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2016.04.23

『M』(1951年)

この作品は、ジョセフ・ロージー監督、デヴィッド・ウェイン主演の『M』(1931年)のリメイクのようです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。

1951年 Columbia Pictures アメリカ作品
ランニング・タイム◆88分
原題◆M
プロット◆謎の連続殺人鬼が色々とある話しのようです。
音楽◆Michel Michelet

キャスト
デヴィッド・ウェイン→マーティン・ハロウ=M

ハワード・ダ・シルヴァ→カーニー警部補
ロイ・エングル→リーガン警察署長
スティーブ・ブロディ→ベッカー刑事

マーティン・ギャベル→親分のチャールズ・マーシャル
ルーサー・アドラー→アル中のラングリー弁護士
グレン・アンダース→幹部のリガート
レイモンド・バー→幹部のポッツィ 胴体の幅があり過ぎ
不明→幹部のクラップス
ノーマン・ロイド→幹部のステロ 変な顔。
ウォルター・バーク→幹部のマクマーン
レオナード・ブレマン→手下のレムキ
ベニー・バート→手下のジェンセン ノミ屋

ジョン・ミルジャン→盲目の風船売り
ロビン・フレッチャー→被害者のエルシー・コスター
カレン・モーリー→母親のコスター夫人
ジャニン・ペロー→最後の女の子

ジョセフ・ロージー監督の演出はよいと思います。
全体的にオリジナルとは微妙に変更して上手くまとめています。

ハワード・ダ・シルヴァは他のフィルム・ノワール作品で見たような気がする。
この作品では珍しくギャングではなく警察の役です。

株式会社ブロードウェイ発売のDVDにて。
画質はそれなりに悪い。
スクイーズ収録のフル表示。
画面サイズはスタンダード。左右に黒味あり。
音声はドルビーデジタル2.0ch

ブロードウェイのタイトル
著作権のアラート

プロローグ
女の子2人がケーブルカー?に乗る。観覧車なのかもしれない。
ここは遊園地みたい。

Columbia Pictures presents

David Wayne
Howard Da Silva
Luther Adler
in
M

新聞の見出しで『捜査が続く幼児殺し』
怪しい男が歩いてます。女の子に声をかける。

with
他のキャスト
スタッフの紹介
ジョセフ・ロージー監督ですが英国人かと思っていたがアメリカ人でした。

靴磨きの客の男。
今度の被害者の名前はエルシーです。オリジナルと同じです。
エルシーに声をかける男。

エルシーのアパートにて。
母親が食事の支度をする。12:00頃です。
いつも時間なのに帰ってこないとなってます。

街にて。
悲鳴が聞こえたと思ったら違いました。
盲目の風船売りから風船を買ってエルシーにやる男。口笛を吹いてる男。

エルシーのアパートにて。
心配になってる母親。それでもまだ10分過ぎになっただけです。
他の子供達が帰宅します。母親は聞くがエルシーは別の人と帰ったと聞く。
母親はコスターさんと呼ばれてます。

階段でエルシーを呼ぶ母親。
ここせ俯瞰シーン等を入れてます。オリジナルと同じです。
外まで出て必死こいてエルシーを捜す母親。

風船が飛んで電線に絡まり、エルシーの手まりが転がる。
これでエルシーは殺されたようです。

リーガン警察署長のTV記者会見です。
お知らせです。注意して下さい。
子供がやったりやらせてははいけないことが5つ。
見知らぬの人のクルマに乗らないように。二度と戻れなくなります。
他人から物を貰わないように。ポップコーンや飴は命には替えられません。
夜にお使いをさせないように。親が自分で行きなさい。
1人で茂みや空き地に遊ばせないように。
近所に住む気さくな年配な男にお子様を近づけないように。これは結構凄い。

次に最も重要なお願いです。
怪しい人物を見たら警察に通報するように。

男の自宅アパートにて。
若い女性を避けている男。

街にて。
男が横断歩道以外を横断しようとしてお巡りに捕まる。
名前はハリー・デニス、住所はと、住所氏名を言わされてる。
こんなことをやってないで幼児殺しを捕まえろと憤るハリー・デニス。
これは日本の警察もやりたくてしょうがないと思える。要するに警察にしてみれば因縁をつけて払う奴からだけでも集金が出来ればいいのです。
クルマ、バイクの次は自転車をやって最終的に歩行者からも集金するつもりだ。

