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2014.07.26

『黒い絨氈』

この作品は、バイロン・ハスキン監督、チャールトン・ヘストン、エレノア・パーカー主演の動物パニックSFドラマのようです。

1954年 Paramount Pictures アメリカ作品
ランニング・タイム◆95分
原題◆The Naked Jungle
プロット◆前半は仲たがいする2人の話しで後半はアリパニックになってます。
音楽◆ダニエル・アンフィシアトロフ

パラマウント発売のDVDにて。
画質と普通によいです。テクニカラーがきれい。
スクイーズ収録のフル表示。
画面サイズはスタンダード。左右に黒味あり。
音声はドルビーデジタル2.0ch

キャスト
チャールトン・ヘストン→偏屈な農園主クリストファー
エレノア・パーカー→出戻り花嫁のジョアナ
エイブラハム・ソファー→第1召使いのインカチャ
ノーマ・カルデロン→召使いのザラ
ウィリアム・コンラッド→弁務官
ロモ・ビンセント→船長
ジョン・ディーカーズ→別の農園主グルーバー


バイロン・ハスキン監督の演出はよいと思います。
製作はジョージ・パル。
全体的に普通のB級SFと同じになってます。主演がスターなのが違ってます。この違いは結構大きかったりします。

チャールトン・ヘストンは誰かに似てる。NFLのトム・ブレイディに似てるんです。

エリノア・パーカーがいまのところの正式なカタカナ表記らしい。
エリナー、エレノアと色々あるんです。こまったものです。
金髪なんだと初めて知ったような気がする。モノクロ作品が印象的なのでそうなる。
シーンによって完璧なメソッド演技をしています。たいしたものです。
スワンプウォーターのニューオーリンズからきた花嫁なので、ここでもそんなに変わらない状況なのでは?と思える。屋敷内に限定すればですが。

著作権のアラート。

Paramount Pictures
タイトル
エリノア・パーカーの方が上で名前が出ています。
チャールトン・ヘストン
in
The Naked Jungle
ジョージ・パル製作
バイロン・ハスキン監督

字幕です。
1908年 南アメリカ

河を航行中の船にて。
船長と御婦人とオッサンの3人が登場。
太ったオッサン船長と話してる御婦人。ジョアナ・セルビー、25歳。
御婦人は花嫁のジョアナでまだ見ない旦那のことを聞く。
旦那はここに15年いる。それでジョアナが旦那に会ったことがないと聞いてビックリしてる船長。詳しい旦那の話しになるといなくなる。
もう1人のオッサンと話しをするジョアナ。このオッサンは弁務官だとわかる。
弁務官も旦那のことはあまり語らない。

船着き場にて。
すぐに旦那が来ると言って弁務官はいなくなる。
後には先住民がゾロゾロといてビックリといった感じのジョアナ。
で、旦那ではなく召使いが来ます。第1召使いのインカチャと名乗る。

馬車で移動となります。
子供の先住民マイイを一緒に連れて行くジョアナ。
馬車には当然大きな荷物が積んであります。

屋敷にて。
馬車が到着します。
専属召使いのザラが付くジョアナ。
英語が喋れますとなってるザラですが。イエスしか言えないみたい。

時間が経過します。
旦那様が帰ってきます。クリストファー・レイニンジェン。
ご対面となります。最初はそんなに印象が悪くないけど・・・
ジャングルでは代理結婚は珍しくはないと主張してる旦那。
まだ話はこじれずに旦那は引き上げる。

食事にて。
まだぎこちない会話のジョアナと旦那。

ピアノを弾くジョアナ。聞いてる旦那。
で、何語が出来ると聞く旦那。手紙の通りのスペックなのか確認してるのがわかって怒ってるジョアナ。口論になってます。
歯の数でも数えたら?と自分を馬扱いしてると怒ってます。
完璧な女がここに来るはずはないと疑ってる旦那。

男には詳しいか?という話しから既婚だと知って怒りだす旦那。
どうやら聞いていなかったらしい。代理結婚した旦那の兄が伝えてなかったらしい。
結婚は1年。アル中の夫は事故で死んだと説明するジョアナ。
自分は新しい物しか家には入れないと口走る旦那。これはひどいな。
で、1人で寝室に入るジョアナ。

ジャングルにて。
先住民の儀式です。姦通をした男を処刑するようです。
やぐらに男を上げて吹き矢で撃つ。盾で吹き矢を防ぐことができるが時間の問題でやられます。
ここを見物に来るジョアナ。旦那に帰れと言われるが帰らない。
今死んだのは第1召使いの息子だと説明する旦那。その第1召使いを責めていたジョアナ。こまった状態になる。
旦那にここに来たのは間違いかもと言われてるジョアナ。

1回見たけどこのへんのシーンは全く覚えがない。
例によってTV放映は70分のカット版だったのでしょう。

ジョアナを農園に案内してる旦那。
用水用のダムがあります。ここはカカオ豆を作ってるようです。
先住民と日本語字幕で出ています。原住民も禁止用語でダメになったのか。土人はとうにダメになってるし。

