映画感想の加筆改訂のお知らせ

にほんブログ村

« 『地平線から来た男』(1971年) | トップページ | Hollywood Express #601◆2014.12.20(土) »

2014.12.21

『夕陽に立つ保安官』(1969年)

この作品は、バート・ケネディ監督監督、ジェームズ・ガーナー、ジョーン・ハケット、ジャック・イーラム主演のウエスタン・コメディのようです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。

1969年 Cherokee Productions/United Artists (1969) (USA) (theatrical) アメリカ作品
ランニング・タイム◆92分
原題◆Support Your Local Sheriff!
プロット◆成り行きで保安官になって色々とある話しのようです。
音楽◆ジェフ・アレクサンダー

キャスト
ジェームズ・ガーナー→ジェイソン・マッカラー保安官
ジョーン・ハケット→町長の娘プルーディ・パーキンス
ジャック・イーラム→ジェイク保安官助手

ウォルター・ブレナン→親父のパ・ダンビー
ブルース・ダーン→息子のジョー・ダンビー
ジーン・エヴァンス→他の息子のトム・ダンビー
ディック・ピーボディ→他の息子のルーク・ダンビー

ハリー・モーガン→オリー・パーキンス町長
ヘンリー・ジョーンズ→町のお偉方ヘンリー・ジャクソン
ウィリス・ボーシェイ→町のお偉方トーマス・デヴリー
ウォルター・バーク→町のお偉方フレッド・ジョンソン


バート・ケネディ監督の演出はよいと思います。
全体的にゆるい感じに仕上がってます。

ジェームズ・ガーナーは元祖顔が四角いスターといった感じ。
次点はカート・ラッセル。

BS103 BS Premiumにて。
画質は非常によいです。こんなにいい画質で見れるようになった。
スクイーズ収録録画のフル表示。
画面サイズはワイド。上下左右黒味無し。フルスクリーン。
音声は AAC 1.0ch

MGMのタイトル。そうなの?

United Artists (1969) (USA) (theatrical)
プロローグ。
荒野にて。葬式です。
死んだのはミラード。誰も知らない。
で、プルーディが墓穴の中に金があるのを見つけます。パパに言います。
他の連中も金を見つけて棺桶をどかして大騒ぎになってます。
そんな感じで最初から飛ばしてます。

多数の幌馬車が押し寄せてます。
何もなかったところが町になります。

ジェームズ・ガーナー
ジョーン・ハケット
ウォルター・ブレナン
The Cherokee Productions
Support Your Local Sheriff!

あっという間に町が出来てます。
そういう設定だったのかと今回見て初めて気が付いた。

マダム・オールの宿、売春宿です。繁盛しています。
街のお偉方4人が愚痴を言ってます。
儲けの2割をダンビー家に渡すのか?という話しにもなってます。
噂をすればダンビー家のジョー・ダンビーが来てます。

そんなとこにジェームズ・ガーナー扮するジェイソン・マッカラーがやって来ます。
まずは酒場に入る。

酒場にて。
いきなりジョー・ダンビーが博打相手をリボルバーで撃ち殺す。
正当防衛だと主張してるジョー・ダンビー。
これを見ていたジェイソン・マッカラーが突っ込む。絡んでくるジョー・ダンビー。
ここは何となくかわしてるジェイソン・マッカラー。

エマのおいしい家庭料理にて。
3ドル定食を食ってるジェイソン・マッカラー。
食事中なのに8ドルに値上げしてます。書き加えやすいので8ドルにしてる。
インフレが凄いとこれは大変なジェイソン・マッカラー。隣のオッサンと話しから一応金鉱掘りに来ているらしい。

そんなとこでケンカ騒ぎになります。
ケンカから避難するので止めてるジェイソン・マッカラー。
避難完了してから再開させる。
自分だけはゆっくりと食事中のジェイソン・マッカラー。

