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2016.07.30

『ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃』

この作品は、本多猪四郎監督、子役主演の内的宇宙な怪獣映画のようです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。

1969年 東宝 日本作品
ランニング・タイム◆70分
プロット◆子役が夢を見て色々とある話しのようです。
音楽◆宮内国郎

キャスト
矢崎知紀→主人公の子役 三木一郎
佐原健二→父親の三木健吉
中真知子→母親の三木タミ子
天本英世→隣りの住人 おもちゃコンサルタントの南信平
石田茂樹→アパート管理人
沢村いき雄→屋台のオヤジ

伊東潤一→ガキ大将のガバラ
森徹→ガキ大将のガバラの手下
黒川俊哉→ガキ大将のガバラの手下
宮岡裕之→ガキ大将のガバラの手下
高橋信人→ガキ大将のガバラの手下

伊東ひでみ→サチ子
毛利幸子→サチ子の母

堺左千夫→銀行強盗の千林
鈴木和夫→手下の奥田

田島義文→刑事
当銀長太郎→刑事

佐田豊→父親の同僚 平
中山豊→ペンキ屋

覚幸泰彦→ガバラ
中島春雄→ゴジラ
小人のマーチャン→ミニラ
内山みどり→ミニラの声

本多猪四郎監督の演出はよいと思います。
特技監修:円谷英二
特殊技術:東宝特殊技術部

この作品ですがもう怪獣映画は終わりにしたはずがもう1作と無理やり作ったらしい。
子役の内的宇宙として怪獣が描写されています。これでいいと思える。
この構成だと怪獣バトルシーンはまんべんなくあります。
結構時代を先取りしていたのかもしれない。

キャストで、
中北千枝子と中真知子を混同していました。

東宝発売のBlu-rayにて。
画質は普通によいです。
スクイーズ収録のフル表示。
画面サイズはワイド。上下に黒味あり。
音声はDTS-HD MSTR multi

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東宝ビジュアルエンタテインメントのタイトル
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音声を2番の5.1ch 2004remix DTS-HD master audioにします。

タイトル
東宝のタイトル

ゴジラ・ミニラ・ガバラ
オール怪獣大進撃

キャスト、スタッフの紹介。
タイトルバックはライブフィルムの流用です。
音楽は宮内国郎です。TVシリーズ『ウルトラマン』(1966年)みたい音楽なんです。
妙な歌がついてます。
円谷英二はは特技監修になってます。
監督は本多猪四郎。

工業地帯にて。
トラックが走り工場の煙突から煙を吐く。川崎あたりか?
品川ナンバーのタンクローリー等が走る。
→ Isuzu TD

子役の少年と少女が登場。
歩道橋という建造物も何だかおかしな建造物だと思える。便利とはほど遠い代物です。
赤い軽自動車がカーブでスリップした音を怪獣ミニラの鳴き声だと主張する一郎。
→ 1967 Honda N360 [AN360]

それにしてもロケシーンがいい。当時の雰囲気をよくとらえてます。
道路はトラックが走りまくり。
工場の煙突からスモッグの原因になる煙がモクモクと出てます。
結局公害の処理は『埋める、流す、時間が経つ、記録は残さない』で通したことになります。

線路沿いにて。
貨物機関車の運転手を務める父親から声をかけられる一郎。
今夜は帰れないと言われてます。
貨物機関車ですクランク駆動のようです。軸出力ではない。

一郎は真空管を拾います。これはお宝だとなってます。

一休みの父親と同僚。
息子は元気がないんだと愚痴が出てる父親。気が弱くて鍵っ子。
同僚は新聞から5000万円強奪のネタを話題にしてます。

線路沿いにて。
看板描きのオッサンがいます。
そばにバイクがあります。ホンダの250の2気筒エンジンみたい。
CB250から廉価版の何だっけ?と思ったけど。
→ 1968 Honda CB250 K0

金網をくぐって遊び場に入る一郎。
速攻でいじめっ子集団に絡まれる主人公の一郎。
真空管を渡してしまう一郎。

少女のサチ子にはしょうがないと言ってあきらめがいい一郎。
サチ子のママが来てサチ子は行ってしまった。

いじめっ子にバイクのクラクションを慣らせと強要される一郎。
そんなことは出来ませんと逃げます。

パトカーが走ってます。
→ 1962 Nissan Cedric Keisatsu [30]
いじめっ子集団はパトカーを見に行っていなくなる。
パトカーの警官2人は5000万円強奪の手配を無線で聞いてます。

