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2013.02.09

『ブレイキング・ニュース』

この作品は、ジョニー・トー監督、ケリー・チャン他主演のメディア合戦を扱ったサスペンスアクションのようです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。

2004年 Media Asia Films/China Film Group/Milky Way Image Company 香港=中国作品
ランニング・タイム◆91分
原題◆Daai si gin
プロット◆メディア合戦の話しから男のプライドを賭けた話しになっています。
音楽◆ベン・チャン/チュン・チーウィン

タキ・コーポレーション発売のDVDにて。
画質は普通です。
スクイーズ収録のフル表示。
画面サイズはワイド。上下に黒味あり。
音声はドルビーデジタル5.1ch

キャスト
ケリー・チャン→冷静なレベッカ・フォン警視
サイモン・ヤム→ウォン副総監
チョン・シウファイ→レベッカを補佐するエリック
マギー・シュー→広報担当のグレース
ニック・チョン→熱血のチョン警部補
チョン・シウファイ→チョン警部補の相棒 メガネのオッサン ホイ
リッチー・レン→強盗団リーダー ユアン
ディン・ハイフェン→強盗団のロン
リー・ハイタオ→強盗団のチュン
ユウ・ヨン→殺し屋のチュン
不明→殺し屋チュンの相棒ワン
ラム・シュー→人質のタクシー運転手のイップ
子供役の子役が2人


ジョニー・トー監督の演出はよいと思います。
全体的に緊張感があります。
メディア合戦の話しから男のプライドを賭けた話しになっています。途中から違う話しに変わっています。これは香港作品にはよくあることのようです。

移動するカメラですが人物のショットサイズが終始変わらず。
これか移動するカメラの基本なんです。上手いじゃん。


キャストで、
ユアンを演じるリッチー・レンは短髪の細面。若い頃の高倉健のような感じ。そうなると結末は『新幹線大爆破』(1975年)のようになるのか?
チョンを演じるディン・ハイフェンは長髪にヒゲ。浅野忠信にソックリ。
他のキャストもよかった。


ギャガ・USEN
『七人のマッハ!!!!!!!』(2004年)の予告編
タキ・コーポレーションのタイトル

タイトル
Media Asia Films
China Film Group
Milky Way Image Company

アジトにて。
手下達が待ってるとこにユアン兄貴がやってきます。強盗団のリーダーらしい。
合計5人の強盗団です。
アパートの窓にカメラが入りまた出てきて動き回ってます。これがこの作品の売りの長回しでクレーンを使っていてまるで溝口健二監督作品のようです。

アジト付近にて。
チョン警部補がクルマで待機中。
メガネのオッサン ホイが相棒で運転手をやってる。

強盗団が外に出てきたとこをお巡り2人にクルマを止められる。
一方通行を逆侵入してるとか。
で、お巡りがクルマの中の袋は何だと言ったらいきなり撃つ強盗団。
待機していたチョン警部補一行も応戦して猛烈な撃ち合いになっています。
どうやらあたりには私服刑事もいるようです。
双方とも自動小銃まで用意しています。
カメラは動き回っています。クレーン撮影がいい。
警察の応援が到着するが撃たれまくりクルマを取られて逃げられます。
双方撃ちまくりですが意外と当たらない。

クルマで逃げてる強盗団。
交通事故現場を通りがかる。TV中継をやっています。
チョン警部補一行が追いつく。逃げたクルマには誰もいない。血の跡があります。
また撃ち合いになっています。普通に歩きながら撃ってる強盗団。
強盗に対して降参したお巡りが撃たれています。これがTV中継されます。

クルマですが結構日本車が多い。
強盗団の止められたクルマはニッサン・サニー。
チョン警部補のクルマはホンダ・アコード。
その辺に止まってる関係ないクルマはトヨタ・ハイエース。
で、救急車でズラかる強盗団。

ブレイキング・ニュース=臨時ニュースが流れています。
降参したお巡りや強盗団に逃げられたことが放映され警察の評判は地に落ちます。

その対策会議になります。
犯罪率は低い。必ず逮捕します。と意気込んでる警察上層部。
で、レベッカ警視がマスコミを使って警察の評判を回復させると主張する。

チョン警部補一行がクルマで移動中。
腹が減って屋台の焼き芋を食っています。
チョン警部補は偉そう。メガネのオッサンはホトンド付き人状態です。
この捜査課一行はもう強盗団担当から降ろされてるようですが勝手に捜査しています。

