱のポシェ警部から連絡を受ける署長。
署長は2人に協力して泳がせろと命じる。何しろ手がかりはあの2人しかない。
80億フランのためだと力説してる。
道路にて。
遠くの十字路に長距離バスが来てます。
慌てて乗り込むアルトゥールとアナトール。
尾行のポシェ警部も何とか後部ドアから乗り込む。
バスにて。
新聞の見出しはアルトゥールとアナトール。、どっちがブレイン?と出ています。
2人の後に座ったポシェ警部が新聞に隠れて会話に参加してたりします。
上手くいくと励ましてるポシェ警部。
白バイ2台がバスと並走してます。
慌てて隠れる2人。ポシェ警部は先に行けと白バイに示す。
この白バイはBMWのようです。R75かR69だと思ったが違った。
→ BMW R50/2
アルトゥールとアナトールと豚の貯金箱とは?と話し込む。
シーンが代わり自由の女神像が大型トラックで運ばれています。
パリからニューヨークへと表示されています。
パスと警察とベンツが接近してます。ベンツは偶然です。
ベンツはクラクションを浴びせて警察を追い越す。
警察はあとでしめてやるとベンツのナンバーを控える。
今度はバスにクラクションを浴びせてるベンツ。
バスの2人はいきなり隣りにトランクが見えてビックリ。女もいるとまたビックリ。
まだトランクにはマシューズ大佐が入ってると思い込んでます。
バスを停めて降りる2人。ヒッチハイクをする。
そうなると止まるのは尾行していた警察のシトロエンとなります。
→ 1959 Citroën ID 19 Normale
このシトロエンのドア窓はサッシュレスです。結構凄い。
警察だベンツを終えと乗り込むアルトゥールとアナトール。いいのか。
遅いとか文句言い放題の2人にぶち切れ気味な運転手の刑事。
何だか大きな橋を渡ってます。名前がわからん。
警察のシトロエンはパンクする。
犯罪者2人に文句を言われつつ警察2人がタイヤ交換となります。
ベンツにて。
ソフィアがトランクのフランキーに貯金箱の場所を言いなさいと交渉する。
しかし言わないフランキー。
シトロエンにて。
成り行きでアルトゥールとアナトールと今回の件の説明をしてます。
トランクがあれば我々の無罪が証明されると力説してる。
マシューズ大佐がトランクに入ってるとそこまで言う。マシューズ大佐をトランクに入れたイタリア人がザ・ブレインだと断言してる。全く違います。
しかし警察もその気になってます。
街にて。
シトロエンが走ってます。自由の女神像のトラックとぶつかりそうになる。
自由の女神像のたいまつ部分が近くの店に突入してします。かなりの被害。
警官が来て運転してる警察を取り調べようとする。内緒にしたいのでクルマを離れたら、その隙にアルトゥールとアナトールはシトロエンで逃げる。
自由の女神像を載せたトラックは港に向かう。
ベンツを追いかけるシトロエン。はね上げ式の橋が上がりかけても無理やり突入する。
そんなわけでジャンプして激しく着地したシトロエンは前後で別れて真っ二つになる。
それでも前半分の2輪だけでも走ってます。いくらシトロエンが前輪駆動でも実際は走るわけがない。これは映画だから。
港にて。
大型船出港のセレモニーとなってます。
そんなとこに自由の女神像が到着する。
マシューズ大佐のベンツが自由の女神像に激突してトランクが落ちる。
トランクを見つけたアルトゥールとアナトールが行く。
目の前を自由の女神像が通過する。ここでアルトゥールが気がつく。あれが貯金箱だと・・・。
アナトールの方はトランクを開けたらフランキーなので違うと焦ってます。
アルトゥールはトラックに乗り込み自由の女神像の台座底を開けようとする。
それで中を覗くアルトゥール。
そんなところに本物の警察も大量に押し寄せてきます。
パレードと合わさって大騒ぎなってます。それでどうなる。
ベンツにて。
マシューズ大佐とソフィアはニューヨークで会おうと別れます。
マシューズ大佐ですが警察が来たらフランキーをザ・ブレインだと証言する。
そんなわけで捕まるフランキー。
自由の女神像はクレーンで吊られて船に積み込まれます。
直立で吊られたので台座下が開いてしまう。アルトゥールはぶら下がってる。
ここで札束がばらまかれてます。札の雨となって降り注ぐ。
そんなわけで群衆は札拾いに殺到して大騒ぎになってます。
この隙にザ・ブレインのマシューズ大佐はズラかってます。
フランキーもズラかる。
札拾いの群衆の描写が入る。
ぶら下がってるアルトゥールはついに落ちてしまう。
下がシートで助かってます。札も大量に落ちてるし。
船に乗っている3人。
マシューズ大佐、アルトゥール、アナトール。
歌が入ります。
シーンは飛んでニューヨークです。まだ歌が入る。
本物の自由の女神像附近を通過する船。
ザ・ブレインのマシューズ大佐は2人に次の仕事の話しをする。
そんなわけでザ・ブレインはあんたかとようやく気がつく2人。
最後に自由のの女神像の首が傾くギャグが入る。
エンドとなります。
後タイトル。
そんなわけでよく出来たアクション・コメディのよい作品でした。
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