『ドライヴ』(2011年)
この作品は、ニコラス・ウィンディング・レフン監督、ライアン・ゴズリング、キャリー・マリガン主演のカーアクションが入ったフィルム・ノワールのようです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。
2011年 Marc Platt - Motel Movies Productions (as Marc Platt)/Bold Films/Odd Lot Entertainment/FilmDistrict (2011) (USA) (theatrical) アメリカ作品
ランニング・タイム◆101分
原題◆Drive
プロット◆好意で助けたことから深みにハマる話しのようです。
音楽◆クリフ・マルティネス
BS193 WOWOWにて。
画質は非常によいです。ビデオ撮りみたい。
スクイーズ収録録画のフル表示。
画面サイズはワイド。上下に黒味あり。
音声は AAC 5.1ch
キャスト
ライアン・ゴズリング→正体不明のドライバー 主人公
キャリー・マリガン→子持ちのアイリーン
オスカー・アイザック→アイリーンの亭主スタンダード
ケイデン・レオス→アイリーンの息子ベニシオ
ブライアン・クランストン→ガレージのシャノン
アルバート・ブルックス→バーニー・ローズ親分
ロン・パールマン→幹部のニーノ
ジェームズ・ビベリ→ニーノの子分クリス/クック
クリスティナ・ヘンドリックス→手下のブランチ
ジェフ・ウルフ→エレベーターの男
ニコラス・ウィンディング・レフン監督の演出はよいと思います。
初めて見る監督です。前評判は非常によい。
変則カットバックが目新しい。回想なのかフラッシュフォワードなのか微妙に曖昧にして演出しています。
あまり他の作品からの引用はあまりないようです。
基本設定自体はウォルター・ヒル監督、ライアン・オニール主演の『ザ・ドライバー』(1978年)なんだけど。
この作品のライアン・ゴズリングは限りなくライアン・オニールに似ています。で、俳優としての能力はライアン・ゴズリングの方がずっと上だと思える。
キャリー・マリガンはお猿さんなルックス。とても不幸な感じに見えます。
FilmDistrict (2011) (USA) (theatrical)
Odd Lot Entertainment
Bold Films
Marc Platt - Motel Movies Productions (as Marc Platt)
プロローグ
携帯電話で仕事の打ち合わせをしてる主人公。
主人公のクルマは何でしょう?、多分1970年代のアメ車。
→ 1973 Chevrolet Chevelle Malibu
ガレージにて。
オッサンのシャノンと話してる主人公。
クルマの手配をしてるようです。シボレー・インパラです。目立たないクルマ。
→ 2006 Chevrolet Impala
ナスカーでは名前だけは出て走っています。ナスカーのシボレー・インパラは外見も中味も別物です。
仕事です。
クルマで待っている主人公。強盗コンビが出動しています。
5分だけ待つ主人公。腕時計をハンドルにつけています。何故か爪楊枝の主人公。
現在でも警察無線は聞けるようです。ホントかどうかはわからんけど。
まず1人が戻って乗り込みます。残りがなかなか来ない。
ようやく来てクルマをスタートさせます。
クルマでの逃走は目立たずに走り見つかったら速攻で逃げる。そんな感じ。
警察無線でシルバーのインパラともう手配されています。
ヘリコプターに発見されます。逃げる。高架下に隠れます。
それからパトカーに見つかります。速攻で逃げる。
スタジアム内の駐車場に入ります。
ちょうど何かプロスポーツのゲームが終わって人が溢れています。主人公は徒歩でスタジアム外に出ています。堂々とパトカー横を通過する。
これで仕事は済んだようです。強盗2人は勝手に逃げたらしい。
タイトル
ライアン・ゴズリング
Drive
キャリー・マリガンは2番手。最後にアルバート・ブルックス。
ラス・タンブリンも出てるらしい。
クリスティナ・ヘンドリックスは初めて見るはず。おばさんだけどお色気担当なのか?