通りにて。
対面した馬車2台がどけどかないとケンカになってます。
プルーディが何となく参加しています。何しろ下が泥なので当然泥レス状態になってます。

保安官募集の広告を見るジェイソン・マッカラー。
パーキンズ金物店で受付をする・・・

泥レスにて。
プルーディに声をかけてるジェイソン・マッカラー。

パーキンズ金物店にて。
ここに入るジェイソン・マッカラー。
保安官の応募と聞いてまわりの連中がは凍りつく。

パーキンズ町長
フレッド
ヘンリー
トム
この4人が町のお偉方です。

他のお客達を追い出して交渉になります。
豪州に行く予定だったが金鉱の話を聞いて来たとジェイソン・マッカラー。
最後の未開地豪州で開拓者になりたいと主張してる。
開拓とはここではないのかと言ってる4人。

ジェイソン・マッカラーは何しろ自信満々。裏付けは不明。
コイン撃ちをやります。それは最初から穴が空いてるワッシャーだと突っ込みが入る。
穴にテープを張ってやり直します。見事に命中して穴があく。

月給150ドル、部屋と食事付き。金の採掘時間あり。時期を見て豪州に行く。
この条件で保安官を引き受けるジェイソン・マッカラー。
保安官バッジには前保安官の遺品なのか弾痕付きです。随分とベタなギャグです。
で、独房の鉄格子がまだという話しになります。

外に出るとまだ泥レスのバトルロイヤルは続いてます。
消防ポンプを動かさせるジェイソン保安官。放水して泥レスを止める。
それからいきなり早撃ちで連中を大人しくさせてます。
ここでジャック・イーラム扮するジェイクが登場してます。

それでさっそくジェイクを使うジェイソン保安官。
酒場のジョー・ダンビーに逮捕に行くと伝言を命じます。それはやりたくないジェイク。

保安官事務所にて。
新しいところです。鉄格子がない独房です。
チョークで線を引き、赤ペンキを垂らすジェイソン保安官。

逮捕に行く前にジェイソン保安官にダンビー家の話しをしようとするお偉方4人。
先に話すと逃げられるのではと心配をしてます。

パーキンズ町長の自宅にて。
案内されてるジェイソン保安官。
プルーディはまで泥だらけなので隠れてる。
ここはシーンは延々と続きます。プルーディは木に登っていたりする。

外に出てダンビー家の話しをするパーキンズ町長。
父親と3人息子。儲け全体2割の話しもしてる。

ようやく木の上のプルーディと話しをするジェイソン保安官。
通り掛かりのダンパーズおばさんとも話しをするジェイソン保安官。

今度はジェイクから話しを聞くジェイソン保安官。
ジェイクはジョー・ダンビーに伝言していないらしい。
で、ジェイクに副保安官にならないかと勧誘してるジェイソン保安官。

酒場にて。
ジェイソン保安官が入る。静かになります。
早撃ちになります。成り行きでジェイクも加勢してます。
それでジョー・ダンビーを逮捕します。
ジェイソン保安官から助太刀したのでもう助手だと言われてるジェイク。
これで引くに引けなくなります。

保安官事務所にて。
独房に入れられるジョー・ダンビー。
鉄格子はないけどあるつもりでやってくれと言ってるジェイソン保安官。
赤いのは血の跡だ脅かしも忘れずに付け足す。

ジェイソン保安官とジェイク。
延々と豪州の話しになってます。

保安官事務所裏にて。
ジェイクの射撃特訓になってます。後の方で見ているジョー・ダンビー。
早撃ちなのに何で有名でない?と聞かれると、有名だとすぐに殺されると答えるジェイソン保安官。