自宅アパートにて。ここはセットです。
帰宅する一郎。その前に隣りの天本英世の部屋に寄ります。
試作品のちびっ子コンピューターを見せる天本英世おじさん。
一郎は月旅行ではなく怪獣島がいいとリクエストします。

怪獣ガバラの話しをする一郎。それは何だい?と聞く天本英世おじさん。
それからいじめっ子の話しになります。天本英世おじさんはやさしい。
ここで天本英世がハンダゴテを踏んで悲鳴を上げてそれが怪獣の鳴き声なのかという小ネタが入ります。

一郎の自宅にて。
黒板には母親の伝言が書かれてます。
TVでは5000万円強奪のニュースをやってます。
チャンネルを変えるとメロドラマです。これがいつものネタといった感じ。→『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』(1984年)でもありました。

TVを切る一郎。他に楽しみがあるんです。
押し入れから秘密の装置を引っ張り出します。これが壊れた真空管ラジオです。
で、壊れた真空管ラジオを通信機に見立て一応コンピューターと呼んでる一郎。

「怪獣島はどこですか?」
そんな感じで想像の世界へ行く一郎。まずはパンナムの旅客機に乗ってます。
いつのまにか他の乗客がいなくなる。操縦席へ行く一郎。誰もいない。

怪獣島にて。
もうここに来ている一郎。
ゴジラが登場。ゴジラ対カマキラスになります。
ここはライブフィルムの流用です。

次はゴロザウルスです。マンダ、アンギラスも登場。
樹の上に登って見物してる一郎。
それから大コンドルではなく大ワシが登場してゴジラと絡む。
大ワシを軽く片づけるゴジラ。

ゴジラ対カマキラスになります。
一郎はカマキラスに追われて必死こいて逃げる。深い穴に落ちます。

落ちた一郎は何故か無事です。
なかなか登れない一郎。そんなとこ木の蔓のロープが降りてきます。
上手い具合に引っ張られて地上に出る一郎。
引っ張っていたのは等身大のミニラでした。
そんな感じで普通に会話になってます。

愛想がいいミニラ。日本語も喋れます。
そんなとこにいじめっ子のガバラがやって来ます。
ミニラが突然消えます。まっ暗になってます。

電話が鳴ってます。ここは天本英世おじさんの部屋です。
一郎の母親からで今夜仕事が入って帰れなくなるとのこと。

旅館か料亭にて。
母親はここの中居をやってるようです。で、5000万円強奪の話題になってます。

自宅アパートにて。
天本英世おじさんが一郎を起こしに来てます。
お母さんが帰れないから一緒に夕飯を食べようと言ってくれる。
両親不在に関しては一郎はまたかいと慣れてるみたい。
また寝ようとする一郎ですが寝れない。出かけます。

外にて。
一郎はまたいじめっ子集団に見つかる。呼ばれるけど逃げます。

マット画の廃屋があります。工場か倉庫といった感じ。
ここに入る一郎。秘蔵の真空管が隠してあるらしい。
何か音がします。2階に上がる一郎。外を見るといじめっ子集団が来ます。
しかしパトカーが通過していじめっ子集団はそっちに行った。

2階を色々と調べている一郎。
ヘッドホンを見つけてゲットしてます。
この作品ではヘッドホンとは言わずレシーバーと言ってます。

3階に上がる一郎。
ロッカーに隠れている強盗コンビ。
外でサイレンが鳴って一郎はいなくなる。
先ほどの音は3階床の穴から子分の免許証を落とした音でした。
免許証は一郎が拾ってゲットしていた。

そんなわけで強盗コンビはどうする?となります。
一郎は外に行った。子分がに尾行させる親玉。

自宅アパートにて。
アパート前には売りに出してるクルマがあります。
→ 1956 Toyopet Crown Deluxe [RSD]
このクルマのオーナーは天本英世おじさんらしい。
管理人のオッサンがクルマにさわってる一郎を追っ払う。

