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2014.07.27

『月世界征服』

この作品は、アービング・ピシェル監督、ジョン・アーチャー他主演の月旅行SFドラマのようです。

1950年 George Pal Productions (presents) /Eagle-Lion Films アメリカ作品
ランニング・タイム◆91分
原題◆Destination Moon
プロット◆月に行って色々とある話しのようです。
音楽◆リース・スティーブンス

TCメディア/株式会社newライン/株式会社オルスタックピクチャーズ発売のDVDにて。
画質はまあまあ。悪くはない。
スクイーズ収録のフル表示。
画面サイズはスタンダード。左右に黒味あり。
音声はドルビーデジタル1.0ch

キャスト
ジョン・アーチャー→ジム・バーンズ社長
ワーナー・アンダーソン→カーグレイヴス博士
トム・パワーズ→セイヤー将軍
ディック・ウェッソン→スウィニー
エリン・オブライエン-ムーア→カーグレイヴス博士夫人


アービング・ピシェル監督の演出はよいと思います。
製作はジョージ・パル。
全体的に大まじめに出来てます。


ファンタスティック・シネマ・コレクション
著作権のアラート
画質が悪いですのアラート。

タイトル
George Pal Productions (presents) (as George Pal Productions, Inc.)
Destination Moon
手前から奥にスクロールしていくタイトルになってます。
原作がロバート・A・ハインラインです。これはビックリ。

この作品はカラーなんです。画質もそんなに悪くはない。

立入り禁止 米陸軍武器斗
V-2型ロケットの発射実験になってます。
カーグレイヴス博士とセイヤー将軍がこれが成功すれば予算がつくと期待してます。
発射します。しかしロケット発射実験は失敗する。ロケットは地上に墜落して大爆発。これはまた絵に描いたような大失敗です。
気まずい雰囲気の面々。ガックリしてるカーグレイヴス博士とセイヤー将軍。
これでこの計画もお終いだとなってます。
ここのシーンでジョー・スウィニーはもう登場していました。

これはサボタージュに違いないと主張してるカーグレイヴス博士。
そうなの?といった感じのセイヤー将軍。

バーンズ航空機会社にて。
飛行機製造工場のようです。
ここにセイヤー将軍がやって来て、ジム・バーンズ社長と面会する。
登場人物の紹介がイマイチでてっきりこの会社がロケット発射実験をしてたのと勘違いした。

セイヤー将軍に民間会社に何でも押し付けないでくれと警戒気味のバーンズ社長。
いきなり月にロケットの話しをしてるセイヤー将軍。
また原子力ロケットエンジンの話しになってます。原子力でどうやってロケットを噴射すのかいまだにわからん。
カーグレイヴス博士の名前か出ています。このロケットエンジンの博士らしい。
政府は行き詰まると民間会社に押し付けると言ってるバーンズ社長。
そこを何とかと頼んでるセイヤー将軍。業界全体で協力してくれと頼む。

プレゼンにて。
航空機会社業界の面々が集まってます。
模型を使って説明してるカーグレイヴス博士。

そんなこんなでプロモーションフィルムが上映されます。
アニメです。鳥のキャラが登場してロケットなんて飛べるわけがないと始まる。
ロケットエンジンは地球の引力圏を脱出する時だけ使う。
引力圏脱出には秒速11キロ。
V-2ロケットの名前も出ています。
ディテールは結構まともです。
そんなわけで鳥のキャラは寄付をお願いしています。それがオチかい。

何で政府がやらないと当然の突っ込みが入る。
セイヤー将軍は役人仕事では動きが遅いと言い訳してる。

で、セイヤー将軍はこの計画をしてるのは我々だけではないと言ってます。
ソ連の名前は出していない。
最初に月をミサイル基地にした国が地球を制しますとまで言ってる。
それで業界の重鎮らしいおじいさんがやろうと激を飛ばす。やるようです。

ロケット計画の実行となります。
まずは図面からです。
コンピューターがないので大掛かりな計算機みたいなのが動いてます。
チタンが必要となって炉のシーンが入る。
宇宙服を製作するシーンが入る。色分けをしようとなる。結構正確な描写です。

製造工場では模型から始まってます。
模型にオーバーラップして現物のロケットを製造するシーンにつながります。ここはミニチュアと作画合成の組み合わせですが結構上手い。

組立中のロケット内にて。
ブラウニーと話しをしてるスウィニー。
スウィニーはこんなロケットは飛ぶわけがない、月に行けないと言ってます。
で、ブラウニーは腹痛がすると言ってる。

バーンズ社長のところに誰か来ます。
セイヤー将軍とカーグレイヴス博士。
原子力ロケットエンジンのテストの許可で出ないとか。南太平洋でやれとなってるとか。
新聞の見出しは原子力ロケットエンジンへの抗議と出ています。
またサボタージュだと愚痴が出てるカーグレイヴス博士。

