『長い夜』(1947年)
この作品は、アナトール・リトバク監督、ヘンリー・フォンダ、バーバラ・ベル・ゲデス、ビンセント・プライス主演のメロドラマ風フィルム・ノワールのようです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。
1947年 Anatole Litvak production/Robert & Raymond Hakim presents / RKO Radio Pictures アメリカ作品
ランニング・タイム◆97分
原題◆The Long Night
プロット◆男を殺して色々と回想する話しのようです。
音楽◆ディミトリ・ティオムキン
株式会社ブロードウェイ発売のDVDにて。
画質は普通です。
スクイーズ収録のフル表示。
画面サイズはスタンダード。左右に黒味あり。
音声はドルビーデジタル 2.0ch
キャスト
ヘンリー・フォンダ→工員のジョー
バーバラ・ベル・ゲデス→花屋の住み込みのジョアン
ビンセント・プライス→マジシャンのマクシミリアン
アン・ドボラック→マジシャン助手のチャーリー
デビッド・クラーク→ジョーの隣人ビル
エリシャ・クック・Jr.→盲人のフランク
ウィル・ライト→大家のタリー
クィニー・スミス→大家のタリー夫人
ハワード・フリーマン→ミード保安官
モローニ・オルセン→マクナマス署長
アナトール・リトバク監督の演出はよいと思います。
昔の映画は話しがわかりやい。キャラクターもわかりやすい。無駄がない。
ですがシーン転換と時間経過描写はあまり上手くない。
この作品の原作は舞台劇だそうです。そんなわけでセリフはよく書き込まれている。
若い頃のヘンリー・フォンダはマイケル・ファスベンダーに似てる。
潤んだ眼と目立つまつ毛はロバート・ダウニー・Jr.みたい。
そんな感じでこの2人を合わせて10倍にしたぐらいなのがヘンリー・フォンダです。
ビンセント・プライスは悪役を結構名演でヘンリー・フォンダに負けていませんでした。これは意外でした。
バーバラ・ベル・ゲデスとアン・ドボラックはそれぞれ好演していました。
ブロードウェイのタイトル
著作権のアラート
RKO Radio Pictures (1947) (USA) (theatrical)
タイトル
Robert & Raymond Hakim presents
Raymond Hakim .... producer
Robert Hakim .... producer
ヘンリー・フォンダ
バーバラ・ベル・ゲデス
ビンセント・プライス
アン・ドボラック
The Long Night
Anatole Litvak production
キャストですが、
エリシャ・クック・Jr. が出てます。死ぬ役なのか?
長い夜もいつかは明ける。
ウィリアム・シェークスピア
マクベス 第4幕 第3場
ナレーションが入ります。モノローグではない。
オハイオ州 ヤングスタウン
ペンシルバニア州 ベスレヘム
色々な町の名前で出て結局どこでもいいと言ってる。
どこの町でも起こりえる・・・
オハイオ州とペンシルバニア州の州境近くの町・・・
あの丘の上には高級住宅地、この古びた一角にはどこの誰が住んでいるのか・・
アレゲニー広場 兵士の銅像があります。
戦争から戻った男はこの建物の3階に住んでいる。銃声がします。
盲人の男フランクがこのアパートの階段を上る。
ドアから撃たれた男が倒れて階段を転げ落ちる。大げさな落ち方なのでビンセント・プライスなんだなとなります。
落ちたのがビンセント・プライスで発見者の盲人がエリシャ・クック・Jr. です。昔の映画はキャストがいい。
フランクは管理人のタリーを呼んでいます。
警察が呼ばれます。
やじ馬は元軍人は変なのが多いと言ってます。
何故か発見者のフランクが容疑者になって尋問されています。やっぱりエリシャ・クック・Jr.なのでそうなるのでしょう。
4階から人が落ちてきたと主張してるフランク。3階ではなかったのか?
