Hollywood Express #505◆2013.02.09(土)
映画紹介番組のHollywood Expressの感想です。BS193 WOWOWにて。
なおこの文はネタバレ全開となっています。
◆news flash
◆『アルゴ』 Argo (2012) のベン・アフレックはアカデミー賞では監督賞ノミネートされていないがその他の監督賞は総なめににしている話題。インタビューのベン・アフレックはアカデミー賞の審査員達にイヤミを言っています。私はそう聞こえます。でもアカデミー賞の審査員達の見方は結果的には正しくなるでしょう。そのうちベン・アフレックもケビン・コスナーみたいになると思えるから。
◆『リンカーン』 Lincoln (2012) のダニエル・デイ=ルイスはSAG主演男優賞もゲット。アカデミー主演男優賞も間違いなさそうな勢いの話題。インタビューでリンカーン役についてレオナルド・ディカプリオからアドバイスをもらったとか。そういえば共演作品『ギャング・オブ・ニューヨーク』 Gangs of New York (2002) がありました。
◆『スター・トレック・イントゥー・ダークネス』 Star Trek Into Darkness (2013) のJ・J・エイブラムス監督がスターウォーズシリーズ最新作 Star Wars: Episode VII (2015) の監督が決まった話題。映画監督というより映画商売人のジョージ・ルーカスが監督するよりは出来がよくなると思えます。
◆ jOBS (2013) の話題。アシュトン・カッチャーがスティーブ・ジョブズを演じています。この作品は典型的な本家作品が公開する前に撮って公開するパターンのようです。ハイライトシーンだけで何だか平板でダメそうな感じがにじみ出ています。なおスティーブ・ジョブズの相棒スティーブ・ウォズニアック本人はこの作品は事実とは違うと言ってます。これはダメだな。
◆red carpet
◆ Warm Bodies (2013) のプレミアの風景。ジョナサン・レビン監督 ニコラス・ホルト、テレサ・パーマーのインタビューがあります。カタカナ表記テリーサ・パーマーはやっぱりおかしい。
◆inside look
◆『バレット』 Bullet to the Head (2012) のメイキング。シルベスター・スタローンのインタビューがあります。ワーナー製作でアメリカでも一応劇場公開するようです。ビデオ直行なのかと思っていました。ヤケに中国系のキャラが出ています。そうなると製作費が中国系なのか、中国向けに稼ごうとしてるのかは不明。女優さんは誰が出てる?→サラ・シャイとWeronika Rosatiが出てるようです。
◆ Stand Up Guys (2012) のメイキング。アル・パチーノ、クリストファー・ウォーケン主演の老人コンビが活躍する犯罪コメディのようです。あと誰が出てると思ったらアラン・アーキンでした。これはまた豪華なキャスティングです。クリストファー・ウォーケンのインタビューがありますがそれにしても老けた。ハイライトシーンでは社会復帰でまずクルマのエンジンの始動方法からやっています。アル・パチーノはインタビューでは1970年代を彷彿させる作品だと言ってます。
◆Hollywood gossip
◆テイ・ディグスが奥さんのたイディナ・メンゼルと帰宅した時に泥棒を捕まえた話題。テイ・ディグス?、誰だか知らないと思ったら知ってます。以前のカタカナ表記のタイン・ディッグスのことです。だからカタカナ表記にはこまるんです。『go』(1999年)とか『リベリオン』(2002年)でおなじみです。『TATARI タタリ』(1999年)も見ています。
◆new releases
◆ Identity Thief (2013) セス・ゴードン監督、ジェイソン・ベイトマン、メリッサ・マッカーシー主演のコメディのようです。メリッサ・マッカーシーにクレジットカードのIDを騙られたジェイソン・ベイトマンが悪戦苦闘する話しのようです。で、そのあとは何だか2人して借金取りに追われています。
◆ Side Effects (2013) スティーブン・ソダーバーグ監督、ジュード・ロウ、ルーニー・マーラ、チャニング・テイタム主演のサスペンスのようです。相変わらず豪華キャストです。