自分のクルマで帰宅してる主人公。
アパートのエレベーターにて。
さっそくアイリーンと一緒に乗ってる主人公。映画だから。
4階の2人。主人公は405号室、アイリーンは408号室。
撮影所にて。
警官の服装の主人公。スタントマンの仕事です。
オッサンのシャノンと打ち合わせをしてる主人公。
本番撮影です。見事にパトカーの転倒シーンをこなす主人公。
上手く行ったと駆け寄るシャノンはビッコを引いてます。元スタントマンなのがよくわかります。
仕事を終えてクルマの主人公。
スーパーマーケットにて。
息子を連れたアイリーンが買物をしています。遭遇してる主人公。
店を出たらアイリーンは故障しているので面倒を見る主人公。順調にお近づきになっています。映画だから。
→ 2001 Toyota Corolla [E110]
シーンが飛んでエレベーターにて。
荷物を持ってそのまま408号室に入ってる主人公。息子の相手もしています。
写真があります。息子ベニシオの父だと説明が入る。
旦那は?→刑務所ですと答えるアイリーン。
仕事の話しになってスタントマンは副業だと言ってる主人公。本業はガレージに勤めている。
ニーノ・ピザ店にて。
バーニー親分とシャノンが交渉中。
話しからシャノンはカースタント用のクルマを作ってるらしい。
それよりナスカーに進出したがっています。今日はその交渉のようです。
ドライバーはいいのがいると主張してるシャノン。主人公のことらしい。
そんなとこに幹部のニーノがやってきます。シャノンは押されてる。色々とあったらしい。ニーノを演じるがロン・パールマンなので押しは強そう。
そんなこんなでバーニー親分からスポンサー料をゲットしてるシャノン。
レースコースにて。
主人公の腕前をバーニー親分にご披露しています。
スポンサー料は30万ドルで儲けの7割がバーニー親分ということになっています。
→ Chevrolet Monte Carlo NASCAR
ガレージにて。
アイリーンがクルマの修理に来ています。クルマは預かることになります。
シャノンはアイリーンに主人公の話をしています。正体不明らしい。5、6年前にふらっと表われて給料半額でも文句は言わない。腕前はいい。キッドと呼んでるが名前ではないようです。
主人公にアイリーンを送らせるシャノン。
こんな感じで知り合い度が増すようになっています。
クルマでアイリーンを送ってる主人公。寄り道をしようとなります。
コンクリート張りの川を走っています。ここはロサンゼルス名物な所で映画によく出ています。1番有名なのは『激走!5000キロ』(1976年)か?
普通の川岸のようなところでクルマを降りています。ハイキングです。
アパートにて。
息子が楽しんだことにありがとうと言ってるアイリーン。
週末はデートしないかと言ってる主人公。
空撮で俯瞰の夜景シーンがところどころで入ります。
さすがハリウッド作品なのでカネがかかっています。
ドライブしてる主人公とアイリーン。息子を抱っこしてる主人公。
クルマ内で主人公の手を握ったりしているアイリーン。随分とお誘いといった感じ。
ガレージにて。
仕事中の主人公。
バーニー親分、幹部のニーノが来ています。スポンサーなのでクルマや仕事ぶりを見に来たようです。
勝てるのか?と主人公にプレッシャをかけてるバーニー親分。
バーニー親分は1980年代にはカーアクション映画等を製作していたらしい。
その関係でシャノンがスタントドライバーをやっていた。で、シャノンはニーノに再起不能にされたらしい。
アパートにて。
アイリーンの408号室に入ってる主人公。息子とサメの映画を見ています。
来客です。黒人のシンディ、どういうキャラなのかわからん。
また2人でクルマに乗っています。
カットインで夫の弁護士から1週間で夫が戻る話しをするアイリーン。
アパートにて。
自室405号室で作業してる主人公。キャブレターのいじってるようです。
スプレーの潤滑剤WD-40を使ってる。日本なら呉工業のCRC5-56です。
