『キー・ラーゴ』(1948年)
この作品は、ジョン・ヒューストン監督、ハンフリー・ボガート、エドワード・G・ロビンソン主演のハードボイルドドラマのようです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。
1948年 ワーナー アメリカ作品
ランニング・タイム◆101分
原題◆Key Largo
プロット◆キー・ラーゴのホテルで色々とある話しのようです。
音楽◆マックス・スタイナー
キャスト
ハンフリー・ボガート→元軍隊のフランク・マクラウド
ローレン・バコール→未亡人のノーラ・テンプル
ライオネル・バリモア→ジェームズ・テンプルおじいさん
エドワード・G・ロビンソン→ギャングのロッコ親分
クレア・トレバー→情婦のゲイ・ドーン
トーマス・ゴメス→太った子分筆頭のカーリー
ハリー・ルイス→若い子分のトゥーツ
ウィリアム・ハーデ→黒い服の子分フィーニー
ダン・シーモア→主にバーテンの子分ガルシア
マーク・ローレンス→取引相手のジギー
モンテ・ブルー→ベン・ウェイド保安官
ジョン・ロドニー→ソーヤー保安官
フェリパ・ゴメス→ネイティブアメリカンのおばあさん (uncredited)
ロッド・レッドウィング→ネイティブアメリカンのオショラ兄弟のジョン (uncredited)
ジェイ・シルバーヒールズ→ネイティブアメリカンのオショラ兄弟のトム (uncredited)
ジョン・ヒューストン監督の演出はよいと思います。
全体的に会話ドラマになってます。何故かフィルム・ノワールとは感じない。ジョン・ヒューストン監督作品はいつもそんな感じなんです。
それにしてもインディアンの扱いが雑です。このへんのデリカシーがないとこがジョン・ヒューストン監督らしい。そう考えるとジョン・フォード監督は性格はアレだけどインディアンの扱いは悪くなかったと思える。
そんな感じで作りは雑ですが見てて何故か面白い。
よい脚本とキャストをそろえて、あとは気分で演出する。ジョン・ヒューストン監督はそんな印象があります。
エドワード・G・ロビンソンの演技はジョー・ペシとかポール・ソルビーノがそのまま真似してるんだなとよくわかります。
DVDジャケットのキャストが間違ってます。
エディ・マース=ジョン・リジリーになってますが、それは『三つ数えろ』(1946年)です。
ワーナー発売のDVDにて。
画質は普通によいです。さすがオフィシャルのワーナー発売のDVDです。
スクイーズ収録のフル表示。
画面サイズはスタンダード。左右に黒味あり。
音声はドルビーデジタル2.0ch
ワーナー・ホームビデオのタイトル
メニュー画面
タイトル
Warner Bros.
ハンフリー・ボガート、エドワード・G・ロビンソン、ローレン・バコール
in
Key Largo
脚本がジョン・ヒューストンとリチャード・ブルックスです。
前説字幕
アメリカ合衆国の南端フロリダ半島の沖合に数珠繋ぎになった小さな島がいくつかある。その中で1番大きな島がキー・ラーゴである。
俯瞰です。
島をつなぐ橋にて。バスが走りパトカーが止める。
パトカーは犯罪者に注意と言って走り去る。
パスはキー・ラーゴのホテル前に止まります。ラーゴ・ホテル。
男が1人を降りる。主人公のフランク・マクラウドです。元少佐。
フロントに行くが主人はいないと言われる。
バーに行くとバーはやっていないと言われる。
ロビーに若い男がいる。バーには男2人がいる。客なのか?
