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2015.09.20

『妖女ゴーゴン』(1964年)

この作品は、テレンス・フィッシャー監督、ピーター・カッシング、リチャード・パスコ、バーバラ・シェリー、クリストファー・リー主演の妖怪ホラーのようです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。

1964年 Hammer Film Productions (as A Hammer Film Production)/Columbia Pictures Corporation (1964) (UK) (theatrical) 英国作品
ランニング・タイム◆83分
原題◆The Gorgon
プロット◆謎のゴーゴンは誰でしょう?という話しのようです。
音楽◆ジェームズ・バーナード

キャスト
ピーター・カッシング→ドクター・ナマロフ
クリストファー・リー→マイスター教授
バーバラ・シェリー→助手のカルラ・ホフマン
マイケル・ゴッドライフ→ブルーノの父ハイツ教授
リチャード・パスコ→助手のポール・ハイツ
ジェレミー・ロングハースト→画家のブルーノ・ハイツ
トニ・ギルピン→モデルのサシア
ラトモンド・フィリップ→召使いのハンス
パトリック・トラウトン→カノフ警部
ジャック・ワトソン→ラトフ看護士

テレンス・フィッシャー監督の演出はよいと思います。
全体的にていねいに作られています。昔の作品はホントにていねいです。ハマー・フィルムでさえていねいです。
英国には舞台俳優がやまほどいるのでコスチュームプレイは簡単に出来るようです。

スカパー! BS252 IMAGICA BSにて。
画質は非常によいです。
スクイーズ収録録画のフル表示。
画面サイズはワイド。上下左右黒味無し。フルスクリーン。
音声は AAC 2.0ch

Columbia Pictures Corporation (1964) (UK) (theatrical)
この画質が悪い。本編は大丈夫なのか?となります。

タイトル
Columbia Pictures Corporation (1964) (UK) (theatrical)
Hammer Film Productions (as A Hammer Film Production)

クリストファー・リー、ピーター・カッシング
in
The Gorgon
タイトルバックにはマット画のお城が見えてます。

前説字幕が入ります。
バンドルフ村を見下ろすオルスキ城に今世紀初め古代の怪物が住み着き人々を毒牙にかけた・・・。

アトリエにて。
画家がモデルを描いてます。
アトリエを借りてる画家が地元の娘をモデルにしていい仲になってるらしい。
画家はブルーノ、モデルの名前はわからん。
赤ちゃんが出来た、結婚する、そんな話しになってます。
モデルの実家に報告に行くと画家はモデルを置いて出かけてしまう。
ようやく服を着たモデルがあとを追う。

森にて。夜です。
先に出た画家を追ってるモデル。
夜の森の中なんて真っ暗で何も見えないのでは?と思ったら。満月が出てます。
何やら見て驚愕してるモデル。

病院にて。
バンドルフ医学研究所 ドクター・ナマロフ
最初はクリストファー・リーかと思ったがピーター・カッシングでした。
助手のカルラ・ホフマンも登場。死体が届きましたとナマロフに報告する。
犠牲者は旅館の娘

カノフ警部も登場。
肝心の画家は行方不明とのこと。

死体の指が欠けてしまう。これはビックリのカルラ。
そんなわけで石の死体をどうやって検死する?となってます。

森の捜索にて。山狩りです。
犬が何か発見したようです。
駆けつけてると画家が樹で首を吊っていました。
状況からモデルの死体を発見して絶望して首を吊ったらしい。

法廷にて。
旅館の主人ジェナス・カスが証人です。殺されたモデルのサシアの父。
ナマロフの隣に座ってるのは画家ブルーノの父 ハイツ教授のようです。

証言するナマロフ。サシアの死因を適当にでっち上げてます。
証言するブルーノの父 ハイツ教授。こんなのは茶番だ。息子の名誉は必ず挽回する。自分で調べるとぶちまける。
そんな感じで画家ブルーノの殺人と自殺ということになる。

病院にて。
ナマロフとカルラ。
カルラはナマロフを責める。何で適当なことを言った・・・
これまで7人も石になったらしい。

そんなとこにハイツ教授が来ます。
ナマロフとハイツ教授。
このへんでナマロフはピーター・カッシングだと気がつく。
そんなに背が高くないからようやくわかりました。
過去に起きた未解決の事件について話してるハイツ教授。

それからメゲーラの話しになってます。ゴーゴン三姉妹の1人。
姉妹の2名は殺され1人はこの村に逃げてきた。
ハイツ教授はやる気満々。ナマロフは村を去った方がいいとアドバイスする。

アトリエにて。
バンドルフ伝説という本を読んでるハイツ教授。
そんなとこに村の自警団がたいまつを放り込む。火事になってます。これは大変。
それから押し込んできて出て行けとハイツ教授を殴打する。
ようやく警察が来ます。しかし警察はやる気がない。ハイツ教授に早く村から出ていった方がいいと言ってます。
あとは知らねえと警察は去る。
しかしハイツ教授はまだまだやる気満々です。
で、ライプチヒ大学のマイスター教授に手紙を書きます。
ところで召使いのオッサンがいます。

