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2013.11.30

『天使と悪魔の美女 江戸川乱歩の「白昼夢」』(1983年)

この作品は井上梅次監督,天知茂主演のTV土曜ワイド劇場の江戸川乱歩シリーズ第20作のようです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。

1983年 松竹/テレビ朝日 日本作品
ランニング・タイム◆117分
プロット◆元スターの夫人がカムバックしようとする話しのようです。結果的にそうなってる。
音楽◆鏑木創

キングレコード発売のDVDにて。
画質は普通によいです。
スクイーズ収録のフル表示。
画面サイズはスタンダード。左右に黒味あり。
音声はドルビーデジタル 2.0ch

キャスト
天知茂→明智小五郎探偵
高見知佳→助手の文代
小野田真之→助手の小林
荒井注→波越警部
高田美和→青木芳江夫人
鰐淵春子→女医さんの三田村あき
中村嘉葎雄→怪しい旦那の青木愛之助
美保純→姪のカオル
草川祐馬→秘書の佐川
勝部演之→舞台演出家の九鬼
佐野守→三田村あきの助手 たつみ
北城真記子→青木邸の家政婦
星野晶子→和風旅館のおかみ
宮口二郎
堀之紀
喜田晋平
篠光子
羽生昭彦
佐藤修三
島本洋
渡辺一彦
松竹歌劇団


村川透監督の演出はまあまあだと思います。
全体的に普通に出来てます。ハッタリが足りない。ただ撮ってるだけです。
村川透監督といえば松田優作と組んだ数作品が有名です。どの作品も出来はそれほどでもない。何しろ松田優作がやりたい放題なので演出なんてしていないし。

監督が代わって文代が高見知佳になっています。これで愛想が尽きた覚えがあります。
それにしても美保純と高見知佳のワンツーパンチは強烈。2度と見たくなくなります。
美保純と高見知佳の共通点は生意気そうなとこと下卑た感じなところか。こういうのがタイプのプロデューサーがいるんです。いつでもいる。

ところで宮口二郎はどこに出ていた?、全くわかりませんでした。


キングレコードのタイトル。

プロローグ
夜道を歩く明智小五郎探偵。怪しげな男を見ます。

青木愛之助邸にて。
ここに入る明智小五郎探偵。招待されていました。
いきなり甲冑のコスプレで出迎える青木愛之助。
クリスマスイブの仮装パーティだそうです。
明智小五郎探偵は旦那の青木に妻を調べてくれと依頼されていたようです。
あの怪しい男ですが実は主治医の三田村あきだと紹介されます。

三田村あきが男装からイブニングドレスに着替えをしています。
おっぱいを見せていますが吹き替えです。

この辺の印象ですが演出は違うといえばやっぱり違う。何か間延びしています。
美保純がクレオパトラのコスプレですのよと出てるだけで見る気が失せますが、がまんして見続けます。
美保純はにっかつロマンポルノ上がりにしては上手いことやっていた、枕営業でいいスポンサーでも見つけたんだろうと思っていました。

波越警部はハムレットのコスプレです。
秘書の佐川は奴隷のコスプレ。

中村嘉葎雄→変態の青木愛之助
高田美和→青木芳江夫人
鰐淵春子→女医さんの三田村あき
美保純→姪のカオル
草川祐馬→秘書の佐川
勝部演之→舞台演出家の九鬼
荒井注→いつもの浪越警部

イブニングドレスの三田村あきがメリークリスマスと挨拶をする。
旦那の青木は今夜殺人が起きると予言しています。それでどうなる?
地下室のコレクションを見せている旦那。ギロチンとか猟奇的なアイテムがそろってます。
退屈だと連発してる旦那。カネと暇を持て余しているそうです。
ギロチンに芳江夫人を入れようとしたらマジでギロチンが落ちてこれは大変となってます。旦那はいい余興だと御満悦。

ようやくタイトルになってます。
天使と悪魔の美女 江戸川乱歩の「白昼夢」


第1部 黒髪の麗人
この作品は92分だと思い込んでいたがもしかして大作なのか?とDVDパッケージを見たら117分もある。これが1番のサプライズでした。

明智小五郎探偵事務所にて。
いきなり高見知佳が出てきてうんざりします。天知茂もビックリといった感じ。
それで謹賀新年の挨拶になってます。この作品は正月大作でした。
そんなとこに電話です。青木の旦那からでホテルに呼ばれます。

