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2013.08.24

『大海獣ビヒモス』

この作品は、ユージン・ローリー、ダグラス・ヒコックス監督、ジーン・エバンス、アンドレ・モレル主演の怪獣映画のようです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。

1959年 デビッド・ダイヤモンド・プロダクション/Allied Artists production ink 英国=アメリカ作品
ランニング・タイム◆79分
原題◆Behemoth the Sea Monster
プロット◆怪獣ビヒモスが出現して色々とある話しのようです。
音楽◆エドウィン・アストリー

RUNコーポレーション/10000BESE-TO発売のDVDにて。
画質はそれなりに悪い。
スクイーズ収録のフル表示。
画面サイズはワイド。上下左右黒味なし。フルスクリーン。
音声はドルビーデジタル 2.0ch

キャスト
ジーン・エバンス→熱血なスティーブ・カーンズ博士
アンドレ・モレル→冷静なジェームズ・ビックフォード教授
ジョン・ターナー→漁師のジョン
リー・マディソン→漁師のジーン 女性
ヘンリー・ビドン→ジーンの父親漁師トム
ジャック・マッゴーラン→古生物学者のサンプソン博士
モーリス・カウフマン→小型潜水艇操縦士
レナード・サックス→科学者


ユージン・ローリー、ダグラス・ヒコックス監督の演出はよいと思います。
特撮:アービング・ブロック、ルイス・デウィット、ウィリス・H・オブライエン、ピート・ピーターソン、ジャック・ラビン。
全体的によく出来ています。特撮はパートごとに怪獣の造形が違い過ぎるのが難。

ユージン・ローリー監督は平凡な出来の『原子怪獣現わる』(1953年)とは大違いな腕前を発揮しています。これはビックリです。

画質が悪いですと著作権のアラート
RUNコーポレーションのタイトル


Allied Artists production ink
タイトル
荒れた海です。前説が入ります。
そして主は言った。見よビヒモスだ・・・

デビッド・ダイヤモンド・プロダクション
キャストはさすがにあまり聞いたことがない。

核実験のアーカイブ・フッテージの連発。おなじみのキノコ雲です。
その後鉛の面を付けた人が・・・
これが我々人類の姿です・・・

フィルムを映写してどこかの教室で講演してるスティーブ・カーンズ博士。
143回もの核実験を繰り返している・・
海洋生物学者のスティーブ・カーンズ博士。

プランクトン→魚→鳥・・・
日本では実際に船一隻分の魚が死滅した・・・
食物連鎖でどんどん濃縮されて放射線濃度は急上昇となる。現在の日本では洒落になっていない描写です。
かなりまともなロジックになっています。さすが英国作品。

海岸にて。
ここはどこだ?、アイルランドか?何故かそう思った。
小型漁船が引き上げてきます。父親のトム、娘のジーン。
会話からここはコーンウォールだとわかりました。なるほど。コーンウォールはイングランドで最も南西にある地域だそうです。アイルランドではなかった。
ジーンは先に帰宅します。
残ったトムは魚を洗ってるところで光の照射を受ける。これは大変。

自宅にて。
トムの帰りを待ってるジーン。帰ってこない。探しに出かけます。

パブにて。
英国なのでまずはパブになります。酔っ払いが大勢います。
知り合いのジョンにトムのことを聞くジーン。知りません。
そんなわけでジョンが一緒に探しに行く。

海岸にて。
ジーンとジョンはトムを探す。
ジョンがトムを発見します。顔面に大やけどをしてる瀕死のトム。
海から炎が、ビヒモスと言い残して死に至るトム。

墓場にて。
トムの葬式です。ジーンとジョン。
神父をビヒモスの名を出しています。聖書に出てくる怪物のようです。
ジーンが帰りたくないというので散歩となります。

海岸にて。
魚が大量に死んで打ち上げられています。これはビックリのジーンとジョン。
ジョンは何か奇妙な物体を発見して触り火傷をする。

街にて。ロンドンか?
スティーブ・カーンズ博士がホテルに入り何かのキップを予約をしてる。
ロビーでTVニュースを見ているスティーブ・カーンズ博士はコーンウォールのニュースを見ます。
コーンウォールの漁業は休止している。波打ち際には無数の死んだ魚。TVキャスターのオッサンは薄笑いを浮かべてニュースを読んでいます。田舎者とバカにしてるのがよくわかります。
スティーブ・カーンズ博士は予約はやめてビックフォード教授に電話する。