ジョー・ダンビーがそーっとズラかろうとすると止めてるジェイソン保安官。
この町に判事がいるのか?という話しになってます。

パーキンズ町長の自宅にて。
ジェイソン保安官が来てます。
危なっかしく料理をしてるプルーディ。

ジェイソン保安官とパーキンズ町長。
副保安官の話しをするジェイソン保安官。それから判事の話しにもなってます。

料理の方はプルーディのドレスに火がついてます。
そのまま料理を運んで大騒ぎになる。
冷静に娘は変わってるんだとジェイソン保安官に話してるパーキンズ町長。

保安官事務所にて。
ここに戻るジェイソン保安官。

そんなとこにダンビー一家がやってきます。
ウォルター・ブレナン→パ・ダンビー
ジーン・エヴァンス→トム・ダンビー
ディック・ピーボディ→ルーク・ダンビー
息子2人を置いてオヤジが保安官事務所に突撃する。

保安官事務所にて。
ジェイソン保安官にいきなりリボルバーを向けるパ・ダンビー。
銃口に指を突っ込んで制圧するジェイソン保安官。
ようやく話しになります。

パ・ダンビーはジョー・ダンビーと面会します。
何だ鉄格子がはないではないと普通に反応してるパ・ダンビー。
それで数日いなくなると話すパ・ダンビー。

ジェイソン保安官とパ・ダンビー。
そんなとこにジェイクが来てます。ジェイクのことをこいつは何だ?と聞いてるパ・ダンビー。で、すぐに出て行きます。

酒場にて。
パ・ダンビーと息子2人。打ち合わせをしてます。
解決策を考えろと息子2人に命じてるパ・ダンビー。ワシは少し旅に出ると言ってます。

パーキンズ町長の自宅にて。
戻ってるジェイソン保安官。テラスでプルーディと話しになります。
泥レス、木に登ったり、燃えたドレス等の話しになってます。
やっぱり豪州に行く話しになるジェイソン保安官。
そうなると機嫌が悪くなるプルーディ。

金鉱掘りにて。
いきなり爆発してます。ジェイソン保安官と荷物運びのジェイク。
ジェイクは金の採掘に関しては全く知らないとのこと。ジェイクを当てにしていたジェイソン保安官は面食らう。
ジェイクと呼ばずにジャックと呼んでいたりするジェイソン保安官。楽屋落ちなのか?

ジョー・ダンビーが脱獄するのを心配してるジェイク。
あまり心配してないジェイソン保安官。

身の上話になるジェイク。
馬関係の仕事をしていた。父親は馬泥棒だった。
馬泥棒は捕まると速攻で縛り首になります。

保安官事務所にて。
無法者達が馬で入ってくる。ロープを張って一網打尽にするジェイソン保安官。
事務所に入ると鉄格子の工事中になってます。

それから次々と刺客がやって来ます。
通りにて。
ジェイクが見張りをしてます。そんなとこに男がジェイソン保安官のことを聞く。
いきなりジェイソン保安官と決闘になるがアッサリと片づけられる。
ジェイソン保安官はこいつは私が教えましたと自己申告してます。

次は大砲のところに馬に乗った男がいます。
保安官事務所に入ります。ちょうどプルーディが食事を持ってきてた。
あっという間ににやられる男。

次はロープに引っ掛かった連中が愛想よく大人しくして入ってきます。
そんなとこにジェイクがまた殺し屋が来ましたと報告する。
ジェイソン保安官は石を拾ってます。
プルーディはまた食事を持ってきてる。

その男と通りで対決するジェイソン保安官。
石を投げつけて男を追っ払ってます。そうなるのか。

パ・ダンビーは町に戻ってます。

酒場にて。
パ・ダンビーと息子2人。何だかしけてる感じ。
それでも脱獄は今夜決行となってます。

保安官事務所裏にて。
鉄格子にロープを掛けてます。3人で引っ張るが失敗する。
独房のジョー・ダンビーは自分は工事を手伝っていたで無理だと思ったと言う。
そんなわけでパ・ダンビーは出来る限り人を集めろと息子2人を命じる。
ジェイクが来てます。ジェイクを脅して引き上げるパ・ダンビー。