408号室では夫スタンダードの出所パーティになっています。大勢来ています。
一応やり直すと言ってるスタンダード。
キャリー・マリガンは何だか不幸そうな感じがする。メソッド演技というわけではなさそう。元からそんな感じなんです。
アパートの廊下にて。
出かける主人公。廊下に座り込んでるアイリーン。不幸そうだ。
今度はスタンダードがごみ捨てに出てきて何だか主人公に絡んでいるような感じ。
ダイナーにて。
食事をしてる主人公。そこに男が話しかけてくる。どうやらプロローグの強盗の片割れらしい。これはバカな奴です。また頼むつもりらしい。
ここはきっぱりと断ってる主人公です。
アパートの駐車場にて。
帰宅してる主人公。何だか怪しげな雰囲気。バット?を持った2人連れがいる。
血を流して座り込んでるスタンダード。息子も少し離れたところにいます。
どうやらあの2人連れがやったらしい。
408号室にて。
スタンダードから話しを聞いてる主人公。
仕事を強要されているスタンダード。質屋の強盗。
刑務所の用心棒代2000ドルが暴利でどんどん増えてこんな状況になったらしい。
家族まで襲われると聞いてそれでどうするとなってる主人公。
あの2人連れは息子ベニシオに実包を渡していたらしい。実包を受けとる主人公。
ダイナーにて。
アイリーンはウエイトレスをやってるようです。話しをする主人公。
スタンダードが怪我をした。何があった?と聞く主人公。
アパートにて。408号室。
主人公、アイリーン、スタンダード、息子ベニシオがそろっています。
アイリーンとのなれ初めを喋ってるスタンダード。パーティでナンパして速攻で息子ベニシオが出来たらしい。
街中にて。
主人公はクルマのドアを開ける道具を持っています。
で、マスタングのドアを開けてそのまま盗んでいます。エンジンはどうやってかけたのかは省略している。
→ 2011 Ford Mustang GT 5.0
屋外にて。
スタンダードと質屋強盗の打ち合わせやってる主人公。
待ち時間5分の話しをしています。
初顔のオッサンがいます。これが強要してる奴らしい。
ブランチという女が仲間だと言ってるオッサン。
スタンダードの家族に近づくなと言ってる主人公。聞いていないオッサン。
何だか上手くいきそうもない仕事です。
質屋にて。
マスタングで待機してる主人公とスタンダード。ブランチは外にいます。
出動するスタンダード。続くブランチ。
そんなとこにシャコタンのリムジンが駐車場に入る。何だか怪しい感じ。
→ 2006 Chrysler 300 C [LX]
ひたすら待つ主人公。ブランチがカネを運んできます。
スタンダードは出たとこで質屋に撃たれます。死に至る。
これまでと判断してマスタングをスタートさせる主人公。そうしたらあのリムジンも追ってきます。
マスタングとリムジンのカーチェイスになってます。
性能はリムジンの方が圧倒的にいいようです。苦戦してるマスタング。
で、一発逆転のスピンターンでリムジンをクラッシュさせてる主人公。
モーテルにて。
主人公とブランチ。
カネは入ったけどスタンダードを失った。かなりまずい状況です。
外に出る主人公。ブランチはすぐに携帯電話で連絡してる。
外でアイリーンに電話してる主人公。
息子ベニシオが出てママは警察と話しをしてるとのこと。
TVニュースでは単独犯で実害は無しとなっています。これは怪しい。
このへんでようやくクリスティナ・ヘンドリックスがブランチだと気がつく。
東ヨーロッパからの移民にマジに見えた。
戻ってる主人公。
ブランチを締め上げて雇い主のオッサン クックの正体を聞く主人公。
最初から別のクルマがカネを奪う計画だったと話すブランチ。
クックの所へ案内しろと要求する主人公。携帯電話をかけてるブランチ。
そうしたらいきなりモーテルを直接襲撃してきます。
クックの手下2人がショットガンで窓越しのブランチの頭を吹き飛ばす。
反撃する主人公は手下2人を片づける。血だらけになってる主人公。さてどうする?
