映画感想の加筆改訂のお知らせ

にほんブログ村

« 『出獄』(1948年) | トップページ | Hollywood Express #565◆2014.04.12(土) »

2014.04.13

『ジョニー・イーガー』(1941年)

この作品は、マービン・ルロイ監督、ロバート・テイラー他主演のMGMスタイルのフィルム・ノワールのようです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。

1941年 Mervyn LeRoy production/MGM アメリカ作品
ランニング・タイム◆107分
原題◆Johnny Eager
プロット◆上手くやっていたけどそうではなくなる話しのようです。
音楽◆ブロニスラウ・ケイパー

株式会社ブロードウェイ発売のDVDにて。
画質は普通です。
スクイーズ収録のフル表示。
画面サイズはスタンダード。左右に黒味あり
音声はドルビーデジタル 2.0ch

キャスト
ロバート・テイラー→保護観察中のジョニー・イーガー
ラナ・ターナー→検事の娘リスベス・バード
バン・ヘフリン→ジョニー・イーガーの親友でアル中のジェフ
エドワード・アーノルド→ジョン・ベンソン・ファレル検事
ロバート・スターリング→リスベスの婚約者ジミー・コートニー
パトリシア・デイン→ジョニーの情婦ガーネット
グレンダ・ファレル→ジョニーの昔の情婦メイ・ブライズ
ヘンリー・オニール→保護監察官のパーン
Leona Maricle→秘書のマインズ
ダイアナ・ルイス→リスベスと一緒のジュディ・サンフォード
チャールズ・ディングル→ジョニーの子分マルコ
バリー・ネルソン→ジョニーの子分ルウ
ポール・スチュアート→ジョニーの子分ジュリオ


マービン・ルロイ監督の演出はよいと思います。
全体的にメロドラマですが撮影はフィルム・ノワールになってます。

ロバート・テイラーはビンセント・プライスに似ています。
そんな感じでロバート・テイラーはビンセント・プライスの賢い兄といった感じです。それではビンセント・プライスはバカなのかとなるのがそうだと思う。

ラナ・ターナーは誰かに似てる。すぐに思いつかないけど誰かに似てる。


ブロードウェイのタイトル
著作権のアラート

Metro-Goldwyn-Mayer (MGM)
タイトル
ロバート・テイラー、ラナ・ターナー
Johnny Eager
Mervyn LeRoy production

街中、ステートビルにて。
タクシーが止まります。運転手がロバート・テイラー扮するジョニー・イーガー。
お巡りにすぐに用事は済むからと言ってビルに入ります。

事務所にて。
ここに入るジョニー・イーガー。事務員の女の子と親しく話しています。
マインズ秘書には嫌われてるけど。
オッサンと面会するジョニー・イーガー。
会話からオッサンはバーン保護監察官だとわかる。そうなると仮釈放中だとなります。
1年後には君は自由の身だとなってます。

ジョニー・イーガーが帰るとこでラナ・ターナー扮するリスベス・バードともう1人ジュディ・サンフォードがやって来ます。
社会学の実地研究で来てるらしい。
ジョニー・イーガーとリスベス・バードは少し会ってるだけです。

ビルの前にて。
アルゴンキン・ドッグレース場の広告があるタクシー。
お巡りと話しをしてタクシーを出すジョニー・イーガー。

事務所にて。
バーン保護監察官と話しをしてるリスベス・バードとジュディ・サンフォード。
ジョニー・イーガーのファイルがネタになってます。何か何まで見せてるようです。いいのか?

アルゴンキン・パークにて。ドッグレース場です。
ここに着いたジョニー・イーガーのタクシー。
ジョニー・イーガーはマルコに会うらしい。マルコとは誰?