おっさんがローラースケートの少女に親切にしたら通報されて大騒ぎになってます。これは濡れ衣です。

警察にて。
リーガン警察署長と市長。
市長が言いたい放題で警察に圧力をかけてます。
カーニー警部補が説明すると矛先を変えさせてるリーガン署長。
言うだけ言って仕事があると引き上げる市長。最後まで頭と想像力を使えとうるさい。

リーガン署長とカーニー警部補。
何しろ手がかりがない。精神異常だろうとなってます。

街にて。
また無実のおっさん達が大変なことになってます。
今度は娘の面倒をみていた父親が間違えられて殴られてる。これはひどいな。

警察にて。
色々と通報がありますがホトンドが役に立ってない。

カーニー警部補は精神病院の名簿も調べる。
電話です。6人目の被害者が出た。

6人目のの被害者の両親から事情聴取になります。
母親はもう普通ではない状態。帰り間際にこれは間違いなのでは?と訴えるがカーニー警部補は黙って子供の服を見せています。
今度の被害者は市会議員の孫ということでまた圧力がきつくなりそうです。
今夜は手入れをする予定のカーニー警部補。

男のアパートにて。
ベッドでラジオを聞いてます。ピアノのクラシック音楽。
粘土人形を出す男。ヒモを人形の首に巻いて思い切り引っ張る。人形の首が千切れます。
机の上には怖そうなおばさんの写真が飾ってあります。当然母親でしょう。

キャバレーにて。
歌が入ってます。そんなところに警察の手入れです。
カーニー警部補が1人ずつ取り調べます。
雑魚は適当に処理してる。販売員のグリアー。
1人の男をそのまま帰してます。ラングリー弁護士、いい弁護士だった。
そんな感じで手入れは空振りだったようです。

犯罪組織のミーティングです。
親分のマーシャル
幹部のリガート
幹部のポッツィ。レイモンド・バーが演じてます。胴体の幅があり過ぎ。
幹部のクラップス。
幹部のステロ。変な顔。ノーマン・ロイドに似てると思ったら本人でした。
幹部のマクマーン。

リガートはボスが陽動でやったんでしょうと言うが違います。
そして遅れて来たのが組織の顧問弁護士に落ちぶれてるラングリー。アル中です。
ボスはラングリー弁護士に自分の法廷での弁護をシミュレーションさせる。
幹部のポッツィは幼児殺しは許せんと憤る。自分の犯罪は仕事なので無関係らしい。

そんなこんなで幼児殺しで警察が非難されると矛先はこっちに来る。
その対策は?となります。

ボスはガラスコップを積み上げて頂点がオレだ。2段目はお前ら。
最下段の奴らが警察に捕まればこうなると積み上げたガラスコップをなぎ倒す。

幹部は誰かを犯人に仕立てればとルーティンな手法を提案する。
しかしボスは真犯人を捕まるのだとなる。
タクシー会社の無線システムを使えば情報は伝達出来る。
これは作戦『M』と名付けるとなります。MはマーダーのM。

幹部達が手下や部下に聞き込みや捜査の指示をしてます。
エイジャックス・タクシー会社の無線を使ってるシーンも入る。ここはポッツィが牛耳ってるようです。
チンピラ達に小遣いやっているシーンも入る。

街にて。
怪しい男と子供がいます。48号車パトカー内からのショット。
しかしこれは空振りになります。

丘の上のベンチにて。
例の男がいます。たて笛を吹いてます。

警察にて。
捜査の打ち合わせです。カーニー警部補と部下のベッカー刑事。
精神病院の話しになります。何故サイコ野郎を外に出す・・・

シーンは変わって精神病院の先生が元患者の面接をする。
カーニー警部補がいます。
言葉や絵を見ての自由連想をやってます。
危ないことを口走るのもいます。
で、幼少期の虐待や育児放棄が原因ですと普通に診断してる先生。

男のアパートにて。
入院歴のあるハロウを調べに来た部下刑事。ハロウ本人は不在です。
管理人に保健省から来たと騙ってハロウの部屋に入り家捜ししてます。

オモチャ店の前にて。
熱心に見ているハロウ。女の子が来ます。たて笛を吹くハロウ。
で、女の子はいなくなってしまう。口笛を吹いてここを離れるハロウ。

酒屋にて。
この前に来てるハロウ。
女の子がガムの自動販売機にいる。しかしすぐにママのところへ行く。
また空振りといった感じのハロウ。

カフェにて。
ここに入るハロウ。最初はコーヒーを頼む。
地面にいる鳥を捕まえてるハロウ。握りつぶしそうになる。やめます。
こんどは酒を注文するハロウ。飲まずにこぼして泣いてます。

