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2012.10.06

『巨大カニ怪獣の襲撃』(1957年)

この作品は、ロジャー・コーマン監督、無名キャスト主演の低予算B級SFアクションのようです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。

1957年 アライド・アーティスト・ピクチャーズ・コーポレーション アメリカ作品
ランニング・タイム◆62分
原題◆Attack of the Crab Monsters
プロット◆孤島で謎の巨大カニを相手に悪戦苦闘する話しのようです。
音楽◆ロナルド・スタイン

RUNコーポレーション/10000BASE-TO発売のDVDにて。
画質はそれなりです。
スクイーズ収録のフル表示だと上下左右黒味あり。HDズームにする。
HDズームにすると画面サイズはワイドで上下左右黒味なし。フルスクリーン。
DVD音声はドルビーステレオ 元はモノラルでしょう。

キャスト
リチャード・ガーランド→生物学者のデイル
パメラ・ダンカン→生物学者のマーサ 海洋系
ラッセル・ジョンソン→主に無線担当のハンク
レスリー・ブラッドリー→核物理学者のカール
メル・ウェルズ→植物学者の太ったジュールス
リチャード・H・カッティング→地質学者のカーソン

ロジャー・コーマン監督の演出はまあまあだと思います。
会話シーンが妙に多い。
カットバックは使ってる。効果はそんなにない。
全体的に普通のB級SFになっています。


画質は悪いですのアラート。
RUNコーポレーション

アライド・アーティスト・ピクチャーズ・コーポレーション
タイトル
画面は黒枠の上下左右黒味ありです。ガッカリした。
タイトルバックは勇ましい感じのカニのイラストになっています。大丈夫なのか。

前説が入ります。ここに日本語字幕が入っていない。

海岸にて。
船外機のゴムボートが着きます。何だか人がぞろぞろいます。
科学者達が6人います。あとは船長タイプの若い男と荷物運びが数人。

2隻目のゴムボートも到着しています。
1人が海中に転落して巨大な何かにやられます。引き上げたら首がない。
この騒ぎはうやむやで終わります。

研究所のような建物があります。
無線があります。船長と荷物運びは引き上げるようです。
マクレーンの手帳が見つかった話しをしています。マクレーンとは前任者で行方不明になった人物です。
それでマクレーンの死体はない。

船長とその他を見送りで行く途中で地震があります。
画面が揺れてるから地震の描写だと思う。
地滑りからがけ崩れが起こっています。
がけ崩れ描写が結構マジで俳優のすぐ側にダミーであれ岩石が落ちています。危ない。

ゴムボートで船長と部下1人が引き上げています。
1ヶ月語にまた来ると言ってます。1ヶ月も放ったらかしなのか。

科学者のハンクと残った荷物運びというか水兵2人が話しをしています。
水爆実験の話しをしているハンク。その流れでキャラ紹介もやっています。
地質学者のカーソン
植物学者のジュールズ
生物学者のマーサ 海洋系
生物学者のデイル
核物理学者のカール
説明セリフ全開でキャラ紹介しています。

海面から飛行艇が飛び立っています。
飛行艇で来てゴムボートで移動していたようです。
と思ったら飛行艇が爆発しています。話しが早い。

夜、雨が降っています。
無線を使うが電波状態は悪い。海軍に連絡をしようとしています。

無線はハンクにまかせてマクレーンの手記を読もうとなっています。
手記を読んでもサッパリわかりません。巨大なミミズが出たとか。
あとは明日にしようとなります。
また地震があります。

音楽の方は思わせぶりに鳴っています。

カチカチといった感じの変な音が聞こえます。カチカチ山ではない。
外に出ると、風で木の枝が壁に接触してる音でした。

翌日にて。
アクアラングで海に潜ってるマーサ。サービスシーンです。
水中シーンは水族館で撮ったような感じ。
一応調査している描写になっています。
そんなとこに巨大なエイが登場。これは普通のエイでした。エイは危険なんです。実際に有名なクロコダイルハンターが死亡した例もあるし。