部屋に戻ってる一郎。
ゲットしたヘッドホンを秘密の通信機に差し込む。
「怪獣島どうぞ」とやってます。

子分の方は管理人からクルマを買わないかと言われてる。
一郎の部屋の位置を確認して子分は引き上げる。

天本英世おじさんの部屋にて。
夕食はすき焼きです。
天本英世おじさんが貧乏だからと遠慮してる一郎。
で、新しいオモチャのモニターをやらないかと言われてる一郎。
報酬はすき焼きだとなって食べまくる一郎。

そんなとこに作業服を着た男2人がやって来ます。
これが刑事コンビでした。例の5000万円強奪事件を追っている。
会話からクルマを売りに出してるのは天本英世おじさんだとわかる。
刑事コンビはこのクルマのことで来ただけでした。

廃屋にて。
強盗コンビは相談中。
腹が空いたと子分。親玉はどうやって逃げる?となってます。
そんなこんなで出かけます。

一郎の自宅アパートにて。
眠って怪獣島へ行く一郎。

怪獣島にて。
ちゃんとヘッドホンしてここにいる一郎。
まずはミニラを呼んでます。
そうしたら呼んでいないガバラが来てしまう。ところでガバラは猫に似ている。
必死こいて逃げる一郎。

ようやく逃げたらミニラがいます。
いつもゴジラといるわけではないミニラ。
ゴジラがいたらいたでスパルタ教育等で色々と大変らしい。
そからお互い様のいじめっ子談義になってます。

ゴジラの方は対エビラになってます。
またライブフィルムの流用になってます。

見物してる一郎とミニラ。
エビラのハサミで飛ばした水しぶきを被ったりする。編集の芸が細かい。
岩石キャッチボールでその岩石が飛んできたりもしてます。
水中戦になってもゴジラは大丈夫だよとお気楽なミニラ。
そんなわけでゴジラはエビラを片づける。

一郎とミニラはゴジラのあとを追う。
今度はゴジラ対クモンガになってます。
ライブフィルムの流用なのでいくらでも出来ます。

ミニラは助っ人に行きます。
輪っか白熱光なのであまり戦力になってない。
クモンガから糸攻撃を受けてしまう。逃げます。
何故か一郎と一緒に逃げてるミニラ。

ゴジラの方もクモンガの糸攻撃で苦戦してます。
それでも白熱光で反撃してます。
勝った勝ったと喜んでる一郎とミニラ。それでいいのか?

次はガバラが来ます。
ミニラはどうする?となってます。一応行きます。

等身大から巨大化するミニラ。とにかくそうなってます。
あまり逃げてばかりいるとゴジラから叱責されるので行きます。
しかし苦戦してズタボロにされてるミニラ。
すっ飛ばされて転がりながら等身大に戻ってるミニラ。
一郎と一緒に逃げます。

今度はジェット戦闘機隊がやって来ます。
ゴジラ対ジェット戦闘機隊になります。軽く片づけるゴジラ。

ジェット戦闘機隊を片づけたらミニラを呼ぶゴジラ。嫌々行くミニラ。
一郎からミニラも勉強しなくっちゃと言われてるミニラ。

ミニラの方は白熱光の正しい出し方の特訓をやってます。スパルタです。
尻尾を踏まれるとちゃんとした白熱光が出るミニラ。
一段落したとこで、一郎は背後から樹の怪人に捕まる。

一郎の自宅アパートにて。
寝てるところを強盗コンビに捕まってる一郎。このようにつながります。
誘拐される一郎。色々と大変です。

しばらくして天本英世おじさんは一郎の部屋に来るが当然ドアを開かない。
一郎を呼ぶけど返事はない。

廃屋にて。
捕まってる一郎。子分を免許証を取り返す。
子分はクルマを見つけてこいと言われてる。そうなるとクルマはあれしかない。

自宅アパート前にて。
子分はやっぱり売りに出してるクルマを盗みます。

屋台にて。
天本英世おじさんがやってくると刑事コンビがもういたりします。
そんなわけで3人で盛り上がってます。
屋台のオッサンは沢村いき雄です。東宝ではおなじみのキャスト。