ビールを飲ませてと騒ぐ女性がいます。親分の情婦のようです。
フランク・マクラウドと競馬の話しをしています。女性の名前はゲイ・ドーン。
手下がボスがお呼びです伝えてゲイ・ドーンはいなくなる。
フランク・マクラウドはこのホテルの主人に会いにきたようです。
無愛想な3人と話をして主人はボートハウスにいると知る。
手下ですが太った手下が2人、若い男が1人、黒いスーツ男が1人。
太った子分筆頭のカーリー
若いトゥーツ
黒い服のフィーニー
主にバーテンのガルシア
外に出るフランク・マクラウド。
おじいさんがいます。主人のジェームズ・テンプル。
それで息子ジョージの嫁さんを呼びます。名前はノーラ。
泊まりなさいとなります。ジョージの部屋へはホテルに戻ります。
ホテル前にて。
警察のベンとソーヤーが来てジェームズ・テンプルと話しになります。
インディアン兄弟が逃走中の話しです。
中に入ったとこで悲鳴が聞こえます。
手下のカーリーがアル中のゲイ・ドーンをひっぱいて部屋に入れたようです。
そんなわけでアル中の女は殴るのが1番だとうそぶくカーリー。
フランク・マクラウドとノーラ。
ブラウンさん、11号室の夜しか出てこない客・・・
ノーラは亭主ジョージは即死したと話してるフランク・マクラウド。苦しんで死んだのではないと言いたいらしい。
フランク・マクラウドは元少佐のようです。
カーリーがフランク・マクラウドの部屋に入る。
ミルウォーキーから釣りに来たと称するがとてもそうは見えない。
フロントにて。
電話です。ハリケーンが来るとのこと。
ジェームズ・テンプルと話しになるフランク・マクラウド。ノーラもいます。
戦争の話を色々としています。
口の上のくぼみは天使が指で押した話しもしています。これは本『お楽しみはこれからだ』に載っていました。そう考えるとこの作品もようやく見たとなります。
嵐が来る話しになってます。
外にて。
フランク・マクラウドとノーラは歩きながら話しになる。
新聞社にいたとか。他にも色々と仕事をしたと言ってるフランク・マクラウド。
ボートハウスにて。
ハリケーンに備えてボートにロープを掛けてます。
ハンフリー・ボガートはヨットを持っていたのでロープの扱いは出来る。そんなわけで実際に自分でやってるとこを見せてます。たいしたものだ。
そんなとこにインディアン一行がボートで避難してきます。
ボートは浸水するのがデフォルトなのがよくわかります。そんなわけで絶えず水をくみ出している。
おばあさんがいます。この人は本物のネイティブの人だ。ママ・オチョビ。
タバコをくれと言ってる。タバコをやってるフランク・マクラウド。
オショラ兄弟、この2人が逃走中のインディアンです。土地返還活動をやってるらしい。ここでは自首しますと言ってます。
ホテルに戻るフランク・マクラウドとノーラ。
ここでローレン・バコールはスカートのポケットに手を入れて歩いてます。
ジョージとのなれ初めの話をしています。ダンスパーティで会ったとか。
ホテルにて。
ハリケーンはもう接近しているようです。
ホテル前にはクルマが来てる。誰?
ホテルのロビーにて。
手下は4人です。若い手下が新聞を読んで詐欺師の記事を読んで笑う。
電話がかかってくるが手下のカーリーが無理やり出る。それからリボルバーを出してこのホテルをハイジャックします。
11号室にて。
風呂に入ってる親分のロッコが登場。扇風機を回してる。
手下のカーリーと今夜は取引先が来る話しになってます。
隣の部屋のベッドにはケガをした若い男がいます。誰だかわからん。
そういえばエドワード・G・ロビンソンのギャング役は初めて見ます。
4本ぐらい見てるけどギャング役ではなかった。
『飾り窓の女』(1944年)
『深夜の告白』(1944年)
『緋色の街/スカーレット・ストリート』(1945年)
『ソイレント・グリーン』(1973年)
このへんは登場人物が妙に多くて誰が誰だかわからん。
そうしたらいきなりフランク・マクラウドがいたりします。
それでお前らは何だ?という話しになります。
ジェームズ・テンプルおじいさんはチンピラめと威勢はいい。
2時間後には帰ると言ってるロッコ親分。
夕飯の話しからシャンペンとヒラメの話しになってます。
ケガをしてる男はソーヤー。警察です。そうなの?