ホテルにて。
実は芳枝夫人を尾行していると言ってる青木。自分の夫人を見張ってるらしい。
明智小五郎探偵に芳枝夫人を尾行してくれと頼んでます。
天知茂と中村嘉葎雄が並ぶと天知茂の方が背が高い。天知茂は長身ではありません。そうなると中村嘉葎雄は相当背が低いことになります。

タクシーの芳枝夫人をタクシーで尾行する明智小五郎探偵。
クルマはマツダ・カペラです。
タクシーを降りて徒歩で尾行しています。

和風旅館にて。
何故か青木もいたりします。明智小五郎探偵と中に入る。
そのまま青木の案内で秘密の階段を上がって覗きをすることになります。
覗いてたら芳枝夫人と舞台演出家の九鬼のセックスが見れました。
明智小五郎探偵は困惑、旦那の青木は大喜びとなってます。

街中にて。
歩いてる明智小五郎探偵。ベンツが止まります。青木です。

ベンツで移動中です。
明智小五郎と青木。何で芳枝夫人を調べさせるとか話しています。

青木邸にて。
帰宅する青木、明智小五郎も入る。そうしたら芳枝夫人がいたりします。
何で戻ってるとビックリしてる青木。それではさっき見たのは誰なんだ?となる。
佐川秘書が奥様のフィルムを上映しますと知らせる。

フィルムの上映です。
奥様の若い頃は歌劇団のスターだった。
それでカルメンの舞台で相手役が階段から転落するフィルムとなります。これはいつもは映写しないのにそうなってます。
映写ををやめさせてる芳枝夫人。秘書はいつのまにかにそうなったと弁解する。
転落したのは女医さんの三田村あきだったようです。それ以来三田村あきと芳枝夫人は不仲になっているとのこと。

姪のカオルが何か余計なことを言ってます。フィルムを映写したのは私ではないのよとか・・
三田村あきも来ています。思い出したくもないことだと言ってます。

奥様は1日いたとカオルから聞く明智小五郎探偵。
その頃青木と三田村あきはSMごっこをやっています。
電話です。誰も出ないので明智小五郎探偵が出る。ちょうど波越警部からでした。

和風旅館にて。
舞台演出家の九鬼が殺されてその現場検証です。
女将から事情聴取してる波越警部。明智小五郎探偵もいます。
ところでおっぱいは高田美和がちゃんと出していました。偉い。
波越警部の脳内再現シーンでは旦那の青木が刺したことになっています。

青木邸にて。
アリバイはあると自信満々の青木。何しろ明智小五郎探偵がアリバイなのです。
聞いてる波越警部。
今度は青木のバラ談義になってます。青いバラ、黒いバラ。

明智小五郎探偵と波越警部。
愚痴で出ている波越警部。旦那のアリバイが気に入らないようです。
芳枝夫人は青木邸にいた。それでは和風旅館にいたのは誰?となってます。
で、芳枝夫人から話を聞きます。また青木が来て嫌みを言う。
九鬼と芳枝夫人が一緒にいたと言ってる明智小五郎探偵。否定する芳枝夫人。
そんなところをカオルが弓を引いて狙ってます。なんでそうなるんだ?。

芳枝夫人の部屋にて。
机に黒いバラがあります。これはビックリの芳枝夫人。
いきなり弓矢が飛んで刺さる。カオルがいるが私ではないと否定する。どうやら仕掛けで弓矢が飛んできたようです。
佐川秘書や青木もやってきます。で、こんな黒いバラは偽物だとちぎって捨てる青木。

明智小五郎探偵事務所にて。
波越警部が来てます。話し込んで色々と推理してます。
黒いバラは塗料を塗ってるだけ。
高見知佳が色々と推理する。嫉妬だと言ってる。
助手2人に芳枝夫人と殺された九鬼のことを調べるように命じてる明智小五郎探偵。

病院にて。
三田村あきと会ってる明智小五郎探偵。たつみという助手がいます。怪しい。
ここにも黒いバラが送られています。これは大変となってます。

病院の庭で舞台の話しをしている三田村あき。
そんなとこに上からゴンドラが落ちてきます。危ないとこでした。
明智小五郎が屋上に上がって調べるとロープが切断されています。

