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2015.11.21

『ブラッド・ビーチ 血に飢えた白い砂浜』(1981年)

この作品は、ジェフリー・ブルーム監督、デビッド・ハフマン、マリアンナ・ヒル主演のモンスターパニック物B級SFのようです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。

1981年 アメリカ作品
ランニング・タイム◆90分
原題◆Blood Beach
プロット◆人が消える謎の事件から色々とある話しのようです。
音楽◆ギル・メレ

キャスト
デビッド・ハフマン→沿岸警備隊のハリー。
マリアンナ・ヒル→ルースおばさんの娘のキャサリン
ダレル・フェティ→ハリーの同僚ホギー
リン・マータ→ホギーのガールフレンド ジョー
レナ・プーセット→ハリーの現ガールフレンド マリー

ジョン・サクソン→ピアソン署長
バート・ヤング→ロイコ刑事
オーティス・ヤング→黒人のピアンタ刑事
ステファン・ギーラシュ→説明するドミトリス博士

ハリエット・メディン→ルースおばさん
エレノア・ズィー→カートを押すミセス・セルダン
メアリー・ジョー・キャトレット→ハリエット・クラッベ市会議員
不明→金属探知器のヘンチ

ジェフリー・ブルーム監督の演出はよいと思います。
全体的にまともに出来てます。
『ブラッド・ビーチ 謎の巨大生物!ギャルまるかじり』という邦題もあったようです。この邦題は傑作だと思います。

シービー株式会社/WHDジャパン/有限会社フォワード発売のDVDにて。
画質はまあまあ。そんなにはひどくない。
画面の下にはVHSソフトにあったトラッキングノイズが見えてます。
スクイーズ収録のフル表示。
画面サイズはスタンダード。左右に黒味あり。
音声はドルビーデジタル2.0ch

著作権のアラート
WHDジャパンのタイトル
フォワードのタイトル
ノイズがあります。画質が悪いですのアラート
衝撃的な映像を含みます云々のアラート

Jerry Gross presents

Sir Run Run Shaw
and
Run Run Shaw
presentation

Blood Beach
血に飢えた白い砂浜
タイトルバックは寂れた海岸です。
David Huffman
Marianna Hill
John Saxon
他のキャスト
anb
Burt Young Burt Young ...
as Sergeant Royko

海岸にて。
住宅街です。
男が砂浜に出る。沿岸警備隊のハリー。
近所のおばさんが声をかける。ルースおばさん。犬の散歩をしてる。

いきなりルースおばさんが砂浜に飲み込まれる。
ハリーを呼ぶがハリーは泳いでで気がつきません。

時間が経過して海岸にて。
カートを押してるホームレスのおばさんが登場。

ハンバーガー屋にて。
バート・ヤング扮するロイコ刑事、黒人のピアンタ刑事。
それにハンバーガー屋のおばさん。それにハリー。
どうやらルースおばさんが消えた事情を話ししてるようです。

黄色いクルマで女性が登場。
→ 1975 Ford LTD
ルースおばさんの娘のキャサリンが登場。ハリーの元婚約者。
ホギーって誰?

キャサリンの実家にて。
ハリーとキャサリン。
キャサリンは絵描きです。
ハリーはもうルースおばさんは亡くなっているのでは?と言う。

時間が経過して。
キャサリンが物思いにふける。

海岸を散歩してるキャサリン。
ミセス・セルダンがコンタクトしてきます。カートのおばさんです。
何やらおかしなことを言ってるミセス・セルダン。
面食らってるキャサリン。
ルースおばさんの犬が砂浜でここ掘れワンワンとやってます。

ハリーの自宅にて。
ガールフレンドがいます。だからキャサリンとは別れたのか?
いい雰囲気になってます。

キャサリンの自宅にて。
犬が外に出てしまう。

砂浜にて。
キャサリンが犬を捜す。犬は吠えています。
接近して犬を抱くと首がない。驚愕するキャサリン。

警察にて。
キャサリン。
ドミトリス博士。
刑事2人。

ドミトリス博士は巨人だの爪だの未知の生物だの話しが大きくなってます。
バート・ヤング刑事は本気にしない。
黒人刑事が変なことを口走るバート・ヤング刑事を追っ払う。
そんなこんなでこの件は様子見ということになります。

海にて。
沿岸警備のボートが走る。ハリーとキャサリン。
とりとめのない昔の話になってます。

海岸の風景が入ります。
砂に埋まった女の子が悲鳴を上げる。
あわてて砂から出すと足は血だらけになって大騒ぎになります。

警察にて。
会議になってます。ジョン・サクソン署長が登場。説明をする。
36時間経過して被害は拡大,捜査は全く進まず。
檄を飛ばすジョン・サクソン署長。
話しからハリーは沿岸警備隊員らしい。
それから各方面から圧力がかかって大変だと言ってる署長。

