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2015.07.04

『五本指の野獣』(1946年)

この作品は、ロバート・フローリー監督、ロバート・アルダ、アンドレア・キング、ピーター・ローレ主演の幽霊ホラーのようです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。

1946年 Warner Bros. (as Warner Bros.-First National Pictures) アメリカ作品
ランニング・タイム◆88分
原題◆The Beast with Five Fingers
プロット◆手首の亡霊に悪戦苦闘する話しのようです。
音楽◆マックス・スタイナー

キャスト
ロバート・アルダ→居候のブルース・コンラッド
アンドレア・キング→看護師のジュリー
ピーター・ローレ→イングラムの秘書ヒラリー
ビクター・フランセン→偏屈なピアニストのイングラム
J・キャロル・ネイシュ→警視
チャールズ・ディングル→英国のアーリントン氏
ジョン・アルビン→アーリントン氏の息子ドナルド
デビッド・ホフマン→顧問弁護士のデュープレックス

ロバート・フローリー監督の演出はよいと思います。
全体的に普通のホラーになってます。

この作品の展開は結構凄い。
これも手首が動き回るシーンを考えついたルイス・ブニュエル監督のおかげかもしれません。

株式会社ブロードウェイ発売のDVDにて。
画質はまあまあ。
スクイーズ収録のフル表示。
画面サイズはスタンダード。左右に黒味あり。
音声はドルビーデジタル2.0ch

ブロードウェイのタイトル
最近はここの作品ばかり見ている。
著作権のアラート

タイトル
Warner Bros. (as Warner Bros.-First National Pictures)
The Beast with Five Fingers
Robert Alda
Andrea King
Peter Lorre
3人とまとめて表示してる。
音楽はマックス・スタイナー
監督は知りません。ロバート・フローリー監督。

字幕の前説があります。
およそ50年前イタリアのサンステファーノという村で本当にあったかもしれない小さな物語・・・

お祭りです。
アリメカ人観光客の乗った馬車が到着する。
観光客が馬車を降りたとこで土産物の売り子が押し寄せる。

カフェにて。
アメリカ人の中年カップルにコンタクトする若い男が登場。
偽物を売りつけて自分の飲んだブランデー代も払わせる。

一仕事した若い男にヒゲのオッサンがコンタクト。
警視と呼ばれてるオッサン。若い男はコンラッドと呼ばれてる。
古美術商には許可が必要だと言われても本物だったら必要なのでしょうと返すコンラッド。これはひどいな。

で、警視からジュリーがこの村から出る話しを聞くコンラッド。
これは結構大変なことみたい。コンラッドは知らなかったようです。

イングラムの屋敷にて。
ピアノの音が聞こえます。
オッサンのピアニスト イングラム
ピーター・ローレの秘書ヒラリー
看護師のジュリー
ピアノの演奏が終わったとこでコンラッドを入れてます。

偏屈なピアニストのイングラム。車イスで右手が麻痺してます。
占星術の研究に入れ込んでるヒラリー秘書。
イングラムに気に入られてるジュリー看護師。
以前イングラムに1曲だけ提供してるブルース・コンラッド。
登場キャラはこんな感じ。

イングラムはジュリー看護師に頼り切りのようです。
ローマから顧問弁護士がやってくる話しになってます。

書斎にて。
ヒラリー秘書とジュリー看護師。
ジュリー看護師に帰らないでくれとお願いしてるヒラリー秘書。

食事にて。
イングラム
ジュリー看護師
ヒラリー秘書
コンラッド
それにヒゲのオッサン、顧問弁護士のデュープレックス
イングラムはワインが違うとか色々とうるさい。

イングラムは自分が正気だと署名してくれと話しを切り出す。
要するに遺言書に署名してくれとなります。
署名する面々。

広間にて。
ピアノを弾くイングラム。
このピアノの音は結構いい音で鳴ってます。

庭にて。
コンラッドとジュリー看護師。
ジュリー看護師にここを出て行くのか?と聞くコンラッド。イングラムがジュリー看護師を離すわけがないと言う。
で、ジュリー看護師にアイラブユーと言ってるコンラッド。そうなるのか。

