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2014.05.04

『人肉食堂 ~とむらいレストラン~』

この作品は、T・L・P・スワイスグッド監督、ラッド・フルトン、ウォーレン・オット他主演のB級ブラック・コメディのようです。

1967年 Eola Pictures アメリカ作品
ランニング・タイム◆63分
原題◆The Undertaker and His Pals
プロット◆謎の3人バイカーから色々とある話しのようです。
音楽◆ジョニー・ホワイト

有限会社フォワード/WHDジャパン発売のDVDにて。
画質はまあまあ。ここ発売のDVDにしてはいい方です。
スクイーズ収録のフル表示。
画面サイズはスタンダード。左右に黒味あり。
音声はドルビーデジタル2.0ch

キャスト
ラッド・フルトン as James Westmoreland→探偵のハリー・グラス
ウォーレン・オット→フライデー/サーズデー
サリー・フレイ→秘書のアン
最初の被害者→不明
サウナの被害者→不明
レイ・ダニス→葬儀屋のモートン
カフェのダグ→不明
カフェのスパイク→不明
ジョニー警部→不明

役名がわからん。
マーティー・フリードマン
リック・クーパー
ロバート・ロウリー


T・L・P・スワイスグッド監督の演出はよいと思います。
全体的に上手く出来ています。結構上手い。
色々な作品があるものです。映画は実際に自分で見ないとわかりません。
音楽はジャズっぽい。サックスが多い。


著作権のアラート
WHDジャパンのタイトル
フォワードのタイトル
画質が悪いですのアラート


プロローグ
夜です。バイクが走ってます。
交差点をターンする度にバイクが1台から2台、3台になってます。上手いじゃん。
バイクですがこの作品は1967年製作なのでまだジャパニーズスタンダードの並列4気筒エンジンのバイクは発売していない。そうなるとたぶん英国のバイクとなります。

ジャパニーズスタンダードの並列4気筒エンジンのバイク。
ホンダCB750Fourが1969年発売。
カワサキ903Z1が1972年発売。
しかしハリウッド映画での日本製バイクの扱いは極端に悪い。物凄く警戒されてるのが見ててよくわかります。そんな感じで日本製バイクはめったに出ず、たまに出ても爆発炎上専門です。
ハリウッド映画のバイクは、当然出てるアメリカのハーレー、最近では何故か出てるイタリアのドゥカティとなっています。

公衆電話で電話帳を調べてます。
それからバイク3台で出動しています。
エンジン音は4サイクルエンジンです。
タンクのエンブレムからトライアンフみたい。そうなるとOHVツイン、並列2気筒エンジンだとなります。
バイクですがウィリーなんてやってます。よく出来るな。

アパートにて。
1人がアパート玄関から入ります。郵便受けを確認してる。
残りの2人は非常ハシゴから侵入しています。

このへんの画調はセピア調というかそんな感じ。モノクロなのか?
お目当ての部屋には女性が手紙を書いています。
男の写真があります。水兵らしい。
ここまで全くセリフがない。それでも状況は見ててわかります。上手いじゃん。

ノックの音がします。
ドアを開けるとバイカーがいてビックリ。安全チェーンがあるので入れない。
女性は電話で通報しようとするが窓から2人が入ってきて拘束される。
いきなりナイフで刺す。串刺しになってる女性。男の写真がビックリしてる。このようなギャグを入れてます。いいのか?

このへんからカラーになってます。
血が流れるのでカラーにしてるようです。
それから脚を切断しています。男の写真はこれは見ていられないとなってます。
そんなわけで脚を運び出してます。

この辺の印象ですが、正直言って上手い。たいしたものです。
画質もまあまあだし。

タイトル
The Undertaker and His Pals
短く入る。

葬儀屋にて。
入り口に tradingstamps と出てます。スタンプを貯めれば安くなるのか?
中ではテープレコーダーで流行の歌を流してます。
死んだ女性の両親がやってきます。
テープレコーダーの音楽は葬式用に変えてます。
どうやらこの作品はこんな調子で進行するらしい。面白くていいじゃん。

悲しむ両親に対して・・
ほら美しいでしょ、私が塗ったのですと余計なことを言ってる葬儀屋モートン。
そんな感じで他のセリフをよく書き込まれています。たいしたもんだ。

旦那と料金の話しになる葬儀屋モートン。
144ドル98セントだと思ってる旦那ですが葬儀屋モートンは1250ドルと吹っかける。
当然もめてます。144ドル98セントは棺桶代であとは追加料金だと。
契約書とは違うと主張する旦那ですが葬儀屋モートンは契約書の通りだと主張する。
脚がないので義足まで用意したと言ってます。
そんなこんなでもめて両親は出て行きます。料金を払ったかは不明。

