『サイレント・ボイス』(2007年)
この作品は、ジョン・ブラッドショウ監督、ミア・カーシュナー主演の幽霊ホラーようです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。
2007年 Chesler/Perlmutter Productions アメリカ=カナダ作品
ランニング・タイム◆85分
原題◆They Come Back
プロット◆霊体と色々とある話しのようです。
音楽◆ステイシー・ハーシュ
キャスト
ミア・カーシュナー→精神分析のフェイス・ハーディ博士
ニーアム・ウィルソン→生き残ったマーリー・チャールズ
ジョナサン・ワットン→死んだ旦那の弟メイソン
ローズマリー・ダンスモア→カー夫人
シャーロット・アーノルド→行方不明の患者ミーガン・ベルフラワー
ヤナ・マッキントッシュ→霊的カウンセリングのニキータ・ウォレス
ハミッシュ・マキューアン→マーリーの父親エドワード・チャールズ
クリスティ・ブルーズ→マーリーの母親アマンダ・チャールズ
ディアンナ・カサルース→ハーディ先生の秘書ソフィア
クリスティ・ブルース→アマンダ・チャールズ
ジョン・ブラッドショウ監督の演出はよいと思います。
全体的に普通に出来てます。低予算なのでそれなりです。
ネクシード株式会社/アルバトロス株式会社発売のDVDにて。
画質はまあまあ。ビデオ撮りです。
スクイーズ収録のフル表示。
画面サイズはワイド。上下左右黒味無し。フルスクリーン。
音声はドルビーデジタル2.0ch
新作案内
『ラスト・レジェンド』(2008年)◆ The Last Man (2008) ◆病原体アクション 安い合成
『ブレイドX』(2005年)◆ Soul Searcher (2005) ◆オカルトアクション 死神、魔王ダンテ 英国の低予算物
『新・暗くなるまで待って』(2007年)◆ Lost in the Dark (2007) ◆『暗くなるまで待って』(1967年)◆ Wait Until Dark (1967) のリメイク
『センター・オブ・ジ・アース』(2008年)◆ Journey to the Center of the Earth (2008) ◆ジュール・ベルヌの『地底探検』の映画化
『エイリアンノイド』(2008年)◆ Infected (2008) ◆病原体サスペンス
『デビル・リベンジャー 復讐の殺人者』(2008年)◆ Swamp Devil (2008) ◆植物人間の殺人鬼サスペンス
『アラーム・フォー・コブラ SPIN OFF』(2003年-2005年)◆ Alarm für Cobra 11 - Einsatz für Team 2 (2003– ) ◆ドイツ製カーアクション
貧乏性なので全部見てしまう。
ネクシードのタイトル
タイトル
Chesler/Perlmutter Productions
They Come Back
これはビデオ撮りのTVムービーです。まあいいけど。
リーアム・ニーソンだと思ってたらニーアム・ウィルソンでした。
タイトル途中から始まってます。
政治家のパパにママと娘のマーリー。クルマで出かけます。クルマはBMW
郊外の道路にて。
政治家には弟がいる。アル中だとこき下ろされてます。
何故かスピードを出してるパパ。事故ります。
夜になってマーリーだけが脱出して道路を歩く。
そんなとこにクルマが通りがかる。これが一家の知り合いらしい。中年のカー夫人。
マーリーのことは知ってます。
両親はもう死んでるようですが携帯電話で救急車を呼んでる。
シーンは飛んで墓場にて。
もうマーリーの両親の葬式になってます。
マーリー、カー夫人、それに若い男、これが旦那エドワードの弟メイソン。
ニュー・イングランド大学にて。
講義をしているフェイス・ハーディ先生。元精神分析医で作家。
本を持ってるメイソン。ハーディ先生にコンタクトします。
姪のマーリーのことで相談がと切り出すメイソン。会話からもう1年経ってるらしい。
事故に遭ってから声を聞いたり物が動いたりする・・
しかしハーディ先生はもう診断はやらないと断る。
ハーディ先生の自宅兼オフィスにて。
ハーディ先生が来ます。秘書のソフィアはもう帰ってる。
何故かフラッシュバックが入る。
これはあとでわかりますが行方不明になったハーディ先生の患者ミーガンらしい。
マーリーの自宅にて。
寝ているマーリー。
ハーディ先生が来ています。
まだ面会したらカウンセラーを紹介するわなんて言ってるハーディ先生。
メイソンは図書館でハーディ先生の本を見て指名したと言ってます。
自宅兼オフィスにて。
戻ってるハーディ先生。秘書のソフィアはまたいない。
母親と連絡してと伝言が残されてます。母親とは疎遠らしいハーディ先生。
学校にて。
クルマで来ているハーディ先生とメイソン。
カー夫人のクルマで送られてるマーリー。クルマはフォードの小型車。
マーリーは学校をさぼってます。