誰が住んでいる?、ジョー・アダムズとビル・プランスキー。
ビル・プランスキーは半夜勤で午後3時に出かけた。そうなるとジョー・アダムズしかいない。
ジョーの部屋に行く警察2人。階段にはやじ馬が一杯いる。
呼んでも出てこないで立てこもるジョー。ほっといてくれと言ってる。
いきてり中から撃ってます。これはビックリで引き上がる警察2人。
階段を下りる警察は女の子に部屋に入りなさいと言ってます。
それでも入りらない女の子。ドアを開けて出てくるジョー。女の子が話しかけてる。顔見知りのようです。
ジョーに警官を屋上にいると教えてる女の子。
大丈夫?と聞かれて何でもないと答えてるジョー。
部屋に戻るジョー。
タンスを開けてる。何をするでもないジョー。
アパート前にて。夜になってます。
まだ日が出てるうちにことは始まっていました。
ミード保安官が来ています。帽子、ヒゲ、コートにスーツの刑事風。
音楽をかけてる店でそれは不謹慎なのでは?と突っ込まれてる小ネタが入る。
説得にかかるミード保安官。
で、向かいのホテル屋上から狙撃をしようとしているようです。
ジョーはタバコを吸ってる。
モノローグで自分でもどうしてこうなったらわからないと言ってます。
終わったとも言ってます。
鏡のところにテディベアが置かれています。
向かいのホテル屋上からいきなり撃ってきます。狙撃ではなく撃ちまくりです。
鏡が弾痕が入る。電気スタンドは落ちてテディベアも落ちる。
そっと窓から外を見るジョー。相変わらずやじ馬が大勢います。
ウェルカムホームの横断幕を見てるジョー。
まさかこんなことになるとは思わなかったとモノローグ。
回想になります。
同じ場所です。最初に会ったあの日・・・
迎えのビルのクルマに乗るジョー。出勤です。
工場にて。
サンドブラストがジョーの仕事のようです。
エアで粉末を吹きつて製品をきれいに加工するのがサンドブラストです。
そんなとこに花を届けに来たジョアンがいます。
仕事を中断してジョアンと話しをするジョー。
私の名前をジョーなのよと言ってるジョアン。ジョー・アンを縮めてジョアンとなる。
同じ施設グッドシェパード出身ということもわかります。
この仕事はサンドブラストだと言ってるジョー。同僚がビル。
そんな感じでお知り合いになるようです。
ところでバーバラ・ベル・ゲデスはこんなルックスだった?。
何だかWTAのアグニツカ・ラドバンスカに似てる。それよりジュリア・スタイルズに似ているけど。
モノローグです。
彼女は花束を抱えてどこからともなく現れた。
シンプソン花店、ここに住み込みで働いてるジョアン。
シンプソン花店にて。
ここを訪ねてるジョー。ジョアンといきなりキスしています。
もうそこまで進んでるのか。
ということは日にちが経過してるようです。この描写が抜けている。会話からしかわからん。それじゃダメじゃん。
ジョーの話で3週間経ったとわかります。
もう結婚の話しをしてるジョー。まだ早いといった感じのジョアン。
時々彼女が理解出来なくなるとモノローグが入ります。
ジョアンの部屋にて。
ドレスに着替えてるジョアン。証明写真のジョーが飾ってあります。テディベアもあります。
パームビーチの話しになってます。2人とも行ったことがない。
いい雰囲気になるががこれから出かけるので今夜はダメよと言ってるジョアン。
それでは帰るとテディベアを持ってくジョー。
クルマで帰ろうとするジョーはバスで出かけるジョアンを見ています。
カクテル ジャングルにて。
ここに入るジョー。マジックショーをやってます。これがマクシミリアンです。
バーテンのマックがマクシミリアンですとジョーに言ってます。
ここにジョアンがいます。となるとジョーは尾行してきたらしい。
どうやらジョアンはマジシャンのマクシミリアンとお知り合いらしい。