私立探偵ハリー・グラスのオフィスにて。
ここはオフィスビルの1室です。
看板には、カネ返せ、家賃払え、出て行け、等とメモが貼り付けてあります。

しかしハリー・グラスには秘書がいる。
赤いドレスで結婚する気満々のアンです。ドレスと髪を見てちょうだいと言ってる。
結婚してくれないなら窓から飛び降りると言ってます。
ハリー・グラスは電話します。欠員が出たので新しい秘書を紹介してくれ・・
まだアンは飛び降りていないけど・・

クルマで移動してるハリー・グラスとアン。
でかいオープンカーです。当然アメ車です。
→ 1965 Buick Wildcat Custom Convertible Coupe [46667]

カフェにて。安そうな店です。
ここに入るハリー・グラスとアン・ポートリー。
店員がなかなか来ない。ようやく来た。店員のスパイク。
ここの店の主人は医学学校中退の変わり者とか。そんな話しになってます。
ポートリーとはポーク=鶏肉だと言ってる店員スパイク。からかってます。
出された料理がまずいとハリー・グラスは帰る。
アンは保健所に電話すると言ってる。

アンの自宅にて。
クルマで送ってるハリー・グラス。すぐに帰ります。
着替えてるアン。下着姿のサービスあり。

バイク3台が移動中。ここに向かってるようです。

飼い猫のトビーを呼んで外に出るアン。そうしたら何だか怪しい雰囲気になる。
いきなり3人のパイカーと対面する。ジェット型へルメット、ゴーグル、革製マスク。全く人相はわかりません。
速攻で捕まってるアン。

植え込みの柵が尖ってるのが目立ちます。
悲鳴が聞こえて柵に沿ってカメラが動く。で、尖った柵に串刺しにされたアンとなります。
ドクロのワッペンが落ちてます。

翌日にて。
現場検証の刑事と警官、ハリー・グラスもいます。
5件目のバラバラ殺人事件。3人組。バイク乗り。タイヤもわかってる。
ハリー・グラスはバイク乗りは知らないと言ってます。
刑事と警官は帰ります。

入れ替わりに葬儀屋モートンが来てます。
アンには身寄りがないで雇い主のハリー・グラスに交渉に来たようです。
まずは帰ってくれと不機嫌なハリー・グラス。
料金は144ドル98セント。しかし契約書を読んで料金が空欄になってるのに気がつき144ドル98セントと書き込むハリー・グラス。追加料金は無しと言ってます。
そうなると葬儀屋モートンが不機嫌になってます。

不機嫌なまま帰る葬儀屋モートン。
で、モートンは警官とぶつかりよろけたとこをスケートボードに足が乗ってそのまま道路まで行って転倒する。少年に笑われています。
これがオチかい。

カフェにて。
何だか乱雑なところで。
店員スパイクが来てハリー・グラスに残念でしたねとか言ってます。
犯人は見つけると意気込んでるハリー・グラス。
会話からコックの名前がダグとわかります。

調理所にて。
オペにはメスがいるとか医学書を読んでるダグ。
1人で盛り上がってメスを握りしめて自分の手を切ってます。自分で治療する。

そんなとこに配達人のサム(黒人)がやってきます。
それは何だい?と医学書のことを聞くサム。ダグは不機嫌になる。
で、ここは野菜しか注文しない。肉はどうしてると聞くサム。
肉は別なところに注文してる答えてるとダグ。

で、肉を探すサム。包丁を持って迫るダグ。
冷蔵庫を開けると人間に足がぶら下がってます。驚愕して振り向くサムはダグにやられます。

カウンターにて。
オッサンの客がきます。ホットドッグはない。何んにもない。
子羊と鶏肉、スパイクが中を見るとサムが死体になってます。そうなるとホワイトミート、ダークミート云々と言ってるスパイク。全く落ち着いてます。
それでパイを注文して店頭スパイクの顔に投げつて帰るオッサン。
これがオチかい。この作品は行き当たりばったりな描写が凄い。

葬儀屋にて。
ハリー・グラスが来てます。彼女の様子を?となります。
もう少しお支払いいただければとカーテンを開ける葬儀屋モートン。
普通の貨物用木箱が棺桶になってます。短いけど脚がないので入るらしい。
追加料金がないとこうなると開き直ってる葬儀屋モートン。
葬儀屋モートンを殴打するハリー・グラス。帰ります。
だからチップを払えばいいのにと正論の葬儀屋モートン。それがオチかい。

