『デート&ナイト』(2010年)
この作品はショーン・レヴィ監督、スティーブ・カレル、ティナ・フェイ主演の巻き込まれサスペンスコメディのようです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。
2010年 21 Laps Entertainment/20世紀フォックス アメリカ作品
ランニング・タイム◆88分
原題◆Date Night
プロット◆成り行きで他人の名前を騙ったら追われる話しのようです。
音楽◆クリストフ・ベック
BS193 WOWOWにて。画質は非常によいです。
スクイーズ収録のフル表示。
画面サイズはワイド。上下に黒味あり。
音声はAAC 5.1ch
キャスト
スティーブ・カレル→旦那のフィル・フォスター
ティナ・フェイ→奥さんのクレア・フォスター
マーク・ウォルバーグ→謎の元軍人の富豪ホルブルック
タラジ・P・ヘンソン→アローヨ刑事
コモン→黒人のコリンズ刑事 追っ手のコンビ
ジミ・シンプソン→白人のアームストロング刑事 追っ手のコンビ
ウィリアム・フィクトナー→クレンショー地方検事
レイ・リオッタ→ミレット親分(クレジットなし)
J・B・スムーブ→タクシー運転士のキャビー
マーク・ラファロ→ブラッド・サリバン
クリステン・ウィグ→ヘレン・サリバン
ジェームズ・フランコ→タスト/別名トリプルホーン
ミラ・クニス→タストのガールフレンド ウィピット
レイトン・ミースター→ベビーシッターのケイティ
ガル・ギャドット→ホルブルックのガールフレンド ナターリャ
ビル・バー→アローヨ刑事の相棒ウォルシュ刑事
ニック・クロール→Claw Maitre D'
オリビア・マン→Claw Hostess
ショーン・レヴィ監督の演出はよいと思います。
会話のシーンはこまめに切り返しをやっています。
全体的になんかもったいない感じがします。もっと面白くなりそう。
スティーブ・カレルはどんどんレスリー・ニールセンになっています。
それがいいというわけではない。
他のキャストは豪華なんだけど何かもったいない使い方です。
Twentieth Century Fox Film Corporation (as Twentieth Century Fox) (presents)
21 Laps Entertainment (as 21 Laps)
タイトル
子供が5時起きで大変なフィル・フォスターとクレア・フォスター夫婦が登場。
旦那の仕事は保険関係、奥さんは不動産関係。
ベビーシッターのケイティが来てフォスター夫婦は食事に出かけます。
仕事で疲れてる旦那ですがすぐに出かけてます。
レストランで食事です。まだ本筋の話ではない。
他のお客カップルを見て推理してるフォスター夫婦。
帰宅してるフォスター夫婦。
TVニュースではクレンショー地方検事のインタビューが放映されています。
箒で街を掃除しますというわかりやすいデモンストレーション。
演じてるのがウィリアム・フィクトナーなので何か違うなといった感じ。要するに怪しすぎる。
寝る時にフォスター夫婦は久しぶりに1発やろうとなりますがやっぱりやめて寝ています。
知人のサリバン夫婦の家にて。
朗読会をやっています。参加してるフォスター夫婦。
サリバン夫婦はマーク・ラファロとクリスティン・ウィグが演じています。
読書会に参加してる夫人の方々はTVサタデーナイトライブのメンバーが総出といった感じ。
旦那のサリバンと話してるフィル・フォスター。
離婚話をしてるサリバン。
奥さん同士でマンネリな夫婦生活の話しになっています。
自宅にて。
いよいよドレスのクレア・フォスター。ようやく話しが本筋に入るようです。
ベビーシッターのケイティが来ています。
映画はやめにしてマンハッタンの高級レストランで食事にしようとフィル・フォスター。
話しからするとN.Y.から少し離れてる郊外の住宅地らしい。
N.Y.にて。
高級レストラン クロウに入るフォスター夫妻。この受付の男はどこかで見たような感じ。