マルコのオフィスにて。
ずんずんと入るジョニー・イーガー。どんどんと中に入る。鉄板ドアを開けて入る。
何だか自宅のような感じになってます。実際そうらしい。
高級スーツに着替えてるジョニー・イーガー。

ボスと言われてるジョニー・イーガー。ここはジョニー・イーガーのアジトです。
マルコはオッサンで名前だけ貸しているようです。
数人の男女がいます。ゴキブリでレースをやってる。

手下は数人います。
オフィスの名前貸しのマルコ
ルウ 黙って中抜きしてるらしい。
ジュリオ
身の回り世話専門ビリケン
アル中のジェフ
愛人のガーネット

タクシー運転士からすっかりギャングのボスになってるジョニー・イーガー。
仮釈放の保護観察中なのにたいしたものです。
アプラノスキーという融通の利かないお巡りの話しなってます。

ルウはカネの中抜きをやってるらしい。
マルコにルウを尾行しろと命じてるジョニー・イーガー。

新しい検事ファレルの話しになってます。
これは大変だとなってます。ジョニー・イーガーを刑務所送りした検事らしい。
ハリガンをカネで抱き込んだ意味がない話しになってます。誰?
愛人のガーネットを帰らせています。

マインズ秘書から電話です。
またタクシー運転士になって出かけるジョニー・イーガー。

アパートにて。
おばさんと女の子マティルダがいます。
パーン保護監察官が来るから用意しろと言ってるジョニー・イーガー。
マティルダはいわゆるズベ公でやさぐれています。
迎える準備にかかってます。何しろ保護観察中で地道にタクシー運転士をやってることになってるジョニー・イーガー。

バーン保護監察官がやって来ます。
社会学のリスベス・バードとジュディ・サンフォードも一緒にいます。
無難な対応してるジョニー・イーガーとファウラーおばさんとマティルダ。
ジュディ・サンフォードは口が軽いので微妙な雰囲気になる。
ファウラーと組んでいたジョニー・イーガー。
マティルダがファウラーは撃たれて蜂の巣になったと言ってる。

リスベス・バードからシラノ・ド・ベルジュラックの話しになってます。そんなことはここにいる連中では誰も知りません。
キスは唇でおこなし神聖な・・・

お客が帰ったとこでマティルダはリスベス・バードは笛を吹けば飛んでくるとジョニー・イーガーを煽ってます。

クルマにて。
リスベス・バードとジュディ・サンフォード。
ジョニー・イーガーはハンサムねと言ってるジュディ・サンフォード。

パーティにて。
ここ入るリスベス・バード。婚約者のジミー・コートニーと知人のフロイドが登場。
ジミー・コートニーのデートの誘いを断ってるリスベス・バード。

マルコのオフィスにて。
戻ってきたジョニー・イーガー。
廊下でジュリオと話しています。仕事の報酬をやってます。
で、いなくなったジュリオは危ない男だと話してます。
それから12歳でドッグレースでは走れない犬をもらった話しになってます。

ジェフとガーネットが口論です。
ガーネットをバカにしたので激高しています。
適当になだめてるジョニー・イーガー。
ジェフは何だか風変わりな男です。ジョニー・イーガーに異常に好意を持ってます。
幼なじみの話しはこのジェフのことなのか?
オレはジョニー・イーガー物語を書くと言ってるジェフ。作家もどきなのか?

愛人ガーネットが帰ったと思ったら戻っています。財布を忘れたとか。
ジョニー・イーガーのことを冷たいと言ってます。

この辺の印象は普通のメロドラマといった感じです。
『哀愁』(1940年)の翌年の作品なんだからそんなにフィルム・ノワールにはしていない。

ルウがあれでトニー・ルースが賭場を開いたという話しになってます。
今夜はトニー・ルースを訪ねると言ってるジョニー・イーガー。
何だかわからん。

シラノ・ド・ベルジュラックの話しをしてるジョニー・イーガー。
で、教養のある女と知り合ったのかとジェフに突っ込まれてます。

ザ・ポートホールにて。賭場です。
ここに入るジョニー・イーガーとジェフ。
いきなりオフィスのトニー・ルースを張り倒すジョニー・イーガー。どうやら上納金が足りないらしい。
ちゃんとルウに500ドルを渡したと主張してるトニー・ルース。そうなるとルウが中抜きしてることになります。

