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2012.12.08

『怒りの河』

この作品は、アンソニー・マン監督、ジェームズ・スチュアート、アーサー・ケネディ主演の開拓物ウエスタンのようです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。

1952年 ユニバーサル・インターナショナル アメリカ作品
ランニング・タイム◆91分
原題◆Bend of the River
プロット◆開拓団のサポートを完了させて自己回復する話しのようです。
音楽◆ハンス・J・サルター

ユニバーサル・ピクチャーズ発売のDVDにて。
画質はまあまあ。3Dメガネ無しの3D映画みたいに悪いところも多い。カラーです。
スクイーズ収録のフル表示。
画面サイズはスタンダード。左右に黒味あり。
音声はドルビーデジタル 2.0ch

キャスト
ジェームズ・スチュアート→カウボーイのグリン・マクリントック
アーサー・ケネディ→正体不明なエマーソン・コール
ジュリア・アダムス→開拓団のローラ・ベイル 姉
ロリ・ネルソン→開拓団のマージー 妹
ロック・ハドソン→ギャンブラーのトレイ・ウィルソン
ジェイ・C・フリッペン→開拓団のジェレミー・ベイル
チュビー・ジョンソン→メロー船長
ステッピン・フェチット→黒人船員のアダム
ハワード・ペトリー→ポートランドの大物ヘンドリックス
フランク・ファーガソン→ポートランドのグランディ
ハリー・モーガン→ショーティ
ジャック・ランバート→雇われのレッド 赤いニット帽
ロイヤル・ダノ→雇われのロング・トム


この作品は随分と昔にTV放映で見たことがあるが全然覚えていない。
ジェームズ・スチュアートのVCが浦野光だったのと川のシーンしか覚えていない。


アンソニー・マン監督の演出はよいと思います。
この作品は典型的な開拓物ウエスタンになっています。
全体的に普通のウエスタンに仕上がっています。

ジェームズ・スチュアートは熱演しています。
アーサー・ケネディは普通です。
ジェイ・C・フリッペンはこの時期は色々な作品に出ているようです。作品は結構見ているはずです。


ユニバーサル・ピクチャーズのタイトル
日本語を選べのメニュー画面
日本語の著作権のアラート
英語の著作権のアラート
メニュー画面

ユニバーサル・インターナショナルのタイトル
タイトル
タイトルバックは幌馬車隊が山中を移動しています。

幌馬車隊は開拓地を目指してるようです。
川のところで野営します。

ジェームズ・スチュアート扮するグリン・マクリントックが先行して偵察に出ています。
馬泥棒で縛り首になりそうな男がいて救出するグリン・マクリントック。
何で助けたかは不明。この理由はラストでわかった。
2人で馬で逃走しています。

逃げたとこで何故助けたと聞いてる男。これがアーサー・ケネディ扮するエマーソン・コールです。
自分はグリン・マクリントックだというとミズーリのグリン・マクリントックなのかと知ってるエマーソン・コール。有名人なのか。

野営地にて。
何となく合流してるエマーソン・コール。一応自己紹介しています。
開拓団のリーダーがジェイ・C・フリッペン扮する開拓団のジェレミー・ベイル。
娘が2人いてローラとマージ。
ジュリア・アダムス→ローラ・ベイル
ロリ・ネルソン→マージー

エマーソン・コールの方はカンザスのエマーソン・コールで有名らしい。
当然略奪等で有名らしい。
開拓地まで先は長いと話しになってます。標高1マイル級の山を越えないといけないらしい。

幌馬車隊の移動はロケでしたが、野営地になるとセットになっています。
セットの背景の森や山はホリゾントのようです。

ナイトバードの鳴き声が聞こえると言ってるローラですが、男2人はそうではないことがわかっています。

いきなり矢が放たれてローラの肩に刺さる。
開拓団は反撃して盲撃ちの撃ちまくりで大騒ぎになってます。
相手が姿を見せるまで撃つなと言ってるグリン・マクリントック。
どうやら実戦が出来るのはグリン・マクリントックとエマーソン・コールだけらしい。

拍車を外して接近戦にしようと移動するグリン・マクリントック。
川をを渡ります。エマーソン・コールも参加するようです。
森に入ります。危ないとこをエマーソン・コールがナイフを投げて援護する。
そんなこんなで相手の先住民5人を片づけています。

