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2015.08.16

『失われた心』

この作品は、カーティス・バーンハート監督、ジョーン・クロフォード主演のフィルムノワール風のメロドラマのようです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。

1947年 Warner Bros. アメリカ作品
ランニング・タイム◆108分
原題◆Possessed
プロット◆別れ話しがこじれて色々とある話しのようです。
音楽◆フランツ・ワックスマン

キャスト
ジョーン・クロフォード→看護師のルイーズ・ハウエル
バン・ヘフリン→建築家のデビッド・サットン
レイモンド・マッセイ→実業家のディーン・グラハム
ジェラルディン・ブルックス→娘のキャロル・グラハム
スタンリー・リッジス→ウィラード医師
ドン・マクガイア→助手のクレイグ
ジョン・リジリー→調べに来た警部補
モンテ・ブルー→Norris - lake house caretaker

カーティス・バーンハート監督の演出はよいと思います。
全体的に普通のメロドラマになってます。画調はフィルム・ノワールなルックになってますが。

株式会社ブロードウェイ発売のDVDにて。
画質は普通です。
スクイーズ収録のフル表示。
画面サイズはスタンダード。左右に黒味あり。
音声はドルビーデジタル2.0ch

ブロードウェイのタイトル
著作権のアラート

Warner Bros. (as Warner Bros.-First National Pictures)
Jack L. Warner executive producer

Joan Crawford
Van Heflin
in
Possessed
Raymond Massey
他のキャストスタッフの紹介。
撮影がジョゼフ・バレンタイン
音楽はフランツ・ワックスマン

ロサンゼルスにて。
バンクオブロサンゼルスの看板が見えます。
女性が歩く。これがジョーン・クロフォード扮するルイーズ。

何だかおかしいルイーズ。
路面電車が止まると運転手にデビッド?と聞く。路面電車は行ってしまう。
通りすがりの男達にデビッドと呼びかけるルイーズ。

ハンバーガーショップにて。
ここに入っても様子がおかしいルイーズ。
そんなわけで通報され救急車で病院送りになります。

病院にて。
救急車から寝台?に乗せられて移動が主観ショットになってます。
これは『吸血鬼/ヴァンパイア』(1932年)の引用なのかも。
反応が全くないので最初は糖尿なのかと思われるが精神科送りになるルイーズ。

精神科にて。もう夜です。
精神科の医者がやってきます。じいさんと若い男。
じいさんがウィラード。若い男はクレイグ。
じいさん医者は今日はもう20人も診たとうんざりしてます。

ハンマーで叩いて反応を診てます。
年齢学歴職業不明、全て不明となってます。押井守監督作品みたい。
デビッドという言葉に反応してるルイーズ。
ワシントンDCのタグがある服を着ている。ここはロサンゼルスなので随分と離れてます。

まずは会話から入る。
注射してベッドの上半身の姿勢を上げる。
ルイーズ・ハウエル。やはりワシントンDCに住んでいる。
当然、何故ロサンゼルスにいる?と聞かれます。
デビッドとは?、
シューマンのピアノが聞こえるルイーズ。
それで事情を話し始め回想になる展開になるようです。

このへんの印象ですがジョーン・クロフォードが何だかジェニファー・ロペスにみたいに見えます。
そうなるとジェニファー・ロペスはジョーン・クロフォードみたいに養子の子供をワイヤーハンガーで殴打したりするのかと思える。

回想にて。
湖畔の別荘にて。
ピアノを弾くデビッド。ルイーズがいます。
デビッドの建築技師らしい。図面を書いてます。
いい仲らしい。しかしそう思っていたのはルイーズだけだった。
結婚の話しは嫌がってるデビッド。
ルイーズはデビッドに入れ込んでます。デビッドはそれほどでもない。
そんなわけでデビッドはもう終わりにしようと別れ話を持ち出す。