フランク・マクラウドはロッコ親分のことは知ってます。
ジョニー・ロッコ、有名なギャングらしい。国外追放の身・・
ジェームズ・テンプルじいさんがロッコ親分につっかかるのでフランク・マクラウドが取りなしています。そんな感じ。
戦争の話しをしてるフランク・マクラウド。要するに正義とは・・・
まだロッコ親分につっかかるジェームズ・テンプルじいさん。
脚が不自由なのでイスから転げ落ちてます。介抱してるフランク・マクラウド。
これを見た嫁さんのノーラがロッコ親分につっかかる。押さえつけられてキスされてます。
そんなとこにマイアミから電話ですとなります。
1階のフロントまで行くロッコ親分。電話は取引の相手ジギー。
避難してるインディアンはホテルに入れない。
今度は船長がやってきます。
船長ですがハリケーンなのでここは危険だと訴える。
ロッコ親分は2時間後に船を出す、言うことを聞けとハンドガンを突きつける。
大人しくなって船に戻る船長。
2階にて。
フランク・マクラウドらに警察のソーヤーがやられた時の状況を話してます。
手下2人をいるけどあまり気にしていない。
ロッコ親分が戻ります。
今日は取引がある言って、それからソーヤーに絡む。
ひげ剃りをやらせながら喋ってるロッコ親分。これは危険です。それに何の意味もない。ジョン・ヒューストン監督の気分次第の演出にはこまったものです。
ロッコ親分は俺は大物だ、役人なんぞ俺の言いなりだと大きく出ています。
今度は女の話題になるロッコ親分。
昔激しい気性の女がいた。これが今はアル中のゲイ・ドーンのことです。
昔はいい女だったとひどい言い分です。誰がそうした?
そんなわけで今度はノーラに迫ってるロッコ親分。
当然嫌がってるノーラ。ロッコ親分につばをひっかける。
激怒したロッコ親分をフランク・マクラウドが止めてる。
で、殺してやると意気込むロッコ親分をカーリーが止める。
フランク・マクラウドは1人殺したら証人になる全員を殺さなければならなくなる。手下までいなくなるぞと説得というか突っ込んでます。
また誰か下に来てます。様子を見に行くロッコ親分。
ロッコ親分がいなくなったとこでフランク・マクラウドに感謝してるカーリー。
ゲイ・ドーンがやって来ます。
また飲ませてと始まってます。カーリーはボスの許可がないのでダメと言ってます。
ゲイ・ドーンですは何だか物騒な雰囲気にようやく気がついてます。
新聞を読んでた若い子分が笑ってるでバカめと言ってるロッコ親分。
そんなとこでハリケーンで窓が開きます。これはビックリ。
ロッコ親分がフランク・マクラウドに絡む。
お前は何でも知ってるんだろうとロッコ親分。
いきなり決闘だとハンドガンをフランク・マクラウドに渡すロッコ親分。
勇気を見せてくれと挑発するロッコ親分。
死ぬなんてばかばかしいとハンドガンを下ろすフランク・マクラウド。
これをあざ笑うロッコ親分。
いきなり警察のソーヤーが下ろしたハンドガンを持ってドアから出ようとする。
ここをリボルバーで撃つロッコ親分。
死に至る警察のソーヤー。
どうやらオートマチックのハンドガンには実包は入っていなかったようです。
ロッコ親分はそんなセコい手を使うのか。こまったものです。
ジェームズ・テンプルじいさんはフランク・マクラウドにハンドガンの重さで空なのを知ってたのか?と聞いてます。
フランク・マクラウドは知らないと答える。ハッタリでもいいから知ってると言えばいいのにと思えるがそうししてない。
今度はノーラがアンタは憶病者よとフランク・マクラウドをなじる。
荒れた海にて。これは水しぶきの感じからミニチュアのセットです。
ボートが出ています。何をするのかと思ったらソーヤーの死体を海に流してます。
ホテルにて。
床掃除をしてる黒いスーツの手下。
電話です。出るロッコ親分。また取引相手ジギーと話しをしてます。
話しからロッコ親分はキューバから密航してきたようです。それで船が停泊してるわけです。
相手側のジギーはハリケーンで取引中止だと言ってるがロッコ親分は取引中止なら他の取引相手いると強気で交渉してます。
そんなとこで停電になります。真っ暗。
2階から1階ロビーに行けとなります。ジェームズ・テンプルおじいさんは階段を下りるのには補助がいります。
1階に来たらバーがあるので酒が飲みたそうなゲイ・ドーン。
少し飲んでるゲイ・ドーンを止めてるロッコ親分。
それからブツの用意をしろと命じてます。ブツとは何だ?