ライプチヒ大学にて。
マイスター教授と助手のポール・ハイツ。
ポール・ハイツはハイツ教授の息子で画家の兄ブルーノが自殺している。

アトリエにて。
調べものハイツ教授。何やら歌声が聞こえます。
そのまま外に出てどんどん進む。月が出て森を移動する。
森の中にマリア様の祠があったりします。

お城にて。
ここまで来ているハイツ教授。このお城に人は住んでない。荒れてます。
つまずいたり何か物が落ちたり、適当にビックリさせてます。
大きな鏡があります。これが結構重要なアイテムだったりします。
それから鳩が飛んだりしてます。
で、何かいます。怪物です。見てしまうハイツ教授。逃げます。
ゴーゴンは緑色なのか。初めて知った。
何とか歩けるハイツ教授は必死こいて逃げる。

アトリエにて。
ようやく帰るハイツ教授。しかしもう石化してる。
召使いのハンスを呼ぶハイツ教授。手紙を書くからポールに渡してくれと頼む。
さようならとハンスに言い、召使いを下がらせています。
手紙を書くハイツ教授。力尽きて死に至る。

病院にて。
ナマロフと息子のポール・ハイツ。
ハイツ教授の手紙を読んで質問をするポール。
ナマロフは適当にごまかしてる。ハイツ教授の死因は心臓発作になってるらしい。
言うだけ言って帰るポール。

アトリエにて。
ポールがいます。ハイツ家はもう2人も死んでいます。
いきなり人影が、女性がいます。ナマロフの助手カルラです。
自己紹介するカルラ。協力に来たと言ってます。
メゲーラの話しになってます。メゲーラはいると言ってるカルラ。
結局ポールには村を出た方がいいと言ってるカルラ。ポールにはその気はない。
帰るカルラ。それでもまた会おうと違う方でやる気満々のポール。

時間が経過します。
色々と調べてるポール。

病院にて。
ゴーゴンについて色々と喋ってるカルラ。聞いてるナマロフ。
どうやらポールにカルラを送り込んで様子を報告させてるようです。
頭に生きたヘビがいて・・・
メゲーラは人間にも変身する・・・
ハイツ教授は神話の大家だったらしい。この方面には詳しかったわけです。

そんなとこに患者のマーサが逃げたと報告がある。
探せと指示するナマロフですが看護士は殺す気満々。

アトリエにて。
いきなり強風で窓が開く。そのまま外に出るポール。
いきなり雨が降ってます。で、プールに怪物が映っててこれはビックリのポール。
逃げるが何だかまだその辺にいるような感じ。
プールのとこで倒れるポール。

病院にて。
気がつくポール。カルラが介抱する。

マーサは死んでます。石化はしてない。ナマロフが検死する。
看護士に呼ばれてポールの病室へ行く。

病室にて。
ポールとナマロフ。
英語はpool of gardenと言ってます。日本語字幕では池でした。
事情を聞くナマロフ。プールで顔を見て恐かったとポール。
そんなわけで2、3日休めと言われてるポール。

時間が経過して夜中です。
ベッドでうなされているポール。悲鳴を上げてカルラが来る。
ポールは白髪になっています。

退院するポール。
ナマロフに挨拶に来ているポール。
ここでポールがカルラの手を握ってるとこをナマロフに見られてしまう。
何も言わないナマロフ。

ポールはここに残ると宣言しています。
怪物を見つけて殺すと意気込んでるポール。

ナマロフは内線電話をかける。
手下の看護士を呼んで満月だから彼女から目を離すなと命じてます。
ナマロフは事情を知ってるらしい。

墓場にて。
墓荒らしをしてるポール。父 ハイツ教授の墓を掘ってます。
そんなとこにカルラが来て見ています。
棺桶を開けるとハイツ教授はマジで石化していました。
カルラが話しかける。
で、ナマロフは誰かをかばってると推理するポール。
ナマロフの命令でハイツ教授の手紙を読んだと話すカルラ。
彼が誰をかばっているのか不安なのよと話すカルラ。

見ててこのへんでこういう話しだったのかとようやくわかった。
で、いきなり君を愛してると口説いてるポール。そうなるのか。
カルラはこまってる。

アトリエにて。
戻ってるポール。
誰か来ます。マイスター教授でした。
変わったなと言われてるポール。白髪なのでそりゃ変わった。
事情説明をするポール。

病院にて。
マーサの検死です。見えないけどどうやら頭を切開してるようです
カルラが来ます。

脳を取り出してるナマロフ。
こんな感じの取り出された脳を見ると『ヤング・フランケンシュタイン』(1974年)の「誰の脳だ?」「アビー・ノーマルさんです」のギャグを思い出す。

アトリエにて。
プールのとこで話しをするポールとマイスター教授。
ポールはプールに映った姿を見ただけだったので死なずにすんだと推測してるマイスター教授。
何かとメゲーラの話しになってます。
で、カルラはどんな女性と聞かれてこまってるポール。