ハリー・グラスのオフィスにて。
新しい秘書が来てます。金髪です。どうやら面接らしい。
フライデーと名乗ってます。ハリー・グラスはハンサムだと姉が言ってたととか。
それは本名?と聞き返してるハリー・グラス。
雇うようです。腹が減ってるというので食事に行かすハリー・グラス。

カフェにて。
ここに入るフライデー。速攻で閉店にして眠らされるフライデー。
運び込まれて服を脱がされています。
ちゃんとゴム手袋をしてるダグ。ハエが飛んでスパイクが殺虫剤をばらまく。
そんなこんなでメスで腹を切り裂かれてるフライデー。
アーカイブ・フッテージの内臓のショットが入ってます。内臓をかき回してる。
ようやく悲鳴をあげてフライデーは死に至ったようです。

この子はどうすると相談してるダグとスパイク。
フライデーの手をひき肉にしてるダグ。いい匂いだと言ってます。

黒板です、スペシャル・トゥデイ。ハンバーガー。
フライデーの手のひき肉はハンバーガーになりました。

マジでハンバーガーを作ってるダグ。
そんなところに葬儀屋モートンがやってます。
あの女性はどうした?半分よこす約束なのにと詰問する。
もう始末したのか抗議してるモートン。お前たちが捨てる部分が私が使うんだと主張してます。
ハリー・グラスが追加料金を払わない話しになってます。
それから今晩決行、手伝うとかそんな話しになってます。
どうやらこの3人がバイク3台の男たちだったようです。

夜の道路にて。
またバイクが1台、2台、3台とそろいます。カッコいい。
このカッコよさは『ダーティハリー2』(1973年)の白バイ軍団並です。
公衆電話で電話帳を調べて出動となります。

サウナのようです。
女性が3人。1人が残って2人は帰る。
そんなとこに3人が入る。何故かシーツをかぶってます。
まだ気がつかず、来月やめると再婚すると言ってる女性。
シーツをとってる3人。ようやく気がついてる女性。
つるしてあった鎖を使う3人。鎖でビーナス像を破壊する。
女性の顔面を鎖で殴打する。血まみれになってる女性。それから足を切断してます。
このへんはゆるゆるな描写になっています。あまり気にしない。

戦利品を持ってズラかるとこで女性2人が戻る。
残った女性は逃げる3人を引き出しから出したリボルバーで撃ってます。
そうなるとバイクのナンバープレートが落ちる。これはまずい。
なかなかバイクのエンジンが始動しなかったのが敗因です。

ハリー・グラスのオフィスにて。
電話中のハリー・グラス。刑事からです。
殺人現場に遺留品があった。バイクのナンバープレート。これから葬儀屋のモートンと判明する。
あいつかと知ってるハリー・グラス。一緒に来てくれと言ってる刑事。

カフェにて。
バイク3台が帰宅します。
ライセンスプレート=ナンバープレートのことでどうするんだともめてます。で、タンク実験にモートンを使おうとなるが成り行きでダグが入れられる。
acid=酸のタンクです。ロープで吊るされたダグは溶けたようです。見た目はドライアイスの煙そのものなのでそんなにグロな感じはしない。

ハリー・グラスのオフィスにて。
電話してるハリー・グラス。チャーリーに電話してる。誰?
葬儀屋が誰とつるんでいるかを聞いてます。カフェの2人だとわかる。

カフェにて。
ハリー・グラスがやってきます。誰もいない。acidのタンクがあります。
ロープを引っ張ると白骨が出てきます。
そんなとこにドアが開いてフライデーがやってきてこれはビックリのハリー・グラス。
で、長いランチだったなとボケが入るハリー・グラス。
しかしフライデーは私はフライデーとは双子のサーズデーだと名乗る。
フライデーのことを聞きに来たから家には帰れないとかなってハリー・グラスの自宅に泊まることになるようです。
それでキスになってます。そういう展開なのか?

