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2013.01.20

『女は二度生まれる』

この作品は、川島雄三監督、若尾文子主演のメロドラマのようです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。

1961年 大映 日本作品
ランニング・タイム◆99分
原題◆おんなはにどうまれる
プロット◆ある芸者が流れ流される話しのようです。
音楽◆池野成

スカイパーフェクTV 日本映画専門チャンネルにて。
画質はまあまあ。
スクイーズ収録のフル表示。上下左右黒味あり。
画面サイズはワイド。HDズームで上下に黒味あり。
音声はドルビーデジタル 2.0ch

キャスト
若尾文子→芸者の小えん/本名 友子
藤巻潤→学生の牧純一郎
フランキー堺→板前の野崎文夫
山村聡→一級建築士の旦那 筒井清正
山茶花究→別の旦那 矢島賢造

山岡久乃→筒井清正の本妻
高野通子→筒井清正の出来た娘
村田扶実子→おかみさんのお高
村田知栄子→お勢
倉田マユミ→アル中の芸者 吟子
江波杏子→大学生の山脇里子
山中和子→君代
山内敬子→とき哉
目黒幸子→小吉
耕田久鯉子→佐助
花井弘子→矢の字
八潮悠子→芸者からバーチ転職した桃千代
三保まり子→鶴子
紺野ユカ→木村信子
穂高のり子→ホテルにいた園子
平井岐代子→寿美吉
竹里光子→戸むらの女中
村井千恵子→和子
仁木多鶴子→野崎の妻

高見国一→工員の泉山孝平
菅原通済→島崎
潮万太郎→大工頭の桜田
中条静夫→田中
上田吉二郎→猪谷先生
中田勉→呉服屋
大山健二→部長
酒井三郎→アパート管理人

川島雄三監督の演出はよいと思います。
全体的に普通のメロドラマになっています。


大映のタイトル
プロローグ
ある一室にて。
一級建築士の旦那 筒井清正と芸者の小えん。
布団のこと等で何てことがないお喋りをしています。
名刺を下さいと言ってる小えん。一級建築士なのと感心しています。
この芸者置屋は靖国神社の太鼓が聞こえる場所らしい。毎朝5時に鳴ってるらしい。

タイトル『女は二度生まれる』が入ります。

靖国神社にて。風景が描写されています。

風呂帰りにアイスキャンディを買ってる芸者3人。

芸者置屋にて。
芸者やめてバーに商売替えする人と話しをしてる小えん。
話し相手の名前がわからん。

宴会にて。
三味線の伴奏で歌ってるオッサンが旦那。そのおつき合いの板前がいます。
ここで知り合う小えんと板前の野崎文夫。

置屋にて。
酔っぱらって暴れてる吟子が目立ちます。おかみさんと口論になっています。
他の面々はいつもことだとあまり気にしていない。

一室にて。
板前の野崎文夫と子えん。
野崎文夫は旦那に呼ばれて嫌々来たようです。ということはここのカネも旦那が出したとなります。
恋人同士なら別に構わないという話しになっています。
いまに店を持つと言ってる野崎文夫。
お喋りをして電気を消して障子を閉めて商売となったようです。

高級車が走行中。
違う旦那の矢島賢造と子えん。箱根辺りに向かうようです。有料道路を走っています。
矢島賢造をパパさんと呼んでいる子えん。

ホテルにて。
殿方ローマ風呂、御婦人ギリシャ風呂、そんな表示があります。
女風呂をの覗きをしてる矢島賢造は知り合いの園子と会います。で、こっちに乗り換える矢島賢造。
適当なことを言って入浴してた子えんを置き去りにしています。1人で泊まって1人で帰れと言われてる子えん。

靖国神社にて。
学生と会ってる小えん。学生ですがここに用事があるとのこと。
英語の靖国神社を説明してる看板を訳してる学生。
靖国神社は1869年に出来た。随分と最近です。そもそも戦争する都合の神社で兵隊が死んでも遺族を納得させるための機関なのです。

小えんと学生は色々と話し込んでいます。
坂下の九段会館でアルバイトをしてる学生。
もう卒業するのでお別れでという話しになる。名前は牧純一郎。
小えんの本名は磯部友子。両親は空襲で亡くなった。
アッサリと別れています。

靖国通りにて。
クルマですが凄く小さな変なクルマが走っています。何だかわからん。

芸者置屋にて。
着物のセールスが来ています。
そんなとこに小えんが帰ってきます。電話です。嫌な客がいて相手をしてくれとなります。

そのお客は上田吉二郎でした。そりゃ嫌な客だ。
上田吉二郎は電話で大声で喋ってまます。戦争遺族相手に商売に励んでるようです。
お相手をしてる小えん。こっちも商売をやってます。

