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2012.10.21

『イン・ザ・ネイビー』(1996年)

この作品は、デビッド・S・ウォード監督、ケルシー・グラマー、ローレン・ホリー他主演の潜水艦物コメディのようです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。

1996年 ロバート・ローレンス・プロダクション/20世紀フォックス アメリカ作品
ランニング・タイム◆93分
原題◆Down Periscope
プロット◆旧式潜水艦で活躍する話しのようです。
音楽◆ランディ・エデルマン

20世紀フォックス発売のDVDにて。
画質は普通によいです。
スクイーズ収録のフル表示では上下左右黒味ありの。黒枠になります。
画面サイズはワイド。フル表示からHDスーパーライブして上下に黒味あり
DVD音声はドルビーデジタル5.1ch

キャスト
ケルシー・グラマー→ディーゼル潜のドッジ艦長
ローレン・ホリー→ディーゼル潜のレイク大尉
ロブ・シュナイダー→ディーゼル潜のマーティン副長
ハリー・ディーン・スタントン→ディーゼル潜のハワード機関長
ブルース・ダーン→グラハム提督
リップ・トーン→ウィンズロー提督
ウィリアム・H・メイシー→原潜のノックス艦長
ケン・ハドソン・キャンベル→ディーゼル潜のデブのコック バックマン
ジョナサン・ペナー→スポッツ、ギャンブラー。
ハーランド・ウィリアムズ→E.T.ラバチェリ。ソナー員。
ブラッドフォード・テイタム→ステパネク、チンピラタイプ。
トビー・ハス→電機関係のニトロ
デュアン・マーティン→NBA志望の黒人のジャクソン


デビッド・S・ウォード監督の演出はまあまあだと思います。
音楽の付け方がハリウッド典型の付け方であまり好みではない。

キャストで、
ブルース・ダーンは老けたな。最初は誰だかわからなかった。
ウィリアム・H・メイシーは見た目通りの情けないキャラでした。


著作権のアラート
20世紀フォックス・ホームエンタテインメント

20世紀フォックス
タイトル
ロバート・ローレンス・プロダクション
タイトル部分の画面サイズが黒枠です。本編になれば何とかなると期待するが・・
会議にて。問題の多い艦長候補をこき下ろしています。
原潜にて。その艦長候補が原潜の甲板でゴルフをやってる。
この2シーンがカットバック。
原潜の艦長がウィリアム・H・メイシーが演じています。
どうせ艦長に昇進出来ないとふてくされてるのがケルシー・グラマー扮するドッジ。
で、艦長に抜擢、ノーフォークへと転属命令となります。

ノーフォークにて。
古い青いオーブンカーで到着のドッジ。
待っていたのは錆だらけのディーゼル潜というわけです。
話しはルーティンで進む。

USSスティングレーSS161 ディーゼルエンジンとバッテリーの潜水艦です。
原潜のことをニュークリアボートと言ってます。わかりやすい。

上官から部下は私が選んだとなります。
ロクデナシと役立たずばかりという展開。これもルーティンです。

リップ・トーン扮するウィンズロー提督に直訴に行くドッジ。
ロシアのディーゼル潜水艦がイラクやリビアに売却されています。その潜水艦でテロをやられた時にどうする?、そんな話しになっています。
そんなわけでディーゼル潜水艦相手に訓練をしたい。
太平洋岸でウォーゲーム=模擬訓練となるようです。
1隻のディーゼル潜水艦が原潜隊に挑む。チャールストンとノーフォークを攻撃するのが任務。
このゲームに勝てば原潜の艦長、負ければ海軍を辞める。と自ら言ってるドッジ。わかりやすい。
ディーゼル潜には魚雷2発、ダミー船1隻が与えられる。

ディーゼル潜にて。
まだ整備していません。部下がそろっています。まだ私服です。
マーティン副長。
スポッツ。ギャンブラー。
E.T.ラバチェリ。ソナー員。
ステパネク。チンピラタイプ。
後は省略。

