『アウト・フォー・ジャスティス』(1991年)
この作品は、ジョン・フリン監督、スティーブン・セガール主演のオレ様アクションのようです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。
1991年 ワーナー アメリカ作品
ランニング・タイム◆92分
原題◆Out for Justice
プロット◆ヤク中の幼なじみに振り回される話しのようです。
音楽◆デビッド・マイケル・フランク
地上波ANBにて。日本語吹き替え版。
画質はよかったと思う。
キャスト
スティーブン・セガール→無敵のジーノ・フェリーノ刑事
ウィリアム・フォーサイス→悪役のリッチー・マダーノ
ジェリー・オーバック→ロニー・ドンジガー刑事
ジョー・チャンパ→ヴィッキー・フェリーノ
シャリーン・ミッチェル→ローリー・ルポ
サル・リチャーズ→フランキー
ジュリアナ・マルグリーズ→リカ
ジーナ・ガーション→パティ・マダーノ
ジェイ・アコボーン→ボビー・アームズ
ニック・コレロ→ジョーイ・ドッグス
レイモンド・クルツ→ヘクター
ロバート・ラサード→ブッチ
ジョー・スパターロ→ボビー・ルーポ刑事
ロナルド・マッコーン→ドン・ビットリオ
ジャンニ・ルッソ→サミー
アンソニー・デサンド→ビニー・マダーノ
ジョージ・ギル→車椅子のチャス
ソニー・ハースト→車椅子のチャス
ジェリー・クロウリー→飲み屋のベニー
ニック・ディミトリ→バーテンダー
ジョン・トールス・ベイ→キング
シャノン・ウィリー→キング
ジョージ・ヴァレーオ→ピカリーノ
ドミニク・チアニーズ→リッチーの父親
ベラ・ロックウッド→リッチーの父親
ジョン・レグイザモ→路地にいた若者
ジョン・フリン監督の演出はまあよいと思います。
全体的に普通のアクションになってます。
キャスティングですがスティーブン・セガール以外はよく知りません。
ヒロインも誰が演ってもいいキャラでした。だからヒロインの名前もわからず。
日本語版のキャストは。
スティーブン・セガール(大塚明夫)
ウィリアム・フォーサイス(麦人)
千葉繁がサポートキャラで出てました。もったいないというか、アニメならともかく映画だったらこの程度のキャラしかないのか。こまったもんです。こんなんではアルバイトにもならないではないか。
セガールのワンマン映画でいかにセガールをカッコよく頼りになるように描くかがポイントになっています。かなりわざとらしい描写バランスにも見えたりする。
それでもセガールはラブシーンもやって観客サービスに勤めています。
捜査活動がチョイとやり過ぎなのではと見えたりします。このくらいやるのが今風なのかもしれません。
感情移入をさせるお目当ての観客層がよくわかります。お目当ては有色人種のブルーカラーでしょう。
この作品はノリは原作の方の『マルタの鷹』なのでは?と思った。
顔役と会ったりして啖呵を切ったりやたら知り合いがいて手掛かりを探したりと何となく似ていると思う。
ブルックリンが舞台になってます。ブルックリン橋は出てこなかった。物足りない。
キャストで、
ジーナ・ガーションはここに出てる?、少し見ていたらよく似ている人が出ていました。ウィリアム・フォーサイスの妹?のようなキャラです。
スティーブン・セガールはもっと有名になると思ったけど、別の意味で有名になってしまった。色々とあるものです。
現在はいまだにオレ様アクションをやってるB級アクションスターなのか?、出演作品はアメリカ国内でもDVDスルーだと思う。
そんなわけで普通のアクションのまあまあな作品でした。
スティーブン・セガールの代表作といえばタイトル名に沈黙がつかない『沈黙の戦艦』(1992年)の唯一の続編『暴走特急』(1995年)だと思います。
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