ここに何故かイブニングドレスのリスベス・バードがいます。
これにはビックリのジョニー・イーガー。
フロイドと来たがカネを払えないフロイドがカネの保証にリスベス・バードを置いていったらしい。そうなるのか。
ここのことをバーンさんに黙って欲しいのでしょうと言ってるリスベス・バード。
高いスーツのことを聞かれて5年前のスーツだと言うが、リスベス・バードにどうして最新流行のスーツなんだと突っ込まれてます。

ジェフからあの女なのかと言われてるジョニー・イーガー。
保護観察中の話しをして警告してるジェフ。

リスベス・バードにコートを着せてクルマで送るジョニー・イーガー。

クルマにて。
いきなりリスベス・バードにキスをしてるジョニー・イーガー。
このへんのシーンは見覚えがあります。『四つ数えろ』(1982年)に引用されていたからよく覚えています。

ファレルの屋敷にて。
ジョン・ベンソン・ファレル検事がいます。そりゃいる。
婚約者のジミー・コートニーが怒られています。大事な娘を賭場に置き去りしたからです。
ジミー・コートニーはあれはフロイドがと言い訳してるがダメです。
クルマのヘッドライトが見えます。リスベス・バードが帰宅したらしい。

ジミー・コートニーが迎えに出るとちょうどお別れのキスをしていたらしい。
気まずい雰囲気になってまます。
ジミー・コートニーはもう来ないと言ってるファレル検事。

で、父親との挨拶になる。父親と言ってもステップファーザーと言ってます。
送ってきたジョニー・イーガーと父親のファレルは顔見知りなんです。
ジョニー・イーガーを刑務所に送った検事なんです。
なるほどそういう話しになるのか。

マルコのオフィスにて。
ジェフとジョニー・イーガー。あと愛人ガーネット。朝食です。
ガーネットは電話がなかったと心配しています。
新しい検事のせいで色々と大変なとこになる。そんなわけでガーネットをフロリダに数ヶ月送ることにするジョニー・イーガー。
ガーネットは他に女が出来て別れ話なのかと不満ですがいう通りにする。

ジェフとジョニー・イーガー。
ジェフにオレのことを批評や分析をするなと言うジョニー・イーガー。バカと裏切り者の話をしています。

エドから電話です。エドって誰?、
タクシー会社からです。ファレル検事から探りがあった。これは大変。

ファレル検事のオフィスにて。
ジョニー・イーガーが呼ばれています。
さっそく二度と娘に近づくなと私用になってます。
で、お前をはめてやると言ってるファレル検事。
娘を守るためには何でもやると言ってます。
そんなわけで娘を送ってきた報酬をやろうとカネを床に放るファレル検事。
ジョニー・イーガーに拾わせています。
ここは大人しくカネを拾って帰るジョニー・イーガー。

タクシーに乗り込むジョニー・イーガー。
マルコが乗り込んできてリスベス・バードはやめとけと忠告しています。
それからルウはハリガンと会っていた・・・

マルコのオフィスにて。
リスベス・バードが来ています。もうすっかりジョニー・イーガーと仲良くなったらしい。話しが早いというか飛躍し過ぎです。
会話から犬の名前はジプシーだとわかる。
何だかもう一緒に住んでるような感じだけどヘイズオフィスの検閲でそれはないと思う。

リスベス・バードに子供の頃は貧乏だった話しをしてるジョニー・イーガー。
犬も飼えなかったと言ってます。
君を選んだので刑務所行きかもしれないと話してるジョニー・イーガー。

そんなとこに何故か逆上したジュリオがリボルバーを持ってやってくる。
ジョニー・イーガーと格闘アクションになってます。リボルバーは落としてる。
ナイフをとり出すジュリオ。ジョニー・イーガーはリスベス・バードにリボルバーで撃てと言ってる。
マジでリボルバーを撃つリスベス・バード。血を流して倒れるジュリオ。これは大変。
医者を呼べばオレは刑務所だとリスベス・バードに言うジョニー・イーガー。