キー・ラーゴはキューバはそんなに離れていないようです。
だからボートで密航してくるわけです。
そんなこんなでロビーに全員集合になってます。
ロッコ親分はゲイ・ドーンにアルコールはダメだと説教する。8年前とはエライ違いだと説教してます。
肝心はブツは小型トランクです。まだ中身はわからん。
今度はゲイ・ドーンに歌えと強制するロッコ親分。歌えば飲ませてやると言う。
そんなわけでアカペラで歌うゲイ・ドーン。
しかしロッコ親分は歌にダメ出しをして酒を飲ませない。
そこでフランク・マクラウドが酒を造ってゲイ・ドーンにやってます。
そうしたらロッコ親分がフランク・マクラウドの顔を張る。そうなるか。
ここは「どういたしまして」と言ってるフランク・マクラウド。
手下2人をポーカーを始めます。
激しくなってるハリケーンに怯えているロッコ親分。強面でも苦手はあるらしい。
ノーラがさっきはごめんなさいとフランク・マクラウドに謝罪する。
ロッコ親分に何か言いたそうなフランク・マクラウド。
ジェームズ・テンプルじいさんがハリケーンが800人死んだ話しを始めます。
フランク・マクラウドがロッコ親分にハリケーンなんぞ撃ち殺せと言う。
いきなり大きめの窓が雨戸ごとハリケーンに押されて室内に倒れてきます。
これはビックリの面々。
ミニチュアのホテル全景のシーンにて。
マジで高波が押し寄せてきます。これは大変。
避難したインディアン一行はホテル外で耐えてます。
時間が経過しています。
まだロビーにいるロッコ親分とフランク・マクラウド他の面々。
ノーラはフランク・マクラウドの横で寝ています。
何だかもうハリケーンは通過しつつあるようです。
起きたノーラはフランク・マクラウドにまた会える?と聞く。ジェームズ・テンプルじいさんも家族になってくれと言ってる。
ロッコ親分の船がいない。
船長が船ごとズラかったようです。これではキューバに帰れない。
それでどうする。それではフランク・マクラウドに操船をやらせようとなります。
今度はインディアンの兄弟が来て何故仲間達をホテルに入れないとジェームズ・テンプルじいさんを非難する。
もう言うこと聞かず自首もしないと言ってるインディアンの兄弟。
で、フランク・マクラウドですが船長役は断ると言ってます。
そんなとこに保安官がやって来ます。ソーヤーを探してる・・。
これでロビーの面々は固まってます。
ホテル前にて。
ロッコ親分は正体がバレていないらしく保安官と話し込む。
ソーヤーはいないと証言するロッコ親分。
オショラ兄弟が犯人に違いないと盛り上がる。
保安官のくせにロッコ親分を知らないのか?と思える。それに相棒が消えたからといえ単独で行動するのがおかしい。人員がいないのか?
それならマタクンベを捜そうとクルマに乗り込む保安官。
ヘッドライトを点けたらその先に死体があります。流したはずのソーヤーの死体です。
そんなわけでホテルに戻る保安官。
ホテルにて。
ジェームズ・テンプルじいさんが容疑者というか参考人にされてます。起訴するとか。
そうなるとフランク・マクラウドが収まらない。何か言いたそうにしてる。
ロッコ親分と手下達に住所氏名を聞く保安官。相変わらず気がついてない。
そんなとこに旅行中のオッサンが来る。
キーウエストがどうのこうのと聞く。あと100マイルですと教えてもらう。
用事をすませた保安官はホテルから出て行きます。役に立たない保安官だ。
またクルマが来てます。
これがロッコ親分の取引相手ジギー一行のようです。
保安官はソーヤーの死体を回収してクルマを発進させていなくなる。全く役に立たない保安官だ。
ロッコ親分とジギー。
久しぶりと挨拶しています。結構普通だ。
ゲイ・ドーンとも挨拶してるジギー。
そんな感じで肝心の取引となります。
ロッコ親分は真新しい通しナンバーの札束を用意してる。これは偽札のようです。
ジギーは手下に偽札を鑑定させてます。どうやら本物の偽札のようです。使い古しの本物の札束を渡します。
別室にて。
人質一行はフランク・マクラウドに船長代理は断って逃げた方がいいとなってます。
ゲイ・ドーンはキューバに着いたら殺されると警告する。
ノーラも早く逃げた方がいいと言ってます。
フランク・マクラウドは勲章を見ながら考えてる。船長代理を承知するフランク・マクラウド。
ロッコ親分とジギーですが随分と仲がいい。
まあ外面だけでそうしてるみたいだけど。握手をしてジギー一行は引き上げる。