雇ってる農民クティナを紹介してる旦那。
一応ジョアナのことを私の妻だと紹介する。
クティナはマヤ族の末裔。宝物を見せますと出すが、これがシュリンクヘッドでした。気分が悪くなってるジョアナ。
そんなわけで家から出るなと旦那に言われてるジョアナ。

屋敷にて。
食事になってます。
前半は退屈だという評価がありますが、そんな感じ。これが普通の展開なんだけど。
ジョアナはもう寝室に引き上げる。。

酒を飲んで勢いをつけてる旦那。
ジャングルで雷雨の描写が入ります。

寝室にて。
ドアを破って勢いよく入ってくる旦那。何故用意した香水を付けないと絡んでくる。
ジョアナに香水をぶちまけています。無理やりキスをしようとする。
それで哀れな人ねと言われてます。
カネをやるから出てってくれと言ってる旦那。

口論になってます。
19歳でここに来た。先住民への夜這いもやってない。要するにまだ女を知らないと言ってる旦那。正直な人です。たいしたものだ。
それはわかっていたわとジョアナ。
2、3週間で船が来る。それで帰ってくれと言ってる旦那。
溶暗になります。

船着き場にて。
カヌーが着きます。弁務官が来てます。久しぶりと旦那と挨拶する。
別の農園主グルーバーもやって来ます。雇ってる先住民が逃げてここにいるとクレームを付けに来たようです。
で、2人を見つけます。背中にむち打ちの跡があるのですぐにわかる。
一応弁務官がむち打ちは規則違反だと警告をしてる。

殺した証拠はシュリンクヘッドとかいう話しになって。
それでは2人を死刑にしよという旦那。マジで縛り首にしようとしてる。何故か葉巻をくわえさせてる。ここは止めてる弁務官。
そんなこんなで先住民2人は残り、捨てゼリフでグルーバーは帰る。

屋敷にて。
ピアノを弾いてるジョアナ。聞いてる旦那と弁務官。
途中でピアノを弾くのをやめてるジョアナ。もう弾けないわと言ってる。
そうなると気まずい雰囲気になる。
会話からジョアナはニューオーリンズから来たようです。それならこことあまり変わらない土地柄かと思えるけど・・・。
寝室に行くジョアナ。

旦那と弁務官。
弁務官が旦那に意見しようとするがやめてるが、それでも君はどんどん固くなると説教してる。
今度はリオ・ネグロに行く話しをしてる弁務官。グルーバーに会って云々と仕事の話しになる・・。

で、旦那に召使いがいないから話すことがあると弁務官。
リオ・ネグロから気になる報告があった。それはマラブンタだと言う弁務官。
これはビックリの旦那。
27年前にマラブンタの移動があった。それ以来の移動が始まった。
弁務官はこれを調べに行くようです。
旦那は同行してついでにジョアナを送ると言ってます。

寝室にて。
旦那が来ます。ジャングルは全て飲み込む。人間までも・・・
本を読んでたジョアナ。
本は目方で注文したと言ってる旦那。400キロだとか・・・
それにしてもは趣味がよいセレクトになってる褒めてるジョアナ。どうやらちゃんと旦那がセレクトしたようです。

男には内面と外面、それに真の自己があると言ってる旦那。
今は真の自己だと言ってます。手紙を兄に渡してくれとマジでお別れになってます。
明日船まで送ると言ってる旦那。
お別れなんですが2人の雰囲気はよくなってます。
しかしまでジョアナに男が1人いたことにこだわってる旦那。
溶暗になります。

船着き場にて。
第1召使いから注意するようにと言われてる旦那。
ドレス姿のジョアナ。それで船に乗ります。弁務官もいます。

船というかカヌーで移動中です。
夕方になって岸につけ野営というか中継地に泊まってます。
ドレスが泥だらけになってテントに入るジョアナ。もう嫌って感じ。
それでドレスではなくジャングルにあった服にしろと服を渡す旦那。
虫よけがあると渡す旦那。塗ってと頼むジョアナ。雰囲気はよくなってます。

夜中にて。
目を覚ますジョアナ。外に出ると旦那と弁務官がいる。回りは静かです。
リボルバーを連射する旦那。まだ静かです。奴らは銃を恐れないと旦那。
今何時となります。4時頃です。
それですぐに出発すると言う旦那。

徒歩で移動してます。
部落に着きます。誰もいない。部落を捨てた?、これは大変となってます。
そんなとこにカヌーが漂ってます。引き寄せて中を見ると白骨化したグルーバーの死体があります。酒ビンもある。
酔って眠り込んでマラブンタにやられたのか?

