映画感想の加筆改訂のお知らせ

にほんブログ村

« Hollywood Express #536◆2013.09.14(土) | トップページ | 『黄金の七人』(1965年) »

2013.09.21

『続・黄金の七人 レインボー作戦』(1966年)

この作品は、マルコ・ヴィカリオ監督、ロッサナ・ポデスタ、フィリップ・ルロワ主演の続編アクション・コメディのようです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。

1966年 Atlantica Cinematografica Produzione Films スペイン=イタリア=フランス作品
ランニング・タイム◆102分
原題◆l Grande Colpo Dei Sette Uomini D'Oro
プロット◆仕事を依頼されていつののようになる話しのようです。
音楽◆アルマンド・トロヴァヨーリ、カルロ・ルスティケリ

BS193 WOWOWにて。
画質は非常によいです。
スクイーズ収録録画のフル表示。
画面サイズはワイド。上下左右にホトンド黒味なし。フルスクリーンに近い。
音声はAAC 1.0ch

キャスト
フィリップ・ルロワ→リーダーの教授
ロッサナ・ポデスタ→ジョルジュ
ガストーネ・モスキン→部下のアドルフ
モーリス・ポリ→部下のアルフレ
マヌエル・サルツォ→部下のアルフォンソ
ダリオ・デ・グラッシ→部下のアンソニー
ガブリエル・ティンティ→部下のアルド
ジャン・ピエロ・アルベルティーニ→部下のアウグスト
Enrico Maria Salerno→キューバの将軍
不明→将軍の手下ペドロ

マルコ・ヴィカリオ監督の演出はよいと思います。
全体的に前作と同じになっています。

タイトル
Atlantica Cinematografica Produzione Films
タイトルバックはいつもの仕事の準備中といった感じ。
また銀行を狙っているようです。
女装した教授が銀行ロビーにカメラを仕掛けたりしています。

いつものように黄色い工事用のクルマを使っています。
今回は鉄道のトンネル工事を利用しています。鉄道車両を入れてます。
鉄道車両の荷台がリフトして上がっています。そこには四角くカッターがセットされています。
これで四角く穴を開ければ金庫がそっくりリフトに乗るわけです。
軽く仕事を済ませて鉄道車両がトンネルから出るとマシンガンを構えてる集団が待ち伏せしています。捕まる6人。クルマで連行されてる。
6人のキャストは前作と同じだと思う。テキスト入力がコピペで簡単でいい。

アメリカ大使館にて。
何故かここに連行されて尋問されてる6人。
あとで警察に引き渡すとか言われてようやくここがアメリカ大使館だとわかります。英語を喋っていてイタリア語字幕がついてる。
6人が適当に答えるとこに教授とジョルジュがやってきます。MPがいるのでここは間違いなくアメリカ大使館です。
教授がアメリカ大使館の面々の名前を呼んでいます。ここしか出番がないのでキャストを書いても意味がない。
ここでヒロインの名前を紹介してます。ジョルジュとわかります。
どうやら教授一行に仕事を依頼するようです。条件の交渉してる教授。

潜水艦にて。
教授一行がいます。もう仕事にかかってるようです。
指揮官はあなたですと全権委任の教授。アメリカの潜水艦のようです。
しかし潜水艦司令室のセットが何だか安い。セット丸出しです。
どこに来てる?、これがなかなかわかりません。

軍艦というか駆逐艦というかあまり大型でない船が目標らしい。
アトランチスカ号という船です。

ホテルにて。
ジョルジュはここにいます。ベランダ越しに移動してる。

潜水艦にて。
ワイヤーがつながった木箱を浮上させてます。擬装TVカメラでした。

ホテルにて
黒いジャンプスーツのジョルジュは何をする?
カメラを持っているようです。違う部屋の中を伺うと演説してる軍人がいる。
どうやらここはキューバのようです。演説してるのがカストロもどきなのだそうわかった。
窓越しに隠し撮りをするジョルジュですか見つかって捕まります。
自分はライフの記者だと主張してるジョルジュ。

潜水艦にて。
浮上しています。
魚雷発射管からダイバー3人を放出しています。
ここの潜水艦のミニチュアがお粗末です。効果音だけは勇ましいけど。
潜水艦からコンテナを出してます。スクリューや取っ手が付いてる。これで移動してるダイバー3人。
哨戒艇が接近したので潜行する潜水艦。

ホテルにて。
留置されてるジョルジュ。ブローチ無線機で連絡しています。
ここから出されるジョルジュ。

コンテナは海岸に接近しています。
車輪を出して海底を移動するが機雷があるので危険な状況になっています。
そんなこんなで上陸しています。
コンテナをトンネルのようなとこに入れる。コンテナ内にはジープが入ってる。
コンテナはそのまま擬装させて隠しています。
ウエットスーツを脱ぐとキューバ軍服の3人。ジープで移動します。