翌日、幌馬車隊が移動となります。
ローラは何とか無事です。
5日ぐらいでポートランドに着く予定らしい。
エマーソン・コールはカリフォルニアに金鉱掘りに行くとか言ってるけどまだ一緒にいます。
幌馬車で移動のシーンはロケになっています。
溶暗となります。

町です。ポートランドにて。
幌馬車隊が到着したので汽船のメロー船長が黒人船員に汽笛を鳴らさせてる。
汽船のオーナー ヘンドリックス。町の顔役らしい。
酒場と食堂のオーナー グランディ。

町側からすれば幌馬車隊は全財産を抱えて移動してるからお客さんというかいいカモなのでしょう。
ヘンドリックスは汽船で幌馬車隊を移動させれば山越えはしなくてすむともちかけています。

夜になってダンスパーティになっています。
ジェレミー・ベイルはマジで汽船で移動するようです。交渉をして料金を払っています。
船賃に、苗木、牛等を買って積み込んで、冬越えの食料も予約しています。
この予約した食料がもめ事のネタになるんです。
ローラはメロー船長に治療されて1ヶ月は療養した方がいいとなりポートランドに残るようです。

そんなとこにギャンブラーのロック・ハドソンが登場。名前はトレイ・ウィルソン。
ロック・ハドソンはまだ若く背が高いだけといった感じ。やたらと愛想がいい。
どうやら調子のいいキャラらしい。

グランディとエマーソン・コール達がポーカーとなります。
グランディはエマーソン・コールのことをおぼろげに覚えています。
で、グランディがいかさまをやったらしくトレイ・ウィルソンが撃ってエマーソン・コールがとどめをさしています。
グリン・マクリントックはグランディが君の前科のことを知ってるから撃ったのかとエマーソン・コールに言ってます。

汽船にて。
色々と積み込んでいます。幌馬車も積めるようです。立派なフェリーです。
エマーソン・コールは汽船に乗らずにポートランドに残るようです。

ジェレミー・ベイルが腐ったリンゴは捨てるしかない話しをしています。
グリン・マクリントックはリンゴと人間は違うと言ってます。
この話題はたびたび出てきます。

汽船が出発します。
外輪船で後ろに外輪が付いています。
セットではなく本物の外輪船でちゃんと川を移動しています。
オーナーのヘンドリックスも乗り込んでいます。

いよい汽船から降りるようです。
巨大な滝があります。ナイアガラなのか?

シーンは飛んでもう開拓地で開拓する風景になっています。
それで冬の食料がないと大変だとなっています。
9月に届く予定なのに10月になっても届かない。何の音沙汰もない。
そんなわけで明日には様子を見に出発しようとなります。

馬で移動中のグリン・マクリントックとジェレミー・ベイル。
ジェレミー・ベイルは無法者を嫌っています。歪んだ性格は治らないとしています。
溶暗になります。

ポートランドにて。
到着するグリン・マクリントックとジェレミー・ベイル。
何だかはエラく騒がしい町になっています。
まではメロー船長に挨拶するグリン・マクリントック。
黒人船員の名前はアダムでした。
どうやら金鉱が発見されて一獲千金を目指す山師が押し寄せてるらしい。
メロー船長は二言目にはミシシッピーの頃はよかったと言ってます。
荷物は積んであるが船はヘンドリックスが止めて出せない。
金鉱が出来て物価が上がったので安い時に予約した開拓団向けの食料を止めてるとのことです。小麦粉の樽に段々と値段が上がっていくのが書いてあります。

そんなわけでヘンドリックスに交渉に行くグリン・マクリントックとジェレミー・ベイル。
その前にその辺にいるゴロツキにカネは払うから他の荷物を汽船に積んでくれと交渉してるグリン・マクリントック。

その前に酒場でエマーソン・コールと再会してるグリン・マクリントック。
エマーソン・コールはここの用心棒をやってるらしい。
ギャンブラーのトレイ・ウィルソンもいます。

ところでロック・ハドソンは背が高い。
ジェームズ・スチュアートと並んでもロック・ハドソンの方が少し高いくらいです。

怪我から回復したローラは金の計量の窓口担当の仕事をやっています。
これはまたいい仕事だ。
で、ローラはエマーソン・コールと仲良くなってるらしい。
そんな感じでグリン・マクリントックに町に残ると言ってるローラ。