ルイーズを送るデビッド。
湖なのでボートで送ってます。対岸まで送るようです。

対岸にて。
ボートから降りたとこでまた別れ話になるデビッドとルイーズ。
デビッドは帰ります。

ここは建築家グラハム氏の別邸のようです。
ルイーズはここでグラハム夫人の看護をやってます。看護師なのです。

しかしグラハム夫人の機嫌はいつも悪い。それも被害妄想に近い。
適当に対応してるルイーズ。

グラハム氏に呼ばれるルイーズ。
ルイーズはもう辞めたいと言うがグラハム氏は止める。

次の日にて。
朝早くから釣りに行ったグラハム氏がポートで戻る。
出迎えるルイーズ。そんなとこにデビッドがボートでやってきます。

グラハム氏と話し込むデビッド。ルイーズはいなくなる。
デビッドは自分を売り込んでグラハム氏に採用される。
電話で一応デビッドの経歴をチェックをしているグラハム氏。

船着き場付近にて。
ルイーズはグラハム夫人が呼んでいるのに聞こえないふり。
それはデビッドを待ち伏せているからです。

ルイーズとデビッド。
また湿っぽい話しになってます。
私を置いてカナダにいくのかと責めるルイーズ。
終わったんだとデビッド。怒って帰るデビッド。
そうなるといきなり謝ったりしてるルイーズ。最初からおかしい。
回想から戻ります。

病院にて。
ウィラード先生をルイーズの過去には興味津々で聞いてます。
ディーン・グラハム氏とポーリン夫人の話をするルイーズ。

ここでウィラード先生は助手のクレイグだけで話しをする。
被害妄想の初期段階。典型的な症状。統合失調症・・・

水差しのクローズアップから黒い水がと回想になります。
そうなるとどうなる?

回想にて。
黒い水とは夜の湖です。湖畔の家にて。
警察が来て湖面を捜索してます。
ルイーズはいます。捜索を見てます。
警察の役でジョン・リジリーが出てます。
ジョン・リジリーの一世一代の大役は『三つ数えろ』(1946年)のエディ・マース役だと思う。

女性の死体が引き上げられます。どうやらポーリン夫人らしい。
警部補がグラハムに確認のために呼んでます。ルイーズも行く。
事情聴取になってます。
ポーリン夫人は鬱病でしたと証言してるルイーズ。

湖畔の家にて。
日にちが経過して審問になってます。
警部補はグラハム氏の発言が気になると証言する。
「事故じゃない、あれは計画的だった」

地方検事
警部補
検死官
シャーマン医師
そんなとこにグラハム氏の娘と男の子が来ます。
そんなこんなで審問は終わったようです。

2階にて。
一段落して休もうとするルイーズ。
そうしたらポーリン夫人の寝室からルイーズを呼ぶ声がする。これはビックリ。
呼んだのは娘のキャロルでした。それがオチかい。

ルイーズとキャロル。
判決は事故死となる。
キャロルは母の手紙にあなたのことが書いてあった。
当然ルイーズはこき下ろされてるがそれはポーリン夫人の妄想だ。
しかしキャロルは本気にしてルイーズを責める。出てってくれと言う。

そんなとこにグラハム氏が来てキャロルを叱責する。
謝りなさいと言われるキャロル。そんなこんなでキャロルは大学に戻ることになる。

このへんの印象ですが何だかドロドロなドラマらしい。
それでオチは全部妄想でしたなんてならないだろうな。

回想から戻り病院にて。
ウィラード先生はその後はどうした?は聞いてます。治療はどこかに行ってます。
ルイーズはワシントンに行ったと話す。私たちと言ってる。

看護師は辞めたらデビッドに会えなくなるとなってるルイーズ。
これが仕事を続ける理由らしい。何だかあっという間に破綻しそう。

息子のウィンの世話をしてるようです。
数ヶ月か過ぎてルイーズはママと同じみたいになってます。

そんなとこにデビッドが来ています。グラハム氏と話し込む。
お酒を注いでるルイーズですが何だかおかしい。
グラハム氏とデビッドですが精油所にプラント建設の話しをしてるようです。
仕事先のカナダの話になってます。
ここでグラハム氏がウィンに本を読んでやるのでいなくなる。

ルイーズとデビッド。
キスをしてと迫るルイーズ。入れ込んでます。あなたは変わったとなじる。
デビッドは相変わらず終わったとそれだけ。
そんな感じで空々しい会話になってます。
ルイーズはデビッドと別れたらここにいる意味がない。