そんなとこにジョーに声を掛けてくる女性が登場。マジシャンの助手チャーリー。
あんな男と1年半もいたと言ってるチャーリー。
調子のいいマクシミリアンの言いなりになると言ってるチャーリー。
チャーリーはクチナシの花の話しになってます。ジョアンもそんな話しをしていた。
チャーリーを演じるのはアン・ドボラクのようです。
サッパリとした性格のお姉さん役を上手く演じています。
ウエイターにジョアンを呼ばせているマクシミリアン。
それでジョーはチャーリーと話し込む。無口だからあなたが好きよとなんて言ってるチャーリー。
そんなとこにマクシミリアンがやって来ます。
チャーリーには逃げられていたようです。それが用事らしい。
で、イヤミを連発してるマクシミリアン。ジョーにケンカを売ってます。
チャーリーはペラペラ喋る男はすぐに忘れてると言ってます。
回想から戻ります。
何をするでもないジョー。状況は全く変わらず。
タバコに火をつけると撃たれるのではと見てて心配になります。
落ちたテディベアを踏んづけてしまうジョー。ピッと音がする。
サイレンが聞こえて拡声器付のパトカーが動員され署長が来ます。
やじ馬のおばあさん2人がジョーはそんなに悪い人ではなかったと話しています。
女の子が署長にジョーは悪くないと言ってます。
やじ馬は噂話になってます。
警察は警察で署長と保安官がもめています。
で、静かに犯人を捕まえると言ってる署長。アイデアはあるらしい。
ジョーはオレの話しを聞くと主張してるビル。彼には悩みがあった・・・
ジョーの部屋にて。
ベッドでうたた寝しそうになってるジョー。
タバコに火をつけようとしたがマッチがない。慌てて床に捨てた吸い殻から火を移しています。
そんなとこをいきなり外からドアを撃たれます。大騒ぎです。
警察が撃ちまくってます。ドアをロックを撃ち抜くつもりです。
そんなとこに階段をチャーリーが登ってきます。説得するつもりらしい。警察が止めています。
ジョーはタンスを押してドアを塞ぐ。
タンスのドアを開いて内側に貼ってあってジョアンの証明写真が見えます。
警察は管理人を呼んで1階と4階で話をしています。
部屋内の家具は机とタンスなのかとか。話しがなかなか通じない。
で、催涙ガスを使う話しになっています。
ジョーの部屋にて。
証明写真6枚25セント。そういうことがあったと聞こえてます。
またベッドのジョー。
証明写真6枚25セント。証明?、ぼくは君を信じたかった、それなのに・・・
回想となります。
自宅アパートから出かけるジョー。女の子と話しをしています。
管理人のタリー夫妻に挨拶しているジョー。
201号室を訪ねてるジョー。チャーリーの部屋です。
チャーリーから恋をしてるような顔ねと言われてます。
恋の話しになっているチャーリー。
太陽が眩しいとジョーが言うとカーテンを閉めているチャーリー。
そんなとこにノックの音がします。いいとこなのに。
マクシミリアンがやって来ます。またイヤミを連発しています。
ジョーから用は何だ?と言われてます。
チャーリーに去られて傷ついたと主張するマクシミリアンですがみんなあなたのせいよと返されています。
ジョーとサシで話しをしたいと言ってるマクシミリアン。
そんなわけでここを出ます。
階下の店にて。
サシで話しとなるジョーとマクシミリアン。
いきなりマクシミリアンはジョアンは私の娘だと主張する。これはビックリの展開になっています。スターウォーズか?
長い間探し続けた。父親の責任がある。ジョアンが工員風情と結婚なんて心配だと並べ立てる。
さすがに頭に来てるジョー。父親の責任なんて笑わせるなと言ってる。
オレはジョアンと結婚すると言ってるジョー。
今度は親の権利を主張してるマクシミリアン。工員は給料が少なくて将来の見通しも暗いと言ってます。ホントか?
