『ホット・ネイビー カリブ海イケイケ大作戦』
この作品はブライアン・スパイサー監督、トム・アーノルド、ティム・カリー主演のアクション・コメディのようです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。
1997年 ユニバーサル・ピクチャーズ アメリカ作品
ランニング・タイム◆108分
原題◆McHale's Navy
プロット◆テロリストと対決する話のようです。
音楽◆デニス・マッカーシー
スカイパーフェクTV315スターチャンネルにて。
画質はよいです。
キャスト
トム・アーノルド→元海軍のマクヘイル
ティム・カリー→世界で2番目のテロリストのブラディコフ少佐?
ディーン・ストックウェル→無能な指令
アーネスト・ボーグナイン→マクヘイルの上司コブラ
デブラ・ミシング→ヒロインのカーペンター大尉
ブルース・キャンベル→兵隊の1人らしい。
フランシスコ・マウアー→ブラディコフ少佐の専属精神分析医
この作品は少し見て面白そうなので見ました。
ティム・カリーが悪役を務めていたのもあります。リメイクらいしがオリジナルは未見です。
オリジナルはTVシリーズの McHale's Navy (1962-1966) で主役マクヘイルがアーネスト・ボーグナインでした。なるほどだからこの作品に出ているわけです。
映画の McHale's Navy (1964) もあったようです。やっぱり主役はアーネスト・ボーグナイン。
ブライアン・スパイサー監督の演出はまあよいと思います。
ファミリーピクチャーだからといって無理やり子役を活躍するシーンを入れることはないと思えますが。しっかり入っています。このへんはしょうもない。
編集は上手い。後は描写バランスです。ユニバーサル・ピクチャーズはここがあまりよくない。まあここだけには限らずどこもそうなんですが・・。
始まって30分かけて設定して話は進みます。
しょうもないギャグが多くていいです。でもまだ足りない感じがします。しょうもないギャグは量が勝負です。多いほうがいい。ZAZ作品を見習いなさい。
クライマックスはパワーボートアクションというのも珍しいと思いました。
主役のトム・アーノルドはたいしたことはありません。
他のキャストに随分と助けられています。
トム・アーノルドは何故かMLBミネソタ・ツインズの帽子をかぶって登場。それで少年野球の指導をしていることになっていました。
世界で2番目というのがコンプレックスになっているテロリストのティム・カリー。
このキャラがいいです。2番目コンプレックスギャグがいいです。そのための専属のセラピストがいてセラピーを受けながらテロに励みます。
それなのにいちいち2番目と言われていたりします。そのリアクションがギャグでいい。
手下達の上司ティム・カリーのコンプレックスに気の使い方もギャグになっていました。
ディーン・ストックウェルは大ボケの指令を演じてました。
これは定番のキャラですがいい感じ。
ヒロインのデブラ・ミシングは白い海軍の制服姿がいいです。
全体的にギャグが散発な感じがしないでもない。
そんなわけでティム・カリーが出てなかったらどうしようもなかったと思える作品でした。まあまあ。
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