同じように潜ってる男がマーサを呼んでいます。
移動して沈没船を調べています。木製の小型の船です。

海岸に出てくるマーサと男。
結局何の調査なのかよくわからん描写でした。
大きい岩を目印にしていたがいなくなったとか。何か動いてたとか。
会話から男の名前がデイルとわかる。
遠くから呼ばれています。他のメンパーと合流します。

崖があります。
つい先ほどにはなかった崖です。崖というより大穴だって。
底にはカニがいるとか。

研究所にて。
寝てるマーサに声が聞こえてきます。
起きるんだとか、マクレーンだとか。
マジで起きて外に出るマーサ。
助けてくれと言ってるマクレーンの声。

外に出たとこで同じように声を聞いたカーソンもいました。
2人で声を追って移動しています。

大穴にて。
カーソンは大穴にロープを使って降りていきます。
降りてる途中で地震が起こる。転落するカーソン。気絶するマーサ。
残りの4人が駆けつけます。

大穴からカーソンが怪我をしていると声が出ています。姿は見えない。
デイルはマーサを連れて戻り。残り3人は海岸の洞窟から助けに入るらしい。

海岸に行く途中で水兵2人と遭遇する。総勢5人で向かいます。
海岸で崖崩れがあったと言ってる水兵2人。

研究所にて。
マーサとデイル。マクレーンの手記を読んで検討しています。
また怪しいカチカチ音を聞いています。
様子を見に行ったデイルはいきなり巨大なカニのハサミが出てきてビックリしています。

この辺はカットバックになっいてます。

海岸の洞穴にて。
5人が洞穴を進む。ロープが垂らしてるところまで来ています。
カーソンはいない。
夜で暗いしもう戻ろうとなっています。
ロープを登って戻ることになります。何だかよくわからん行動です。

研究所にて。
マーサとデイルは被害状況を調べています。
騒ぎのあった部屋はめちゃくちゃでモルモットが食われたとか。
無線連絡をしようとしらた無線が破壊されています。

翌日 研究所にて。
相談をしています。怪物の苦手な物があったからマーサとデイルは無事だった?。
苦手な物は何だ?という話しになっています。
今度は島にあった山が1つ消えた話しが出ています。

洞窟にて。
カーソンを探しに来ています。総勢5人。
いきなり地震です。落盤しています。巻き込まれてジュールズが手首までを失う事故になります。
これで引き上げる一行。水兵2人と鉢合わせしています。
穴に落ちた男から呼ばれたと主張してる水兵2人。

研究所にて。
寝込んでる怪我をしたジュールズ。

海岸のテントにて。
ランタンの明かりでボーカーをしてる水兵2人。
そんなとこでカチカチ音がします。で、襲われています。テントが崩れてる。

研究所にて。
寝込んでるジュールズに声が聞こえてきます。今度は水兵から呼ばれています。
起き上がっているジュールズ。外に出ています。
ここですよと声が聞こえると同時に巨大カニハサミにやられるジュールズ。
どうやらカニの怪物は人を呼び出す能力があるらしい。

ジュールズの悲鳴を聞いて起き出してる残り5人。
今度はジュールズの声が聞こえてきます。寝言なのかとベッドに行けばジュールズはいない。そりゃいない。

何だかよく喋るジュールズの声。
もうジュールズは死んでいる推測するカール博士。

翌日にて。
カール博士が海岸にいる4人に合流しています。
水兵のテントがやられています。死体はない。手榴弾が少々残っています。

研究所にて。
相談している4人。またジュールズの声が聞こえてきます。
鉄を介して声を伝えることが出来ると主張してるジュールズ。
カーソンの声をしています。洞窟にいると主張してる。