警察にて。
カーニー警部補はハロウは不在の連絡を受けてる。
自分の靴のヒモが切れた。それから何故かハロウの電灯に結びつけてあった靴ひもにつながってます。

ハロウの自宅アパートにて。
カーニー警部補と部下刑事。
靴ひもを比べてます。合っているようです。
それから靴置場の隠し物入れを発見します。古い靴が入ってます。
だからどうなんだ?とわからん。

街にて。
ハロウはまた風船を買ってます。それからたて笛を吹く。
風船売りがたて笛に気がつきます。チンピラを呼びます。
エルシー・コスタが殺された日に聞いた・・・

ハロウを尾行するチンピラ。
果物をナイフで面白い形に剥いてるハロウ。
そんなところにチンピラが絡んできてナイフを奪い、それからチョークか何かでハロウの背中にMの字を入れる。

ハロウは女の子に花を買う。
女の子から背中に何か付いてると言われます。
背中のMを見てビックリのハロウ。チンピラ達が尾行してるのも気がつく。
女の子を連れて逃げるハロウ。

走って追ってたチンピラはお巡りに絡まれる。
何だこんな時にとなってるチンピラ。

組織のオフィスにて。
犯人が見つかったと電話が入る。袋のネズミだとなります。

警察にて。
カーニー警部補とリーガン署長。
捜査の打ち合わせです。
サイコ野郎は退院ではなく次は処刑だと言ってるリーガン署長。

街にて。
女の子を連れて必死こいて逃げるハロウ。
疲れたと訴える女の子を脇に抱えて逃げてます。

靴磨きに注目されるハロウ。トンネル内を追いかけられる。
ようやくトンネルを抜けて逃げたハロウ。
しかし靴磨きはそのへんのチンピラにご注進してます。

ブラッドベリ・ビルにて。
ハロウと女の子はガードマンの隙をついて入り込む。
チンピラ達はガードマンに追い返される。
それはいいけど女の子を連れてビルに入るのはオリジナルとは違います。

エレベーターが『ブレードランナー』(1982年)と同じです。
ブラッドベリ・ビルを使ったのはこの作品の方が早いけど。

チンピラは公衆電話で親分に連絡してます。
親分は手下達を送り込みます。

ブラッドベリ・ビルにて。
マネキン工場みたいなとこに入るハロウと女の子。
ガードマンにドアにカギをかけられてしまう。何故か照明が点いたりしてます。
女の子にそのへんの人形を押し付けてるハロウ。
で、ドアが開かないので開けようと悪戦苦闘するハロウ。

ブラッドベリ・ビル前にて。
お巡りが来てガードマンを呼ぶ。
ガードマンが来るといきなりホールドアップする。ニセお巡りでした。
そんなわけで組織の幹部や手下が達がゾロゾロとビルに入ってます。

まずはガードマンを拷問する。他に誰がいる?
自分1人だと吐くガードマン。
また拷問する。実はもう1人技師がいると吐くガードマン。これはホントらしい。

スートロ、マクマン、と名前が出ますが誰だかわからん。
家捜しになります。まずは地下室から上の階を調べます。

地下室には寝てる作業着のオッサンがいます。これがもう1人で技師らしい。
速攻で捕まってます。

ハロウはドアを開けようと悪戦苦闘してる。
たて笛を使ってるけど開くわけがない。ナイフはない。

組織のオフィスにて。
連絡待ちになってます。そんなとこに電話です。
ボスが直々に行くようです。アル中のラングリー弁護士を電話番で残す。
飲むなよと言って出かけるボス。それでも飲んでるラングリー弁護士。

ブラッドベリ・ビルにて。
ハロウはドアを開けようと悪戦苦闘してる。ダメです。
まだ女の子はいます。どうするんだ?。殺すわけはないし。

ボスが到着します。一気に調べろと檄を飛ばすボス。
そんなわけで窓やドアを破壊して調べています。
道具を使ってコンクリートの床に穴も開けてます。
酒を飲んでサボってるのもいる。これがあとで出てくるノミ屋らしい。