予約しないと無理ですと言ってる受付。
それではバーで予約キャンセルを待っていてくださいとなります。
「トリプルホーン様」と呼び出しが3回ぐらいあります。姿を現さない。
それでフォスター夫婦がトリプルホーン夫婦を騙ることになります。
食事してるトリプルホーンを騙るフォスター夫婦。
空いたグラスでの乾杯は不吉よとクレア・フォスターが言うけど開いたグラスで乾杯しています。
また他のお客カップルを見て推理してるフォスター夫婦。
有名人のウィル・アイ・アムを見てビックリのクレア・フォスター。勝手に一緒に写真を撮っています。
いい気分になっているとこに男2人から声がかかる。
で、席を離れるフォスター夫婦。
裏の狭い道にて。
マジで怪しくなっています。だんだんと風向きが悪くなっています。
フィル・フォスター、本名かとなって、
ミレットから盗んでタダで済むと思っているのか、
どうやらトリプルホーンがミレットを脅迫してるらしい。
証拠のUSBメモリを返せとなっています。
当然何だかわからないフォスター夫婦。
いきなりハンドガンで脅かされ、三つ数えるうちに出せとなります。
公園にある、セントラルパークに隠してあると適当なことを言ってます。
クルマでセントラルパークに着きます。
4人で遠足になるようです。
ポート小屋に付きます。いよいよやばくなっています。
それでもよく喋ってるフォスター夫妻。どうやって逃げるか相談しています。
小屋のドアをハンドガンで撃って開けています。
中に入り隙をみてオールで男2人を殴打して脱出するフォスター夫婦。
船外機付きボートで脱出となるがスピードが全く出ません。
ようやく池の反対側に着いてボートで被り弾よけにして移動しています。
追ってるコンビはあの夫婦はただ者ではないと勝手に買いかぶっています。
繁華街にでるフォスター夫婦。
思い切りゲロを吐いてるフィル・フォスター。
N.Y.なので周りの通行人はフォスター夫婦のことは全く無視しています。
警察にて。
アローヨ刑事相手に事情説明してるフォスター夫婦。
他人の名を騙っての予約の横取りは反省してるらしい。
で、話しがサッパリわからないアローヨ刑事。
ミレットとはマフィアの親分らしい。当然アローヨ刑事は知っています。
そんなとこに追っ手コンビの男2人を発見するフィル・フォスター。刑事がマフィアの手下だったのかとこれはまずい状況です。
一生懸命ごまかしてるフィル・フォスターです。
その手下刑事と目が合ったりします。これはまずい。
アローヨ刑事が席を離れた隙にズラかるフォスター夫妻。
繁華街のど真ん中にて。
どうしたらいいと話してるうちに夫婦ゲンカの口論になっています。
本名のフィル・フォスターの住所が知られてるのでこれはまずいとなります。
子供達が心配で自宅にコレクトコールで公衆電話から電話をかけます。
ベビーシッターの時間延長と出張を依頼するフォスター夫婦。これは高くつきそうです。
もう刑事2人の追っ手が来ています。
人の多いところへ行こうとブロードウェイにいるフォスター夫婦。
トリプルホーンのUSBメモリさえ返せばいいだろうとなり、まずはトリプルホーンを捜すことだとなります。
高級レストランに戻るフォスター夫婦。
簡単な変装と変な話し方でごまかしています。これが詰まらない一発ギャグで見てて寒くなりました。
ここに出てる受付がオリビア・マンのようです。
フィル・フォスターが受付を引きつけてる隙にクレア・フォスターが端末を操作してトリプルホーンの電話番号をゲットします。
手のひらにメモするとこでティナ・フェイは左利きだとわかります。
クレア・フォスターの案内で不動産屋に押し入ります。
どうすると思ったらクレア・フォスターは上着で手を包んでショーウィンドウを派手に割って入ります。当然警報が鳴ります。
そんなことにはおかまいなしに書類を調べてるフォスター夫婦。
今度はホルブルックと言う名前のファイルを探しています。
ようやく見つけてズラかるフォスター夫婦。