ホテルにて。
ジョルジュは将軍から尋問されています。そうではなく取材だ。
取材は終わります。

ジャングルを移動中のジープにて。
誰もいないはずがキューバ軍がいます。ここは上手く切り抜けています。

潜水艦にて。
浮上しています。
潜水艦の艦橋と甲板の一部のセットです。実物大セットですが見た目が安い。
水中スクーターを出しています。ダイバー3人が出動する。

この水中スクーターで移動してるダイバー3人。

ホテルにて。
将軍とジョルジュ。すっかりジョルジュに夢中の将軍。
2人ともまだ取材のつもりらしい。
カラーコンタクトに青いドレスのジョルジュ。

アトランチスカ号にて。キューバの船です。
水中スクーターのダイバー3人が接近します。ハシゴを出して忍び込む。
煙突のような通気孔に小さい機械をセットしています。

ジープの3人は電波塔にいます。
電波塔に登って小細工してる2人。ジープに1人待機。
スパナを落としてしまいます。陽動作戦しろとジープに連絡するがそのスイッチに蛇が乗っています。なんとかスイッチを入れるとそこら中で爆発してる。
その隙に電波塔から降りる2人。脱出するジープの3人。
アンテナ完了と報告しています。

潜水艦にて。
報告を聞いてる教授。何しろ現場には必ずTVカメラをセットしてるようです。
モニターで現場を見ながら指揮してるわけです。

アトランチスカ号にて。
倉庫に入るとそこには金の延べ棒が大量に積み上げてあります。
やっばりタイトル名の通りにこれになるようです。
測定器という小型の機械を金塊の上に置きます。TVカメラも置いて引き上げます。
甲板では救命ボートを降ろすレバーを入れてしまい見張りに怪しまれます。
そんなこんなでようやく船から引き上がる3人。

ホテルにて。
まだ取材のジョルジュと将軍。

ジープの3人はジャングルを移動中です。
暗視鏡を装備します。これがいかにもなデザインの映画の小道具です。
ダイバーの3人と合流しています。
水中スクーターをジープに積んでいます。ちゃんと乗せる専用治具がある。
教授から早くしろと急かされています。
ジープに6人乗って移動しています。

潜水艦にて。
ジョルジュと将軍の取材?の実況をTVで見ている教授。
いいとこになるとじゃまをしてる教授。

ジャングルにて。
何か仕掛けを出しています。ロケット弾にワイヤーを付けて発射するようです。
ここはホテルのすぐ近くです。犬の鳴き声でジョルジュに合図していますが全く聞こえていない。
ロケット弾を発射してジョルジュの部屋へワイヤーを張っています。
次はボクシンググローブのロケットパンチを発射して見張りをノックアウトしています。

ホテルにて。
ジョルジュは風呂に入ったりまたドレスを着替えたりして将軍を接待中。

ジープの3人は見張りをアッサリとごまかしてホテルに向かう。
ホテルに乗り込んで将軍の部屋に向かう3人。

ホテル近くに残った3人はワイヤーに水中スクーターを吊るしてる。
これをホテル側に発射しています。

ホテルにて
3人はアメリカ軍が上陸しましたと称して将軍の部屋に入る。
将軍をノックアウトして水中スクーター内部に入れる。そのままホテルからワイヤーで移動させています。
どうやら将軍拉致が仕事だったらしい。ようやく仕事がわかった。そのついでに船の金塊を頂こうとしてるわけです。
3人は堂々とホテル正面から引き上げています。
ジョルジュは残ってる。将軍のことを突っ込まれたらどうする?

ジープは上陸した海岸に戻っています。
コンテナにジープを入れます。このコンテナはそのまま残す。
将軍を積んだ水中スクーターは潜水艦まで行くようです。

潜水艦にて。
将軍の入った水中スクーターを回収しています。

港にて。
防潜網に爆弾を仕掛けてるダイバー2人。そんなとこにサメが来ています。
そんなこんなで引き上げてる2人。

アトランチスカ号にて。
錨の鎖にも爆弾を仕掛けています。そのまま船内にが忍び込んでいます。

潜水艦にて。
港内に潜水したまま港に入ると指示する教授。それは無謀だと反対するアメリカ艦長。
タイミングよく防潜網が爆破されます。

アトランチスカ号にて。
通気孔に仕掛けたのはガス発生装置でした。ガスを放出しています。
これで船員達は眠り込む。色々とやってる5人?