馬車が走る。
ジェイソン保安官とプルーディがデートしています。
このへんの印象ですがゆるゆるなのはわかっていたが、予想を更に上回るゆるゆるぶりになってます。こんな話しだったのかと思えるし。

そういえばこの作品は『真昼の決闘』(1952年)、『リオ・ブラボー』(1959年)の系譜の作品なわけです。ウォルター・ブレナンも出てるし。

馬車から降りて色々と話してます。
相手側は12人ぐらいなのでは言ってるジェイソン保安官。
その前に町を出ようか?なんて言ってます。
夜逃げ談義になる。臆病と成熟の比較になってます。
しかし夜逃げはしないようです。

草原を馬に乗って横1列で走る集団。10人以上います。
パ・ダンビー一行のようです。

町にて。
会議になってます。多数決になる。
撃ち合いを回避するのが多数になる。
そんなとこにプルーディが乱入するが追い出される。
追い出されたプルーディは保安官事務所に行く。

保安官事務所にて。
ジェイソン保安官とジェイクに誰も協力はしないと言うプルーディ。
そんなわけで3人で何とかしましょうとなってます。

カットバックで横1列で走る集団が町に入る。
大通りにジェイソン保安官がライフル銃を持ってる。
何故か大砲が置いてあります。

いよいよ対決になります。
保安官事務所に息子2人が入る。誰もいない。独房にもいない。

ジェイソン保安官が姿を現わす。降伏せよと言いますが撃たれて逃げる。
撃ち合いになってます。ジェイソン保安官は走って逃げるけど全然当たらない。さすが主役だ。

プルーディの持ち場に行くジェイソン保安官。
撃ちまくるブルーディにケガをさせるだけで殺してはいかんと説教する。

ここでジェイソン保安官が相手に待ってくれというギャグのシーンになります。
待たせておいて何をするのかと思ったら安全な場所に移動するだけでした。それがオチかいとなる。

そんなわけでジェイクと合流するジェイソン保安官。
ここでジェイクにジョー・ダンビーを連れて来させる。

大砲にジョー・ダンビーをはりつけにして無駄な抵抗はやめろ降伏せよと言ってるジェイソン保安官。
降伏するパ・ダンビー一行。全員留置所に入れられます。

プルーディが来ます。
ジェイソン保安官はこの大砲は空だ導火線を付けただけだよと種明かしをして導火線に点火します。

しかし大砲から砲弾が発射されます。砲弾は売春宿を直撃する。
中からは町のお偉方4人も出てきます。こんなことをした奴は必ず捕まえると意気込んでるパーキンズ町長。
言い訳してるジェイソン保安官。
プルーディは女を買っていたパパに激怒する。

Support Your Local Sheriff!の横断幕があります。
地元の保安官を応援しよう。

町のお偉方4人がここにずっていてくれとジェイソン保安官を説得する。
まだ豪州に行くと言ってるジェイソン保安官。そろそろ出発するとか。

唐突にプルーディが無理やりロデオをやらさせてます。
成り行きで助けに行くジェイソン保安官。それで何故か結婚する話しになる。
結婚しても自分はいつでも豪州に行くと主張してるジェイソン保安官。

最後にジェイクが説明します。
ジェイソンはやがてこの州の知事になる。豪州には行けなかった。
自分は保安官になって伝説になると主張するジェイク。
エンドとなります。


そんなわけでゆるゆるなウエスタン・コメディで余計な期待をしなければ十分に面白いよい作品でした。


« 『地平線から来た男』(1971年) | トップページ | Hollywood Express #601◆2014.12.20(土) »

映画」カテゴリの記事

1960年代」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 『夕陽に立つ保安官』(1969年):

« 『地平線から来た男』(1971年) | トップページ | Hollywood Express #601◆2014.12.20(土) »

月齢

無料ブログはココログ
フォト
2024年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

バイクフォト

  • ヤマハ トリッカー XG250
    私が買ったバイクです。ヤマハばかり。