コンラッドはイングラムに1曲提供してそれがイングラムの持ち芸になっていた。
そんなわけで屋敷にいるらしい。あれはバッハの模倣だと言ってるコンラッド。
コンラッドのこの1曲のみで行き詰まってるとか。今はイングラムの機嫌をとって骨董品を売っている。
それからキスをしてるジュリー看護師とコンラッド。そうなるのか。

屋敷内にて。
ジュリー看護師を呼んでるイングラム。
そんなとこにヒラリー秘書が来る。ジュリー看護師は庭でコンラッドといる。2人で遠くに行くつもりでしょうと告げ口をする。キスまでしてると言ってる。
口論から頭に来たイングラムがヒラリー秘書の首を絞める。

そんなとこにジュリー看護師が来る。
まだ死んではないヒラリー秘書ですがイングラムからクビと言われてます。
そんなとこをデュープレックス顧問弁護士は何故か隠れて伺ってる。

寝室にて。
寝ているイングラム。ジュリー看護師が付き添ってます。
切りがいいとこでジュリー看護師は部屋から出る。

クビになったはずだけどまだこの屋敷にいるヒラリー秘書。
ジュリー看護師にもう少しで殺されていたと話すヒラリー秘書。
私からイングラムに話すからと言ってくれるジュリー看護師。

時間が経過して寝室にて。
目を覚ますイングラム。窓から風が吹き込む。
ジュリー看護師を呼ぶが当然いない。

自分で車イスに乗って廊下に出てるイングラム。
広間を見下ろしてピアノを見ると何だか超常現象となる。
それから車イスごと階段を転落するイングラム。そのまま死に至ったようです。
最後までジュリー看護師を呼んでるイングラム。これは化けて出てきそう。
溶暗となります。

屋敷にて。
もうイングラムの葬式になってます。人がゾロゾロと来てます。
左手の人さし指に指輪をしてるイングラム。

コンラッドと警視。
警視は事故扱いにしてます。コンラッドにはアリバイがあるらしい。
お悔やみなら私に言ってくれと喪主になってるコンラッド。
警視を親族に紹介するコンラッド。

別室にて。
ここに入る警視とコンラッド。
イングラムの親類で英国のアーリントン氏と息子のドナルドが登場。
変な声がが聞こえてます。それはカネで雇った会葬者の悲しみの声で古くからの慣習だそうです。
やめさせてくれと要求するアーリントン氏。

コンラッドと話になります。
アーリントン親子は書物や骨董品等は英国に持ち帰るつもり。
そんなとこにヒラリー秘書が来て書物は私の物だ主張する。
アーリントン氏はおかまいなし。ヒラリー秘書に出てけと言ってる。
遺言書が公開されたら財産は全て英国に持って行くと主張するアーリントン氏。

ジュリー看護師の部屋にて。
遺言書公開の席にジュリー看護師を呼びに来たコンラッド。
君が出ていく前に死んでよかったと言ってるコンラッド。出ていってから死んだら後味が悪いだろうとか言ってます。
2、3日我慢すれば出て行けると励ましてる?コンラッド。またキスをしてます。

遺言書公開の席にて。
全員そろってます。デュープレックス顧問弁護士が遺言書を発表する。
財産の全てをジュリー看護師に残す。これだけでした。
これに収まらないのがアーリントン親子。クレームを入れる。
警視には事故死の責任があるとジュリーを責める。
コンラッドはジュリーは辞退するだろうと言う。
しかしジュリーは相続してこの屋敷に住みますと言い切る。
ヒラリー秘書も残ると主張する。
そんな感じでこのままでは収まらないようです。