庭先にて。
ルイーズとグラハム氏。
唐突に辞めますと言うルイーズ。グラハム氏は止める。
そのうちにルイーズに結婚してくれと言うグラハム氏。そうなるのか。
愛してないけど承知するわと言ってるルイーズ。結構凄い。

プレザントビル女子大学にて。
キャロルが知人と話しをしてるとお客様ですと呼ばれる。ルイーズです。

ルイーズとキャロル。
結婚のことはグラハム氏から電話があったとキャロル。
そんな感じで気まずい雰囲気になってます。
何だかキャロルにケンカを売ってるルイーズ。
そんなこんなでここはキャロルの方が折れて何とか収まってます。そうなの?。

グラハム氏の自宅にて。
デビッドが来てます。結婚式は終わってる。

グラハム氏とルイーズに挨拶のデビッド。微妙な雰囲気。
2人ともデビッドは招待していないとか。そうなると誰が招待した?

デビッドはキャロルとコンタクトする。
キャロルをようやく思い出したデビッド。いい雰囲気になる。
そんなとこにルイーズが来ます。キャロルはいなくなる。

ルイーズとデビッド。
キャロルに近づかないでと警告するルイーズ。
当然無視するつもりのデビッド。
溶暗になります。

雨の夜。劇場にて。
ピアノ・コンサートがあるようです。話しの流れだと当然シューマンになる。
ここに来てるルイーズとキャロル。ボックス席に入る。
キャロルはデビッドを見てボックス席に呼ぶ。

そうなると気まずい雰囲気になるルイーズ。帰りたがる。
あまり気にしないデビッドはキャロルに接近する。
頭痛がすると帰るルイーズ。

ルイーズを劇場出入り口まで送るデビッド。
ルイーズに説教するデビッド。当然口論になってます。

グラハム氏の自宅にて。
帰宅するルイーズ。メイドのエルシーが迎える。
グラハム氏の帰宅は遅くなるとのこと。

寝室にて。
ルイーズは変な音を聞こえてくる。時計の音が気になる。雨垂れの音も気になる。
そんなとこにデビッドに送られてキャロルが帰宅する。

階段上から玄関ホールを覗くルイーズ。
キスをしてるデビッドとキャロル。そうなるとヒートアップするルイーズ。

キャロルが2階に上がったとこでルイーズと口論になる。
キスの話しをしてデビッドと会うのはやめなさいとルイーズ。
反対にキャロルに説教されるルイーズ。
頭に来たルイーズは成り行きでキャロルを階段下に突き落とす。
これは大変となってるルイーズ。
しかしここまではルイーズの妄想でした。

キャロルが帰宅してます。今度は妄想ではなく現実みたい。
キスは無しです。2階に上がってきたキャロル。いい子のキャロルです。
そんなわけでが口論は無しのルイーズとキャロル。

医者にて。
血圧計でルイーズが医者に来ているわかります。
名前はスミスにしてるルイーズ。医者から珍しい名前だと皮肉を言われてます。

どうやらルイーズ自ら来ているようです。幻聴で来ている。
聴診器を当てられ心臓音が聞こえていると説明される。神経症になるとそうなるらしい。
まだ治ると言われるルイーズ。統合失調症。精神科を紹介する・・・
しかしルイーズは話の途中で出ていってしまう。

グラハム氏の事務所にて。
ここに来てるルイーズ。カナダに来ないか?と言われる。
いきなり離婚したいと言い出すルイーズ。当然止めるグラハム氏。
そんなこんなで湖畔の家に行ってポーリン夫人を忘れようと言うグラハム氏。

湖畔の家にて。
グラハム氏とルイーズ。
ルイーズは2階寝室の窓が開いてるのが閉じられるのを見る。誰かがいる。
中に入り暖炉に火をつけると唐突に誰かいます。
いたのは管理人夫人のおばさんでした。それがオチかい。

1人になったとこでまた変な音がきこえるルイーズ。ルイーズと呼んでいる。
台所のスイッチが作動してポーリン夫人の寝室から呼ばれてる表示になってる
寝室に向かうルイーズ。