それでリスベス・バードを帰して後始末をするジョニー・イーガー。
何とジュリオはピンピンしています。どうやら芝居だったらしい。それがオチかい。
ちょうど来たジェフに上手い芝居だろうと言ってるジュリオ。
電話です。ジェフが出る。マルコから悪いニュースらしい。

戻ってきたジョニー・イーガーに話すジェフ。
ハリガンがポーカーにルウを招待した。そうなるとどうなる?
そんなとこに犬がぬいぐるみをくわえて来る。
ジュリオとジェフを連れて出かけるジョニー・イーガー。

ハリガンの賭場にて。
ポーカーをやってとこに入るジョニー・イーガーとジェフ。
クルマにはジュリオが残る。
ルウはまた来ていません。ポーカーをやるジョニー・イーガー。
クルマが来ます。ルウがやって来ます。
ルウにリボルバーを突きつけるジュリオ。ライトで合図する。ジェフがジョニー・イーガーに他の連中に分からないように伝える。
そうなるとジョニー・イーガーはいつもは飲まない酒を飲んで酔っぱらったとして隣りの部屋で仮眠をとる。
ドアが閉まったとこで寝るのをやめて窓から外に出るジョニー・イーガー。非常階段を使って降りる。
ジェフは残っています。

ルウのクルマに乗るジョニー・イーガー。
賭場を開いてるだろうとルウを詰問すればルウはそれならそこを見てくれと開き直る。
で、クルマ2台で移動となります。

賭場にて。プランターズ。
誰もいません。勘違いしていたとアッサリ謝罪してるジョニー・イーガー。
ジュリオのクルマを帰します。
会話からルウがジョニー・イーガーの幼なじみらしい。
いきなりリボルバーを出すルウ。しかし実包はジョニー・イーガーに抜かれていました。それでどうする。
ルウをノックアウトしたジョニー・イーガーはクルマ内に酒を撒く。それでクルマを発進させて陸橋から線路に落とす。
汽車と激突するルウのクルマ。ここはミニチュアとスクリーンプロセス。
ジュリオのクルマで戻ります。

ハリガンの賭場にて。
窓から入りベッドで寝るジョニー・イーガー。適当なとこで起きてポーカーに戻ります。ジェフは心配そうに見てる。
そんなとこにハリガンの手下がルウが事故死したと伝えます。
酔っ払い運転で陸橋から転落・・・
酒の瓶からジョニー・イーガーが酒の瓶をポケットに入れていたことを思い出す面々。
オレには市長とその仲間とポーカーをしてた完璧なアリバイがあるとうそぶくジョニー・イーガー。
それで分け前の割合を決めてるジョニー・イーガー。いいタイミングです。
で、ジェフと引き上がるジョニー・イーガー。

マルコのオフィスにて。
ファレル検事がやってきます。そのまま通し面会する。
アルゴンキン・ドッグレース場の広告を検討してるジョニー・イーガー。
ファレル検事は私の娘がおかしい。昨夜何があったと詰問する。
娘は思い詰めている。口をきかない。
ジョニー・イーガーはこのネタでファレル検事を脅しています。
芝居の通りに話してどうする?と脅迫してファレル検事の身動きをとれなくしています。
そんな感じでリスベス・バードを巡って駆け引きとなってます。
そんなこんなで報酬の100ドルをファレル検事のポケットに突っ込んでるジョニー・イーガー。オレは拾えとは言わないと付け加える。
ジェフが来てお前が勝ったようだなと批評する。最後の審判に備えろとも言ってる。

ドッグレース場にて。
ファレル検事と取引で認定されてドッグレースを始めています。
ここはマルコに任せているジョニー・イーガー。
ジュリオに配当金をハリガンに渡すようにと命じています。
そのジュリオはハリガンに誘われてポーカーに行ったようです。