ビックフォード教授のオフィスにて。
面会に来たスティーブ・カーンズ博士。
会話で君はロンドンに行ったものなんて言ってるビックフォード教授。そうなるとここはどこなんだ?となります。わからん。
コーンウォールで漁師が火傷でと死んだ。死者が出たから調査だと行く気満々のカーンズ博士。
ヒロシマと同じだと主張してるカーンズ博士。
ビックフォード教授はまあまあと抑えています。決めるのは私だと言ってる。
そんなわけで2人で調査には行くことになります。

2人は汽車で移動しています。

コーンウォールにて。港です。
調査にやって来たカーンズ博士はビックフォード教授。
暇そうな漁師達から話しを聞いてます。モーリス医師は?となっています。
海中で光が見えたと証言してる漁師。リン光体ではないと証言しています。漁師はリン光体は見慣れてるはずだら見間違いではないはず。
ジョンがモーリス医師のところに案内します。

モーリス医師の病院にて。
面会するカーンズ博士とビックフォード教授。
トムの検死はやっていない。死因は火傷とショック症状と言ってます。
ジョンの手の火傷の話題になります。これは何だ?となってます。
カーンズ博士は太平洋の核実験の話しを出す。
ジョンにロンドンに行ってよく診察した方がいいと言ってるビックフォード教授。
奇妙な物体に触ったと証言してるジョン。そこへ案内してくれとなります。

このへんの印象は結構面白い。理路整然と話しは進んでる。

海岸にて。
海に入り調査をやってるカーンズ博士。ビックフォード教授は海岸を調べてる。
見物人も大勢います。
何もない。異常なしです。ガイガーカウンターも反応しない。
奇妙な物体のある場所も反応なしです。
ジーンからトムはビヒモスと言ったと聞きます。

モーリス医師の病院にて。
調査の結果について話してるカーンズ博士とビックフォード教授。
何かいると主張してるカーンズ博士、冷静にといった感じのビックフォード教授。

研究所にて。
カーンズ博士がビックフォード教授に案内されています。
各地から集めたサンプルを調べるようです。リー博士が協力する。
海底にいる魚、カレイを解剖しています。次々と他のサンプルも調べています。

サンプルの写真を撮ります。
ライトを使わない。放射線があればそれ自体が感光するとのことです。
ビックフォード教授が進み具合を見に来ています。
出来た写真を見ます。3枚目で感光してる。プリマスからのサンプルとのこと。
外から光が入ったかもしれないと電灯を消します。そうしたらサンプルが直接光ってるのが見えます。これは大変。

顕微鏡で確認してるカーンズ博士。
ビックフォード教授は緊急事態だと電話してる。港は封鎖。この魚が市場に出たら大変となってます。
カーンズ博士はすぐにプリマスに調査に行くようです。

漁船にて。プリマス沖のようです。
乗り込んでるカーンズ博士。ガイガーカウンターを持ち込んでいます。
船長相手にジャングルのたとえ話をしてるカーンズ博士。
ヴァルキューレ号が行方不明と無線連絡が入ってます。
そんなとこにガイガーカウンターが反応しています。
カーンズ博士が双眼鏡で何やら発見します。よくわからん。
ガイガーカウンターが猛烈に反応してメーターを振り切っています。
そのうちに反応がにぶくなっています。
沿岸警備隊からカーンズ博士に帰港命令の無線連絡が入る。

港にて。
ヴァルキューレ号が難破したとのこと。
迎えの車に乗るカーンズ博士。

ヴァルキューレ号の難波の現場にて。
調べてるカーンズ博士。
現場のオッサンに聞くと難波の原因は不明らしい。生存者はいない。

カーンズはロンドンに向かう。
軍用機で移動しています。それからクルマで移動しています。

海軍省にて。
ここに入るカーンズ博士。ビックフォード教授はもういます。
提督相手に事情説明になります。
怪物を目撃したと言ってるカーンズ博士。
色々と証拠がそろってきたのでビックフォード教授も同意見になっています。
提督は即刻処分するとやる気満々。