砂浜にて。
そんなわけでとりあえずバワーショベル等で砂浜を掘り返してます。
刑事2人がいます。
そんなこんなで異常はなかったらしい。

廃屋みたいなシーンが入ります。

朝です。
ハリーは泳ぎに行く。キャサリンがいました。挨拶をする。
またミセス・セルダンがキャサリンに余計なことを言ってます。

海岸にて。
TVが現場から海水浴客にインタビューをしてます。
クリーチャーが出ると噂になっている・・・
bloodbeachと実況してます。

沿岸警備の事務所にて。
ハリーと同僚の男。
許可証とハンドガンが届くと説明してるハリー。
ロサンゼルス警察も夜間パトロールを出す。
そんなわけで警察を撃たないようにと話してるハリー。

夜、キャサリンの自宅にて。
絵を描いてるキャサリン。何か怪しい音がしてます。
それは黒猫でした。それがオチかい。まだ宅急便が来た方がいい。

ハリーの同僚とガールフレンド。
ガールフレンドは自転車で帰る。

海岸にて。
階段を降りて砂浜に降りるガールフレンド。
飛べなくなった鳥を見に行きます。
建物の下に入ったとこでオッサンに襲われるガールフレンド。
助けに来たハリーの同僚はジョーと名前を呼ぶ。顔見知りなのか。
会話からハリーの同僚の名前はホギーだとわかる。

オッサンが倒れたらチンポを噛まれて大事なとこが血まみれになってます。
これは大変。この作品で1番悲惨な描写でした。

時間が経過して現場検証にて。取材も入る。
署長とハリー。話し込んで結局わからんとなってます。

何故か合間のシーンで楽器を弾いてる人が入る。
サキソフォン、バイオリン、ハーモニカ・・・
バート・ヤング刑事に子供がチンポを見つけたとソーセージを持ってくるシーンが入ります。なかなかの品性下劣な描写になってます。

警察にて。
ドミトリス博士が来てます。署長と黒人刑事と話しをする。

沿岸警備の事務所にて。
マリーから電話です。ハリーの現ガールフレンドらしい。
そうなるとハリーは二股をかけているのか?主人公なのにそれでいいのか?。
そんなとこにキャサリンが来てハリーに今夜食事は?聞く。
ハリーは今夜はダメだけど明日ならいいと言う。承知してるキャサリン。
立派に二股をかけてるハリー。

ハリーの自宅にて。
適当にサンドイッチを作ってるハリー。
そんなとこにクルマがやってきます。ニッサンのダットサン260Zみたい。
→ 1977 Datsun 280Z [S30]
ダットサンZカーの240Zと260Zと280Zは見分けがつかない。
クルマで来たのはマリーです。

帽子を飛ばされたマリーは海岸に入る。
そうなるといきなり砂浜に引き込まれる。ハリーを呼ぶが聞こえていない。
そんなわけでマリーは退場となります。

ハリーはマリーが来ないのでキャサリンの自宅に行く。いいのか。
サンドイッチで食事になるハリーとキャサリン。
楽しく食事になって明日も会おうとなってます。

朝にて。
ハリーは怪物騒ぎもなんのその、また泳ぎに行く。しかしマリーのクルマを見つけます。
それから砂浜で帽子を見つけます。近くに怪しい窪みもある。

時間が経過して現場検証にて。
またバート・ヤング刑事が来てます。また余計なことを言いそう。
被害者はマリー。イタリア人なのかと言ってるバート・ヤング刑事。

穴を掘って何かか出てきます。
バート・ヤング刑事はハリーにマリーの目の色を聞く。
出てきたのは目玉だけらしい。

市庁舎にて。
署長と刑事2人が呼ばれて絞られてます。
予算削減だとおばさんの市会議員が責める。
ぶち切れた署長は予算がないから捜査が進まんと言って席を立つ。

海岸にて。
ハリーとキャサリン。
気の毒にと話しが始まりを延々とカメラ固定で長回しになってます。
溝口健二監督はカメラが動き回っての長回しが得意だったけど、カメラ固定の長回しは低予算かポルノの手法です。

この謎は絶対に解くと意気込むハリー。
動物だとしたらどこかに巣があるはずだとなります。
で、今夜はボートハウスで食事をしようとなります。歌も入るとか。

海岸の古い建物が妙に出てきます。
ここに何かがいるらしい。

海岸の古い建物にて。
ハリーが1人で調べに来てます。どんどん奥にはいる。
何やらぶら下がってる。何だかわからん。
奥には光りが差し込むところがあります。何だかわからん。
そのままそっと引き上げてるハリー。結局何だかわからん。

時間が経過して古い建物の下にて。
ここを金属探知器で探し物をしてるオッサンが登場。
どうやら普通の人らしい。そうなると・・・
何だかやられたようです。よくわからん。