窓口にて。
何故かバーン保護監察官と遭遇するジョニー・イーガー。犬券を買いに来ていたようです。偶然らしい。
ここはいずれは閉鎖されると言ってるバーン保護監察官。別に他意はないらしい。
そんなとこにジェフが女が訪ねてきてると知らせてくる。

バーにて。
ジョニー・イーガーとメイ・ブライズ。この人は誰だ?
頼みごとがあるとメイ・ブライズ。結婚した。子供が3人いる。結婚相手は融通の利かない警官、そんなわけで移動されて通勤で往復4時間もかかる。
通勤時間を短くなるとこに移動させてるように尽力してくれという頼みです。
警官の名前はジョー・アグラノフスキー、バッジナンバーは711、これまでにも名前が出ていた融通の利かない警官です。
オレはもう関係ないと断ってるジョニー・イーガー。
で、あなたは何もわかっていないと言って去るメイ・ブライズ。

マルコのオフィスにて。
ジョニー・イーガーに会わせろと誰か来ます。
リスベス・バードの婚約者ジミー・コートニーです。
おかしくなってるリスベス・バードのためにこの街を出てくれと交渉になってます。
ドッグレース場ごと買い取る。30万ドル。リスベス・バードのためです。
で、街を出る時にリスベス・バードも連れていってくれと言ってる。彼女は君を愛してるからだ・・・
おかしな交渉の条件なので面食らってるジョニー・イーガー。考えておくとジミー・コートニーを帰します。

ジョニー・イーガーとジェフ。
あれは何だ?と困惑してるジョニー・イーガー。何か裏があると思ってます。
ジェフはオレには理解出来る、お前は理解出来ないと言ってます。
利己的だからと言われて思わずジェフを殴るジョニー・イーガー。ジェフは出て行きます。

1人になって犬が寄ってきます。いつものように追い払わずなでているジョニー・イーガー。
そんなとこにジェフがもう戻ってきます。ガーネットのように財布を取りに来たとか。。
ジョニー・イーガーと犬を見て批評しています。
実は検事の所へ行って全て喋るつもりだった。それで死ぬつもりだったとジェフは言う。
話しているうちに泣いてるジェフ。何でそうなる?。
オレはリスベス・バードを元気にしてやると主張するジョニー・イーガー。
2人でクルマで出かけます。

ファレルの自宅にて。
クルマにジェフを残して入るジョニー・イーガー。
ファレルですがジョニー・イーガーをアッサリと通しています。事情は全部話しているらしい。娘の信用を失ったとガックリしています。

ジョニー・イーガーとリスベス・バード。
リスベス・バードはすっかりおかしくなっています。空元気だけはある。寝ていないと言ってます。そりゃおかしい。
あなたの保護観察中期間はあと1年。それまで私はしゃべらない。それから警察に行って全部話すと言ってるリスベス・バード。
ジュリオを死んでない、あれは芝居だとネタバレをするジョニー・イーガーですがリスベス・バードは私を元気づけるためのウソだと思い込んでる。
そんなわけで手詰まりになってるジョニー・イーガー。
寝言でも言わないわといいつつ寝てるリスベス・バード。

クルマにて。
ジョニー・イーガーとジェフ。
彼女は正気を失いかけてると言うジョニー・イーガー。
ジュリオは生きてると話したと聞くと言ってしまったのかと驚いてるジェフ。
次は生きてるジュリオを彼女に見せると言ってるジョニー・イーガー。

マルコのオフィスにて。
ジョニー・イーガーを探していたマルコ。
ジュリオがハリガンにくら替えした。ハリガンは今後の取り分は5割だと言ってきた。
ジュリオは名優だという話しもあったらしい。それもバレたのかとまずいことになってます。
色々と知ってるジュリオがくら替えしたとなると更にまずい状況です。
ジュリオを取り返すとハリガンの賭場に乗り込むつもりのジョニー・イーガー。
マルコはリボルバーを用意してるけど持っていかないようです。