廃屋にて。
クルマを待ってる親玉。
一郎は床穴に新聞を被せて落とし穴にしてます。
ミニラが危ないとまだ余裕がある一郎。眠って怪獣島へと行く。

怪獣島にて。
ミニラはカバラに苦戦中。
電撃を出せるガバラ。まとも食らってるミニラ。これは大変。
崖の上から一郎はミニラがんばれと応援してる。それだけではなく岩石を落とす。
岩石はミニラの尻尾に落ちてまともな白熱光を出すミニラ。これは効果がある。

ようやくゴジラが助っ人に来ます。
その前にまだミニラに行けと命じてるゴジラ。特攻するミニラ。
また電撃でやられてるミニラ。ゴジラが出動する。

ミニラはガバラの腕に噛みつく。
それから逃げたミニラを呼ぶ一郎。何やらアドバイスをしてます。
崖の上からダイビングせよとミニラに言ってる一郎。

その通りにダイビングするミニラ。
そうなると岩石シーソーとなってガバラは飛ばされる。
それでゴジラからお褒めの言葉をもらうミニラ。

カバラはいきなりゴジラに噛みつく。苦戦となるゴジラ。
ゴジラ対ガバラになります。
電撃攻撃をやるカバラ。ゴジラに効いてます。
そんなこんなでゴジラはガバラを投げ飛ばす。
喜んでる一郎。そんなとこにゴジラが迫る。助けを求める一郎。

廃屋にて。
ようやく目を覚ます一郎。親玉が起こしていました。とにかく助かってる。
手下がクルマをゲットして戻ってきました。
一郎を人質に連れて行くようです。猿ぐつわに手を縛ってます。

クルマにて。
直結でエンジンを始動してる子分。ところがかからない。
ボンネットを開けて調べてる子分を親玉も見に行きます。

一郎はミニラのことを思って脱出する。
追っかけになって廃屋に戻ります。

3階に逃げる一郎。
雨どいを落として大きな音を出してしまう一郎。
子分が追ってきます。

クルマのところです。
天本英世おじさんが通りがかる。これは偶然です。
どこかで見たようなクルマだと気になってます。
ようやく自分のクルマだと気がついて中を見るとバッグの中には札束がうなってます。

そんなわけで公衆電話から通報してる天本英世おじさん。

廃屋にて。
一郎は見つかってます。これは大変。
子分は落とし穴に落ちる。動けなくなってます。

親玉に見つかる一郎。いよいよナイフを出してる親玉。
一郎はミニラを見習って消火器噴射で攻撃する。
で、逃げる一郎。

廃屋前にて。
サイレンを鳴らしたパトカーが押し寄せてます。
事情説明してる天本英世おじさん。
そんなとこに一郎が逃げてきます。無事に保護される。
強盗コンビも捕まってる。子分はすぐに降伏してる。

よくやったと一郎を褒める天本英世おじさん。
天本英世おじさんのクルマで引き上げてます。

自宅アパートにて。
一郎と母親。朝食になってます。
もうずっと家にいると言う母親。一郎はあまり気にしていない。
登校する一郎。

一郎が下に降りるとマスコミが押し寄せてます。
自分は1人ではないとミニラのことを言ってマスコミを煙に巻いてる一郎。

管理人と天本英世おじさん。
天本英世おじさんはミニラは一郎の宗教的存在だと解説しています。

外にて。
サチ子と登校する一郎。
いじめっ子集団と遭遇する。今度は反撃してる一郎。
ところでいじめっ子の着ているトレーナーにはインディ500のロゴが入ってます。
当時の日本でもうそんなアイテムがあったようです。これはビックリ。

このシーンは背後にプロローグと同じバイクが映ってます。
どうやらプロローグとエピローグをまとめて撮ったようです。

それからペンキ塗りのバイクのクラクションを鳴らす一郎。
ビックリしたペンキ塗りは脚立から転落してペンキを被る。
激怒したペンキ塗りが追いかけてきます。

どうするのかと思ったらちょうど近くを通りがかった父親に謝罪を任せる一郎。
父親はペンキ塗りに平謝りしてます。そうなるのか。
離れたとこで「おっちゃんごめんね」と一応謝ってる一郎。

そんなわけでいじめっ子集団と合流して登校する一郎。
エンドとなります。


そんなわけで本多猪四郎監督が職人技を発揮して無難にまとめてるよい作品でした。


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