ロッコ親分も引き上げるようです。一応ホテル料金は払ってます。
ノーラは行かないと態度で示す。あまり執着しないロッコ親分。
ハンドガンにちゃんと実包を装填してるロッコ親分。
それからゲイ・ドーンをお払い箱にします。慰謝料を払うようです。
捨てないでとすがりつくゲイ・ドーン。しかしここでロッコ親分のハンドガンをスリ取ってます。意外な才能を見せています。しかし伏線はなかった。
ハンドガンをロッコ親分に見えないにうにフランク・マクラウドに渡しています。たいしたものです。伏線はないけど。
ボートに乗り込むロッコ親分一行とフランク・マクラウド。
これを見送るノーラとゲイ・ドーン。心配してます。
ゲイ・ドーンは早く撃ちなさいと言ってる。
ボートにて。
普通に出港してるフランク・マクラウド。エンジンをかけ、とも綱を外させる。
ところでボートの名前がサンタナです。これはハンフリー・ボガートが実生活で持ってたヨットと同じ名前です。
ボートが行ってしまったのでガックリしてるノーラとゲイ・ドーン。
戻ったとこで電話を掛けようとしてるジェームズ・テンプルじいさん。どうやら電話は不通のようです。
航行中のボートにて。
カーリーがフランク・マクラウドを見張ってる。
ところでカーリー役の俳優は誰かに似ている。それは背が高いジョナ・ヒルです。
黒いスーツの手下はワード・ボンドにソックリですが違う俳優らしい。
ボート内には無線機はあります。そりゃそうだ。
通信で盗まれたボートはサンタナ号、キューバに向けて航行中と手配の無線を聞いてるロッコ親分と手下のカーリー。
カーリーはロッコ親分にゲイ・ドーンが密告するのでは?と心配してる。
ロッコ親分は密告しても捕まるのはジギーだけだから自分には都合がいいとしてる。
そうなれば自分がギャングの大親分に返り咲き出来ると踏んでます。
操船中のフランク・マクラウド。
いよいよハンドガンのスライドを引いて実包を装填してる。
スクリューに海藻が巻き付いたと黒いスーツの手下に見させていきなり急発進急操舵ををして海に落とす。
船酔いしていた若い手下と撃ち合いになる。撃たれるフランク・マクラウド。しかし若い手下は片づける。
中から出てきた手下のカーリーも撃ちます。
後はロッコ親分と最後の手下です。主にバーテンをやっていた手下。
ロッコ親分ですがハンドガンがないことにようやく気がつく。撃たれたカーリーのリボルバーを持つ。
残った手下に甲板に行けと命じるが行かない。手下を撃つロッコ親分。
これで残りはロッコ親分だけです。
フランク・マクラウドは船の屋根に登って待ち伏せる。
ロッコ親分は話し合おうと呼びかけてます。黙ってるフランク・マクラウド。
金は山分けだとか、武器は捨てたとか言ってるロッコ親分。
しかし手下のリボルバーを投げて自分は持ってます。
ひたすら黙って待ち伏せるフランク・マクラウド。
いよいよロッコ親分が出てきたところを撃つフランク・マクラウド。
3発撃ち込んでます。これで死に至るロッコ親分。
何とか生き残ったフランク・マクラウド。舵を切って戻ります。羅針盤が動くクローズアップショットが入ります。
それから舵にロープを掛けて固定してます。
無線連絡するフランク・マクラウド。
メーデー、メーデーと救援を要請する。連絡がとれました。これでいい。
ラーゴ・ホテルにつないでくれとリクエストするフランク・マクラウド。そんなことが出来るようです。
ラーゴ・ホテルにて。
保安官が来ててジギー一味は逮捕したとフォローしている。ホントかよ。
それから先ほどオショラ兄弟を射殺したとこを謝罪してます。インディアンの扱いがひどい。
ゲイ・ドーンは誰も悪くない。ロッコ親分が悪いと言ってます。そうなの?
保安官とゲイ・ドーンがホテルから出て行きます。ゲイ・ドーンは捕まったのか?
電話です。ノーラが出る。
時間が経過してるので電話はつながるようになったらしい。その描写がないけど。
フランク・マクラウドと直接話しをするノーラ。
無事なことをジェームズ・テンプルじいさんに伝えるノーラ。
よかったよかったとなります。
嵐が通過したので雨戸を開ける。光りが差し込みます。
ボートがキー・ラーゴに戻るシーンが入る。
エンドとなります。
そんなわけで多少おかしなとこもあるけどよい作品でした。
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