街中にて。
矢島賢造と小えん。パパさんにすし屋に行こうと言ってる小えん。

すし屋にて。
パパさんがトイレに行った隙に話し込んでる小えんと野崎文夫。

芸者置屋にて。
小えんは留守番をしています。
おかみさんと芸者が帰宅してニの酉の話しを聞いて出かける小えん。

すし屋にて。
音楽ですが何故かクラシックの『運命』が流れています。意味がわからん。
ここに来てる小えん。
吉原がなくなった話しから自家発電の話になっています。下ネタを大声で喋ってる小えん。まわりの人達に注目されてます。
野崎文夫にニの酉に行こうと言ってます。ぎこちなく相手してる野崎文夫。

酉の市にて。
大混雑しています。小えんと野崎文夫。
誰かがお尻に触るのがいると言ってる小えん。
そんなこんなで上野にしけこむ2人のようです。

タクシーで帰宅してる小えん。
そんなところに学生の牧純一郎が来ています。隠れてる小えん。
で、学生が去ったら出て見ている小えんです。

芸者置屋にて。
戸村さんが刺された話しからおかみさんと小えんが参考人で警察に呼ばれている。
吟子は私は密告していないと主張するが誰も信じない。そんなわけで死んでやると大騒ぎしてる吟子
それにしても戸村さんって誰?。

靖国神社にて。
おかみさんは死んで軍神になった旦那に祈ってます。警察沙汰が無事にすみますようにと祈っています。

バーにて。
小えんはここに勤めています。和服のホステスです。本名の友子になっているようです。
この前の騒ぎで芸者から転職した桃千代と話してる友子。

芸者の時の客、一級建築士 筒井清正が来ています。大工頭の桜田が一緒にいます。
個室へ移動しています。
筒井清正に係累はいるのかと聞かれています。係累の意味がわからん小えん。
小えんの両親は空襲で死んだ。それから親類を頼って田舎に行ったとか。
それから筒井清正とダンスしてる友子。

映画館にて。
若いアンちゃんが登場。映画のキップを買ってくれと友子に言ってます。
このアンちゃんは旋盤の工員だと称してます。中学を出て月島で工員をやってるとのこと。泉山孝平と名乗る。
キップを買ってる友子。売ったアンちゃんもついてきて一緒に映画を見ています。

アパートにて。
大学生の山脇里子は話をしてる友子。
何故かペッティングについて話し込んでいます。そんなの予告編だけの映画みたいと評する友子。
そんなとこに旦那の筒井清正が来ます。里子は部屋から出る。
どうやら友子は筒井清正の妾、二号にになったようです。そうなるとバー勤めも辞めてるはずです。
このアパートも旦那に買ってもらったらしい。妾は初めてだと言ってる友子。
浮気なんかするんじゃないぞと言ってる旦那。
ただの妾ではなく何か芸を仕込んで自立させるのが目標らしい。たいしたヒギンズ教授ぶりです。演じるのが山村聡なんで妙に説得力があります。
段々と一人で説教が盛り上がっている旦那。友子に随分とひどいことを言ってます。
泣いてる友子を慰めてる旦那。その後は・・・

船が出てきます。隅田川の渡し?
工員の泉山孝平と友子。山に行きたいと言ってる泉山孝平。

ご休憩にて。
泉山孝平と食事をしてそのまま一発やってる友子。
一応遊びなのよと言ってる。

アパートにて。
帰宅する友子。旦那がいます。酔っぱらってる。
いきなり友子を殴って匕首を畳に突き刺してる旦那。
ご休憩に入るとこを桜田が見てて旦那に御注進してバレたらしい。
説教されて泣いてる友子。旦那から見損なったと言われています。
もうやるなと言ってる旦那。で、盛り上がってまだこの関係は続くようです。

帰宅する旦那。
まだ匕首は畳に突き刺さっています。これを見てる友子。

小唄を習ってる友子。
これで芸で身を立てるようになるのか?