NATOを通じて各地にアラートのモンタージュとなります。
軍関係のアーカイブ・フッテージが全開になってます。

どこかの一家にて。
夕飯です。外では犬が鳴く。
オヤジさんがショットガンを持って見に行きます。犬を放して息子もついてきます。
で、何かを目撃する。ショットガンを撃つが強烈な光を照射されます。死に至るオヤジと息子。ドロドロに溶けています。

クルマが走っています。パトカーでした。
着いたとこがビックフォード教授の自宅らしい。
ガウン姿のビックフォード教授とカーンズ博士。
警察は写真を届けに来ただけのようです。
写真には巨大な足跡が映ってます。そんなわけで古生物学者に会いに行きます。

博物館にて。
古生物学者サンプソン博士に会うビックフォード教授とカーンズ博士。
サンプソン博士は大泉混のような感じの風変わりな学者です。
さすがに写真の足跡だけで特定しています。パレオサウルスと推定してる。
素晴らしい化石ですと感心してるサンプソン博士ですが、まだ生きていますと聞いてこれはビックリとなっています。
エセックス海岸からテムズ川に移動すると推測しています。
死ぬときは生まれた浅瀬に帰るからです。
で、水面下にいつまでもいられるとか。エラ呼吸が出来るらしい。
生体電気を発生させるらしい。電気ウナギのようなものだそうです。

恐竜はきっと生きている、自分はこの時を待っていたと主張してるサンプソン博士。
これには引き気味のビックフォード教授とカーンズ博士。

海軍省にて。
パレオサウルス?何だそれといった感じの提督。
怪獣は放射能を照射すると言ってるカーンズ博士。
対策はテムズ川の封鎖。封鎖は無理と言ってる提督。テムズ川はレーダーで封鎖も同然と言ってます。

レーダーコントロールにて。
ここに来てるビックフォード教授とカーンズ博士。レーダーの説明を聞いています。
ヘリコプターの話から飛んでるヘリコプターに繋がります。

ヘリコプターにて。
サンプソン博士とカメラ担当の助手、パイロットの3人。
ところでヘリコプターは航続距離が短いのでしょう。だからオスプレイなんて変な飛行機を作ったのでしょう。
双眼鏡で探索してるサンプソン博士。水面下に何か見つけたようです。
パイロットも見えますと報告しています。

しかしレーダーには映らない。
説明によると海面下も大丈夫のはずのレーダーですが映っていません。

そんなこんなで強烈な照射を受けるヘリコプター。
爆発して墜落します。ここでいきなり機種が変わってる。

レーダーからヘリコプターが消えます。
サンプソン博士の出番はもう終わったようです。
レーダーコントロールから引き上がるビックフォード教授とカーンズ博士。

飛行機、レーダー、船等のアーカイブ・フッテージが入ります。
怪獣探索のモンタージュのようです。

フェリー乗り場にて。
出航しています。クルマ渡し、乗客用渡しを引き上がる。岸壁のロープを外す。
クルマが雑然と並べてあります。バイクも載せてる。
このようなディテールショットが入ります。いいもんだ。

航行中のフェリーを襲うビヒモス。
取り舵いっぱい、エンジン全速で回避してるフェリー。
ビヒモスの造形がイマイチですがやることはやります。フェリーを転覆させて沈めます。
乗客は川に投げ出されます。死体の顔にはケロイドが出てる。
そうなるとビヒモスはもうテムズ川に入り込んでいることになります。

街にて。
号外が出ています。ロンドンを怪獣が襲った・・

テムズ川近辺は封鎖。
特派員のデビッド・マッカポイのレポート。

対策本部にて。
電話も無線の連絡が入る。テムズ川付近のチャートを見てビヒモスはどこにいる?とやっています。
メガネの偉そうなオッサンが特派員が言っていたムーア卿らしい。

軍隊出動のモンタージュになってます。アーカイブ・フッテージが全開。
クルマはやっぱりランドローバーです。英国だから。
バイクもあります。トライアンフか?
兵隊がアパートを1戸1戸回って避難させています。街は戒厳令になってます。

対策本部にて。
会議をやっています。関係者が勢ぞろいしています。
サマーズ大将というのがいるらしい。
ヘタに攻撃するとバラバラになって放射性物質がばらまかれるだけと主張してるビックフォード教授。
カーンズ博士は自分自身の放射性物質で怪獣はそんなに長くはないと推測し、100ミリグラムのラジウムを撃ち込めば奴を内側から破壊出来ると主張しています。
ラジウムが外れたら大変なので確実な打ち込む方法は?となり、魚雷になります。
そんなわけでこれで行くと決まります。
それで最新情報では目撃情報はないとのこと。