ガレージにて。
携帯電話が鳴っています。主人公はシャノンが呼んだ闇医者の治療を受けています。
シャノンからクックの本名はクリスと聞く主人公。バーニー親分と話しをすると言ってるシャノン。
で、シャノンからカネにもならない仕事をやってバカだと言われてる主人公。
ここに登場している闇医者がラス・タンブリンらしい。
ストリップ小屋?にて。
ここに入る主人公。携帯電話をいじってる女の子にクリスの居場所を聞いています。
普通のハンマーを持って楽屋に乗り込む主人公。
いきなりクックを手をハンマーで潰して、実包を顔に打ち込もうとする。
これで黒幕の名前を出すクック。黒幕はニーノでした。
その辺にいるダンサーから携帯電話を渡される主人公。ニーノからです。
話しからどうやら質屋強盗の成果は100万ドルだったようです。質屋にしては巨額過ぎる。この設定は『突破口!』(1973年)の引用かもしれない。
取りに来いと言ってる主人公。
お前は素人だと行ってるニーノ。手下に誰なのか調べろと命じてる。
このへんの印象だと主人公は地道にやってるのにどんどんと深みにハマっていく話しのように思える。
アパートにて。
出かけるアイリーンと話そうとする主人公。
スタンダードの話をする。刑務所で借金を作って質屋強盗をする事情を話し謝罪する主人公。
カネはやる。一緒にやり直そうと主人公。それでは収まらないアイリーン。
エレベーターに入ります。
先客がいます。普通そうな男。しかし懐にはハンドガンがある。ここは『アンタッチャブル』(1987年) The Untouchables の引用のような感じ。この引用が出来るとはたいしたもの、何故なら説明セリフを使わずに描写しているからです。
アイリーンを後ろに下がらせている主人公。で、いきなりキスとなっています。これはビックリな展開になっています。しかもキスシーンを延々と撮っています。
キスが終わったらエレベーターの男と格闘アクションとなっています。
男の顔を踏みつぶしてる主人公。何回も踏んで頭蓋骨を粉砕しています。
エレベーターは駐車場で止まる。外に出てビックリしてるアイリーン。主人公と死体を乗せたエレベーターのドアは閉まる。
クルマで移動中の主人公。
カットインでガレージにてシャノンと打ち合わせの主人公。
何で居所がバレた?、それはシャノンがバーニー親分に話したからです。これには激怒してる主人公。どこまで話したんだと詰問する。で、シャノンにすぐにこの街を出ろと言ってます。
シャノンはカネを返せば解決すると主張するがそんなわけがない。
これは参ったなといった感じの主人公。
シャノンはこの歳になって住み慣れた街を出るのか?といった感じ。
バーニー親分とニーノです。
負傷してるクリスもいる。クリスはニーノの子分らしい。バーニー親分から喋るなとかパンクと言われてる。
あれはマフィアのカネだと言ってるバーニー親分。だからなんだとニーノ。
そんなこんなで主人公とシャノンを始末することになります。
その前に役立たずのクリスを始末してるバーニー親分。その辺の物を使って始末してるのが何となく凄い。
ニーノにあとは始末は任せるとバーニー親分。
血がついた上着のまま歩いてる主人公。大丈夫なのか?
どうやら撮影所内らしい。それなら大丈夫だ。
特殊メイクのトレーラーに入っています。ゴムマスクを調達してる。
ガレージにて。
ずらかろうとするシャノンですがバーニー親分がいました。
バーニー親分に腕を切り裂かれるシャノン。これで出血多量で死ぬと宣告してるバーニー親分。
バーニー親分の自宅にて。
シャノンを始末する時に使ったかみそりをケースにしまっています。
ケースにはナイフ等も入っています。
ガレージにて。
主人公が来ます。死体になったシャノンを見つけます。一応クビに手を当てています。脈を計ってるのか顔を見てるかハッキリしない。
ここでバックに歌が入っています。この作品は所々で歌が入ってます。
クルマのトランクから大きめのバッグをとり出してる主人公。これが100万ドルらしい。
ニーノ・ピザにて。
駐車場にクルマを入れて見張ってる主人公。で、マスクをして店の出入口から中を伺っています。
クルマで出かけるニーノを尾行する主人公。
適当なとこでクルマを追突しぶつけてとめる。
一息ついたとこでいきなりニーノのクルマ横からぶつけて崖下に転落させる主人公。
灯台が近くにあるのか灯台のライトが回って照らす。
海岸でニーノを片づける主人公。
主人公は電話でサソリとカエルの話しになっています。
ニーノは川を渡れなかった・・・
どうやらバーニー親分と話してるようです。レストラン 万里の長城でサシで会おうとなります。もう終わりにしよう。
そうはならないと思える。
クルマで移動中の主人公。
カットインでアイリーンに電話してます。
お別れの挨拶になってる主人公、ありがとうと言ってます。
レストラン 万里の長城にて。
相変わらず血のついたまま上着のままの主人公がやってきます。ホトンド亡霊のような感じの主人公。
マジでサシでバーニー親分と会っている主人公。
カネを渡せば女は殺さないと主張してるバーニー親分。全く信用出来ない。
ところでフラグとは要するに伏線のことでしょう。少し違うと思うけど。まあ同じだ。
何故わざわざフラグと言う。単にゲームからの引用だけか。
伏線は時間的に前に出現するけど、フラグはその場に出現するのか。そんな感じに思える。
屋外の駐車場にて。どこだ?