ヘンドリックスと交渉になるグリン・マクリントック。
すっかり景気がよくなって食料に50倍の値がついたので開拓団向けは後回しにしてると主張するヘンドリックス。
後回しにされたら冬が越せないと交渉するグリン・マクリントック。
そんなとこにゴロツキがグリン・マクリントックにオレも雇ってくれと汽船に荷物を積んでることを大声で喋りヘンドリックスが気がつく。
当然もめてテーブルをひっくり返すグリン・マクリントック。
撃ち合いの大騒ぎになります。
成り行きでグリン・マクリントックと同行してるエマーソン・コールとトレイ・ウィルソン。

汽船に向かって馬で逃走します。
途中でランプをテントに投げて放火して追跡を妨害してます。
追いついたヘンドリックス一行と撃ち合いになっています。
船と桟橋で撃ち合いとは珍しいウエスタンです。

そんなこんなで全速後進で出航する汽船。
成り行きでエマーソン・コールとトレイ・ウィルソン、それにローラも乗り込んでいます。
ヘンドリックスの方は陸地を先回りして待ち伏せするようです。

汽船にて。
荷馬車に荷物を積み込んでいます。
また人間は変われるか?の話しが出ています。
待ち伏せ地点より20マイル手前で下船して裏を書き山越えする作戦をとるようです。

下船しています。
浅瀬に荷馬車を降ろして河原に移動しています。
荷物運びのゴロツキも5人乗っていました。交渉するグリン・マクリントック。
ゴロツキ達は金鉱に行きたがる。開拓地まで食料を運べば一冬分の食料を分けると交渉しするグリン・マクリントック。
ジェレミー・ベイルとメロー船長がお別れの挨拶をしています。

いよいよ開拓地に向かって荷馬車隊が出発します。山越えが待っています。
山中を移動する荷馬車隊。これは大変。
ゴロツキ達が休憩しようとするが日没まで休みなしだと厳しいグリン・マクリントック。

で、ゴロツキ達はヘンドリックス一行が追いついたら銃撃戦になる。
そうなったらどうすると相談しています。
食料を持ち逃げして金鉱へズラかろうとなっています。

ヘンドリックス一行は2時間もすれば追いつく。その対策は?となります。
滝を背にして荷馬車を配置する。ここはセット撮影です。
崖から狙われたらどうする?と突っ込まれるが大丈夫らしい。

いよいよヘンドリックス一行が追いつく。
どうするのかと思ったらそのまま突撃してきます。何も考えていない。
崖の上から迎え撃つグリン・マクリントック一行。ゴロツキ達も撃ってる。
で、アッサリと引き上げています。ヘンドリックスは撃たれて退場となります。
ヘンドリックスですが金鉱が彼を変えたと一応フォローがあります。
溶暗となります。

山中を移動中の荷馬車隊。
誰かやって来ます。金鉱掘りが2人。
金鉱でも食料が来ないと交渉に行く途中らしい。で、食料を寄越せとなります。
金鉱も食料がないと冬が越せなくなるとのこと。10万ドルは出すと言ってる。
しっかり断るジェレミー・ベイル。

で、また移動になっています。
雇われゴロツキ達が何か怪しい。
そんなとこで荷馬車の後輪が岩に乗り上げて破損します。
予備の車輪に交換作業で梃子でジャッキアップしていたゴロツキ達がいきなり手を放す。
下敷きになるジェレミー・ベイル。大騒ぎになります。
エマーソン・コールのおかげで何とかゴロツキ達を制圧します。
溶暗になります。

野営しています。
ジェレミー・ベイルは荷馬車で寝込んでいます。
ローラとジェレミー・ベイルはまた人間は変われるか?の話しになっています。
少し離れたとこでエマーソン・コールがグリン・マクリントックに10万ドルの方がいいのでは?とか、アンタの過去がバレたらどうなる?とか言ってます。
しっかりローラとジェレミー・ベイルに聞こえています。

いよいよ尾根を越えるようです。大変です。
寒くなっているのかグリン・マクリントックはコートを着てる。
で、一休みしてるとこでグリン・マクリントックは行き先は金鉱か開拓地かともめてゴロツキ達に捕まり袋だたきになります。
ここでエマーソン・コールがオレがリーダーだとゴロツキ達を制圧する。
食料は金鉱へ持っていくとなります。
そんなこんなでグリン・マクリントックは殺されず食料を与えられて置き去りにされます。馬はない。
何で殺さない復讐してやると言ってるグリン・マクリントック。
それはプロローグでグリン・マクリントックが絞首刑からエマーソン・コールを救ったからでしょう。