墓場にて。
両親の墓に花と手紙を置いてるマーリー。
声を掛けるメイソン。ハーディ先生を紹介します。
ハーディ先生とマーリー。
本の話しになってます。
それとは別に水が溜まってるとこに人が浮かんで見えます。
自宅兼オフィスにて。
ようやく秘書のソフィアが登場してます。イケイケな感じ。
ハーディ先生の子供の頃は色々とあったらしい。
ブランコが2つあって子供のハーディ先生ともう1人乗ってます。
マーリーが両親に当てた手紙を見るハーディ先生。
あの人達を止めてと書いてあります。
マーリーの自宅にて。
ハーディ先生とカー夫人。
メイソンはマーリーと話しをしてる。メイソンはいい人過ぎて何だか怪しい。
ハーディ先生とマーリー。
あの人達は誰と聞くとマーリーは手紙を呼んだのねとハーディ先生を非難する。
それから物が勝手に動く話しになってます。
で、マーリーは部屋から出て行ってします。ドアが勢いよく閉まる。
自宅兼オフィスにて。
戻ってるハーディ先生。ソフィアと話しになる。
マーリーの話から以前行方不明になった患者ミーガンの話しになってます。
ミーガン・ベルフラワー、16歳、ミーガンは悲惨な家庭環境から自殺を図り普通の病院からハーディ先生へと回された。
ミーガンは声が聞こえると訴える。で、ある日診察してから行方不明になった。
学校にて。
ハーディ先生がマーリーとコンタクトする。
勝手に手紙を読んだことを謝罪してるハーディ先生。
マーリーの自宅にて。
ハーディ先生が来てます。メイソンをハーディ先生を食事に誘う。
まだ仕事中だからとアッサリと断ってるハーディ先生。
ハーディ先生とマーリー。
録音をしてます。録音機が古い。マイクロカセットみたい。
いつのまにか録音機がなくなってます。本棚の皿で水浸しになってます。
これはビックリのハーディ先生。
あの人達がやったと主張してるマーリー。何とかしてと訴える。
クルマに乗り込むハーディ先生。
ウインドウに何やら映り込んでます。
自宅兼オフィスにてにて。
ミーガン行方不明のスクラップを見ているハーディ先生。
名刺があります。霊的カウンセリング ニキータ・ウォレス
ニキータ・ウォレスのオフィスにて。
ハーディ先生が来てます。
ニキータ・ウォレスは黒人の女性。ハーディ先生とは大学の同級だったようです。
録音機が動いた話しになります。
ニキータ・ウォレスは霊的カウンセラーなので霊的な話しになってます。
ハーディ先生は論理的に説明がつくと言ってます。それなら何でここへ来たと突っ込まれています。
ハーディ先生の実家にて。
母親とコンタクトするハーディ先生。父親はもう死去してるようです。
最初はよかったけどやはり口論になりつつあります。
声が聞こえると物が動く話しになると母親は不機嫌になる。
父親は子供のハーディ先生を施設に入れると脅かしていた・・・
マーリーの自宅にて。
寝ているマーリー。目を覚まして廊下に出る。
フラッシュライトを持ってます。LED灯です。持ち方も逆手に持ってます。
浴室で水を飲んでるマーリー。で、壁や天井が水浸しになって最後に女性の亡霊が現われます。これはビックリ。
早く私を見つけてと催促してる女性の亡霊。
自宅兼オフィスにて。
夜中にハーディ先生が目を覚まして昔の自分の写真を見ています。
それからミーガン・ベルフラワーのVHSビデオを見ます。
対話療法のVHSビデオにて。
ハーディ先生とミーガン。そのまま回想になる。
幽霊の声が聞こえると主張してるミーガン。冷静なハーディ先生。
レストランにて。
ハーディ先生とニキータ・ウォレス。
あなたの罪悪感が恐怖を産みマーリーに悪影響を与えていると指摘するニキータ・ウォレス。
ハーディ先生は私も子供の頃はミーガンと同じだったと話してます。
声を聞いたり姿を見たり、一緒にブランコに乗っていた。
8歳の時にクルマに轢かれた子供が来ていた。
で、父親に見つかって折檻されたと話すハーディ先生。
マーリーの自宅にて。
ハーディ先生とマーリー。
マーリーは幽霊を見たことを言わないのか?そんな感じ。
メイソンがハーディ先生を呼ぶ。恋人はいるの?と聞かれたりする。
子犬を見せるメイソン。マーリーへのプレゼントとか。
マーリーに子犬を見せます。
ここをバカチョンカメラで撮ってるハーディ先生。
最初はなついてるがそのうちにマーリーを吠えて逃げる子犬。
自宅兼オフィスにて。
ソフィアがいます。ハーディ先生が戻る。
バカチョンカメラを現像に出すようです。
学校にて。
いじめに遭うマーリー。いじめっ子がやり口が妙にリアルです。
そんなこんなで水槽が割れて大騒ぎになります。
水槽が割れたのはマーリーが原因だとなって放校になるマーリー。
メイソンとカー夫人が呼ばれてます。
カー夫人は私が教えると言ってます。それでハーディ先生をクビにした方がいいと主張する。
マーリーの自宅にて。
ハーディ先生とマーリー。
嫌な話をしないでカードを使ったゲームをしましょうとなる。