別室にて。
アーリントン親子とデュープレックス顧問弁護士。
デュープレックスは裏切り者がどうのこうのと言ってる。
これを聞いてアーリントン氏は張り切ってます。
アーリントン親子はイングラムの精神状態がおかしいことを証明しようとするつもり。
ここでデュープレックス顧問弁護士が遺言書を書き直そうと持ちかける。私の財産の取り分は1/3だと主張してる。大した悪徳弁護士です。
前の遺言書の相続人は息子になっていたと言ってます。
嫌ならジュリー看護師と組むと脅迫してるデュープレックス顧問弁護士。

台所にて。
女中2人と執事1人。いきなり悲鳴を上げる女中。
墓場の墓所に灯が点いてます。これはビックリ。

墓場の墓所を調べに行くアーリントン親子。
誰もいない。これだけでした。

デュープレックス顧問弁護士の部屋にて。
遺言書を書いてるデュープレックス弁護士。ドナルド・アーリントン氏を相続人とする・・・

そんなとこに何かが迫る。
ドアノブが回り開きます。人さし指に指輪の手だけが入ってきます。
恐怖の表情のデュープレックス顧問弁護士。

寝ているアーリントン氏。ピアノの音が聞こえる。
部屋から出るアーリントン氏。

ジュリー看護師にも聞こえてます。部屋から出る。

階段上のアーリントン氏とジュリー看護師。
1階書斎からヒラリー秘書も出てくる。
ピアノには誰もいない。ピアノの上には指輪が置いてある。
ドナルドも来ます。それでデュープレックス顧問弁護士の死体を発見する。クビに絞められた跡がある。
そんなわけで大騒ぎになってます。

時間が経過して警察が来てます。
警視が指紋を確認してる。ピアノの指紋は誰とも一致しない。
動機は?→デュープレックス顧問弁護士が死んで有利になるのはジュリー看護師。

コンラッドはこれは簡単だと言う。
イングラムの幽霊がデュープレックス顧問弁護士を殺しピアノの弾いたと言ってます。
警視は信じない。コンラッド本人も信じていない。つまらない冗談でした。

墓所が怪しいと証言するドナルド。
そんなわけで墓所を調べに行きます。

墓所にて。
何だかんだで全員で入って調べています。棺桶を開けて指輪を見るようです。
で、窓が一部割れてます。内側から割れてる。
いよいよ棺桶を開けます。イングラムの死体から左手部分が切り落とされています。
麻痺してる右手にはナイフを持ってる。
コンラッドはガラスの破片を拾う。ナイフには血がついてないと警視。

外の窓の側にて。
足跡はないけど手の跡はあります。指で這ってたような跡もあります。
そんな感じで窓から手首だけが出て行ったみたい。

村にて。
コンラッドとジュリー看護師が来てます。
2人を見ると呪われると親子連れが家の中に避難する。
カフェに行くと客がいなくなる。ウエイターのホレイショが注文を拒否する。
そんな感じで大変な状況になってます。

警視が来てます。
ガラスの指紋はピアノの指紋は一致した。他のところには同じ指紋がある。ジュリー看護師の部屋の窓ガラスにもあった。
手首があちこち動き回っているとなってます。
で、ウエイターからここから出て行ってくれと言われます。
警視はここより警察署がいいと2人を連れて行きます。

警察署にて。
事情聴取にされているコンラッドとジュリー看護師。
コンラッドの収入は?→イングラムから。出国ビザは?ジュリー看護師と高飛び?
ジュリー看護師には遺産相続してるのに出国ビザとは矛盾してる・・・・
コンラッドはホレイショの宿に泊まったと主張してます。カフェ兼宿屋なのか。
警視はジュリー看護師のパスポートを預かってしばらく屋敷にいてくれと命じる。

この警視のルックスはエルキュール・ポアロのイミテーションみたいだけどなかなか切れるようです。

屋敷にて。
書斎のヒラリー秘書。そこにドナルドが来る。
何を探してると聞くドナルド。未来を探る法則だと話すヒラリー秘書。死を予知することが可能になる。
それでドナルドの死に方を話すヒラリー秘書。窒息死とのこと。
当然ドナルドは信じない。

それでドナルドは話題を変える。
本棚の秘密のドアを見つけます。隠し金庫があります。
ドナルドの子供の頃に叔父から見せられたとか。
開ける番号はうろ覚えなドナルド。引き上げます。