そんなわけですぐにロケットを打ち上げてしまおうとなってます。
ロケット発射許可なんて前例がない。普通に許可を求めたら引き伸ばされるだけだとヤケになってます。
セイヤー将軍と私、これはバーンズ社長のことです。それに君がエンジニアだとカーグレイヴス博士。無線通信とレーダー担当のブラウニーの4人でいいとなる。
ヘイスティング博士は軌道計算担当ですぐにやってもらうとなる。
夜明け前には打ち上げだとエラく急いでます。
カーグレイヴス博士は自宅に電話しています。

ラジオの臨時ニュースか何かです。
ロケット発射基地には近づかないようにとアナウンスされてる。

ロケット発射基地にて。
夜通しで突貫作業をやってます。
ブラウニーが行方不明です。どうやら盲腸だとわかる。
そんなわけで知らせに来たスウィニーをスカウトしています。
いきなり月にロケットだとなってビックリのスウィニー。何だかんだで承知してる。

ロケット発射基地ゲートにて。
クルマが来て裁判所命令でロケット発射中止だとなります。
伝令のジープが知らせに走る。

ロケット打ち上げ準備の方は進んでます。
奥さんとお別れの挨拶を長々とやってるカーグレイヴス博士。
そんなところジープの伝令が着く。
それなら早いとこ発射だとなってます。ロケットに乗り込む4人。
パトカーも到着するがかまわず発射態勢になってます。

ロケットにて。
バーンズ社長が船長。カーグレイヴス博士。セイヤー将軍、スウィニーの4人。
安楽イスのようなところに楽な姿勢で座る4人。安全ベルトを締める。
それぞれの制御盤を横から出せるようになってます。

無線連絡をしてます。
ここはドライウェルズ基地と言うらしい。ロケットは名前はルナ。

サイレンが鳴ってます。いよいよロケット発射となったようです。
03:50AMに発射するようです。

ロケットが発射されます。
引力が凄いという描写がはいる。セイヤー将軍は死にそう。
何とか加速は収まったようです。その前に引力がかかって船尾モニターのスイッチにスウィニーの手が届かないと小ネタがはいります。
オンになった船尾モニターには離れていく地球が映ります。

無重力になりました。そんなわけで定番描写が入ります。
スウィニーがコメディリリーフを担当してるようです。誰かに似ている。それはインディカー・ドライバーのエリオ・カストロネベスに似ているんです。

カーグレイヴス博士が気分が悪くなったスウィニーに薬を渡してます。
薬を飲むとこでまた無重力ギャグが入る。
セイヤー将軍も相当具合が悪そう。薬を飲みます。
マグネットシューズを履いて他の3人に渡してるカーグレイヴス博士。

スウィニーがドライウェルズ基地に無線連絡をしてます。
生きていたと驚いたり喜んでるらしいドライウェルズ基地。

窓から地球を見ている4人。
夜のカリフォルニアが見えます。ちゃんと明かりが見える。
スウィニーはブルックリン出身らしくMLBネタが入ります。当時ブルックリンにはドジャースがあった。

宇宙空間を進んでるロケット。
食事になってます。
コーヒーはチューブに入っててあとは結構普通。ちゃんとしています。
ハーモニカを吹いてるスウィニー。
しかしレーダーが作動しない。グリスを使ったとスウィニーが言うとそれは宇宙空間ではダメなんだと言われてる。
宇宙遊泳で直接掃除に行かないとダメだとなります。

宇宙服に着替えます。赤、青、緑の3色。ちゃんとしてる。
3人出ます。セイヤー将軍は残る。
ちゃんと与圧室があります。マジでディテールはちゃんとしてる。

外に出て与圧室ドアを外側からスイッチを押して閉めてます。
無線連絡のために宇宙服のアンテナを伸ばしてます。
ロケットの外を歩いて移動してます。ロープを握ってる。
外はロケットと軌道が同じなので普通に動けると言ってます。
地球を見て地図の通りだと感心していたりします。
肝心の船外活動は側面の穴に手を入れたりしてる。

ロケットの船尾に行くカーグレイヴス博士。
外に出る前にロケットエンジンの具合を見ると言ってました。
しかしロープを少し放したら浮いてロケットから離れてしまう。これは大変。
救援を求めるカーグレイヴス。ロープを放るが上手くいかない。

ロケット内で救援のリクエストを受けたセイヤー将軍が酸素ボンベを持って出る。
バーンズ社長が酸素ボンベを噴射して宇宙空間を移動してカーグレイヴス博士を救出して無事に戻ります。
ここでロケットのフルショットで小さく人が動いてるシーンはアニメの人を合成してるようです。

