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2015.11.14

『ディアトロフ・インシデント』(2013年)

この作品は、レニー・ハーリン監督、ホリー・ゴス、マット・ストーキー主演のB級SFホラーのようです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。

2013年 Midnight Sun Pictures/Non-Stop Productions/ARfilms/Aldamisa Entertainment アメリカ=英国=ロシア作品
ランニング・タイム◆101分
原題◆The Dyatlov Pass Incident
プロット◆謎の事件現場にいって悪戦苦闘する話しのようです。
音楽◆ユーリ・ポテイェンコ

キャスト
ホリー・ゴス→企画した心理学専攻のホリー
マット・ストーキー→映画学科のジェンセン・デイ
ルーク・オルブライト→登山家のJP・ハウザー
ライアン・ホーリー→登山家のアンディ・サッチャー
ジェマ・アトキンソン→音声担当のデニース・エバース
ジェーン・ペリー→オレゴン大学心理学科教授マーサ・キトルズ博士

レニー・ハーリン監督の演出はよいと思います。
全体的に普通のB級SFホラーになってます。

BS193 WOWOWにて。
画質は非常によいです。
スクイーズ収録のフル表示。
画面サイズはワイド。上下に黒味あり。
音声は AAC 5.1ch

番組一覧
音声は5.1ch

Aldamisa Entertainment
ARfilms
Non-Stop Productions
Midnight Sun Pictures
K. JAM Media
プロダクションががやたらと多い。

前説字幕
これは実話である。
1959年2月 ロシア人9名がウラル山脈へ登山に向かう。
2週間後、全員が遺体で発見された。
後にディアトロフ峠事件として知られるようになる。

いきなり始まってます。
心理学専攻のホリー。
カメラ目線で私はホリー、オレゴン大学の心理学専攻と自己紹介から入る。
2008年にウラル山脈に集合した・・・
話しによると1959年の登山隊長の名前がディアトロフと言うらしい。

映画学科のジェンセン・デイ 共同製作者
ビデオカメラ担当。ビデオカメラには名前を付けて呼んでる。

ホリーは上手いことプレゼンして補助金をゲットしたらしい。
マーサ・キトルズ博士 オレゴン大学心理学科教授が登場。

コンピューターのモニタで打ち合わせというか議論になってます。
ホリー、ジェンセン、キトルズ教授。

ジェンセン・デイ 共同製作者、陰謀論者。
当時の被害者が寒いのに服を脱いだ理由を色々と言ってます。
ここは地図を出して点線でたどる映画の古典的な手法も使ってます。

音声担当のデニース・エバース 巨乳。
演じてるジェマ・アトキンソンはグラビアモデルです。

アンディ・サッチャー 名登山家。
JP・ハウザー 名登山家。
この2人が山には素人のホリーとジェンセン、デニースをサポートする。

このへんは準備編になってます。見ていてそんなにつまらなくはない。
ちゃんとカンジキとストック2本で雪山を歩く訓練もやってます。
1月25日に出発となる。

ブレーキングニュースが入ります。
5名の大学生が遭難。もう遭難したようです。話しが早い。
キャスターの名はイバン・クドリャフツク。
ウラル山脈北部で撮影隊が行方不明。

色々と出てインタビューとなります。
登山家、UFO研究家、TVディレクター、シベリア先住民のティモシー・モルダノフ。

撮影機器が発見されたが映像は非公開で極秘になっている。
しかしハッカーがハッキングしてネット上にアップした。

映像にて。
ホリーとジェンセンが暗闇でこれは大変な状況になってます。

1ヶ月前の字幕が入る。
列車にて。移動中の5人。
色々とインタビューのシーンが入る。

イブデリの町にて。
列車が到着して徒歩で移動の5人。
元登山家カラブ氏にインタビューする予定です。現在は精神病院にいる。

精神病院にて。
カラブ氏にインタビューを申し込むが死んでいると追っ払われる5人。
しかしカラブ氏はまだ生きていて病室の窓に段ボールに書かれたメッセージを出す。

で、ここからビジェイまでの交通手段の話しになる5人。
バーに行きます。入る前に記念撮影してる5人。

パーにて。
英語が通じるので楽勝の5人。
どこに行くと聞くバーテン。ビジェイと聞くと顔つきが変わる。
それで5人に地酒をおごるバーテン。グラスに注いで火をつける。
さすがに飲む時は火を消してる。そりゃそうだ。
何でおごる?と聞かれたバーテンは写真を見せて1959年の登山隊が同じ酒を飲んだからだと落ちがつきます。
これは不吉だ。そうなると同じ運命をたどるのか?となります。

バーで知り合ったセルゲイのトラックの荷台に乗って移動中の5人。
あと65キロだといってます。そんなに遠くはない。
何だか知らないけどやたら犬が出てきます。猫は出てこない。

トラックが止まったとこで寒くてまつげが凍ってるルイーズ。そんなシーンが入る。
セルゲイの親戚は1959年の救助隊に参加してたとわかる。アリア、教師。
そんなわけでインタビューします。