寝室にて。
入り込んで悲鳴を上げるルイーズ。
グラハム氏が駆けつけます。誰もいない。
ルイーズはポーリン夫人が私を自殺させようとすると主張してる。

段々と妄想がひどくなってるようです。
私がポーリン夫人の自殺を助けたと主張するルイーズ。
岩のとこまで連れてけと言われてそうした。あとは見ているだけだった。

しかしグラハム氏はこれを否定する。
ルイーズは休みでいなかった。ポーリン夫人といたのは私だったと話す。
とりあえずこれで納得したみたいなルイーズ。

グラハム氏の自宅にて。
帰宅してやたら元気になってるルイーズ。グラハム氏と出かけようとなります。

クラブにて。
ダンスをしてるグラハム氏とルイーズ。

カウンターにはキャロルとデビッドがいたりします。
キャロルはデビッドと婚約してるつもり。デビッドもその気満々。
グラハム氏とルイーズに見つかってテーブル席に同席する。

テーブル席にて。
4人がそろいます。やたら元気でデビッドのことを話すルイーズ。
余計なことを喋りそうで大丈夫なのか?と思える。

グラハム氏の自宅にて。
ルイーズの自室にキャロルが来ます。マニキュアの道具を借りに来た。
それでデビッドの話しになります。
実は彼のことが大嫌いと話し出すルイーズ。深入りしてはダメなのよと言ってしまう。
デビッドには愛してる人がいる。それは私なのよととも言ってしまうルイーズ。こうなると妄想全開といった感じ。
キャロルはデビッドと話すわといなくなる。

日が改まってます。
デビッドが来てます。ルイーズと直談判になる。
自分とルイーズの仲を全部バラすと言うデビッド。
デビッドはキャロルと結婚するつもりです。
言うだけ言って帰るデビッド。

時間が経過してグラハム氏が帰宅する。
メイドから奥様が午後からずっと泣いてると聞くグラハム氏。

寝室にて。
ルイーズとグラハム氏。
医者を呼ぶと言うグラハム氏。
私を追い出すために医者を呼んだののねと妄想全開のルイーズ。
と思ったらいきなり反省して謝罪してるルイーズ。
こうなるとマジで医者がいるみたい。

夕食に医者を呼んであると知らせるグラハム氏。
少し1人で休ませてとルイーズ。
グラハム氏がいなくなったとこで速攻で着替えて出かけるルイーズ。

デビッドの自宅アパートにて。
デビッドは荷造りしてます。そんなとこに突撃してくるルイーズ。

出て行けとデビッド。
グラハム氏が私を病院に入れると主張してるルイーズ。
デビッドはそうではないと言いグラハム氏に電話する。

デビッドは今夜キャロルと結婚する予定らしい。
いよいよリボルバーを出すルイーズ。
これは大変となって説得しつつリボルバーを取り上げようとするデビッド。
マジでリボルバーを撃つルイーズ。思い切り連射してます。

回想から戻り病院にて。
私が殺したましたと半狂乱のルイーズ。

ウィラード先生と助手。
もう手遅れだといった感じ。もう少し早く来てくればと愚痴のウィラード先生。
そんなとこにグラハム氏が来てると知らせが入る。

ウィラード医師とグラハム氏。
まずは初めましてから挨拶から入る。
ルイーズの治療は可能ですと話すウィラード先生。

延々と説明になります。
あるパターンを超えると精神障害が起きる・・・
ポーリン夫人が自殺から症状が進んだらしい・・・
そんなわけでデビッド殺害は責任能力は問えない。しかし陪審員がどう思うかは別です・・・
ルイーズと面会したいとグラハム氏。

グラハム氏とルイーズ。ウィラード先生もいる。
眠ってるルイーズ。
これからもっと大変だと話すウィラード先生。
あくまでもルイーズを立ち直らせるつもりのグラハム氏。

病室から出て立ち去るウィラード先生。
希望を持たせる感じでエンドとなります。これがハリウッドスタイル。


そんなわけでドロドロなメロドラマのよい作品でした。


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