警察にて。
ポールとマイスター教授が交渉に来てます。
資料を見せてくれと要求するとカノフ警部は拒否する。
で、マイスター教授が大臣の知り合いがいると言うと承諾してるカノフ警部。
どこの警察もコネや圧力は弱いようです。

転入届の記録を調べてるポールとマイスター教授。
この10年間に転入した女は?、カルラは7年前来ている。
カノフ警部に最初の殺人は?聞くと5年前が最初とのこと。

病院にて。
ナマロフとカルラ。
カルラがポールとマイスター教授が面会したいと電話ですと伝える。
面会を断ってるナマロフ。

それから口論になってます。
何故ラトフ看護士に私を尾行させる?と聞くカルラ。
ナマロフは君が心配なんだと言う。

カルラはポールに電話して面会はダメですと返事する。
で、明日朝7時に城に来てとポールに言うカルラ。

お城にて。
ポールは来てます。1人です。
カルラもいます。それでどうなる?
ここの最後の住人は50年前のメゲーラ?そんな話しになってる。
私を連れてってとカルラ。それでキスシーンになってます。
しかしポールはまだ行けないと言う。メゲーラを探す。
今ここから出ないと会えないわと言ってるカルラ。それでカルラはいなくなる。

ポールが戻るとこで尾行したて看護士がナイフを投げる。
マイスター教授が看護士ともみ合うが看護士は逃げてしまう。
それでマイスター教授はナマロフに聞こうとなる。

病院にて。
窓から忍び込むマイスター教授。そうなるのか。
直談判するのから思ったら書類ケースをバールでこじ開けてカルテを調べてます。
ナマロフが接近してりするが見つからなかったマイスター教授。

ところでこの作品はガス灯の時代だとようやくわかったりします。
ナマロフがガス灯を消していたのでようやく気が付いた。

カルラはまた内緒で出かけてます。

アトリエにて。
カルラ・ホフマンのカルテをゲットしてきたマイスター教授。ポールと調べる。
5年前に記憶喪失症のカルラ。最初の殺人事件と一致してる。
そうなるとナマロフはカルラについて色々と知ってる。
カルラは記憶喪失症を何度を発病してる。
ポールはカルラは無実ですと主張する。理由は私が愛してるから無実ですとなってます。これが映画的でいいんだな。

今夜は満月です。これは大変。
そんなとこにカルラの悲鳴が聞こえる。尾行してきた看護士に捕まりそうになってる。
救出しに行くポールとマイスター教授。看護士は逃げる。

カルラを中に入れます。
ポールは今夜一緒に村を出ようと言うが、カルラはもう遅いと言う。
誰か来ました。これは大変。ポールとカルラは外に逃げる。

来たのはナマロフと警察一行3人です。
マイスター教授が相手をする。ナマロフとは初対面になるマイスター教授。
家宅捜索になってます。しかしポールとカルラはいない。
看護士のナイフを見せてナマロフに詰め寄るマイスター教授。
そんな感じで忙しい状況になってます。
ナマロフと警察は引き上げる。

ポールが戻ってきます。
カルラはどこだと聞くマイスター教授。
1時間後に一緒に列車に乗ってるとポール。そんなわけでもうカルラは列車に乗り込んでいる予定らしい。
しかしマイスター教授はカルラは列車に乗らないかもしれないと推測する。

病院にて。
看護士が捜索を打ち切ったと報告してる。
満月2日目なのでメゲーラが人を襲う恐れがあるとも報告してます。

アトリエにて。
電話してるポール。今度は列車で先に行かせたカルラが着いてないとなってます。
マイスター教授はすぐに探しに行くポールを止めてます。まだ真夜中だからです。
夜が明けてからにしようとアドバイスしてる。

そんなわけで夜が明けるのを待っています。
しかしポールは2階の窓から脱出してます。
警察の馬車が来てます。やり過ごすポール。

マイスター教授が出る。
ポール・ハイツを逮捕すると警察。しかしポールはいない。
代わりにマイスター教授が逮捕されそうになるが2階の窓から逃げてます。

お城にて。
ここに来ているポール。カルラを探してます。
しかしサーベルを持ったナマロフが待ち伏せをしていて切り掛かる。
ポールも反撃して格闘アクションになってます。
そんなとこにゴーゴンがいたりします。

何とかポールを制圧したナマロフはゴーゴンと対峙する。
なるべく見ないようにしてるが見てしまうナマロフ。
そのまま石化するナマロフ。

気が付いたポールは石化して倒れているナマロフを見る。
これは大変となってるとこで鏡に映ったゴーゴンを見る。振り向いたらお終いです。

そんなとこにマイスター教授が駆けつける。
サーベルを拾ったマイスター教授はゴーゴンの後から接近する。
ゴーゴンの首をサーベルで切断するマイスター教授。

しかしポールはゴーゴンを直接に見ていました。石化しつつあるポール。
首だけになったゴーゴン。しかし首は人間に戻る。カルラになってます。

彼女は自由だと言ってるマイスター教授。
カルラの首を見て石化するポール。
エンドとなります。


そんなわけで普通のハマーホラーのよい作品でした。
ガキの頃にTVで見た覚えがあります。もうホトンド忘れてました。


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