雪に病院で見たメッセージを書きます。
セルゲイが訳すと『近づくな』とわかる。これは不吉だ。

インタビューにて。
もうおばあさんなアリア。
遺体が続けて見つかった。11体あったと証言する。
そうなると数が合わない。遺体は9体だったはず。
アリアは言われたことが全部正しいのか?と主張する。

またトラックで登山道の入り口まで移動となります。

いよいよ登山となる5人。
また余裕の5人。コーラット・サイキールの名が出てきます。死の山。
天候が悪くなってます。
それからまた天候が回復してる。段々と険しい道のりになってます。

キャンプになります。
ハウザーが食事の説明をする。レトルト食品です。
熱いまま食べようとするのがいたりします。当然熱くて大変なことになる。
会話から2日ぐらいで帰る予定とわかる。

日が暮れてオーロラが見えてます。
それにしても男3人の区別がつかない。カメラ担当のジェンセンは基本的に見えないから登山家2人となるのか?
ホリーと誰だ?、当時オレンジ色の光りを目撃された話しになる。

朝になります。
ホリーが起こされます。回りに足跡がある。
調べると裸足だ。そうなるとイエティなのかと盛り上がってる。
足跡はテントの回りにしかない。突然消えている。

徒歩で移動です。
足跡は誰かのいたずらなのではと雰囲気が悪くなってます。
凄い登りの険しいところにかかってます。

変な音がした場所に到着します。
また足跡があります。例によって足跡はここだけにある。
ここは気象観測所です。

ハシゴを登って観測機器の箱を開けてるホリー。
何やら変な物が入っててビックリ。そのままハシゴから落ちる。
どうやら切り取られた舌があったらしい。そりゃビックリする。

このへんでデニースがもう戻った方がいいのではと主張する。
しかしそのまま進みます。

風によっておこる4メガヘルツの音が人間をおかしくする。
ジェンセンがそんな話しをする。
高校の時にヤクをやった話しもするジェンセン。やっぱり音が聞こえたとか。

唐突にヴェルマの話しをするジェンセン。
ホリーにヴェルマ役をやって欲しいとのこと。『スクービードゥー』 Scooby Doo,Where Are you! (1969)に出てくるおかっぱでメガネの謎解き専門のキャラのことだと話す。
しかしホリーはこのネタを全く知りません。こまったものです。

シーンが変わってまた徒歩で移動中です。
事件現場に到着しました。ディアトロフ峠。
キャンプになってます。

雪にカラースプレーで人型を描いて現場検証をやってるホリー。
被害者のキャラクターを1人1人詳しく説明してます。
死因は低体温症。服を脱いだのも説明出来るらしい。
しかし外傷無しで骨折したのは説明出来ない。
アレクサンダーは放射能の被爆していた。
それにしても9人の年齢が若い。全員が20歳過ぎくらい。

登山家2人ですがGPSもコンパスも作動不良。
地図も何だか当てにならないし、もう引き返した方がいいのではとなってます。
位置もハッキリしないとこにはいたくないものです。
ここにたどり着いたもの早過ぎるらしい。1日の移動距離を超えている。
そんなこんなで結局キャンプしています。

夜にて。
ガイガーカウンターの説明をしてるホリー。カメラ担当のジェンセンといます。
カウンターのレベルが上がってるようです。場所を特定しようとするホリー。
ビデオカメラの映像も何だか不安定になってます。

雪をかき分けると何故か鉄製のドアを出現する。
丸いハンドルが付いてる本格的なハッチみたいなドア。
ホリーが開けようとすると危険だと止めるジェンセン。そりゃそうだ。
で、ホリーはあとの3人は呼ばないでとジェンセンに言う。妙なことが続いて3人が帰るかもしれないのでそうするらしい。

とりあえずキャンプに戻ってるホリーとジェンセン。
アンディとデニースはテントに入ってる。仲がよくなっているんです。

『スローターハウス5』を読んでるJP・ハウザー。ホリーと話になる。
ジェンセンも来て3人で話す。

このへんは1シーン1ショットで長回しが多くなってます。
これは演じる俳優さん達が大変です。
溝口健二監督作品ならともかく普通のB級SF作品でやることではないと思える。

テント内にて。
アンディとデニース。
セックスをビデオで撮ってるアンディ。立派な変態です。
そんなとこでいきなり低音が響く。また続けて音がする。

それは雪崩でした。慌てて逃げる5人。
テントから出たアンディとデニース
デニースは雪崩に飲み込まれる。これで退場となります。
アンディは脚を骨折する。
他の3人は何とか無事です。
しかし何でデニースを見捨てたとかで口論になってます。
雪崩の原因も誰かがやったのでは?となったりしてます。