アローヨ刑事はどこかの店に入る。
レイ・リオッタ扮するミレット親分が登場。『グッド・フェローズ』(1990年)のキャラクターそのまんまです。
アローヨ刑事と一緒にいる男の刑事の名がわからん。
刑事2人が帰ったらすぐに携帯電話で情報の確認をしてるミレット親分。
ホルブルックの自宅に突撃するフォスター夫婦。
真夜中ですが緊急ということで入れてもらいます。
クレア・フォスターは職業柄で顔と名前は覚えることが得意らしい。
ホルブルックを演じるのはマーク・ウォルバーグです。意味もなく上半身を裸にしています。
もしかしていつもこうなのか。そりゃ顔と名前を覚えられるわけです。
フォスター夫婦の話しを聞いてるホルブルック。
女の子が出てきます。ナターリャと紹介されます。イスラエル情報部で知り合ったとた。
そんなこんなでコンピューターでトリプルホーンの電話番号から住所を調べてもらいます。
ホルブルックはそんなことが出来るようです。
警察にて。
アローヨ刑事と相棒がフォスター夫妻がどうのこうのと大声で喋ってるので手下の刑事コンビが聞きつけてしまいます。
コンピューターで調べてるホルブルック。
会話シーンでのセリフからやっぱりトリプルホーンといえば女優さんのジーン・トリプルホーンの名前が出てきます。
トリプルホーンの住所がわかります。
そんなとこにN.Y.P.D.の刑事2人がやって来ます。あの手下コンビです。
これはまずいとフォスター夫婦。
ホルブルックが相手をしてる隙にガレージを通り逃げるフォスター夫婦。
フィル・フォスターがクルマを勝手にスタートさせています。映画だから。
クルマはアウディR8、高級スポーツカーです。
→2008 Audi R8 4.2 FSI quattro [Typ 42]
クルマにて。
フィル・フォスターがクレア・フォスターにあいつとは何かあったのか?から始まって、そのうちクルマを止めて夫婦げんかの口論になっています。
サリバン夫婦の離婚の話しも出ています。
クルマを発進させて次はどこへいく?
アベニューD 135番地。トリプルホーンのアパートにて。
非常ハシゴを降ろして非常階段でトリプルホーンの部屋に向かいます。
窓にカギがしまってない、そのまま開けて入ります。
音を立てないように家捜ししていたら大きな音を立ててしまいます。
家捜しするたびに引き出しにぶつかるクレア・フォスター。何かの伏線なのかなと思ったがそうでもなかった。
若い男女が現れます。演じるのがジェームズ・フランコとミラ・クニス。
大騒ぎで変な口論となっています。よくわからん下ネタがあります。
ここをホルブルックのとこから拝借した旧式リボルバーで制圧するフィル・フォスター。
トーマス・フェルトン、通称テイスト。別名トリプルホーン。
やっぱりジーン・トリプルホーンのファンなので別名にしてるそうです。
レストランを予約したのはこの2人でした。刑事コンビを見て帰ったらしい。
何で黙って席を取ったと口論になっています。関係ないとこで盛り上がっています。
今度は成り行きで若いカップル同士で口論になっています。
で、自分達が追われてると聞いてすぐにここをズラかろうとなります。
持っていたUSBメモリをフィル・フォスターに渡して窓から出て行きます。
出て行くとこでキスをして盛り上がってる若いカップルです。
それにしてもジェームズ・フランコはあちこちの作品に出ています。仕事好きなようです。
ホルブルックの自宅にて。
アローヨ刑事と相棒刑事が来ています。もう刑事2人が来ましたと話すホルブルック。
これはおかしいと思ってるらしいアローヨ刑事。
クルマのフォスター夫婦ですが、いきなり手下の刑事コンビに撃たれます。
逃走するが一方通行を逆走してタクシーと正面衝突してくっついてしまいます。
そのままの状態でカーアクションになっています。
まずは互いにバックして離れようとする。アクセル全開でバックしています。ここで運転してる人間がいくらリキんでもクルマとは関係なんんですが・・・、もしかしたらギャグなのか?