言うだけ言って出て行くジョー。
シンプソン花店にて。
ジョアンを訪ねてるジョー。大事な話しだと切り出すジョー。
彼が私の父親ですって?、全く違う話しのようです。そうなるのか。
食事の時間なので立て込んでるジョアンは少し待ってもらいます。
時間が経過して店の外にて。
ジョーとジョアン。
マクシミリアンが父親の話しは全部嘘だと言ってるジョアン。
何で奴と会ってると聞くジョー。
始まりは去年の秋だったとジョアン。
回想になります。回想から回想になります。
マジックショーを見物してるジョアン。
マクシミリアンが出ている。助手をやってるのがチャーリーです。
マクシミリアン・ザ・グレートと看板が出ています。
犬の芸はマジで演じてるビンセント・プライスがやってます。
お客様を選びますとなってジョアンが選ばれる。
そんなわけでマクシミリアンとお知り合いになったようです。
ジョアンのモノローグでは一応彼は嫌だったと言ってます。
結局どうなったかわからず帰りのバスのジョアン。そんなとこにマクシミリアンが乗ってきます。
クチナシの花の話しになっています。
それで花屋にいると言ってしまったもので足がついたジョアン。
雪の日、シンプソン花店にて。
マクシミリアンがやって来ます。クラシックコンサートのチケットを持ってくる。
これはまた典型的なナンパではないかい。
クラシックコンサートにて。
ジョアンとマクシミリアン。結局どうなった?
帰りには2人で食事になっています。
クルマでシンプソン花店まで送ってるマクシミリアン。
背景には工場が見えます。煙突から火が出てホトンド『ブレードランナー最終版』(1982年/1992年)になってます。
長年真の伴侶を探していたと口走ってるマクシミリアン。
店の前で無理やりキスをしするマクシミリアン。
一応二度と来ないでとマクシミリアンに言ってるジョアン。
ジョアンはモノローグで悪くはなかったといった感じ。憎んだけど嬉しかったと微妙な感じだったらしい。
シンプソン花店にて。
デトロイトからジョアンに小包が届きます。プレゼント攻勢か。
これがドレス。あのドレスです。マクシミリアンのメッセージは妹にプレゼントしたがサイズが合わなかったと書いてあります。また調子のいいこと。
図書館にて。
スライドにその説明をしています。これを見ているジョアン。そこにマクシミリアンがいる。
ドレスを返すと言ってるジョアン。サイズ違いは交換出来る。
そうしたら妹なんていないとアッサリ言ってるマクシミリアン。
どうやらマクシミリアンはいわゆる息を吐くように嘘をつく人種のようです。
回想から戻ります。まだ回想中だけど。
店の前です。
カクテル ジャングルにマクシミリアンが出演するのを知って出かけたジョアン。
あなたに会うまで彼だけが私に優しかった。
で、彼とはもう会わないと言ってるジョアン。それでジョーにはチャーリーともう会わないでとも言ってます。。
ジョーは愛してると言う。ジョアンは何だか不安といった感じ。
俺達は電車であなたの席はありませんという状況なんだと言ってるジョー。
それでキスになってます。
ジョアンのブローチの話しになんてます。
これは大事にしてる高価なアステカのブローチと言ってるジョアン。ジョーにプレゼントしています。
チャーリーの自宅アパートにて。
ジョーとチャーリー。別れ話になってたようです。
嫌なアシカの調教師と組んでいてその次がマクシミリアンだった。最低から最悪になったと言ってるチャーリー。
マクシミリアンは変なだけならいいけど、他人を引きずり込むのが最悪だと評しています。なるほどマクシミリアンは普遍的にそこらへんにいくでもいる人種のようです。
私は平気よとサッパリしてるチャーリー。物分かりのいいお姉さんです。
トランクを開けて荷物整理をしてるとあのアステカのブローチが複数あります。ボール紙に並べて配置されてる。夜店の売り物レベルな感じ。
このブローチはメキシコの骨董品ではなくガラクタでマクシミリアンの女に配りまくる。いつもの手口だと種明かしをしてるチャーリー。
アンタの彼女はもらっていないでしょうねと聞かれるが返事で出ないジョー。
回想から戻ります。
ベッドのジョー。
例のブローチがテディベアに付けてあります。
誰でも嘘つくと声が入る。モノローグではない。
ブローチを窓に投げつけるジョー。割れてる鏡にイスをぶつける。
シンプソン花店にて。
警察がやって来ます。ジョアンからジョー・アダムズの話を聞く。
ご同行をとなるジョアン。
警察は死体になって出てくると言ってかジョアンを脅しています。
回想ではないのでジョアンは死んでいないしマクシミリアンと逐電したわけでもないようです。よくわからない。
アパート前にて。
パトカーの拡声器でジョーに呼びかけるマクナマス署長。
ジョーの返事はない。
やじ馬にはチャーリーもいます。ビル、フランクもいる。
窓から姿を現わすジョー。
撃ったらどうだと開き直っています。他にも言いたいことをぶちまけています。
ジョアンもやじ馬の中にいます。警察は説得に呼んだわけではなかったらしい。
殺すのは戦争で終わったと思っていたとジョー。
ビルがジョーと呼ぶがジョーなんて誰だと言ってるジョー。
ジョアンも呼びかける。聞こえてないみたい。やじ馬達がジョーを応援する雰囲気になりつつある。
それではこまる警察は群衆をが解散させようとして大騒ぎになってます。ジョアンが自転車に押されていたりします。何で自転車?