捜査課一行が見当をつけたビルに入っています。
踏み込んだところはもう空っぽでした。線香3本があがってる。
この手入れは空振りに終わります。

ロケの風景がいい。
香港ビル街がきれいに撮れています。何だか『攻殻機動隊』(1995年)のようです。
やっぱり香港は土地が貴重なのでビルばっかりです。

捜査のモンタージュとなります。
張り込みしながらクルマ内で飯を食うチョン警部補。
不動産屋に聞き込みをする部下達。

強盗団は死んだ仲間のために線香をあげる。
強盗団の方もカネはとれずに撃ち合いをして顔も割れたしまった。どうする?となっています。
リーダーのユアンがこれからどうするかを説明しています。
逃走中だと思われてるから裏をかいて今すぐに強盗を決行するとなっています。

不動産屋の聞き込みから怪しいアパートに入る捜査課一行。
レベッカ警視に一応連絡を入れてます。

そうなると警察は強盗団の逮捕劇をTV中継して警察の信用回復をするとなります。
映像はメディアに提供するもちろん編集して効果音も入れる。そんな方針です。
捜査課の動きを監視してる別の警察の張り込みがレベッカ警視に連絡する。
警察が総出動になります。

ビルの前にて。
捜査課が強盗団の1人ロンと対峙する。
いきなり撃ち合いになっています。強盗団の男はズラかります。
そんなわけで捜査課一行はもう始めています。

総出動の警察は街中を移動してパレード状態。

無線で連絡してるロン。連絡しながら動いています。
そんな感じでこの手入れはもう失敗しそうです。さてどうなる?

警察のパレードは強盗団がいるビルに到着する。
現場はやじ馬が凄い。カメラやビデオを持っています。

アジトの部屋に入る捜査課一行。
七輪に手榴弾がセットしてあります。慌てて避難するが大爆発します。
してやったりといった感じの移動中の強盗団。

アパートの窓から煙が出ています。
で、このアパートには別の殺し屋コンビが潜伏しています。これは偶然です。

捜査課一行ですが爆発での死亡者は出ていない。
メガネのオッサン ホイも無事です。

ビルの外ではTV中継で実況をやっています。爆発していますと実況中。

指令車にて。
グレース広報担当が到着する。、ヨン警視長という名も出ている。
メディア戦略を進めてるレベッカ警視。
捜査活動の映像を配信する開かれた警察ということらしい。もちろん編集して効果音もつける。

アパート内にて。
男2人が移動中。ヤクザみたいな中年の殺し屋コンビ。

強盗団の方はアパートの1室に侵入しています。オヤジに子供2人。
強盗団リーダー ユアンと手下のチュンの2人。しばらく隠れると言ってます。

警察はアパートを捜索中です。
ビルの外では避難した一般市民がTVレポーターに警察の対応はよかったですか?とか聞かれてます。

ユアンは携帯電話のロムを入れ替えています。そうするとどうなる?。

別に逃げてる強盗団2人に携帯電話がかかる。
その呼び出し音を聞いたチョン警部補。いきなり撃ち合いになっています。
そんな感じで捜査課が全然指令通りに動いていない。レベッカ警視はどうする?

ユアンは無線は使わずに携帯電話にしろと連絡する。
ロムを入れ替えて番号を変えながら携帯電話を使えと言ってます。携帯電話のロムを変えれば電話番号が変わるようです。

指令車にて。
携帯電話を盗聴しようとするが本数が多過ぎて追い切れないとなってます。

人質の部屋にて。
固定電話が鳴っています。これは大変。
オヤジに電話をとらせるユアン。
オヤジの叔母からです。子供は無事なのかと聞いてる。余計なお世話だと電話を切ってるオヤジ。それでいいようです。

怪しそうな2人が見つかっています。これが殺し屋コンビです。
撃ち合いになっています。
ここはスプリットスクリーンを使用。これはいい。
プロパンガスのボンベを警察に向けて転がしています。それを撃つ、爆発しています。
そんなこんなで追われてる殺し屋コンビが逃げこんだ部屋にはもう先客の強盗団2人がいました。これも偶然です。