夜中にて。
ドナルドが階段にいます。警視もいる。住み込みで捜査してるらしい。

書斎の隠し金庫に来てるドナルド。
警視はその辺に隠れてます。
ピアノの音が聞こえます。ドナルドが書斎のドアからピアノの方を伺うといきなりクビを絞められてます。これはビックリ。
警視が書斎に見に行くが誰もいない。窓は開いてる。
コンラッドとジュリー看護師も来てます。
ドナルドはどうなった?。
ヒラリー秘書も来てます。どうした?聞いてます。

ベッドのドナルド。まだ死んではない。
警視の責任だと責めるアーリントン氏。
アーリントン氏は救急車で明日の朝にここから出て行く主張する。
口論してるとこで召使い2人と執事の計3人が夜逃げしてます。これは大変。食事も出来なくなる。

コンラッドとジュリー看護師。
ジュリー看護師は荷造りをしてます。早く出ましょうと言ってる。
バスに乗ればすぐにスイスだと言ってるコンラッド。
またキスをしてる2人。

書斎にて。
ドアを内側から鍵を閉めているヒラリー秘書。しかし窓が開いてます。
机の上には指輪があります。それから色々とポルターガイスト現象がある。
で、机の上のタバコ入れだかの箱のフタが空いて手首が出てきます。さすがに驚愕してるヒラリー秘書。

いごいごと動いてる手首。指輪に向かってます。
しかし片手だけでは指輪ははめられない。どうするのかと思ったらヒラリー秘書が手首をつかみ指輪をはめてる。なるほど。親切です。
それから机の引き出しに手首をしまってます。そのまま逃げます。
自分でドアに鍵をかけたのも忘れて焦ってます。とにかく外に出ます。

このへんのシーンですが本当にルイス・ブニュエルが書いたのか?

ヒラリー秘書はコンラッドの部屋に行くがいない。
ジュリー看護師の部屋からコンラッドとジュリー看護師が出てくる。
書斎に連れていきます。

書斎にて。
ヒラリー秘書、コンラッド、ジュリー看護師の3人。
引き出しを開けると手首はない。ハンマーと釘があります。
机の上の紙にはイングラムの書いた文字が記されている。
コンラッドはヒラリー秘書のそれは幻想でしょうで片づけてます。
ジュリー看護師はコンラッドに戻りましょうと薄情にもヒラリー秘書を置き去りして部屋に戻っていく。

ヒラリー秘書はまた怪しい音を聞きます。
どうやら本棚の裏側に何かが移動しているらしい。
本棚の本を落とすヒラリー秘書。そのうちにマジで手首が本の裏側にいたりします。
手首を捕まえてるヒラリー秘書。
どうやら手首を釘付けにして固定するようです。引き出しのハンマーと釘で机に打ち付けてます。ここはいいシーンです。
見てて痛そうで。それでハンマーの音が屋敷中に聞こえてます。

ジュリー看護師の部屋にて。
ハンマーの音を聞いてるコンラッドとジュリー看護師。
あまり心配はしていない。何をやってる?といった感じ。
そんなわけでお休みと自分の部屋に戻ってるコンラッド。それがオチかい。

階段上にて。
コンラッドとヒラリー秘書。
手首を捕まえたよと知らせるヒラリー秘書。コンラッドは妄想だと思ってるのでもう寝ようと言ってます。

ベッドのドナルドとアーリントン氏。
ドナルドは叔父から教わった指の骨の数から金庫を開ける番号を思い出したようです。
そんなわけで書斎の金庫に急行する。

書斎にて。
手首が机に打ち付けてあるはずですが無視?しています。
隠し扉裏の金庫を開けようとするドナルドとアーリントン氏。
そんなとこに隠れていた警視がそれは不法行為だと制止する。
そんなこんなで警視は責任はとりませんよとなって金庫を開けるようです。

金庫を開けるドナルド。
中には手首が入っていました。これはビックリ。
驚愕したドナルドは逃げる。家の外へ逃げ、墓所まで逃げて、森まで逃げる。
庭でタバコを吸っていたコンラッドがドナルドを追う。

森にいたドナルドを見つけるコンラッド。
ドナルドを回収して屋敷まで戻ります。ホッとしてる他の面々。

書斎にて。
ジュリー看護師が来てます。金庫の手首を見てビックリと思うけどそんなにビックリはしていない。
そんなとこにヒラリー秘書が来て話しかける。これで信じるか?