月が見えてます。
噴射準備をしてます。もう着陸するようです。ロケットを旋回させてます。
そのまま逆噴射して着陸態勢になります。
減速するのでまた引力がかかる描写が入ってます。
オートマチック・レーダー・トラッキングというレーダーがあります。何だろ?
全員捕まれと緊急態勢になってます。
何だか危ない感じですが何とか着陸に成功します。

月にて。
帰りの燃料まで使ったしまったとなってます。それでどうなる。
無線連絡をするスウィニー。

それはともかく着陸活動になります。
月の風景はホトンド正確です。結構凄い。
まずはバーンズ社長とカーグレイヴス博士が外にでます。
ロケット外壁からハシゴが飛び出てそこを降り地面までは持参したハシゴをかける。

2人して月の領有権を宣言すると言ってます。
そうなるのか。これはビックリ。

宇宙服から地球と無線連絡が直接取れるようになります。双方向で話しが出来るとか。
地球からのインタビューに答える2人。
着陸地点とか地球が見えていますと答えてます。
人類による月の領有を宣言したと言ってます。アメリカだけではないらしい。
インタビューが終わります。

機材を下ろして船外活動になってます。
青とグリーンなのでカーグレイヴス博士とスウィニーが荷物を運ぶ。
この運び方も軽い感じでやってます。
セリフで地球の1/6の重力だとちゃんと言ってます。
黄色い宇宙服のセイヤー将軍はガイガーカウンターで調べています。

荷物は望遠鏡カメラのようです。
で、小型の普通の二眼カメラで記念撮影をやってます。
スウィニーが地球を持ち上げているように撮ってます。

セイヤー将軍が無線で呼んでます。
急いで移動なのでピョンピョンと跳んで移動しています。ちゃんとしてる。
鉱物が反応してると言ってるセイヤー将軍。

ロケット内にて。
バーンズ社長は地球と無線連絡してます。
軌道計算や燃料計算をしています。燃料計算の見通しは暗い。
不要な物は捨ててロケットを軽くしてくれとなります。これは大変。

バーンズ社長が外に出て話をする。
もう望遠鏡カメラは置いていく・・・
地球のヘイスティング博士と話しをして大変な状況になった・・・
ロケットを軽くする。24時間以内にありったけ物を捨てる。

そんなわけでロケット内で作業をしてます。
イスのクッションまで捨ててます。そんなに重くないと思えるが目に付くのでそうなるようです。
宇宙服3着も捨てる、残り1着は捨てる作業に必要なので捨てない。
ロケットの回りには捨てた機材でいっぱいになってます。

ロケット内にて。
地球からの計算待ちになってます。
発射まで36時間、ちょうどいい軌道で計算してるので時間が決まってる。次は1ヶ月先になってしまう。

無線連絡で食料も捨てろとかなり深刻な状況になってます。
あと460キロは捨てないとダメだとなります。
操作パネルの1部は溶接かボルト止めかとスウィニーに聞いてます。スウィニーは組立作業をやっていたのでわかります。
ボルト止めとわかり取り外し捨てます。そんなこんなであちこちの部品を捨てる。
のこぎりで切れるとこも切ってます。
ロケットが重過ぎれば発射しても月に墜落か、月の軌道から出れない。

ハーモニカも捨ててます。
あと27分です。それでもまだ足りない。まだ50キロ重い。
そうなると誰かが残ることになる。
歳だから私が残るとまずセイヤー将軍が名乗り出る。それはダメだともめてます。

地球から無線連絡です。あと18分。
そんなこんなで宇宙服を来ていたスウィニーがヤケになっていなくなる。

外に出たスウィニーに説得してます。
バーンズ社長がいい方法をあると呼び戻そうとする。

で、戻ってくるスウィニー。
宇宙服が32キロ、無線機が23キロ、これで足りる。
酸素ボンベとロープ、それに与圧室ドアにロープを通す切り込みを入れる。

必死こいて作業してます。
地球と次に話すのは無事に帰って直接会ってからだと無線機を捨てる。

のこぎりでドア枠部分に切り込みを入れてるスウィニー。
酸素ボンベにロープを結びつけて落とす。ドアを閉めます。
スウィニーは宇宙服を脱いでロープで結びます。
与圧室から出て真空にしてドアを開く。そうなると酸素ボンベに引っ張られて結びつけてあった宇宙服が放出される。それからドアを閉じます。これでいい。

いよいよロケット発射となります。
イスにクッションがないけどかまわず座ってます。さすがに制御盤は残してある。
秒読みなしで発射してます。また引力がかかる描写が入る。
船尾モニターには月が離れていく映像が出てる。

宇宙空間を移動してるロケット。
地球が見えてきます。
エンドとなります。
This is the end of the biginnig
Eagle-Lion Films (1950) (USA) (theatrical) (released by) (as Eagle Lion Films, Inc.)


そんなわけでトンデモではなくディテール描写がちゃんとしてるよい作品でした。


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