『マン・アップ! 恋のロンドン狂騒曲』(2015年)
この作品は、ベン・パーマー監督、サイモン・ペッグ、レイク・ベル主演のロマンティック・コメディのようです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。
2015年 Big Talk pictures Production/BBC films/StudioCanal 英国=フランス作品
ランニング・タイム◆88分
原題◆Man Up
プロット◆間違いデートから色々とある話しのようです。
音楽◆ディコン・ハインクリフェ
音楽監修◆ニック・エンジェル
キャスト
サイモン・ペッグ→離婚調停中40歳のジャック
レイク・ベル→独身34歳のナンシー
ロリー・キニア→ナンシーのストーカー ショーン
オフェリア・ロビボンド→本物のデート相手ジェシカ
ケン・ストット→姉妹の父親バート
ハリエット・ウォルター→姉妹の母親フラン
シャロン・ホーガン→ナンシーの姉エレイン
不明→エレインの旦那
オリヴィア・ウィリアムズ→ジャックと別れたヒラリー
スティーブン・キャンベル・ムーア→ヒラリーの新しい旦那エド
ベン・パーマー監督の演出はよいと思います。
全体的に普通のロマンティック・コメディになってます。思っていたよりいい感じでした。
サイモン・ペッグの新作『ミラクル・ニール!』(2015年)は『H.G.ウェルズの奇蹟人間』(1936年)と同じプロットみたい。面白ければいいじゃんと思える。
BS193 WOWOWにて。
画質はよいです。
スクイーズ収録のフル表示。
画面サイズはワイド。上下に黒味あり。
音声は AAC 2.0ch
番組一覧
音声は5.1chではありせん。そうなると普通の2chステレオでしょう。
StudioCanal
BBC films
タイトル
StudioCanal and BBC films
present
Big Talk pictures Production
Simon Pegg
Lake Bell
Rory Kinnear
Ken Stott
Harriet Walter
Olivia Williams
Sharon Horgan
Ophelia Lovibond
Stephen Campbell Moore
スタッフの紹介
タイトルバックにて。
知人の婚約披露パーティに行くはずのヒロイン。
一生懸命に会話の練習をやってます。
さて行くわよと勢いをつけたが・・・
Man Up
結局パーティに行かないヒロインのナンシー。
カウチポテトしてベッドでTVを見てます。
映画の『羊たちの沈黙』(1991年)を放映してる。
ルームサービスが来てます。そうなるとここはホテルです。
ボーイのアンドリューに下のパーティの様子を聞いてるナンシー。
電話です。iPhoneを使ってる。姉のエレインからかかってきた。
エレインはボーイを呼んでパーティに行かせる準備をやらせる。そうなってます。
エレイン役がオリビア・ウィリアムズかと思ったらシャロン・ホーガンでした。
会話からナンシーは34歳。ノートを書き込みでパーティの準備もしていた。
結局パーティに行くナンシー。
パーティにて。
知り合いのカップルから声をかけられるナンシー。
適当に合わせてるつもりですがトンチンカンな感じになる。
紹介されたのがライアン。37歳。財布には妹の写真を入れてる。
ナンシーとライアン。
会話が弾みません。こまったものです。
駅にて。
英国の駅は古くさくていい。物持ちがいい国だ。たとえ地震があったとしても老朽化なんて言わないと思える。
電車に乗るナンシー。
またエレインと電話するナンシー。パーティはダメだったと話す。
ナンシーは両親の結婚40周年記念パーティに行くようです。スピーチもある。
そんなとこで電車で不具合があって終点まで止まらないとアナウンスが入る。
スピーチの下書きを書いてるナンシー。
向かいのお姉さんから話しかけられるナンシー。
これを読んだ方がいいとベストセラー本『60億人とあなた』を見せられる。
人生を変える本だと勧めてるお姉さん。大丈夫なのか。宗教かセールスなのかと思える。
お姉さんはこの本を目印にしてデートすると言ってます。
終点のウォータールーに到着します。
ナンシーは寝ています。ようやく起きる。
例の本が置いてある。しおりがはさんであります。そのページは『マイナス思考で人生が台無し』となってる。
頭に来たナンシーは本を返そうとお姉さんを追う。
改札で引っかかって遅れてます。
そんなこんなで本を持ったナンシーがデート相手と間違われるわけです。
相手の男ジャックは調子がいいタイプで成り行きでデートになります。
映画好きのジャックはいきなりクラリスと名前を出したりする。
さっきのお姉さんは新しい本を買っているが見事にすっぽかされてる。
酒屋にて。
両親夫婦と姉夫婦がパーティの買い出しをしてる。
姉の旦那が父親バートと話をしてる。
ナンシーのデートの話しにもなってます。
ロンドンの街にて。
俯瞰シーンから入ります。東京と同じでロンドンも変な形の高層ビルが多い。
ジャックとナンシー。
ジャックは知人のトムに電話してジェシカと一緒だと話す。違います。
ジェシカになって適当に話しを合わせてるナンシー。
映画好きは共通してるようです。
トムの紹介で来たジャック。
屋台のビールを飲んで話しになります。
ジャックは離婚調停中で自宅はやらずにすんだと言ってる。
どうやらナンシーは24歳ということになってるようです。いいのか。
ロケからロンドンも何だか嫌な感じの街です。東京みたい。
バーにて。
ジャックとナンシー。普通に飲んでます。
リストを交換しようとなってます。英国ではそういう習慣があるのか?