→タクシーは 1999 Ford Crown Victoria
手下刑事コンビのクルマを追いついてきたので2台つながったままで逃げています。
思い切り迷惑がってるタクシーの運ちゃん。
「テイクホイール」とクレア・フォスターに言ってハンドルを持たせてタクシーに乗り移るフィル・フォスター。走行中なのにマジで乗り移っています。「テイクホイール」のセリフを聞くと『ゲッタウェイ』(1972年)を連想する。「テイクホイール」のセリフから強烈なアクションがあるのでそうなります。
手下刑事コンビのクルマに加えてパトカーも大勢追ってきます。
フィル・フォスターがタクシーの運ちゃんに何かUSBメモリが読める端末がある?と聞いたら、グローブボックスにアマゾンのキンドルが取り出しています。顔に似あわず何だかロマンティックな小説を読んでる途中だったらしい。
USBメモリの中身はクレンショー地方検事のセックススキャンダルネタでした。
いつのまにかバリケードがあります。追ってるパトカーと挟み撃ちになっています。
ここをタクシーの運ちゃんの指示で見事にバックして脱出しています。
脱出したとこで他のクルマがぶつかってようやく2台から切り話されます。
タクシーはブレーキが効かず川に転落します。タクシーの運ちゃんは途中で飛び降りて脱出してる。
フィル・フォスターはタクシーに乗ったまま川に落ちてようやく上がってきます。
USBメモリはタクシーの中だと。それじゃダメじゃん。
バリケード付近にて。
アローヨ刑事が手下刑事コンビを怪しんでいます。
地下鉄で移動のフォスター夫婦。
USBメモリの中身について話してるフィル・フォスター。
トリプルホーンはクレンショー地方検事を脅迫していた。
今度はクレンショー地方検事にコンタクトしようとなります。
またホルブルックの自宅を訪ねるフォスター夫婦。
頼れるのはホルブルックだけといった感じ。
さすがに迷惑そうなホルブルック。まだ上半身裸です。
マジになって熱弁でホルブルックを説得してるフィル・フォスター。
ホルブルックの自宅に入ったシーンは省略しています。
今度はどこへいく?、フォスター夫婦。
怪しげな店に入ります。門番には私が踊ると言ってるクレア・フォスター。
どうやらストリップバーのようです。
楽屋でコスチュームを選んでるクレア・フォスター。
かつらも選んでます。
カウンターで待っているフィル・フォスター。
かつらとコスチュームのクレア・フォスターを見てほれ直してるフィル・フォスター。
そのまま2人で奥の部屋に向かいます。
奥の部屋にはクレンショー地方検事がお楽しみ中でした。
芸を見せろと言われて2人でダンスのフォスター夫婦。
芸が終わってからUSBメモリとトリプルホーンのことを言い出すフィル・フォスターですが速攻で手下の刑事コンビが登場してハンドガンを突きつけ屋上へとご案内となります。
屋上にて。
絶体絶命なフォスター夫婦。
そんなとこにミレット親分一行がなだれ込んできます。
地方検事と親分が口論しています。
また絶体絶命のフォスター夫婦。
ここでフィル・フォスターがクレア・フォスターに子供に言うように三つ数えろと指示します。
三つ数えたらいきなりヘリコプターやスワット隊が突入してきます。
これで助かったフォスター夫婦。
実はフィル・フォスターがアローヨ刑事と打ち合わせしていたというオチになります。
普通のダイナーにて。
朝食のフォスター夫婦。読書会で読んだ本がアイデアのネタだったとフィル・フォスターです。
帰宅するフォスター夫婦。
玄関前でキスして倒れ込んでいるフォスター夫婦。
エンドとなります。
後タイトル。
NG集があります。これはいらなかったような感じ。
そんなわけでそんなに出来は悪くないけどもっと面白くなったと思える、まあまあな作品でした。
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