潜水艦はアトランチスカ号に接近する。
電磁装置とは?、アームを出して位置を合わせてアトランチスカ号を捕らえます。アームが電磁装置らしい。
錨の鎖を爆破して切断する。そのまま潜水艦でアトランチスカ号を移動させてます。
桟橋にアトランチスカ号の船長が戻っていますがそのまま置き去りです。

ホテルにて。
ジョルジュはまだホテルに残っています。
教授は17時間後に迎えに行くと連絡しています。

潜水艦にて。
アトランチスカ号を切り離しています。自力で航行してるアトランチスカ号。

電波塔に仕掛けた小細工が作動しています。
録音テープでキューバに合わせた音楽が放送されてるらしい。音楽に合わせてステップを踏んでるキューバ軍隊の面々。

ヘリコプター外側に将軍入りの水中スクーターをくくり付けて移動しています。
教授も乗り込んでいます。
ヘリコプターでアトランチスカ号を通過する時にグルカ島でを会おうと伝えてる教授。

ホテルにて。
ジョルジュは将軍はどこにいると他の軍人に詰問されています。

将軍はアメリカの当局で催眠装置に掛けられています。
ミサイル発射台はどこだ?と聞かれています。答えない将軍。
で、同席してる教授が私がやりましょうと何だかはわからん装置を将軍にくわえさせる。そうなるとスラスラと答えてる将軍。

アトランチスカ号にて。
何だか仲間割れをしています。教授の指示通りにしないのがいます。

アメリカ当局にて。
用が済んだ将軍ですが一応戻すようです。これも教授がやります。

アトランチスカ号にて。
マシンガンで脅して船員達を動員し使っています。
そんなとこでキューバ軍の船に発見されて接近される。

ホテルにて。
将軍はどこだと詰問されてるジョルジュ。

アトランチスカ号にて。
並走してるキューバ船とライトの点滅信号で通信しています。
ペスト患者がいるとか言ってごまかそうとして泥沼にハマっています。
船員が窓から助けを求めるとマシンガンで撃っています。これは大変。大騒ぎ。
そんなこんなでまた複数の船員が窓から助けを求めてまた撃ってます。
あきれたのかここから離れていくキューバ軍の船。
死者はゼロだとフォローのセリフが入っています。
作画合成の島が見えます。ここが目的地のようです。

ホテルに向けて小型ホバークラフトで将軍を運んでる教授。

ホテルにて。
小道具の毒グモで拷問されてるジョルジュ。それでも余裕です。
拷問してるのがひげ面のペドロ。

ホテルに向けて将軍にジェットパックを装着させて一緒に飛んで移動の教授。

ホテルにて。
将軍はベッドの下にいると話すジョルジュ。
手下が探しに行くと将軍はちゃんといました。
この件は将軍には内緒にしてくれと言ってるペドロ。

部屋にて。
戻るジョルジュ。風呂桶で待ってる教授。

アトランチスカ号にて。
船員達をこき使って金塊を運んでいます。
救命ボートに積んで島の砂浜に運んでるようです。
砂浜に金塊の山が出来ています。

ホテルにて。
ジェットパックで脱出しようとするがジョルジュが遊んでる。
早くせんかいと焦ってる教授。
将軍がやって来てジョルジュに行かないでくれとかやってます。
そんなこんなで脱出してる教授とジョルジュ。

グルカ島の砂浜にて。
仲間割れをして撃ち合いをしてる6人。2人対4人になってるらしい。
ヘリコプターで到着する教授とジョルジュ。
これはこまったなといった感じの教授。説得となります。

何だかアメリカの軍艦が近くにいます。金塊を回収するつもりのようです。

流れ作業で金塊を島の奥深くにあるオレンジ色の小型潜水艦に積んでいます。
ここはリゾートのようなところです。くつろいでる面々。
小型潜水艦は潜航しています。どこへ行く。
何だか教授とジョルジュだけで山分けしようとなってるらしい。

シーン転換しています。
クルマに乗ってるジョルジュと将軍。運転手はペドロ。
どうやらジョルジュが寝返ったらしい。

いつものように道路工事を装ってる6人。ホテルで指揮してる教授。
このへんは前作のシーンをそのまま流用しています。
そこを通過するジョルジュの乗ったクルマ。
で、スイス銀行の金は凍結されて全員仕事前の状態に戻ったようです。
エンドとなります。

そんなわけでイタリアの続編らしいよい作品でした。


« Hollywood Express #536◆2013.09.14(土) | トップページ | 『黄金の七人』(1965年) »

映画」カテゴリの記事

1960年代」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 『続・黄金の七人 レインボー作戦』(1966年):

« Hollywood Express #536◆2013.09.14(土) | トップページ | 『黄金の七人』(1965年) »

月齢

無料ブログはココログ
フォト
2024年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

バイクフォト

  • ヤマハ トリッカー XG250
    私が買ったバイクです。ヤマハばかり。