で、手帳を交換してます。
ナンシーの財布には猫の写真が入ってます。
いよいよジャックにホントのことを話そうするナンシー。
会話シーンの切り返しはやっていないと思ったらやってるとこも多い。
バーはやめてボウリングに行こうとなります。
ボウリング場にて。
結構楽しくボウリングをやってるジャックとナンシー。
そんな感じでいい雰囲気になってます。
ピールを買いに行くナンシー。
店員の男がナンシーと本名で呼ぶ。知り合いらしい。
ショーン・ベラミーと名乗る店員。ナンシーとは同窓らしい。
ナンシーは学校でとイケてるタイプだった。
ショーン・ベラミーはナンシーにラブレターを書いて破り捨てられていた。
そんなわけでストーカーと化してるショーン。学校時代からそうだったらしい。
戻ったナンシーはジャックに店員とのことを聞かれる。
適当にごまかしてるナンシー。
しかし店員ショーンは食事をおごると勝手に持ってくる。
すっかりストーカーになってるショーン。
バラされたくなかったらと色々と要求する。フェラチオがダメなら手コキでもいいと要求が本格的になってます。
両親の自宅にて。
姉夫婦はナンシーの話題になる。ナンシーがいないと料理が貧相になるのか?
ナンシーに何回も電話してる姉。
ボウリング場にて。
ナンシーは歯に挟まった食べ物をとりにトイレに入る。
髪の毛を糸ようじ代わりにしています。随分と所帯じみた感じ。
そんなところにショーンが下着のみで登場する。さすがストーカーです。
もめてるとこでジャックも来ます。説明するとやってるけどどう説明する?。
ショーンがナンシーと呼んでしまう。そうなるとどうなる。
ナンシーが私の本名なのよとまで言ってます。
そんなわけで口論になってます。
デート相手を奪ったのか。
ジェシカとは合わないわよ。アンタだって40歳でしょうとまで言ってるナンシー。
もうデートはやめだとなる。
しかしジャックのバッグをバーに忘れたで取りに行くことになります。
ナンシーの手帳がジャックのバッグに入ってるので知らんぷりするわけにはいかない。
どちらが先にバーまでたどり着くか?競争になります。
ジャックはタクシーで、ナンシーは走る。
ナンシーは途中で自転車を借りてます。何で借りられる?。
バーにて。
そんなわけで同着になってます。運動しすぎのナンシーを吐いてる。
携帯電話にはエレインからの不在着信が届いてる。
両親の自宅にて。
もうパーティはやってます。食事が何だかひどいみたい。
今度はエレインが電話に出ない。
バーにて。
ナンシーはトイレに入る。
汚れた顔を拭いたりして顔を直す。
ヨレヨレなったシャツは脱いでタンクトップになる。
カウンターにて。
ジャックからボウリングはホントに好きなのか?と聞かれてるナンシー。
事情を話してるナンシー。
そんなとこにジャックの知り合いが来ます。
ジャックの別れた夫人ヒラリーとその新しい旦那エドです。
ここでジャックは見栄を張ってナンシーが恋人だということにしてます。
ナンシーにガールフレンドのふりをしろと言う。
こういう無茶な設定がロマンティック・コメディのいいところなのです。
両親の自宅にて。
姉夫婦のナンシーのスピーチが間に合わないと話しになってます。
それから何故か自分達のなれ初めの話しになる。
バーにて。
2組のカップルはぎこちない雰囲気になってます。
仕事は?聞かれれば店にある消火器を見て私は消防士だと言ってるナンシー。
ジャックがトイレに行った隙に色々と喋るナンシー。
元夫人はジャックは感情的なのよと言う。
どうやら夫人がエドと浮気して上手くいかなくなったようです。
ジャックが戻ってきます。
ナンシーの出任せでポルノランドの話しをして盛り上がる。
ジャックはフェラチオの逆説の話しをする。要するに離婚はフェラチオをしなかったからとなってます。
いよいよ離婚届を出すジャック。
ヒラリーとエドが確認してる間にジャックとナンシーはダンスをする。
ダンスしながら口論になってるジャックとナンシー。
ジャックはヒラリーとの婚約に24000ボンドを使った。浮気はしてない。
お互いに言いたいことを言ってます。
男子トイレにて。
ジャックを探しにここに入るナンシー。
間違えて違うトイレのドアを開けたりする。
それから便器に座って泣いてるジャックを見つけて入る。
ジャックは別れた夫人が幸せそうなので落ち込んでるとのこと。
ナンシーは自分の話しをする。6年付き合った男と別れてから4年はフリーだ。
iTunesの共有を解除されたのが許せないと話すナンシー。
ナンシーのホントの仕事は?と聞くジャック。