バイク2台です。
どうやらハリー・グラスのクルマを尾行するようです。

公衆電話にて。
刑事に電話してるハリー・グラス。ジョニー警部と呼んでます。
葬儀屋の仲間はカフェの2人だ。証拠は中にある。
ジョニー警部はメモしてます。

バイク2台はウィリーして発進してるのがあまり決まっていない。
やっばりバイクの発進シーンは『マッドマックス』(1979年)でのグースの白バイの発進シーンが1番です。ギアをローに入れつつエンジンを始動するがまたいいんです。

クルマで移動してるハリー・グラスとサーズデー。
延々と走ってます。段々と郊外の道路になってます。尾行には気付いてない。
このへんは何だかモノクロっぽくなってます。

ハリー・グラスの自宅にて。
ガレージのドアが自動です。もう1台クルマもある。ブルジョアではないか。

ハリー・グラスとサーズデー。
一方的に喋ってるサーズデー。ハリー・グラスは寝ています。

波の描写が入ります。これはモンタージュ的には何だっけ?
海岸にはバイク2台がいます。

次の日です。
クルマで移動してるハリー・グラスとサーズデー。
海岸にはまだバイク2台がいました。砂浜をようやくスタートさせてる。

クルマは郊外を移動中。
クルマが止まります。冷静にガス欠だと言ってるハリー・グラス。
赤いクルマを無理やり止めてヒッチハイクし乗り込んでいなくなるハリー・グラス。
→ 1965 Dodge Dart Two-Door Sedan
サーズデーはガス欠のクルマに置き去りです。

クルマのサーズデーはタバコを吸う。
そんなところにバイク2台が迫ります。これは大変。
いきなりナイフを出してるバイク2台の男。

逃げるサーズデーに追うバイク2台と結構長いシーンになってます。
バイクで走りながらナイフを切りつけています。バイクはスロットルとクラッチで両手がふさがってるので結構大変なんですがよくやってます。
バイクの1台ははマフラーがアップになっているスクランブラータイプだとわかる。
そうなるとトライアンフのスクランブラーか。
→ 1964 Triumph Bonneville [T120 C] こっちがアップマフラー。
→ 1965 Triumph Bonneville [T120] こっちは普通のダウンマフラー。

それでいきなりトラックが出現してバイクの1台がクラッシュします。
やられたのはスパイクでした。残り1台のバイクはズラかります。
ところでトラックにはハリー・グラスが乗っていました。なるほど。

葬儀屋モートンは缶に何か詰めています。リード線?が見えます。
そうなると爆弾なのか?となります。
「始めるぞ」とやる気満々の葬儀屋モートン。

ハリー・グラスのオフィスにて。
ハリー・グラスとサーズデー。
あいつらが君の妹を・・・と言ってるハリー・グラス。2人は死んだ、最後の1人もすぐに捕まると言ってます。
唐突に出かけるハリー・グラス。

葬儀屋モートンがマッチで点火するといきなり大爆発になってます。
どこが爆発したのかわからん。
どうやらオフィスビルの階段付近らしい。これでハリー・グラスがやられたようです。

サーズデーがオフィスから出ると葬儀屋モートンと鉢合わせする。
逃げるサーズデーに追う葬儀屋モートン。
ここはサーズデー用の音楽、葬儀屋モートン用の音楽が使いわけられていて、2人がカットバックに描写されサイレント映画調の追っかけシーンになってます。
延々と続いてます。面白い。

屋上に逃げて物陰に隠れるサーズデー。
ところで屋上にはTVアンテナが林立しています。FMアンテナみたいなのもある。
追ってくる葬儀屋モートン。追いつめて飛びかかるが勢い余って屋上から転落します。
助かったサーズデーは屋上から階段を降りる。
しかし葬儀屋モートンはまだ生きていました。

サーズデーに迫る葬儀屋モートン。
ここは影が強調されている描写で、ドイツ表現主義の超有名作品『吸血鬼ノスフェラトゥ』(1922年)そのままの引用になってます。面白い。
隠れてナイフをとり出してる葬儀屋モートン。

ハリー・グラスのオフィスにて。
ジョニー警部が来てます。ハリー・グラスはいないとサーズデーに説明してます。
終わったと言ってるジョニー警部。説明しつつナイフをとり出してカーテンの裏をなにげに刺すと葬儀屋モートンの額にナイフが刺さる。これで退場になってる葬儀屋モートン。
ジョニー警部が知っててやったのか偶然そうなったのかわかりません。

エピローグ。
棺桶から出てるフライデー。
木箱から出てるアン。
他の面々も登場してNGみたいなメイキングシーン特集になってます。
エンドとなります。

後タイトルもある。
T.L.P. Swicegood/David C. Graham presents
The Undertaker and His Pals
ウォーレン・オット ラッド・フルトン

マーティー・フリードマン
サリー・フレイ
リック・クーパー

ゲストスター
ロバート・ロウリー
レイ・ダニス as アンダーテイカー

Eola Pictures


そんなわけでこれはビックリの意外とよく出来てるよい作品でした。


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