◆weekend boxoffice top10
◆10位が『リンカーン』 Lincoln (2012) スティーブン・スピルバーグ監督、ダニエル・デイ=ルイス、サリー・フィールド主演のリンカーン大統領の実録ドラマのようです。興行収益totalが1億7070万ドル。アカデミー賞効果でtop10に戻ったそうです。
◆9位が『レ・ミゼラブル』 Les Misérables (2012) トム・フーパー監督、ヒュー・ジャックマン、ラッセル・クロウ、アン・ハサウェイ、サマンサ・バークス主演の有名な原作を全編を歌で通す形式にした舞台版ミュージカルの映画版。興行収益totalが1億4150万ドル。
◆8位が『ジャンゴ 繋がれざる者』 Django Unchained (2012) クエンティン・タランティーノ監督、ジェイミー・フォックス、クリストフ・ヴァルツ、ケリー・ワシントン、レオナルド・ディカプリオ、サミュエル・L・ジャクソン主演のウエスタン。興行収益totalが1億5090万ドル。サミュエル・L・ジャクソンが黒幕の役らしい。
◆7位が『Parker/パーカー』 Parker (2013) テイラー・ハックフォード監督、ジェイソン・ステイサム、ジェニファー・ロペス主演のリメイクアクション3作目のようです。興行収益totalが1250万ドル。やっぱりウッディ・ハレルソンにそっくりなジェイソン・ステイサム。もしかしたらこれが致命的なダメージになるかもしれない。
◆6位が Bullet to the Head (2012) ウォルター・ヒル監督、シルベスター・スタローン、サン・カン、クリスチャン・スレーター、サラ・シャヒ主演のスタローンのオレ様アクションのようです。相棒を殺されてアジア系の相棒と復讐する話しらしい。ちゃんとアメリカでも劇場公開されてるようです。興行収益totalが450万ドル。
◆5位が『ゼロ・ダーク・サーティ』 Zero Dark Thirty (2012) キャスリン・ビグロー監督、ジェシカ・チャステイン、テイラー・キニー、ジェイソン・クラーク主演のアメリカがオサマ・ビンラディンを片づけるアメリカ万歳アクションのようです。アメリカ様もいいかげんにせんかいと思う。興行収益totalが7760万ドル。ところでビンラディンの存在そのものが怪しくているかいないかわからんのです。存在すると主張したのはアメリカだけだったし。
◆4位が Mama (2013) アンディ・ムシェット監督、ジェシカ・チャステイン、ニコライ・コスター=ワルドー主演のオカルトホラーらしい。興行収益totalが5810万ドル。
◆3位が『世界にひとつのプレイブック』 Silver Linings Playbook (2012) デビッド・O・ラッセル監督、ブラッドリー・クーパー、ジェニファー・ローレンス、ロバート・デ・ニーロ主演の人間ドラマ。興行収益totalが8000万ドル。プレイブックってアメフト用語なのでは?とようやく気がついた。
◆2以がHansel & Gretel: Witch Hunters (2013) トミー・ウィルコラ監督、ジェレミー・レナー、ジェマ・アータートン主演のグリム童話アクションのようです。またハリウッドスタイルのヘンゼルとグレーテルがどこかに行ってしまった適当なアクションのようです。興行収益totalが3460万ドル。今週のハイライトにはファムケ・ヤンセンが出ています。やっぱり魔女役なんだ。
◆1位が Warm Bodies (2013) ジョナサン・レビン監督 ニコラス・ホルト、テレサ・パーマー主演のゾンビ・コメディらしい。ゾンビと恋に落ちたヒロインの話しでロマンティック・コメディのバリエーションといった感じです。興行収益totalが2030万ドル。日本国内で公開予定もあるようです。今週のハイライトではゾンビのモノローグが入っています。そうなるとフィルム・ノワールも入ってるのか?と思える。
◆ending
◆ Jon Bon Jovi's “ Not Running Anymore” from “ Stand Up Guys ”
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