今度はカヌーで川上をへ移動しています。
勇気はあるか?と聞かれて、あると答えてるジョアナ。
召使いを付けてジョアナを残してもすぐに召使いは逃げてしまうと弁務官に言ってる旦那。
で、ジョアナにこの先は死の世界だと言ってる旦那。

この2人はまだセックスまで行ってない。随分と下世話な話しですが・・。
この状況を乗り切ってそうなるわけです。多分そうだ。

カヌーから徒歩で高台へ移動します。
何やら虫の音がしています。遠くの山の樹が無くなってます。
望遠鏡で見る旦那。クローズアップショットでアリの大群が見えます。
マラブンタ、軍隊アリ云々と解説をしてる弁務官。突然移動を始め・・・
とにかく逃げるしかないらしい。

私の土地に向かってると旦那。1週間で着く。
アリの先発隊はもうここにいる。
それで旦那は急いで帰って対策をするとなる。

屋敷にて。
旦那様がお帰りですと第1召使いが迎えます。
マラブンタ対策を指示する旦那。
弁務官は旦那がここに残るのかとビックリしています。
私も残るとジョアナ。旦那に避難しろと言われても残ると主張する。
私が出ていったら使用人達と全員いなくなるとも言ってます。
これには感心してる旦那。

船着き場にて。
弁務官はまだ旦那に避難しろと言ってます。
カヌーに乗って船着き場から出ても最後まで避難しろと言ってます。こういうキャラクター描写は昔の映画は上手い。
溶暗になってます。

屋敷にて。
先住民の酋長が来て旦那と交渉になっています。そんなこんなで酋長の槍を折っている旦那。交渉決裂なのかよくわからん。
しかし旦那はカヌーを全部燃やしてしまったようで先住民は残るようです

いよいよ立てこもってマラブンタ対策となるようです。
一応戦術があるようで説明してる旦那。
色々と作業をしてます。屋敷の回りに木を積み上げて燃料をかける。
用水のダムの番人に合図をしたら水門を開けと命じる。
屋敷の回りには見張りを配置する。

虫眼鏡でアリを観察してる旦那。ジョアナが来てアリの話しになる。
2人の雰囲気はよくなってます。
そんなところに召使いからアリがカカオ園に来たと知らせがある。
これでアリは屋敷まで10マイルとなってるようです。

爆薬を用意してます。
これで用水にかかる橋を爆破してアリの通路を断つ作戦です。
派手に爆破される橋。ここは結構迫力のあるシーンです。
それで用水で止まってるアリ。

ダムを見に行く旦那。
太った番人に指示をしてます。合図したら水門を開け。

他で合図が聞こえて急行する旦那。
1人やられています。これは大変。

いよいよ水門を開けています。そうなると用水の水位が上がる。

屋敷にて。
ピアノを弾いてるジョアナ。聞いてる旦那。
弾かないとピアノは痛むのよとジョアナ。いわゆる伏線を回収しています。
女とはどういうものか教えてくれと言ってる旦那。
それでキスシーンになって溶暗になってます。

次はもうアリのシーンです。
木の葉っぱを食い尽くしています。
用水で止まってるアリですが葉っぱに乗って用水を越える。この描写は『フェイズIV 戦慄!昆虫パニック』(1974年)がオリジナルではなく、この作品からの引用だったとわかります。

ダムに合図を送ります。しかしダムの番人は寝ています。
寝ているとこをアリに覆われている番人。気がついたが絶叫してやられすます。
そんなわけで用水の水位が下がりアリが移動して屋敷に押し寄せる。これは大変。

旦那と第1召使いがダムに向かう。
退却の合図をしています。外にいた召使い達が屋敷に集まる。

アリが屋敷に達してます。いよいよ屋敷の回りに火を放つ旦那。
ロングショットで屋敷の回りが燃えているシーンが入る。
溶暗になります。

夜が明けています。屋敷の回りの火は消えかけてる。
目を覚ますジョアナ。寝室を出て旦那を呼びます。誰もいない。
何だか家財道具がなくなってます。

旦那がいます。燃える物は全部燃やした。もう何も残っていないと言う。
15年かけて集めたものが3日で全部なくなった。
ジョアナは私は残る、やり直しましょうと言う。キスシーンになってます。

アリを防ぐ手だてはもうないと言ってる旦那。
そうなると屋敷の回りにはまだアリはいるようです。
ジョアナにリボルバーを渡している。最悪の状況に備えています。
キスをして出かける旦那。

旦那は爆薬を持ってダムに行く。水門を開放するしかない。
その前に虫よけを体中に塗ってます。何だかチャールトン・ヘストンは1970年代と変わらないように思える。

アリがうようよいる中を徒歩が突破しようとする旦那。
悪戦苦闘しています。転んだので体中にアリがたかってる。

ようやくダムに到着する旦那。
爆薬をダムにセットしてリボルバーで点火する。必死こいて避難する旦那。
大爆発となりダムか決壊して水を押し寄せる。そのまま流される旦那。

水は船着き場を流し、カカオ園を流し、屋敷まで到達する。
ここはスペクタクルシーンになってます。話し的にもためにためて開放する展開になってます。昔の映画はよく出来ている。
そんなわけでこれでアリを流したようです。
屋敷の回りは壁があるので水は入ってこないけど門から少し入る。水をふさいでいます。

水が引いています。
旦那は生きてます。旦那を呼ぶジョアナ。万歳をしてる召使い達。
泥だらけのところを歩いて旦那を迎えるジョアナ。
2人が抱きあったとこでエンドとなります。昔の映画はいいな。


そんなわけでいかにも1950年代的なよい作品でした。


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