明智小五郎探偵事務所にて。
話し込んで推理しています。舞台が原因で仲が悪くなったと話しが出ています。
波越警部が来ます。旦那の青木は異常だという話しになる。

街中にて。
歩いてる明智小五郎探偵、クルマを目撃する。芳枝夫人と助手のたつみ。

劇場にて。
舞台の練習をしてる芳枝夫人。佐川秘書もいます。
そんなところに明智小五郎探偵がやってきます。カムバックする気満々の芳枝夫人。
クルマの話しをする明智小五郎探偵。たつみを知ってるか?と聞くか芳枝夫人は知らないと言ってます。

青木邸にて。
芳枝夫人にカムバックなんてやめろと説教してる青木。嫌みを連発してます。
佐川秘書が止めています。

バーにて。
明智小五郎と三田村あきが来て飲んでます。助手のたつみが辞めたと言ってる。
クルマの芳枝夫人とたつみを見たと話す明智小五郎探偵。
適当にとぼけてる三田村あき。世の中には同じ人間は3人いると言ってます。適当です。

青木邸にて。
浴室の芳枝夫人。そんなところに佐川秘書が青木の命令で背中を流しに入る。
2人は盛り上がってセックスしてます。これを覗いてる青木。立派な変態です。
ここのおっぱいも吹き替えではない。
で、芳枝夫人は覗かれてるは気がついてるようです。
何故かカオルも別のところから除いてる。意味不明。

佐川秘書の個室にて。
風呂からあがっていい気分のところで机に黒いバラがあります。驚愕してる佐川秘書。
そんなとこにカオルがやってきます。それでどうなる?。

翌日にて。浴室にて。
ガラス張りの天井に佐川秘書の死体があります。ナイフが刺されています。黒いバラがあります。

時間が経過して現場検証です。
青木は相変わらず余裕があります。凶器のナイフは青木のコレクションだったようです。
三田村あきが来てカオルのアリバイを証言しています。

三田村あきとカオル。どこだかわからん。
ベッドで抱き合っています。レズのシーンになってます。
美保純はちゃんとおっぱいを見せています。なるほどこの当時はまだおっぱい要員だったわけだ。
延々とレズシーンをやってます。長い。

明智小五郎探偵事務所にて。
波越警部は佐川秘書殺しはカオルだとなってます。
明智小五郎探偵はカオルが芳枝夫人と佐川秘書がセックスしたのを見て逆上したと推理してます。

青木邸にて。
黒いバラが送り付けられて悲鳴を上げてるカオル。思いきり絶叫演技。
コスチュームも何故かベビードールルックの下着。何だかおかしい。

食事です。
何故か三田村あきまで来てます。計4人。
どうしましょうとなってます。旦那はやぶ蛇になるから警察沙汰はやめた方がいいと嫌みを言ってます。どうして?と逆に突っ込まれたりしてる。

廊下にて。
三田村あきがカオルに変なことは言わない方がいいと忠告する。
また旦那が嫌みを言いに来ています。

すぐに三田村あきと旦那のSMになっています。
芳枝夫人は部屋から出ようとするがドアが開かず出られなくて難儀しています。

夜、誰か出かけます。黒いパンツルックのカオルです。
尾行する波越警部と部下刑事。
カオルの乗ったタクシーをタクシーで尾行する。
クルマは2台ともマツダ・ルーチェだと思う。
尾行の途中で東京スポーツの看板が見えます。もしかして東京スポーツ本社なのかもしれない。この作品最大の発見です。
クルマは1台挟んで尾行していたりします。これがマツダ・サバンナRX-7です。

カオルはタクシーを降りて歩きます。尾行する波越警部と部下刑事。
コンタクトすると全くの別人のオッサンでした。これはビックリ。

カオルはタクシー運転手と入れ替わっていたんです。
タクシーを運転して移動のカオル。

カオルはどこかのアパートに来ています。
と、思ったら実は明智小五郎探偵事務所でした。後からわかった。わかりにくい演出なんです。
ドアが開かずに明智小五郎を呼んでるカオル。そんなところに誰か来ます。
それから黒いバラがドアの前に置かれます。