指令車にて。
容疑者が4人 8階とメモしてるレベッカ警視。9階にも容疑者が2人いるとメモ。

人質の部屋にて。
この部屋ですが何故かサッカー選手ベッカムのポスターが貼ってあります。
人質のオヤジの名前はイップ。見た目はロクデナシで実際にそのようです。
殺し屋コンビに手を組もうと言ってるユアン。嫌なら出てけとなっています。
強盗団の残り2人はまだアパートのどこかにいる。

記者会見してるレベッカ警視。
警察の都合のいいことを主張しています。解決は時間の問題だとしています。

アパートにて。
捜査課一行は強盗団の残り2人と撃ち合いになっています。

指令車にて。
人質は夜間タクシーの運転手と子供2人とわかります。
となるとどこの部屋なのかもわかってるはずです。

何だかまずいことがおこったようです。
人質の部屋のコンピューターからインターネット経由でマスメディアに画像が送られたようです。
そんな感じでメディア合戦になっています。
マスメディアや世論から批判で出ているとレベッカ警視の作戦の状況が悪くなっています。それでどうする。

広報担当のグレースが記者会見して適当にごまかしています。
都合が悪くなると他の話題を投入にして話しをそらす。これは現実の日本でやっています。
ラジオの有名評論家からの質問も適当にごまかす。

人質のコンピューターに侵入して情報をゲットして連絡をとろうとします。
レベッカ・フォン警視ですとちゃんと名乗ってUSBカメラで顔も見せています。
ユアンはUSBカメラを横に向けて関係ないマスコットを見せてる。

有名スターを動員させて警察ヨイショの談話でごまかしている警察側。
芸能人は河原乞食なのでそんなものです。この点は日本の芸能人の河原乞食ぶりの方が進んでいます。

人質の部屋にて。
中年コンビの殺し屋チュンの相棒の名前がワンとようやくわかる。
食事にしようと人質に作らせようとするがロクデナシのオヤジはどうやら料理したことがないようです。いつも作ってるからと子供がやると言ってます。

そんなこんなで成り行きで強盗団ユアンと殺し屋チャンが一緒に料理しています。
ここをていねいに撮っています。このような描写はジョニー・トー監督の特徴らしい。面白い。

強盗団2人、殺し屋2人、人質3人で食事になっています。
ここの映像をインターネットで送っています。開かれたハイジャック事件ということか?

捜査課一行はまだ強盗団の残り2人を追っています。
で、味方同士で鉢合わせになっています。よくハンドガンが暴発しなかったものです。
そうなる強盗団の残り2人が消えてしまったわけです。

とっておきの酒を出してるタクシー運転手。
乾杯しようとすると子供が悪人とは乾杯しないと駄々をこねています。

警察側も対抗して警察官達とマスメディア側に豪華な弁当を手配しています。
これでマスメディアの受けをよくしています。

捜査課一行は階段で一休みしています。
全くの別行動なので当然豪華な弁当は届いていない。

警察側他は色々なネタを投入しています。
撃たれて死んだ警官の家族。降伏して撃たれて負傷した警官も出す。
これを見ている人質の部屋のTVは日立製ブラウン管TV。

この辺の印象は普通のアクションかと思ってたらメディア合戦ドラマになっていて予想とは全く違うのでビックリといったところ。

特殊部隊が人質の部屋に突入する配置についています。
特殊部隊にじゃまにされてる捜査課一行。それでもチョン警部補はやる気満々。

強盗団の残り2人はビルの外に隠れています。携帯電話を使う。
ロンがリーダーのユアンに特殊部隊が接近してると連絡しています。

そんなとこで人質の部屋がある8階から人がぶら下がってるとわかります。
どうやら人質のタクシー運転手が子供2人を見捨てて自分だけ脱出してるらしい。
やっぱり見た目通りにのロクデナシだったようです。

そんなわけで特殊部隊を撤退させています。
脱出しようとしたオヤジですが引っ張り上げられてまた人質になっています。
当然命乞いをしてるオヤジ。
引っ張り上げると時に殺し屋チュンが狙撃班がいるから危険だと忠告するが強盗団ユアンはTV中継されてるから撃たないと踏んでいます。それでもカーテンで顔を見えなくしてます。

殺し屋チュンは投降しようと言ってます。
強盗団ユアンはまだ手があると言ってます。

レベッカ警視は自分の勘でハイジャック犯達が逃げると判断して特殊部隊に突入を指示しています。

特殊部隊が接近すると部屋から毛布を被り手榴弾をぶら下げた人質が出てきます。
そのまま移動しています。これで特殊部隊は手が出せない。
この毛布の塊は2つ存在しています。他にも人質がいたのか?