街にて。
戒厳令で見張りのお巡り達しかいないはず。
しかし遠景のロンドン橋では普通にクルマが走っています。まあいいけど。
堤防の影に何だかいるようです。いきなり出てくるビヒモス。
これはビックリのお巡り達。無線連絡しています。
鐘を鳴らしたり、汽笛を鳴らしたりと大騒ぎになっています。

川から上陸するビヒモス。
ここからようやくコマ撮りになっています。川では操演でした。
大型クレーンに噛みついて破壊するビヒモス。
街は避難する一般市民が大勢走っています。戒厳令はどこかに行ってます。
街中を移動するビヒモスと走って逃げる一般市民がカットバックしています。それにしても一般市民が多過ぎる。

軍隊もようやく攻撃にかかります。
装備はボルトアクションのリーエンフィールド・ライフル銃、軽機関銃、リボルバー等。

ビヒモスは放射能照射をやる。ドロドロに溶ける一般市民
軍隊が攻撃開始となるがビヒモスは放射能照射をやる。ドロドロに溶ける兵隊。
ビルが壊されて破片で埋まる一般市民。
まだ走って逃げる一般市民の描写が入る。どれだけいるんだ?
溶暗になってます。

ラジウム弾頭の準備をやっています。
ビックフォード教授も防護服を着て参加しています。
カーンズ博士はもう作業中。ラジウムをひしゃくに汲み流し込んで装填しています。

送電線にかかるビヒモス。
激しくスパークしています。これはいいシーンです。元ネタは『ゴジラ』(1954年)ですけど。いいものはいい。
ところでビヒモスは体内発電が出来るから電気には強いはず。
引き続きガスタンク等が爆発してあたりは炎上しています。

大型サーチライトが点灯されます。ビヒモスを映し出す。
まだ陸上を移動するビヒモス。

男が2人クルマに乗り込む。
何だろう?と思ったらクルマごとビヒモスに食いつかれてで振り回されて川に落ちる。そういうシーンでした。
橋が抜けて川に落ちるビヒモス。

小型潜水艇で作業です。ようやく探知器が準備出来たようです。
カーンズ博士が説明しています。要するにこれで標的に魚雷は命中する。
ビックフォード教授がやってきます。いよいよラジウム弾頭が搭載される。

テムズ川上空にて。ヘリコプターが索敵しています。
ビヒモスを発見して座標位置を無線連絡する。受けた対策本部は小型潜水艇の所に座標位置を無線連絡する。
連絡を受けて発進する小型潜水艇。操縦士とカーンズ博士が乗り込んでいます。

小型潜水艇が古くさくていかにも倉庫から引っ張り出したいった感じでいい。
マジで潜航するシーンがあります。アーカイブ・フッテージではなさそう。

小型潜水艇にて。ソナーで索敵しているカーンズ博士。

ビヒモスが泳いで移動しています。放射能照射をやってる。これは大変。
小型潜水艇の動きがおかしい。ビヒモスに噛みつかれて浸水しています。
そんなこんなで脱出は出来たらしい。

小型潜水艇は浸水はしてるけど小康状態といった感じです。
もう1回行くと言ってるカーンズ博士。ソナーの反応が激しくなっています。
ラジウム魚雷の発射準備になります。カーンズ博士がOKを出して発進する。
ちゃんと魚雷発射のシーンがあります。

ビヒモスの口に命中するラジウム魚雷。大爆発はしていない。それではまずい。
水面には泡が出ています。川の底に沈むビヒモス。

対策本部にて。
索敵ヘリコプターから仕留めましたと無線連絡が入る。

小型潜水艇が浮上するシーンもちゃんとあります。大サービスです。
発進したところに戻ってビックフォード教授と合流するカーンズ博士。

クルマにて。
乗り込んでるビックフォード教授とカーンズ博士。
カーラジオからニュースです。アメリカ西海岸、大西洋沿岸部で大量の魚の死骸が打ち上げられる・・・・
エンドとなります。よくある続編狙いですがいい。


そんなわけで意外とよくできた作品でした。佳作です。


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