明智小五郎探偵事務所にて。朝になってます。
助手2人が黒いバラが置かれていましたと明智小五郎探偵に知らせます。これは大変。

パトカーが到着してカオルが乗ったタクシーを調べています。
カオルは行方不明。

青木邸にて。
女中さんが旦那に何か言ってます。カオルがいないのか?
芳枝夫人がカオルの部屋から黒いバラが無くなってると知らせる
いきなり明智小五郎探偵が入ってきてその黒いバラはこれですと見せる。
ビルの管理人がカオルと怪しい男を目撃したと話す明智小五郎探偵。
このへんでカオルが行ったのは明智小五郎探偵事務所だとわかった。遅過ぎ。全くわかりにくい演出です。
カオルは真犯人を教えに来たかもしれないと推理する明智小五郎探偵。

警察にて。青木邸殺人事件捜査本部と出ています。
波越警部と明智小五郎探偵がカオルを早くみつけないと大変と相談してる。

青木邸にて。
芳枝夫人に小包が届く。まだ宅配便ではなく郵便です。
開けると切断された腕が入ってます。これはビックリ。
旦那はコレクション部屋にいます。物思いにふけってるらしい。

病院にて。
三田村あきに小包が届く。助手が開けたら切断された腕が入ってて気絶する。

明智小五郎探偵事務所にて。
舞台の階段で転落したフィルムを何回も見ている明智小五郎。
波越警部が来ます。腕の話しになってます。カオルの腕で生活反応はない。死後切断されていたと推測してます。
明智小五郎探偵はカオルの死体の場所に心当たりがあるようです。

青木邸にて。
旦那が腕の送り付けたことを感心しています。で、芳枝夫人にねちねちと嫌みを言う。
女中が波越警部と明智小五郎探偵が来たと知らせます。
そんなとこで天井から血が滴り落ちています。これはビックリ。

2階の風呂場にて。
浴槽が血の海になってます。カオルの死体があります。おっぱいあり。
明智小五郎探偵と波越警部が入る。

女中さんから事情聴取します。
この浴室は佐川秘書が殺されてから使ってない。時々旦那が使う程度。

旦那はピアノを弾いてます。
浴室のことを聞く明智小五郎探偵。
三田村あきが来ています。旦那に呼ばれたとか。
カオルは警察に捕まるより死んだ方がよかったと言ってる旦那。この状況を楽しんでる旦那です。


第2部 エロスの白い肌
街中にて。
明智小五郎探偵と三田村あきが歩きながら話しをする。
自分の履歴を話している三田村あき。病院は旦那の世話で入ったとか。芳枝夫人のことは知らなかったとか・・。
で、階段から転落したのは芳枝夫人が原因だと主張しています。

明智小五郎事務所にて。
1人で推理してる明智小五郎探偵。

青木邸にて。
芳枝夫人の寝室にて。
旦那が酒で勢いつけ酔っぱらって夜這いに来ています。
そんな感じで嫌がる芳枝夫人を手込めにしようとする旦那。これっておかしな感じですがこれもこれでいい。おっぱいもちゃんと見せてるし。
そんなところに誰かが来ています。芳枝夫人です。驚愕する旦那。

それでも結構喜んでる旦那。感心しています。
2人が並んで入れ替わって見分けをつかなくしています。
旦那はナイフを持ち出して偽物だと見当をつけた方の芳枝夫人を刺し殺す。
それから残りの芳枝夫人がナイフを持ち出す。ここで旦那は芳枝夫人を抱きしめて自ら刺されて死に至る。
そういうわけで旦那は怪しいけれど実は嫌みが多いだけの被害者でした。

翌日です。パトカーが押し掛けています。
波越警部が旦那を逮捕しに来たようです。もう遅い。見当違いです。
旦那を探していますがいない。明智小五郎探偵も来ています。
オルゴールが聞こえます。

地下室にて。
オルゴールのディスプレイ人形になってる旦那と偽物の芳枝夫人。
芳枝夫人が姿を見せる。これはビックリの波越警部。
これで事件は解決、旦那が偽物の芳枝夫人を用意して犯行を重ねたとなったようです。

明智小五郎探偵のモノローグです。
まるで別人のようだと芳枝夫人を見ています。
生まれ変わって自立しますと主張してる芳枝夫人。
黒バラの君の話しを出すが知りません突っぱねる芳枝夫人。
そんなわけで青木邸から出る明智小五郎探偵。

