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2015.01.11

『ブレージングサドル』

この作品は、メル・ブルックス監督出演、クリーボン・リトル、ジーン・ワイルダー主演のウエスタンのパロディ物コメディのようです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。

1974年 ワーナー アメリカ作品
ランニング・タイム◆93分
原題◆Blazing Saddles
プロット◆黒人が保安官になって色々とある話しのようです。
音楽◆ジョン・モリス

キャスト
クリーボン・リトル→黒人のバート保安官
ジーン・ワイルダー→早撃ちガンマンのウェイコ・キッド/ジム
マデリン・カーン→ドイツの歌姫リリ
メル・ブルックス→レ・ペトメイン州知事とスー族の酋長
ハービー・コーマン→悪の検事総長へドリー・ラマー
スリム・ピケンズ→悪の現場監督タガート
バートン・ギリアム→悪の見張りで赤シャツのライル
チャールズ・マグレゴール→バートの同僚奴隷チャーリー
ジャック・スタレット→ヒゲのオッサンのギャビー
アレックス・カラス→うすのろのモンゴ
キャロル・アーサー→教師のハリエット・ジョンソン

メル・ブルックス監督の演出はよいと思います。
この作品に限り人種差別ネタが目玉のようですが、いつも通りにしょうもないギャグに下ネタも多い。

タイトルからウエスタン風のデザイン文字になっています。
そしてフランキー・レインのいかにもな歌が流れます。

幌馬車隊やそれを襲うスー族等、
結構大掛かりなシーンがあってカネがかかっているように思えます。

黒人なので真っ暗なとこでは見えません?それで私の家の黒トラ猫と同じです。

ランドルフ・スコットの名が出てきました。
新聞の死亡欄に『天寿を全うしたカウボーイ』と出ていたのをよく覚えています。
出演作品では『昼下りの決斗』(1962年)は見てます。

撮影所内で他のセットまで行って乱闘するとこは期待し過ぎたせいかそんなにぶっ飛んではいないような。

クリーボン・リトルは『バニシング・ポイント』(1971年)での盲目のDJスーパー・ソウルのイメージが強いのでこれを見ればイメージダウンになると思いました。で、そうなりました。

ブルックス監督作品の常連のハービー・コーマンはいつもと同じキャラでした。
毎回名前を1940年代の女優へディ・ラマーに間違われるギャグがありました。このギャグは誰がわかるのでしょう。

ヘディ・ラマーについて・・・
ヨーロッパの映画でゴダイバ夫人を演じヌードになって有名になる。
それからハリウッドに来て普通に映画に出てスターになる。
髪はブルネットで美しさは最高のレベル。
しかも発明家で携帯電話のCDMAの原形になる周波数を変えて送受信するシステムを考案していた。これを女優を引退してからではなく1940年代に女優業の真っ最中にやっていた。
そんなわけでとても変わった美しい女優として有名なんです。


ワーナー発売のDVDにて。
画質はまあまあ。DVDクオリティ。
スクイーズ収録のフル表示。
画面サイズはワイド。上下に黒味あり。
音声はドルビーデジタル1.0ch

ワーナー・ホームビデオのタイトル

ワーナーのタイトル
タイトル
ワーナー
メル・ブルックス・フィルム
タイトルソングはウエスタンぽくなってます。マジで本物のフランキー・レインが歌ってるようです。
タイトル文字もウエスタンぽくなってます。
テクニカラーもそんな感じ。

鉄道工事現場にて。
嫌味な白人4人が来て黒人奴隷にもっと働けと無茶を言う。
歌えとなって歌う黒人達。バートが歌ってコーラス付き。4人組も歌ってます。

そんなとこに親分のタガートが来ます。スリム・ピケンズが演じてます。
タガート親分は工事現場の先の様子を見させるために黒人2人を送り込む。
バートとチャーリーが手漕ぎトロッコで向かう。

少し進んだ手漕ぎトロッコにて。
何だか沈んでいるようです。流砂というか底なし沼になってます。
これは大変な状態のバートとチャーリー。

そんなとこにタガート親分と手下のライルが来ます。
慌てて手漕ぎトロッコを投げ縄で回収しています。400ドルもしたと言ってる。
安い黒人2人はどうでもいいらしい。

しょうがないのでレールを伝って自力で脱出するバートとチャーリー。
ようやく脱出したらタガート親分が「休憩はそれまでだ」とすぐに働かそうとせかす。
さすがに頭にきたバートがタガート親分をスコップで殴る。