アパートにて。
旦那が来ています。
食事の準備をしながら小唄を披露してる友子。ご機嫌の旦那。
食事は焼き肉です。

街中にて。
クルマの別の旦那 矢島賢造から話しかられる友子。
何てことがない会話です。二号さんなのかと言われています。
すぐに別れます。

アパートにて。
住人の雰囲気がおかしい。友子の部屋のドアに妾とか二号と大きく書かれています。

管理人のオッサンと話してる友子。
旦那の本妻がやって来たらしい。ひどいことを言ってたと伝える管理人。
次は里子に愚痴をこぼしてる友子。

小唄教室にて。
小唄を披露してる友子。まずまずの出来と反応だったようです。
そんなとこに電話です。桜田から先生=旦那が血を吐いて入院したとか。
友子は桜田からは渋谷の奥さんと呼ばれています。

雨にて。花屋です。
カッパにスクーターの桜田から話しかけれる友子。
ちょうど本妻が帰ったので旦那を見舞う友子。

病院にて。
旦那を見舞う友子。旦那はもう大丈夫だと言ってます。
今月分のお手当てと約束してた腕時計を友子に渡す旦那。
看護婦を呼んでくれと言ってる旦那。私がやりますと尿瓶をあてる友子。

アパートにて。
里子が何やらやっています。アルバイトなのか?

友子のとこに桜田が来ています。
酒が入って結構喋ってる桜田。酒の勢いで友子を口説く桜田。追い出されています。
酔っていたから弁解して旦那には内緒にしてくれと言ってる桜田。

ところでこの作品は扇風機が回ってるシーンがやけに多い。
扇風機は当時最新のアイテムなのでしょう。

すし屋にて。
友子が来てます。野崎文夫はいない。
聞いたら信州の山葵屋に婿養子に行ったとか。嫁さんは子持ちの出戻りだと。
板前だから山葵屋なのかと納得?してる友子。

病院にて。
旦那と桜田。色々とカネの問題を話してる桜田。
これではまだ死ねないと言ってる旦那。
そんなとこに友子が来ます。気まずいのですぐに帰る桜田。
まだ元気そうな旦那。もうすぐ退院出来そうな感じなんです。
お手当てがアレでまた芸者に復帰すると言ってる友子。

芸者屋にて。
もうちゃんと働いてる友子ではなく小えん。
そんなとこにやる気満々の別の旦那 矢島賢造がいます。おかみさんのお高に念押ししています。
幻想か夢で畳に匕首が刺さってるのを見る子えん。
そんな感じで酒を飲まされて気がついたら布団の所にいます。
そこまでは出来ないと断ってもめてるとこで電話です。桜田からで旦那が亡くなったと伝えてきます。

芸者置屋にて。
喪服で線香をあげてる子えん。
湿っぽいと文句を言う吟子とケンカになって大立ち回りの大騒ぎになっています。
そんなとこに旦那の本妻がやって来ます。

本妻と対峙する友子。
慇懃無礼な本妻はこれまでのカネはくれてやるがヒスイの指輪を返せと迫る。
そんな指輪をもらっていないと反論する友子。
口論は隣の部屋の芸者達に丸聞こえです。
そんなこんなで口論の大立ち回りになっています。
ちょうどよく本妻に迎えが来ます。

本妻を追い出した友子は塩を投げつけるが本妻の娘に直撃させて思い切り気まずくなっています。
この娘が出来た娘でロジカルに謝罪しています。父親似なのでしょう。
すまないと返答する友子です。

芸者の日々になってる友子。
知り合いのお客様が来てると言われています。
この知り合いが学生だった牧純一郎で現在は商社マンといった風情です。
どうやらアメリカ人を接待してるようです。
それで牧純一郎はポン引きになって子えんをアメリカ人とやらせようとしています。
断ってる友子。タダではすまないわよと説教するおかみさんのお高。

墓場にて。
旦那の墓参りをしてる友子。悪いのは全部旦那なのよと言ってます。
本妻に娘、妾の私も不幸にしていると・・・

映画館にて。
工員の泉山孝平と会う友子。山に行こうとなります。
新宿から夜行列車で行けると実行する。

電車にて。
友子と泉山孝平。そこに野崎文夫が妻子を連れて乗ってきます。これは偶然です。
野崎文夫の奥さんは出戻りとは思えない美人です。
これはビックリの友子と野崎文夫。お互い知らないふりをしています。
野崎文夫が妻子は途中の駅で下車しています。
泉山孝平から知ってる人かい?と聞かれて知らないと答える友子。

電車からバスに乗り換える友子と泉山孝平。
上高地行きのバスです。
ここで気が変わり泉山孝平だけを行かせる友子。おカネに腕時計までやっています。

一人きりで駅の待合室で佇む友子。
友子は野崎文夫のとこに行くのか?
唐突にエンドとなります。


そんなわけで起承転結を無視したよい作品でした。


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