ハロウはドアを開けようと悪戦苦闘してる。ダメです。
手が血なのか油なのか真っ黒になってます。

警察にて。
カーニー警部補は手配の無線連絡を聞いてます。
部下のベッカー刑事はもうすぐ戻る。

ブラッドベリ・ビルにて。
ハロウはドアを開けようと悪戦苦闘してる。ダメです。
女の子が帰りたいと訴える。そのへんのコートかシートを被せて寝かせるハロウ。

ドアの外に手下がいて音を聞かれています。
手下はガードマンが見回りでチェックする警報装置の担当をしていた。
そんなわけで幹部にご注進に走る手下。
最上階に奴がいるとご注進します。

ハロウはドアを開けようと相変わらず悪戦苦闘してる。
そうしたらドアノブが動いてます。外から動かされているわけです。
驚愕するハロウ。

ドアの外にて。
女の子の悲鳴が聞こえます。ドアをブチ破って入る面々。
ボスは女の子を内密に自宅まで遅れと命じる。
ハロウもアッサリと捕まってます。

そんなところに捕まっていた技師が警報を鳴らしてます。
これは大変と一斉にズラかってます。

屋上に出て屋根伝いを逃げている一行。どうやら逃げ道があるらしい。
女の子もハロウを連行されています。

オリジナル通りにコンクリートに穴を開けてる手下が逃げ遅れてます。
穴から出てくるとお巡りが大勢待っているわけです。

警察にて。
リーガン署長がカーニー警部補に相談する。
ギャングがデパートに侵入してドアを全部破壊したが何も盗らずに逃げた。
それで男が連れ去られてらしい。
レムキともう1人ジェンセンを逮捕。黙秘してる。
そんなわけでガードマンが殺されたことにして殺人罪にして締め上げようとなります。

組織のオフィスにて。
ボスは電話してます。知人のジョン、新聞社らしい。
独占記事のネタをやると持ちかけるボス。腕利きの記者を派遣しろ。
記者をブロードウェイをキャデラックで迎えに行くとなってます。そうなるとここはニューヨークなのか。

警察にて。
レムキとジェンセンは何故か殺人課のカーニー警部補の取り調べを受ける。
微罪なのにと面食らってる2人。これは大変。
ノミ屋の方は酒を飲んでサボっていた男です。幼児殺しの犯人だと言ってしまう。

タクシー会社にて。
チンピラやホームレス達に謝礼のカネをやっています。ポッツィが仕切ってる。

盲目の風船売りが連れて来られる。首実検になります。
ハロウはコンバーティブルの後席に押し込まれてます。
屋根が開いてハロウは風船売りから責められる。
まだ帰らないチンピラ、ホームレス達が幼児殺しは死刑にしろと騒ぎ立てる。
逃げるハロウは捕まってリンチになってます。

ボスはハロウを殺したら警察に恩が売れなくなると止めようとする。
そんなわけで自分の計画を説明してます。
アル中のラングリー弁護士に弁護の演説して記者が来るまで時間をもたせろと命じる。
何だかボスはラングリー弁護士には何か思い入れがあるみたい。

ハロウとラングリー弁護士。
弁護の前の打ち合わせになってます。あなたが主張したいことは?
ハロウは連中は誰なんだ?と聞いてます。

有罪を認めて情状酌量を持ちかけるラングリー弁護士。
しかしハロウは自分は罰を受けるためにやったと主張する。

みんなに知らせたいと話すハロウ。
母に言われていた。
男というのは生まれつき邪悪で残酷だ。
善人になるには罰を受ける必要がある。
そうなるとマザコンのバリエーションだったらしい。

母親のために毛布を盗んだら農場へ送られた。
そこでケガした鳥を保護した。ケガが治った鳥の行く末を心配して鳥を殺した。
それが幼児殺しになったようです。

で、ボスはラングリー弁護士に弁護しろと命じる。酒は抜きだ。
ラングリー弁護士は熱弁を振るう。彼は盲人だ・・・
ボスは哲学的なことではなく時間稼ぎなんだから笑わせろとリクエストする。

それを無視して熱弁するラングリー弁護士をボスが撃つ。
そんなとこに警察が踏み込んできます。
ボスは捕まりハロウも連行されています。
そんな感じで何となくエンドになってます。


そんなわけでイマイチよくわからないリメイク作品でした。出来はいいと思える。


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