このシーンもレストランからセリフでリードしてのカットインになっています。もしかしてフラッシュフォワードなのか?と思えます。
クルマのトランクからバッグをとり出す主人公。いきなりナイフで刺すバーニー親分。
反撃してるバーニーを親分を刺す主人公。どうやら相討ちらしい。
クルマ内にて。
腹から血を流し呆然としてる主人公。死んではいない。
そうなるともしかして防弾チョッキに血の袋なのかと思えます。映画の仕事をしていたし・・・。
アパートにて。
主人公の405号室のドアをノックするアイリーン。ドアは閉まったまま反応はない。
何だかキャリー・マリガンは不幸そうなのでこのキャラが合っています
で、歌が入ってます。
夜の道路をクルマで移動中の主人公。
最後まで主人公が生き延びたのか、死んで亡霊になったのかをハッキリとはせず余韻をもたせています。
エンドとなります。
そんなわけで風変わりなアクションのよい作品でした。
この作品はフィルム・ノワールに入ると思える。
他のカーアクションで、
スティーブ・マックィーン主演、1968年型マスタング・ファストバック390GT対1968年型ダッジ・チャージャーR/Tの元祖カーアクション『ブリット』(1968年)
イタリアのミラノを舞台に英国車ミニが主役の犯罪コメディ『ミニミニ大作戦』1969年版もお勧めです。普通のクルマとしてルパン三世の愛車フィアット500がたくさん出ています。
ダッジ・チャレンジャーがひたすら走る『バニシング・ポイント』(1971年)
タンクローリーに追われるよりクルマを降りた時に恥をかいてるのがヒドイ状態の『激突!』(1971年)
スタントドライバーが『バニシング・ポイント』(1971年)と同じ人が担当しているのでカーアクションが何となく似ている『ゲッタウェイ』(1972年)
『フレンチコネクション』(1971年)のカースタントのスタッフが作った実は続編の『重犯罪特捜班 ザ・セブン・アップス』(1973年)
1968年型シボレー・インパラと1969年型ダッジ・チャージャーR/Tが走る『ダーティ・メリー クレイジー・ラリー』(1974年)
本編はイマイチですが色々なクルマが走ってる『激走!5000キロ』(1976年)
オカルト・カーアクションの『ザ・カー』(1977年)
シボレーのトラックがカーアクションする『ザ・ドライバー』(1978年)
バイクはカワサキZ1000でクルマはOHV V8エンジンの『マッドマックス』(1979年)
マツダのサバンナRX-7とコスモAPのカーアクションがある『太陽を盗んだ男』(1979年)
赤いBMWが走りまくる『ザ・チェイス』(1994年)
無難なリメイクになっている『バニシング・ポイント』(1996年)
スピードは文句ないけどエンジン音が物足りない『RONIN』(1998年)
1950年代のキャデラックが出てる不条理ホラー『ジーパーズ・クリーパーズ』(2001年)
プリマス・バラクーダとキャデラック・エルドラドが対決する『ハイウェイマン』(2003年)
日本の新しめのクルマが走りまくる『ワイルド・スピードX2』(2003年)
会話シーンの合間にクルマが走る『デス・プルーフ』(2007年)
TVシリーズ『マッハGoGoGo』(1967年)の映画版にしては微妙な出来で、カーアクションとしても微妙な『スピード・レーサー』(2008年)
等々の感想があります。
ところで多くのカーアクションを見ていたらOHV V8エンジンはアメリカ人の魂なのではと思えてきます。
マジでそのように思えます。
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