捜査課一行は下の階だと移動しています。
毛布の塊の反対側に這って移動してる強盗団がいます。

アパート内の通路では撃ち合いになっています。
捜査課と強盗団。それに特殊部隊も参加してくる。
撃ち合いをしてるのはそれぞれのリーダーを除いた強盗団3人と殺し屋の相棒ワン。
警察側に撃たれています。

殺し屋と強盗団のリーダー2人をエレベーターホールに侵入しようとしています。

チョン警部補が強盗団ロンを片づけています。これで殺し屋の相棒と強盗団の手下達は全滅しています。
残るそれぞれのリーダー2人のみ。

アパートの外に毛布の塊が2つ出ています。
中味はマジで人質でした。タクシー運転手親子と他の人質達。

エレベーターホールの下で小細工してる強盗団のユアン。
ここでそれぞれの仕事内容の情報を知ります。
チョン警部補もエレベーターホールを侵入しています。
エレベーターホールを横からの断面図の全景を見せています。面白いショットです。
撃ちながらチョン警部補は殺し屋チュン、強盗団ユアンの会話にもなっています。

スプリットスクリーンを使ってます。
そんなとこでユアンの仕掛けた爆弾が爆発します。
上にいたので爆風を食らってるチョン警部補。死んでいません。

警察側は原稿を渡されたエリックが記者会見をやっています。
そんなとこでまた爆発があります。原稿通りではなくなったので記者会見を打ち切るエリック。

アパート内の現場付近に来てロンの死体が握りしめてる携帯電話を見つけるレベッカ警視。
携帯電話から聞こえる音を聞いて尾行しています。

殺し屋と強盗団のリーダー2人はどうやら爆弾で大穴を開けてそこからビルの外に脱出したようです。

携帯電話から横断歩道の目に不自由な人用のアラーム音が聞こえています。
レベッカ警視は横断歩道にいる人達の中のユアンを発見します。
チョン警部補がしつこく追跡をしています。

いきなり逃げるユアン。追うレベッカ警視とチョン警部補。
クルマと衝突してるチョン警部補。これで追うのはレベッカ警視だけになります。

いよいよユアンと対峙しているレベッカ警視ですがアッサリと捕まってる。
近くには小型バスとバイクがあります。

ユアンはバスジャックしてレベッカ警視を人質にして走行中になります。
チョン警部補はバイクで追跡しています。しつこい。いきなり撃ってる。

投降しなさいとユアンを説得してるレベッカ警視。
ついにチョン警部補のバイクが転倒しています。
このへんはバスの中をカメラがワンショットの長回しでグルグルと回っています。面白い撮り方です。『トゥモロー・ワールド』(2006年)みたいだと思ったが、この作品の方が早かった。

ユアンはレベッカ警視に手錠をかけて自分とつなぎます。
これでバスを降りて徒歩で移動する。

ユアンとレベッカ警視ですがいよいよ警察側に取り囲まれています。
このへんもまたクレーン撮影でカメラが移動しています。
まだ追ってるチョン警部補。非常にしつこい。
どうやらここは殺し屋チュンの標的がいるところらしい。
殺し屋の代わりに標的を撃つユアンですが失敗する。
チョン警部補に撃たれるユアン。
レベッカ警視にハンドガンを向けたまま手を上げろと言ってるユアン。
そんなこんなで退場になっているユアン。

記者会見にて。
レベッカ警視は捜査課のチョン警部補をヒーローに仕立て上げるようです。

TVニュースにて。
現金輸送車襲撃が発生。強盗団の手口と酷似。襲撃は失敗、実行犯は死亡。
実行犯は殺し屋チュンでした。
どうやら互いに仕事を交換したらしい。2人とも仕事に失敗はしたけど自分達のブライドは守られたわけです。
エンドとなります。


そんなわけで途中から話しが変わるけどよい作品でした。


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