クルマで移動です。
ジェフが同行しています。ジョニー・イーガーはどうするつもり?。

ハリガンの賭場にて。
1人で入るジョニー・イーガー。手下達はいるけどハリガンはいない。
ジュリオとコンタクトするジョニー・イーガー。まずは仲間の抜擢を祝福しています。
ハリガンにどのくらい喋ったかさりげなく確認しています。
いよいよ最後の仕事だとジュリオを外に連れ出すジョニー・イーガー。
そんなとこにハリガンが戻る。これはまずい。手下もリボルバーを出してきてジョニー・イーガーは不利です。
で、利益分配の話しとなっています。今日のことは水に流そうと言ってるハリガン。それで引き上がるジョニー・イーガー。

クルマに戻るジョニー・イーガー。
生きては帰れたけど大失敗でした。それでどうする?
グローブボックスのリボルバーをとり出すジョニー・イーガー。また外に出る。

洋服店にて。
速攻でオーバー、帽子、マフラーを買ってるジョニー・イーガー。
電話も借りています。ジミー・コートニーに電話してる。これから言うことをやってくれ・・・

クルマにて。
ジェフにビリケンとタクシーを夜明けまで乗り回してオレのアリバイを作れと命じるジョニー・イーガー。
別れ際にジェフはジョニー・イーガーに山の話しを長々しています。ロッキー山脈を一緒に登ろう・・・
それでジェフはクルマで去ります。

ジョニー・イーガーは物陰に隠れてジミー・コートニーを待つ。
ジミー・コートニーのクルマが来ます。リスベス・バードも乗ってる。
リスベス・バードを説得してるジョニー・イーガー。生きてるジュリオを見せるつもりだ・・。
オレと別れたら・・と話してるジョニー・イーガー。

ジュリオが外に出てきます。買ったばかりオーバーを着て帽子とマフラーが顔を隠して接近するジョニー・イーガー。
リボルバーを突きつけてリスベス・バードと対面させる。
別れ話になってるジョニー・イーガーとリスベス・バード。その隙にジュリオが逃げる。

なかなかクルマに乗らないリスベス・バードを殴打してクルマに乗せるジョニー・イーガー。
ジミー・コートニーにオレが涙を流したことは言うなと言ってます。
それでリスベス・バードを連れて逃げろと指示する。山にでも行けと付け加える。
クルマを発進させてここを去るジミー・コートニー。

残ったジョニー・イーガー。ジュリオがハリガンと手下を連れて出てきます。
リボルバーで撃ちあいとなるジョニー・イーガー。
結構撃たれているジョニー・イーガー。ヨレヨレですがハリガンにとどめをさす。

そんなところに警官の乗ったバスが通りがかる。
ヨレヨレのジョニー・イーガーを撃つ警官。倒れるジョニー・イーガー。
電柱の連絡用の電話をかけてる警官。

そこにジェフがクルマが戻ってきます。
瀕死のジョニー・イーガーを抱きしめて山の話しをするジェフ。
警官の質問にも同じ話しをするジェフ。
このへんはとてもよいお涙頂戴になってます。泣いた。

電話で妻に遅くなると伝えてくれと言ってる警官。
この警官のバッジナンバーは711でした。何の巡り合わせなのかよくわからないがそうなってます。
エンドとなります。


そんなわけでMGMらしいフィルム・ノワールのよい作品でした。


« 『出獄』(1948年) | トップページ | Hollywood Express #565◆2014.04.12(土) »

映画」カテゴリの記事

1940年代」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 『ジョニー・イーガー』(1941年):

« 『出獄』(1948年) | トップページ | Hollywood Express #565◆2014.04.12(土) »

月齢

無料ブログはココログ
フォト
2024年10月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

バイクフォト

  • ヤマハ トリッカー XG250
    私が買ったバイクです。ヤマハばかり。