移動中の荷馬車隊。坂を下って金鉱へ向かっています。
ローラとジェレミー・ベイル親子は仲直りしています。ローラが改心してる。
それはいいんだけど荷馬車は乗っ取られています。後悔先に立たず。
ローラはグリン・マクリントックが追跡していると言ってます。
銃も馬も無しのグリン・マクリントックなので、だからどうなんだとなってるジェレミー・ベイル。

妙に画質が悪いとこがあります。メガネ無しの3Dみたいになってる。

ゴロツキ達で赤いニット帽の男がヤケに目立ちます。
あとで名前がレッドとわかります。そのまんまの名前です。演じるのがジャック・ランバートでジョン・マルコビッチにソックリ。
ヒゲの背の高いのがどうやらロイヤル・ダノのようです。

ゴロツキ達は新しいリーダーのエマーソン・コールに不満がつのる。
いちいち指図するのが気に障るらしい。
グリン・マクリントックが追ってくるので赤ニット帽のレッドがオレが片づけると自信満々です。
ところでロック・ハドソンのトレイ・ウィルソンはどうした?と思ったら何となく同行しているようです。

で、レッドがいないことに気がつくエマーソン・コール。激怒しています。
グリン・マクリントックを殺しに行ったと言ってるゴロツキの1人。
そんなわけで夜なのに慌てて出発させるエマーソン・コール。

離れたとこから撃ってきます。
どうやらレッドはやられてライフル銃はグリン・マクリントックに渡ったらしい。
自信満々のゴロツキ2人がグリン・マクリントックを片づけてやると出かけます。1時間で十分と言ってます。
待ってる一行ですが聞こえるのはライフル銃の銃声ばかり。ゴロツキ2人はリボルバーらしい。
会話でゴロツキの1人はワリーという名前らしい。

また移動する荷馬車隊。
最後尾の荷馬車のローラが後ろにつないである馬を放しています。
これでグリン・マクリントックは馬を手に入れることになるわけです。

川にかかります。
ここを渡れば金鉱まで2時間らしい。
そんなとこに崖から撃ってくるグリン・マクリントック。馬に乗っています。
エマーソン・コールは馬を放したなとジェレミー・ベイルを殴打する。
これを止めたトレイ・ウィルソンが撃たれて倒れます。かすっただけみたい。

ここでエマーソン・コールは馬で川を渡り金鉱まで行って食料をネタに助っ人を連れてくる作戦をとります。
ゴロツキ達の援護で川を渡るエマーソン・コール。

グリン・マクリントックがいつのまにか来ています。
ゴロツキ達は3人しか残っていない。アッサリと降参している。
で、残った人員だけで荷馬車の川越えをやっています。

エマーソン・コールは助っ人を連れて急行しています。

川越えの方は人員が足らないので荷馬車を渡したらまた戻って別の荷馬車を渡らせてるようです。大変な状況です。
そんなとこにエマーソン・コール一行がやって来て撃ち合いになってます。
荷馬車に入ってくるエマーソン・コール。グリン・マクリントックと格闘になってます。
金鉱からの助っ人とこっちの残りが撃ちあってる。助っ人達は分が悪いとみてアッサリと引き上げています。

荷馬車から川に転落してもまだ格闘してるグリン・マクリントックとエマーソン・コール。ようやくかたがついて水中に沈むエマーソン・コール。
そのまま流されてるエマーソン・コールの死体。
グリン・マクリントックはトレイ・ウィルソンに投げ縄で引っ張ってもらい何とか戻る。

実は首に縛り首の跡が残ってるグリン・マクリントック。昔は略奪者で縛り首になりかけたこともあったグリン・マクリントック。
グリン・マクリントックに君は腐ったリンゴではない。リンゴと人間は違うと言ってくれるジェレミー・ベイル。

エピローグ
開拓地にて。荷馬車隊が無事に到着します。
よかったよかったとエンドとなります。


この作品では『リンゴと人間は違う』という言葉が強調されています。
しかし現実では腐ったリンゴならぬ腐ったミカンはずっと腐ったままです。
2006年ドイツワールドカップサッカーでジーコ監督から腐ったミカン云々という談話があったらしい。で、その腐ったミカンだと思われる中田英寿はいまだに自分探しの旅をして変わっていない。
やっばり現実では治らないようです。


そんなわけで開拓物ウエスタンのよい作品でした。
同じ開拓物ウエスタン『赤い河』(1948年)に匹敵するよい作品だと思います。


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