ヘドリー・ラマーの事務所にて。
検事総長、知事補佐、不動産周旋人、と色々と兼任しています。
タガート親分が来て打ち合わせです。殴られたタガート親分ですがまだ生きてます。
線路の進路がそれてある町ロックリッジを通過する。そうなると町の土地の値段が跳ね上がる。

事務所の外では縛り首の死刑執行中です。
大勢の死刑囚が順番で並んでいます。死刑執行人はボリス。

ヘドリー・ラマーの事務所にて。
辞書を引いて略奪の項を調べます。そんなわけで土地の正当な所有者達を追い出すことになります。

タガート親分が色々とアイデアを出す。
男を皆殺しにして女を強姦する。これは何時の時代でもどこでもやってることです。
そんなわけでタガート親分が手下達を引き連れてロックリッジで大暴れすることになります。

ロックリッジにて。
歌が入ってます。もめ事の無い町だった・・・
酒場には何故か牛がいたりします。
そんなとこにタガート一味が押し寄せて暴れ回る。
何故かおばあさんが殴られてます。いいのか?

教会にて。
集会になってます。歌を歌って愚痴をこぼしてます。
牧師は逃げると主張する。
ヒゲのオッサンのギャビーは威勢のいいことを主張してる。同調する町の方々。
太った背広のオッサンも色々主張しています。
知事に要請して新しい保安官を送り込んでもらおうとなります。
そんなとこにいきなりダイナマイトが投げ込まれて爆発してます。

レ・ペトメイン州知事のオフィスにて。
ヘドリー・ラマーから言われて何でもいいから書類にサインしてるレ・ペトメイン知事。隣にはデカパイの秘書がいます。
さっそくヘディ・ラマーのギャグが入る。

ロックリッジから電報を秘書が読む。保安官の要請です。
聞いたヘドリー・ラマーは嫌な感じになる。
レ・ペトメイン知事は乗り気です。
で、ヒモのついたボールを打つ遊びをやってます。これをインディアンの土地200万エーカーと交換するつもり。

ヘドリー・ラマーの事務所にて。
で、ヘドリー・ラマーは保安官について小細工をする。
思いつきで絞首刑間際の黒人バートを保安官にして送り込むことにする。

レ・ペトメイン州知事のオフィスにて。
バート保安官を連れて入るヘドリー・ラマー。
さすがに難色を示してるレ・ペトメイン知事。そこは丸め込んでます。

荒野にて。
グッチのサドルバッグをつけた馬が登場。
乗ってるのはキンキラのウエスタンルックのバート保安官です。
荒野には何故か生バンドがいたりします。そのまま通り過ぎるバート保安官。
このバンドはおそらく有名なバンドだと思える。私にはわからん。

ロックリッジにて。
welcome sheriff の横断幕を用意してセレモニーの準備OKになってます。
見張りのギャビーが望遠鏡で見つけました。しかし黒人ということが演奏で消されて中々伝わりません。

バート保安官が町に入り、黒人だとようやくわかり町全員が固まります。
銃を向けられるバート保安官は自分にリボルバーを向けて自分を人質にしてこの場を脱出しています。一応ギャグらしい。

町の集会にて。
この町随一の教師ハリエット・ジョンソンが知事宛の電報を朗読する。
おばさんです。まずは声が小さいギャグが入ってます。

このへんの印象ですが普通に作ってあり、普通に面白い。
そんなにゆるゆるでもない。

保安官事務所にて。
牢屋には酔っ払いがいる。ジーン・ワイルダー扮するジムが登場。

牢屋から出してチェスをしながらジムの身の上話になる。
実はウェイコ・キッドというな名前の早撃ちガンマンだったジム。
6歳のガキに尻を撃たれてアル中になった・・・
今度はバート保安官の身の上話しになります。回想です。

回想にて。
荒野を移動する幌馬車隊、子供のバートと両親の馬車が勝手にあとを付いて行く。
当然東部の方から来たようです。
そんなとこをスー族が襲撃する。襲撃シーンはアーカイブ・フッテージの流用のようです。その方が合理的だ。