アンディの骨折の具合をみます。とても歩ける状態ではない。
カメラに気がついたアンディは止めろと激怒してる。映像が途切れます。

夜が明けかかってます。
これからどうする?となってます。GPS携帯電話も通じない。
ホリーはまだビデオで撮ってます。
絶対に記録を残して原因不明にさせないと意気込んでるホリー。

ようやくホリーがあのドアのことをJP・ハウザーに話す。
単に山小屋だと思ったJP・ハウザーは何で言わないと激怒する。これは勘違いです。

照明弾を撃って救援を呼ぼうとなります。
雪崩が誰かがやったのかもしれない。人が集まれば殺されないだろうとなる。

照明弾を撃ちます。
照明弾がオレンジの光りだったとなります。
1959年にはオレンジの光りの目撃があったのです。

朝食になります。
そんなとこに遠くに男2人が見えます。照明弾を見て救出に来たと主張してる。
しかし救出には早過ぎると判断してる面々。アンディが奴らは荷物を持っていないし来るのが早過ぎると言う。

動けないアンディは照明弾をくれと要求する。
残り3人は逃げます。
アンディは照明弾を撃つが反撃されて退場となったようです。

逃げる3人は例のドアに来ます。
悪戦苦闘して何とかドアを開ける。逃げ込みます。
ここでJP・ハウザーが撃たれて負傷する。

入ったとこは地下道になってます。真っ暗。
電源スイッチがあるので入れます。照明が点灯する。

とりあえず他の出口を捜そうとなります。
照明が消えます。これは大変。
何かに触れたとパニック状態になってるホリー。
また照明が点いて移動となります。

何だか研究室のようなとこに出ます。
ジェンセンが破れた金網から入り調べます。
研究日誌があります。死亡者名簿となってます。
エルドリッジ号の写真があります。フィラデルフィア実験に使われた船。
テレポートの実験?。実際はレーダーを感知されない実験だったのでは?

JP・ハウザーが動けないでホリーとジェンセンが出口を探す。
今度は変な臭いするとこに入る2人。
ここには原子力発電機があるようです。だから被爆した死亡者もいたわけです。
それはいいけど原子力発電は大量の水がないと発電出来ないのでは?

台の上の死体を発見します。
この死体の舌はないようです。あの観測機器の箱に入っていた舌の持ち主か。
他の骨に手帳が挟まってます。死亡者名簿の物らしい。

どんどんと進んでるホリーとジェンセン。
ビデオカメラが置いてあるとこに出てます。
再生するとこれまでに撮ったことが再生される。最後になると現在と被ってます。

フィラデルフィア実験と関係があるのでは?となります。テレポートの実験だった。
JP・ハウザーの悲鳴が聞こえます。急行するホリーとジェンセン。

JP・ハウザーは何だかわからん得体のしれない怪物達に襲われてます。
ミュータントみたい連中で動きが速い。早過ぎて消えたりします。

必死こいて逃げるホリーとジェンセン。
逃げ込んだところは奥に何があるかわからん通路です。
石を投げると光って反応する。何だかわからん。

ミュータントですがテレポートが出来るらしいとわかる。
そうなるとフィラデルフィア実験の被害者の成れの果てなのか?

原住民のマンティー族の壁画があります。
この種族もテレポートが出来たらしい。
この通路がゲートになっていてテレポートが出来るらしい。

まっ暗になります。
いよいよ最後といった感じのホリーとジェンセン。
子供の頃にみた悪夢の話しをするホリー。

ドアを閉めてその先に例のゲートがある。
退くとミュータントがいる。そうなるとゲートに飛び込むしかない。
ジェンセンは行きたい場所に集中すればそこに行けると主張する。

もうやるしかないので2人でゲートに飛び込みます。
行きたい場所は鮮明に記憶して近い場所がいい。
そうなるとドアの前付近の雪山になります。あまりいい場所ではなさそう。

2人でゲートに飛び込みます。
『スローターハウス5』のセリフが出ているホリー。

雪山にて。
倒れているホリーとジェンセン。顔は見えない。
そんなとこに人が接近する。アリアともう1人。しかし軍隊がいて2人を追っ払う。
どうやら1959年に戻ってしまったらしい。
それで死体が9体から11体になったようです。つじつまはあってます。

軍隊は倒れているにホリーとジェンセンを無造作に引きずって運ぶ。
ビデオカメラも回収されてます。
例のドアを開け中に運び込みます。

研究室にて。
ここに運び込まれているホリーとジェンセン。
服を脱がされて奥のフックが吊るされる。
2人とも変わり果てた姿。ミュータントそのものになってます。
しかも死んでもいない・・・。

字幕です。
2013年現在でもディアトロフ事件の真相は解明されていない。
だが今でもその答えは雪山に潜んでいると信じるものもいる。
エンドとなります。

後タイトルにもプロダクションがたくさん出ています。
ディアトロフ事件の慰霊碑はちゃんとあるようです。

何だか事実とは全然違うような気がするがあまり気にしない。
そんなわけで意外と普通なB級ホラーのまあまあな作品でした。


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