夜、ボートハウスにて。
歌が入り、ハリーとキャサリンは食事をしてる。

どちらの自宅かわからんけど食事になってるハリーとキャサリン。
そのままセックスになったらしい。

警察にて。
バート・ヤング刑事が事情聴取をしています。
旦那のヘンチが行方不明になった夫人の訴えらしい。
異常に詳しく旦那の服装の説明をしてる夫人。伏線なのか?と思えるほど。
何故かこれがバート・ヤング刑事には受けてます。
で、バート・ヤングは左手で字を書く。左利きなのか。

海岸にて。
TVレポーターが実況中継をしてます。砂浜には全く人影がありません・・・

警察にて。
署長が通報が多いがホトンドがデタラメだと話してます。
そんなわけで何か得体のしれない生物を捜すことになります。
ハリエット・クラッベ市会議員が予算を増やしたと話す署長。これで増員が出来るそうです。
で、何かアイデアを出せと署長。

ハンバーガー屋にて。ムースズ・ギレャラリー
バート・ヤング刑事と黒人刑事が食事をしてる。
客が減ったので補助金をくれとかそんな話しになってます。
悲鳴が聞こえてます。

マンホールから得体のしれない人間が出てきたからです。
バート・ヤング刑事はうつぶせに倒れるてる人をを足で動かして仰向けにしてる。いいのか?
この作品は細かいとこでのトンデモ描写が多い。

病院にて。
署長と刑事2人が取材されてます。
金属探知器のヘンチは治療中。話しも出来ない重症ということらしい。

海岸にて。
またカートのミセス・セルダンがキャサリンに何か言う。

建物にて。
ミセス・セルダンが建物に入るのを止めてるハリーの同僚。出てきなさいと説得してます。
しかし同僚はいきなり砂浜に引き込まれる。そのまま退場となります。
ミセス・セルダンは見ているだけ。

警察にて。
ハリーに黒人刑事がコンタクトする。
何でもいいから教えてくれと黒人刑事。ハリーは昔よく遊んだ場所の話しをする。
例の建物です。廃虚になったホテル。行ったけど何もなかったと話すハリー。

建物にて。
ここにキャサリンが来てます。どんどんと中に入る。
上の方に誰かいます。これがミセス・セルダン。

クルマも来てます。デカイ4ドアセダン。
→ 1975 Plymouth Fury
ハリーと黒人刑事。建物に入ります。

キャサリンは随分と奥に来てます。
ここで首がぶら下がってビックリのキャサリン。
それからバラバラの手足が降ってきます。驚愕して悲鳴を上げるキャサリン。
悲鳴を聞いて駆けつけるハリーと黒人刑事。

砂浜です。夕日です。
時間が経過してパトカーやら色々と来てます。やじ馬もいる。
署長やバート・ヤング刑事等が来てます。
ドミトリス博士も来てます。ここが怪物の住み処だと説明してます。

対策を話す署長。
ビデオカメラで監視して爆薬を仕掛ける。
怪物が姿を表したとこでスイッチ1つで大爆発となる。

ハリーの自宅にて。
ジョーとキャサリンがいます。ハリーもいる。

現場にて。
レポーターが実況してます。16人の遺体があった・・・
ここまで来ると怪物の姿は見せないのでは?と思えてきます。

監視カメラのモニター室にて。パネル荷室のトラック。
怪物が戻ってくるのを待ってます。
ドミトリス博士はヒトデや環虫なのではと説明してます。
再生能力が強い。爆発したら無数の破片となる。そうなったら・・・
バート・ヤング刑事が爆薬のスイッチを押したがってる。全く話しを聞いていないらしい。
やじ馬の方は何だかお祭り騒ぎになってます。

黒人刑事と署長が話しをしてる。
そんなとこにハリーがやってくる。

それからバート・ヤング刑事と話すハリー。
そんなとこに怪物が姿を現したと知らせが入る。
モニター室に入るハリー。

モニター室にて。
怪物が姿を現してます。巨大なゴカイみたい。
署長を呼べとなります。
ドミトリス博士は爆破は心配してる。
しかしバート・ヤング刑事をスイッチを押す。大爆発となります。

これで一応収まったことになります。
しかしサーチライトには何か光ったチリのようなのが見える。

オーバーラップしていつもの海岸にて。
海水浴客が押し寄せてます。
沿岸警備のクルマのハリー。キャサリンを送ります。2人の関係はどうなったの?
→ 1974 Ford Bronco

海岸にて。
ママが子供を呼ぶが返事じがない。振り返ると子供がいない。
カップルがいい雰囲気になってるそばには穴が開く。
砂の城の近くにも穴が開く。
他にはあちこちで小さな穴が開いてます。
キャストスタッフ紹介が入ってエンドとなります。


そんなわけで普通のB級SFのまあまあな作品でした。


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