スー族酋長と面会するバート両親の馬車。
メル・ブルックスが酋長を演じてます。
自分達より黒いからと無罪放免になるバートと両親。白人は皆殺しになったらしい。

回想から戻ります。
寝ているジム。

タガート一行のアジトにて。
荒野に鉄条網が張られてます。関係者以外立入り禁止の表示がある。
まずは子分達が煮豆を食っておならの連発の下ネタギャグが入る。
タガートが保安官を殺したい奴は?聞く。そんなこんなでうすのろのモンゴにします。

ロックリッジにて。
保安官事務所にて。バート保安官とジムがいる。
ジムを止めてるのに外に出るバート保安官。

外に出たとこでおばあさんに愛想を振りまくバート保安官。
しかしおばあさんから思い切り黒人と罵られる。

保安官事務所にて。
ジムに慰められてるバート保安官。
何やら物々しい音がします。

うすのろのモンゴがやって来た音でした。モンゴは牛に乗ってる。
町の人達は恐れて逃げる。
保安官事務所に「モンゴが出ました、助けて下さい」と要請が入る。
頼りにされて気分よく出動するバート保安官。
銃を使わないなとアドバイスしてるジム。

酒場にて。
ピアノを使って町の人達を壁に押し付けてるモンゴ。
そんなとこに配達人を装って入るバート保安官。キャンディの箱を渡します。
そうするとキャンディの箱が爆発します。
ここはワーナーのアニメ『バックス・バニー』の音楽が入るギャグになってます。

ヘドリー・ラマーの事務所にて。
風呂に入ってるヘドリー・ラマー。タガート親分もいます。
モンゴは失敗した。次は美女を送ることになります。
ここで風呂に必要なカエルちゃんがありませんギャグが入ります。ようやく見つけたカエルちゃんに話しかけてるヘドリー・ラマー。

保安官事務所にて。
捕まって鎖で拘束されてるモンゴ。死んではいない。
窓をノックしておばあさんがアップルパイをプレゼントしてくれる。
ジムは酒場でリリのショーを見に行こうとバート保安官を連れて出る。

酒場にて。
ここに来ているバート保安官とジム。
ヘドリー・ラマー主催、ドイツの歌姫リリ。

控室にて。
リリはマデリン・カーンが演じてます。
ヘドリー・ラマーが花束をプレゼントしてご機嫌をとる。

酒場にて。
リリのショーが始まります。歌はたぶん吹き替え。
ここのシーンは結構長い。

控室にて。
お誘いの手紙をもらって来てるバート保安官。
真っ暗して黒人のバート保安官が見えなくなってます。そういうギャグなんです。
それからセックスになったらしい。あなたのナニは凄いのねと下ネタになってます。

時間が経過して明かりも点いて食事になってます。
ソーセージを食べてます。男のナニとドイツだからソーセージとなってるらしい。
そんなわけでバート保安官に惚れてるリリ。
バート保安官は帰ります。

保安官事務所にて。
ジムにやつれてると言われてるバート保安官。
ヘドリー・ラマーからモンゴ釈放の書類が届きます。
しかしモンゴはここに残りたがってます。で、鉄道工事とヘドリー・ラマーの関連を聞くが要領を得ない。
そんなわけで工事現場に見に行くバート保安官とジム。

鉄道工事現場にて。
馬で向かってるバート保安官とジム。
相棒のチャーリーは相変わらずここで働らかされてます。
チャーリーと再会してるバート保安官。この鉄道はロックリッジを通ると聞く。

そんなとこにタガート一味がやって来ます。
子分のライルがリボルバーを抜く。しかしジムが凄い早撃ちを見せて子分達のリボルバーを撃ち飛ばす。

事務所にて。
リリは縛られています。リリーをどつくヘドリー・ラマー。
タガートとどうするか相談して名案が出たらしいヘドリー・ラマー。
西部中から悪人を駆り集めろとなります。結構普通だ。
牛泥棒に凶悪犯、賞金稼ぎ、他にも色々、段々と変なのが混じってきます。

ロックリッジにて。
昼だけど夜逃げの馬車が列を作ってます。
バート保安官が残るように説得をする。24時間待ってくれとバート保安官。
自分をランドルフ・スコットだと思えと楽屋落ちがあります。
これで納得してる町の方々。

荒野の受付にて。
張り紙があります。『求む荒くれ者、犯罪歴所有のこと。ヘドリー・ラマーまで』
申し込みの列が出来てます。受付してるタガート
何故かナチス軍隊やバイクのハンドルバーだけ持ってるヘルズエンジェルスがいたりします。その他にはラクダのアラビアのロレンスもどきもいる。
それから頭巾のKKKもいます。
ガムを噛んでる奴を撃ち殺してるヘドリー・ラマー。理由は自分だけ噛んでたかららしい。よくわからんギャグです。