ところで脚本は女性が書いてます。見てて女性脚本家は合わないんです。
理由はよくわからないけどそうなる。

新聞の見出しのモンタージュです。
大スターがカムバック、遺産数十億・・

記者会見にて。
芳枝夫人の舞台カムバックの記者会見です。

クルマで出かける三田村あきを尾行する明智小五郎探偵。
三田村あきのクルマはBMW2000のようです。有名なBMW2002ではない。
明智小五郎探偵のクルマはリトラクタブルヘッドライトのマツダ・コスモ。

BMW2000が着いた所は古ぼけた大きな建物です。病院跡といった感じ。
地下室に入る明智小五郎探偵。そこは秘密の手術室です。
姿を現わす三田村あき。助手のたつみもいます。
黒バラの君と呼ばれた三田村あきが犯人だと指摘する明智小五郎探偵。

明智小五郎探偵は続けて謎解きをやってます。
ゴンドラ落下は狂言で助手がやった。
自首したまえと言う明智小五郎探偵。

いきなり壁に拘束されてる明智小五郎探偵。
フィルムを検証して階段から落ちたのは三田村あきの過失だと断定する明智小五郎探偵。
首が絞まって明智小五郎探偵は気絶する。

手術台に拘束されてる明智小五郎探偵。ベルトが絞まっています。
内科医ではなく整形外科医だった三田村あきは偽物の芳枝夫人を作っていた。そうなるのか?。いきなりSFになってます。
ロウソクを持ち出す三田村あき。明智小五郎探偵をSM責めにしています。ホントにやってます。

それでも謎解きをする明智小五郎探偵。
舞台演出家の九鬼にセックスで偽物がバレた。そんなわけで偽物の芳枝夫人が速攻で九鬼を殺した。

明智小五郎探偵を手術すると宣言する三田村あき。
探偵から醜いオッサンにして奴隷にしてやると言ってます。これは大変。

カオル殺しも三田村あきがやった。
黒バラで警告したのに明智小五郎探偵事務所に行ったので殺した。
探偵事務所に来たのは男装した三田村あきでした。
青木邸でカオルを絞殺して死体は風呂場で処理した。両腕を切断してそのまま浴槽に入れる。

偽物の芳枝夫人を作ったのは芳枝夫人を大切にしているからだと喝破してる明智小五郎探偵。
そんなこんなで明智小五郎が暴れて助手が硫酸漕に落ちて溶ける。そうなるのか?。
激怒した三田村あきが殺そうとする。まずは眠らせています。

時間が経過して芳枝夫人が来てます。本物らしい。
芳枝夫人からワインを飲まされてる明智小五郎探偵。昏睡する。

夜の港にて。
三田村あきと芳枝夫人はBMW2000のトランクから明智小五郎探偵を出して海に沈めています。

劇場にて。初日前の夜です。
三田村あきと芳枝夫人。2人でカムバックするようです。
リハーサルをやってます。盛り上がっています。キスまでやってます。
例の階段のところになってます。
客席で拍手をしてる男がいます。拍手していたのは旦那でした。
驚愕する舞台の2人。

謎解きをやってる旦那。変装をとると明智小五郎探偵でした。
そんなバかなと言ってる三田村あき。見ている方もそう思う。
どうやら芳枝夫人がワインに睡眠薬を入れなかったらしい。これをなじる三田村あき。

そんな感じで2人で告白タイムになっています。
そんなところに波越警部一行が押し掛けています。
ナイフで芳枝夫人を刺す三田村あき。それから毒を飲む。死に至る2人。

劇場前にて。
パトカーと救急車が引き上げる。
明智小五郎探偵と助手2人、波越警部。
最後の話しになってます。
どうしてわかった?と聞かれた明智小五郎探偵は2人は視線を合わせなかったと答える。それがオチかいといった感じ。
エンドとなります。


1回見てるはずですが全く覚えがない。
そんなわけでこんなものかなといった感じのまあまあな作品でした。

これでようやくこのシリーズを見るのが完結しました。
DVDをセット買いしたので21から25までの5作のDVDの在庫がまだありますが、これ以降の作品は井上梅次監督ではないのでさすがに見る気がしない。
今回は2本立てにするために無理して見たのです。


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