ジュリー看護師はヒラリー秘書に話すことがあると切り出す。
あなたがドナルドを襲ったのねと言ってます。
デュープレックス顧問弁護士もあなたが殺したのねとなる。
違うような気がするけどそうなってる。

ジュリー看護師は全てはイングラムの手首を使ってヒラリー秘書がやったと推測しているらしい。
これは一応筋は通ってます。

ヒラリー秘書を説得するジュリー看護師。
あなたが思ってる通りに警察に話しなさい。
それで刑務所送りになっても本を持って行けばいいと説得します。
本があるなら悪くはないなと納得しつつあるヒラリー秘書。

ヒラリー秘書はジュリー看護師にこのことは誰にも話していないねと念を押す。
そうなるとどうなる?
いきなり信用出来ないとジュリー看護師の首を絞めようとするヒラリー秘書。
ここはジュリー看護師はヒラリー秘書を突き飛ばして逃げます。

ピアノの音が聞こえてきます。
手首だけがピアノを弾いてます。すくなくともヒラリー秘書にはそう見えてる。
しかしジュリー看護師には単なるピアノに見える。
そうなると全てはヒラリー秘書の妄想なのか?

それでジュリー看護師は自室へ逃げる。
ドアに鍵をかけています。しかし別のドアからヒラリー秘書が侵入する。
スイッチナイフをとり出すヒラリー秘書。結構普通の手口だ。
ジュリー看護師は手首が動いてるとこを認めて説得にかかる。
それでヒラリー秘書はあなたが頼りなのよと説得されて部屋から出て行きます。手首をやっつけに行くと言ってます。
ドアに鍵をかけて一息つくジュリー看護師。

手首はジュリー看護師のところには出てこない。
イングラムはジュリーに1番執着していたのに・・・
そうなるとやはりヒラリー秘書の妄想なのか?となる。

ヒラリー秘書は手首がピアノを弾いてるとこを見る。
それでどうする。手首に触ると鍵盤から床に落ちる。いごいごと動いてます。
その手首を捕まえるヒラリー秘書。

書斎にて。
手首はまだ動いてます。その手首を暖炉に放り込むヒラリー秘書。
燃えている手首。火かき棒でかき回すヒラリー秘書。
燃えながらまだいごいごと動いてる手首。

焼けた手首がヒラリー秘書にとりつく。
熱い手首で首を絞められてるヒラリー秘書。死に至ったようです。
そうなると手首も消える。
溶暗になります。

時間が経過してます。
謎解きをする警視と聞いてるジュリー看護師とコンラッド。
壁のヒモを引くとピアノが鳴ってます。このような仕掛けだったようです。
階段にある甲冑内にグラモフォンが仕込んであってヒモを引くとグラモフォンでピアノの演奏を再生していたらしい。

この仕掛けはイングラムが仕込んだと話すコンラッド。支払い伝票を調べたらわかったらしい。
そんなこんなでとにかく解決したらしい。
パスポートを返してる警視。コンラッドとジュリー看護師を屋敷から送りだす。

女中さんが階段の手首を見て卒倒する。
しかし手首は警視が落とした手袋でした。それがオチかい。

それからまた警視がドアから出ていくとこで指輪を付けた手首が警視を襲う付け足しの描写があります。
これも自分でやっていましたとオチがつきます。こればっかり。
それに卒倒した女中さんは放ったらかし。
屋敷から出ていく警視。
グダグダな感じでエンドとなります。


そんなわけでピーター・ローレの熱演がよい作品でした。


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