ここを偵察してるバート保安官とジム。
KKKを拉致して頭巾を被って受付に行く。

受付にて。
バート保安官が手を出すと黒いのでアッサリとバレてズラかってます。
次はジェシー・オーエンスに化けると言ってるバート保安官。

夜にて。鉄道工事人のキャンプにて。
バート保安官とジムが来てます。チャーリー達に協力を要請してる。

夜にて。次は町の方々に説明してるバート保安官。
ロックリッジそっくりの偽物の町を作る。そこにタガート一味をおびき寄せる。
とにかくやるようです。チャーリー達も助っ人で来てます。

夜が明けてます。
そんなこんなで偽物のロックリッジは出来てます。
お祝いしてるけど大丈夫なのか?

荒野にて。
ヘドリー・ラマーが演説をしてタガート一味を送り出す。
いまだにヘディ・ラマーと言われるギャグが入る。

偽のロックリッジにて。
ここまで来て欠けてる物があるとバート保安官。
人間が足りない。作ればいいとやってます。

タガート一味は有料の高速道路の料金所に引っ掛かる。
小銭を用意して1人1人払って通過しています。悪の一味のくせにちゃんと払ってます。

偽のロックリッジにて。
ダイナマイトを仕掛けています。スイッチを用意する。
スイッチを入れる。しかし爆発しない。
しょうがないのでジムがリボルバーでダイナマイトを狙い撃ちする。
一気にではなく撃つたびに少しずつ爆発してます。

ようやく偽だと気がつくタガート一味。
町の方々が総出で格闘アクションになってます。
リリはナチス軍隊を歌で手なずけてます。ドイツつながりでそうなるわけです。なるほど。

ここでカメラが引くと、ここはワーナースタジオですとなってます。
別のスタジオではミュージカルの撮影中です。
監督はドム・デルイースらしい。どうやらゲイらしい。とにかくミュージカルをやってる連中は全部ゲイだとしてるようです。いいのか?

それにしてもミュージカルは撮影が大変です。
群舞が多少ずれていてもOKにする。完全にシンクロする群舞は絶対無理なんです。
CGではないので少しずれているが普通なのです。

そんなところにロックリッジからの格闘アクション中の一行がなだれ込む。
ミュージカル監督をタガートが殴り倒して、ミュージカル対ウエスタンの乱闘になっます。
何しろゲイなので仲良くなってる男のカップルもいたりします。

ワーナースタジオの食堂にて。
色々な人達がいます。ヒトラーもいる。
そんなとこにウエスタン対ミュージカルの乱闘一行がなだれ込む。
パイの用意が出来ましたとなってサイレント映画でおなじみのパイ投げ合戦となります。

スタジオ見物ご一行も通りがかる。パイまみれになります。
ワーナー・スタジオのゲートから出ても乱闘をやってます。

ヘドリー・ラマーはそっと逃げようする。
ゲートを出てタクシーを拾う。映画の外へと言ってます。
バート保安官は馬で追跡する。

チャイニーズシアターにて。
『ブレージングサドル』(1974年)が上映中です。
ここに着くヘドリー・ラマー。スターの足跡でヘディ・ラマーがあったりして、最後までこのネタをやってます。
バート保安官も着いてます。

映画を見てるヘドリー・ラマー。
画面ではバート保安官がここに着くのを見て慌てる。逃げます。

ロビーにて。
いよいよヘドリー・ラマーと対決するバート保安官。
銃は持っていないふりをして卑怯なことをしたヘドリー・ラマーは撃たれて倒れる。
倒れたとこはダグラス・フェアバンクスの足型のところで、こんなに小さいのかと感想を述べる。で、まだ乾いてないセメントに顔を突っ込んで死に至るヘドリー・ラマー。

客席にて。
バート保安官とジムは『ブレージングサドル』(1974年)を最後まで見ています。
町を去るバート保安官。カッコいいことをいいが実はそうでもない。

荒野にて。
ジムがいます。バート保安官と一緒に行くようです。
それから馬からリムジンに乗り換えてるバート保安官とジム。
リムジンは荒野の彼方に走り去る。
エンドとなります。


そんなわけでよく出来たコメディのよい作品でした。


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