倒れたジョアンはビルに助けられています。そういえばビルとジョアンは顔見知りなはずです。
ジョアンはチャーリーにジョーに愛してると言ってます。
ジョーの部屋にて。
時計の針が逆に動いてます。回想となります。
呼び鈴が鳴ってます。やって来たのはマクシミリアン。どうやら今日のことらしい。
重要な話しだと言い出すマクシミリアン。
まずはジョアンに私に会うなと言ったなと因縁をつける。
それから工員風情が何を言うと思いきり差別意識が全開にしてる。
お前の考えることはわかると優越感丸出しで全く嫌な奴です。
リボルバーを出してテーブルに置いてるマクシミリアン。どういうつもり。お前に撃つことなんて出来ないだろうとハッタリを効かせてるつもりなのか?
君を殺しに来たんだとマクシミリアン。
テディベアにブローチを付けてあるのを見つけて薄笑いのマクシミリアン。
イヤミを連発していたマクシミリアンですがジョーにテーブルのリボルバーで撃たれます。
ドアから出て階段を転げ落ちるマクシミリアン。
これが真相だったようです。意外とシンプルでした。
時計の針が進みます。回想から戻ります。
ジョーの部屋にて。
また向かいのホテルの屋上に警察がいる。今度は何をする。
アパート前にて。
バイクのサイドカーで催涙弾が配達されます。
ホテルのロビーにて。
ジョアン、チャーリー、ビル、フランクがいます。
これは大変とジョアン。警察にジョーと話しをさせてと説得するが警察は効く耳を持たない。チャーリーやビルが言ってもダメです。
ジョアンは外に出ていく。
アパート横の路地に入り地下室に入る。
そこから警察の隙を見て階段を登りジョーの部屋に向かいます。
ジョーの部屋にて。
開けてと説得にかかるジョアン。
答えはないとリボルバーに実包を装填してるジョー。
愛しているとジョアン。
愛について色々な声が聞こえてるジョー。
そんなわけで思わず中から撃ってしまうジョー。
撃った方がビックリしてタンスをどかしてドアを開けています。
ジョアンは無事でした。抱き合うジョーとジョアン。
君を撃った時に目が覚めたと言ってるジョー。
それはあなたが私を信じていたからよとジョアン。
階段から警官が登ってくる。
また部屋に入ろうしてるジョーを説得してるジョアン。
外からは催涙弾が撃ち込まれています。
ジョーはジョアンを抱っこして階段を降りる。警官がついてます。
アパートの外に出る前にジョーに公正な裁判を受けさせるとみんなが言ってます。
待っているとと説得してるジョアン。
約束よとこれでお別れになるようです。
外に出て見知らぬ黒人の男からタバコの火をもらってるジョー。
大丈夫だと言ってるジョー。
パトカーに乗り込んでいるジョーを見送るジョアン。
エンドとなります。
そんな感じでハリウッド映画らしいエンドになってます。これでいいと思える。
そんなわけで話は普通ですがヘンリー・フォンダの熱演が印象的なよい作品でした。
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