洞窟にて。
男3人。カール博士、ハンク、デイル。
姿を現せと言ったらマジで姿を現しているいます。巨大なカニです。
これがまたハリボテで造形もあんまりな感じです。まあいいけど。
銃を撃ったり、手榴弾を投げたりしている男3人。
そんなこんなでサンプルのカニの足をゲットしています。
まだ他の巨大なカニがいました。これは大変。ダイナマイトを仕掛けて逃げます。

研究所にて。
サンプルを調べています。
このカニの原子構造はおかしい。
人の脳を食べたカニが脳を利用して声を伝えてると推測しています。
地滑りや崖崩れもカニがやってるらしい。
今度は洞窟のカニには卵を産むのもいるらしいとわかります。これは大変。
サンプルのカニの足に電気を流したら消え失せます。これが弱点らしい。
何だかまた地震があります。

また潜る態勢のマーサと男。
まずは大穴をロープで降りています。電気を流す仕掛けをセットしています。
怪しい音を聞いてる調べに行くと巨大なカニが寝ています。マジで寝てる。
またサンプルを取ろうしてるハンク。実は寝てるふりをしてる巨大なカニ。
慌てて逃げてるハンク。

水中を移動してるマーサとハンク。追ってる巨大なカニ。
ところでカニって泳げるのか?

ようやく海から出てるマーサとハンク。
また巨大なカニが出てきます。
助っ人のデイルがM1ガーランド自動小銃で巨大なカニを撃っています。
カニが喋っています。今度はこちらの番だとか。お前達を私の一部にしてやると、張りぼてのくせに結構カッコいいことを言ってます。

研究所にて。
崖崩れが迫っています。
ハンクを無線を修理しようと奮闘しています。
どうやら無線は聞くことだけは出来るようになったらしい。発信はモールス信号ぐらいは出来るとのこと。

ハンクはマーサにデイルのことを色々と聞いてます。
デイルとは大学から研究までずっと一緒だと言ってるマーサ。

デイルとカール博士は外を調べています。
何故か石油が染み出しています。カール博士はまた洞窟を調べようと主張してる。

洞窟にて。
デイルがカニと遭遇して隠れています。カール博士は奥まで進んでいます。
デイルはもう洞窟の外に出ています。

デイルはマーサとハンクに合流しています。
カール博士を助けに行きます。マーサは残る。

洞窟にて。
カール博士は電気装置のトラップに引っかかる。そこを巨大なカニに襲われています。
このままではなすすべがないデイルとハンク。
で、ハンクは外に逃げる。デイルはジッポーライターを投げて流れてる石油を点火させる。
燃えています。逃げる3人。

巨大カニですが今度はカール博士の声で、デイル、火の作戦は失敗だ、なんて言ってます。結構強敵でセリフも洒落てて上手い。

研究所にて。
モールス信号でSOSを送ってるハンク。
そんなとこに鉄を介して声を伝える巨大なカニはモールス信号の電鍵から声を出しています。
もう間に合わんな、なんて言ってます。マクレーンと同じだとも言ってる。
見かけはハリボテですが結構な強敵なんです。話しも上手いし。

また地滑り、地割れ、崖崩れが起こっています。
外に逃げる3人。逃げる場所があるのか?
洪水も起こっています。

海岸の電波塔に来ています。
この電波塔は突然出てきますがどうやら海軍の設備らしい。
電波塔と介して声を伝える巨大なカニ。
デイルが最後の手榴弾を投げています。あまり効いてない。

ハンクは電波塔を何とかするようです。
まずは手榴弾を投げる。コルト・ガバメントを連射する。
ですがハンクはやられます。

残り2人に接近する巨大なカニ。トマホークが防戦してるデイル。

まだ死んでなかったハンクが電波塔の根元のレバーを操作して電波塔を倒します。
倒れた電波塔が巨大なカニを直撃する。全力を尽くしたハンクは絶命する。
巨大なカニも電波塔の電気でやられます。

残ったマーサとデイル。
抱き合ったとこでエンドとなります。


そんなわけでいつものロジャー・コーマン監督らしいまあまあな作品でした。


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