カードを絵を当てるゲームです。驚異的な確率で当ててるマーリー。
水の絵ばかり当ててます。
それから女の人の話をする。そうなるといきなり水槽が割れたりする。
自宅兼オフィスにて。
ハーディ先生は報告書を見る。マーリーの両親の交通事故の報告書です。
マーリーの自宅にて。
ハーディ先生はメイソン。
マーリーに催眠術をかける話しになってます。メイソンの許可をもらおうとする。
何か悪影響を心配してるメイソン。
ニキータ・ウォレスのオフィスにて。
マーリーに催眠術をかけてるニキータ・ウォレス。
別室でビデオモニターを見ているハーディ先生とメイソン。
何だか声が違うマーリー。誰なんだ?となってます。ミーガンの声みたい。
それで別室のドアを突然閉まったりまします。
これはビックリのメイソン。慌てて開けてる。
メイソンはこれでは逆効果だと怒ってます。
マーリーの自宅にて。
ハーディ先生とメイソン。
メイソンから辞めてくれと言われるがこれでは収まらないハーディ先生。
小切手を破り捨ててます。
帰りがけのハーディ先生とカー夫人。
あなたの勝ちねと嫌味を言うハーディ先生。受け流してるカー夫人。
自宅兼オフィスにて。
資料を片づけるハーディ先生。
それから何故か入浴シーンになってます。
風呂に入るとこが『サイコ』(1960年)そのままなので、そうなるとナイフを持ったのが乱入してくるのか?と思えた。
そうではなく風呂に入ってるハーディ先生。
お湯が止まります。それからおかしな雰囲気になって排水口から赤い液体が流れ込む。
ハーディ先生は溺れそうになってます。そうなるのか。
で、何とか無事のハーディ先生。
一息ついてコーヒーを飲んでるハーディ先生。
バカチョンカメラで撮ったマーリーの写真を見てます。マーリーの背後のガラス戸には確かにミーガンがいます。
ミーガンはマーリーを介して訴える。水の中にいると。
マーリーの自宅にて。
クルマで来ているハーディ先生。解決法がわかったと言ってる。
で、マーリーはカー夫人と湖畔の家に行ったとメイソン。
湖畔の家は以前ハーディ先生が働いていた付近。
そんなわけでマーリーのクルマで追います。クルマはニッサンの小型セダンです。
クルマにて。
ハーディ先生とメイソン。
ミーガンが消えた話しになってます。
クルマにて。
カー夫人とマーリー。
これにカットバックして森を歩いて移動の主観ショットが入る。
誰だかわからんがそのうちにミーガンとわかる。
森から道路に出るミーガン。カー夫人のクルマの前に出る、避けようとして事故るカー夫人のクルマ。
ミーガンはカー夫人のクルマに接近する。
マーリーを連れ出してます。カー夫人は死に至ったらしい。
そうなるとミーガンはマーリーを彼岸の向こうに連れていくのか?
クルマにて。
ハーディ先生とメイソン。
中々追いつきません。
で、メイソンはここは兄夫婦が死んだ道だ。だから急ぐなと言ってます。
クルマが事故ってます。
カー夫人は死んでいる。マーリーはいない。
徒歩でマーリーを探すハーディ先生とメイソン。
ミーガンに連れられているマーリー。
どこに家があるの?と聞いてるマーリー。ミーガンはもうすぐだと言う。
マーリーを連れて沼に入るミーガン。
そんなとこにハーディ先生とメイソンが追いつきます。
ハーディ先生にはミーガンとマーリーが見えます。
メイソンにはマーリーしか見えていない。
沼に入りミーガンとコンタクトするハーディ先生。
マーリーを沼から出してます。
で、ミーガンを説得するハーディ先生。
真相を話すミーガン。
あの日看護師に注射されてから病院から出たミーガンはBMWに撥ねられます。
ミーガンに謝罪してるハーディ先生。
真相にて。
そのまま夜になってカー夫人が事故現場に来る。
死んでいる夫婦を見て、フロントウインドウに血がついてるもの見る。
それでミーガンの死体を発見して夫婦の過失を消そうとミーガンを沼に沈めます。
ミーガンを引きずって沼まで運び、放置されてるボートに穴を開けてミーガンを乗せて沼に入れ沈むのを見てるカー夫人。
ハーディ先生とミーガン。
これでミーガンは成仏するようです。
沼から出るハーディ先生。
メイソンに事情を話してます。ミーガンは私たちみたいな子だった。
エピローグ
ニキータ・ウォレスのオフィスにて。
ハーディ先生とニキータ・ウォレス。
この件を本にしないの?と聞くニキータ・ウォレス。
しないと入ってるハーディ先生。物的証拠がないし、私やマーリーの証言だけでは信用されない。
マーリーの自宅にて。
ブランコのハーディ先生とマーリー。メイソンもいます。
マーリーに両親と会いたい時にはいつでも会えると言ってるハーディ先生。
それから自宅に入るハーディ先生とマーリー。
玄関内から外を見るハーディ先生。
ハーディ先生には多数の霊的存在が見えているようです。
エンドとなります。
そんなわけで普通のオカルトドラマのよい作品でした。
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