ジャーナリストだったナンシー。見ていて初めてわかかった。それから文学博士になりたいナンシー。
パズルの青いピースの話しになってます。これは伏線だと思ったぞ。
唐突に両隣に入っていたオッサン2人がアドバイスしてくれます。
トイレから出てまた対峙する2組のカップル。
酒で勢いをつけようとしたらエドの服が酒で燃えて大騒ぎになります。
消防士になってるナンシーが消火器を使ったりしてる。当然下手くそです。
外にて。
橋を渡ってるジャックとナンシー。上手くいったと上機嫌。
もう10時なので実家に行くと言ってるナンシー。
ジャックに携帯電話にはジェシカから会いたいとメールが入ってる。
ジェシカに会うべきだと言ってしまうナンシー。
そんなわけでデートの待ち合わせの場所でお別れになるジャックとナンシー。
Facebookには登録していないナンシー。そんなわけでここで別れたらそれっきりになる。
電車の乗るナンシーは実家へと向かう。
手帳を取り出すがジャックの手帳でした。
街にて。
ジャックはジェシカと会ってデートしてます。
ジェシカはまだやる気満々。しかし映画には興味がないみたい。会話が弾まない。
両親の自宅にて。
アテンションとなって父親の挨拶になってます。ナンシーがいないのでそうなる。
フラン夫人に感謝した結構いい挨拶になってます。
そんなとこにナンシーがようやくやって来ます。
ナンシーは泣いている。どうしたと大騒ぎなってます。
街にて。
ジャックとジェシカ。話しはまあまあな感じ。
電車で出会って女性に本をプレゼントした話しをするジェシカ。
リストを交換しようと手帳を出すジャック。しかしナンシーの手帳です。
ジェシカはナンシーに会いに行った方がいいと言う。
そんなわけでタクシーに乗るジャック。
しかしナンシーの手がかりはゼロ。どうする?となるジャック。
ジェシカはナンシーの知人に聞けばいいとアドバイスする。
そうなるとボウリング場に行くジャック。しかしそこにはストーカーがいる。
ボウリング場にて。
まだナンシーの匂いがついたマフラーを愛用してるショーン。
そんなところにジャックが来てナンシーのことを聞く。
ストーカーなのでナンシー関係の住所はしっかりとわかってます。
何故か自分のクルマでジャックを送ってくれるショーン。実はいい奴なのか。
クルマで移動中です。
ショーンのクルマは赤いBMWです。
→ 1990 BMW 320i [E30]
ここはミツビシ・ランサー・エボリューションかスバル・インプレッサの方が合ってる感じがした。4WDでどこまでも追いかけてくるような感じがストーカーっぽいと思える。
ジャックに結構まともアドバイスをしてるショーン。
到着しました。降りたジャックは突撃する。
両親の自宅にて。
ナンシーが泣いてるのでパーティが台無しになってます。
そんなとこに呼び鈴がなります。来たのは何とショーンでした。どうやらジャックを騙ってるようです。さすがストーカーだ。英国ではいつもこんな感じなのか。
ジャックです。
何だか若い連中のパーティ会場に来てます。ナンシーは大勢いるけど全部違います。
ここは15歳のパーティらしい。そうなるとプロムパーティなのか?
ナンシー・パターソンは知らないかとフルネームで聞くジャック。
僕の子守=ベビーシッターでしたと知り合いがいたりする。奇遇です。
そんなわけで案内してもらうジャック。走って移動する。何故か大勢になってます。
両親の実家にて。
ナンシーとお似合いに収まってるショーン。しかし微妙な雰囲気になる。
俯瞰シーンです。
ジャック一行はなかなかたどり着けない。
両親の実家にて。
ナンシーのあいさつになってます。スピーチの原稿はない。
今日の出来事を話すナンシー。それから両親に感謝するスピーチとなる。
ジャック一行はまだ走ってる。
赤いBMWが止まってます。ここです。
ナンシーのあいさつの途中で声をかけるジャック。
ジャックは窓に張り付いていました。付いて来た一行もいる。
それから窓から入るジャック。
ナンシーから交代してジャックのスピーチになってます。
君が青いピースだと決めセリフのジャック。
キスになるジャックとナンシー。
それから2人は別室に入るがドアの外にはショーンが張り付いていたりする。
よかったよかったと引き上げてる付いてきた若い一行。
まだナンシーのマフラーを持ってるストーカーのショーンも帰ります。クルマをスタートさせる。
エンドとなります。
そんなわけで普通のロマンティック・コメディのよい作品でした。
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