艦内にて。
コックのバックマン
電機関係のニトロ
NBA志望の黒人のジャクソン
で、レイク大尉が到着します。これがローレン・ホリーが演じています。

レイク大尉をジョークのストリッパー扱いをしてるドッジ艦長。
何だか洒落になっていないような。
グラハム提督の許可が出てると書類を出すレイク大尉。

何だかドラマ部分が長い。キャラ紹介なんてさっさとやらんかいと思った。
早く模擬訓練になれと思った。

肝心のディーゼル潜がまだストックの状態です。
改修シーンがまだあるのか。ホントに整備するのか。

整備をやっています。改修の風景。
甲板をデッキブラシでこすってる。
定番のギャグがチョコチョコと入る。全く面白くない。
魚雷をハッチから積み込んでいます。

張り切り過ぎのマーティン副長を抑えてるドッジ艦長。
この副長も重要なキャラかと思ったがそうでもない。

そんなこんなで時間が経過したのか外装も塗り直してあります。

レイク大尉に下着が盗まれサイズの小さい制服しかない状態になっています。
これで全員が外出禁止になっています。これも定番の描写。

ディーゼル潜の試運転となります。
機関長がハリー・ディーン・スタントンです。
ちゃんとが水上航行をしてる実物のディーゼル潜。さすがハリウッド。カネだけはある。
ようやくお楽しみの潜行シーンになります。
レイク大尉は潜行オペレーター?、そんな感じ。

潜行したら横に傾いてるディーゼル潜。
ベント弁がどうのこうのとなっています。
深度500フィートを目指します。このディーゼル潜の限界深度のようです。
機関室で横に張ったヒモがゆるんでいます。それだけ水圧で船体が変形しているようです。
何だか400フィートが限界深度のようなことを言っています。
それで500フィートまで潜行してテストということらしい。
水圧で外殻が押されてる描写があります。ホントかよ。
何とか500フィートまで潜行出来たので潜望鏡深度にします。

ウィンズロー提督の発言で原潜オーランドの任務は未知の潜水艦の攻撃から守ることだとなっています。
そんなことをノックス艦長に言ってる。

ディーゼル潜にて。
電機関係のニトロはいつも感電ぱかりのギャグが入ってます。
見てて全く面白くなくて何だか寒くなります。

仮想警戒区域に入ってるディーゼル潜。チャールストン付近です。
潜望鏡深度です。

原潜オーランドが登場。
ノックス艦長の原潜です。

ディーゼル潜は機関停止して無音にするようです。潜水艦映画の定番描写です。
潜望鏡深度でこれをやるようです。

原潜オーランドはアクティブソナーでピンを打っています。
ディーゼル潜を補足したようです。

ディーゼル潜はどうする?
浮上させるドッジ艦長。潜望鏡にランプをつける。
操舵手がジャクソンとスポッツ。
浮上すると夜で雨が降っています。電飾を付けて大騒ぎをやらかします。
そうなると原潜オーランドでは宴会中の漁船と判断する。

チャールストンに接近するディーゼル潜。

港付近でウィンズロー提督とグラハム提督がいます。私服です。
ウォーゲームとはいわゆる軍艦ゲームのことか?、座標を指定するゲーム。
照明弾が上がります。これを発見する提督2人。
これでディーゼル潜がチャールストンを攻略したことになるようです。

チャールストンに入港するディーゼル潜。
グラハム提督提督がこんなことを二度はやらせないと意気込んでいます。

ディーゼル潜にて。
操舵手のジャクソンとスポッツがクルマを買うとかで口論になっています。
相変わらず電機関係のニトロが寒いギャグをやっています。クーラーいらずです。

グラハム提督から無線です。ドッジ艦長を敵視しています。

駆逐艦3隻、対潜哨戒機からソナーブイ投下とかなり危険な状態のディーゼル潜。
緊急潜行するディーゼル潜。無音潜行の指令が出ます。
このまま着底と指示するドッジ艦長。潜行を指令するレイク大尉。

マジで海底に着底するディーゼル潜。かなりの衝撃です。
これはレイク大尉が慣れないせいらしい。やったことがないそうです。そりゃそうだ。
そんなわけで着底の衝撃でディーゼル潜内は大騒ぎになっています。

原潜オーランドの方は大きな衝撃音をキャッチ。
ですがディーゼル潜は海底に着底してるので位置がわからない。

ディーゼル潜にて。
全員音をたてるなと潜水艦映画定番のシーンとなります。

原潜オーランドはさすがにアクティブソナーはやめとけとなっています。
ディーゼル潜は着底してるのでアクティブソナーを打っても位置はわからないから自分の位置を知らせるだけでメリットはないわけです。
ディーゼル潜のすぐ上で停止する原潜オーランド。これは偶然です。位置はわかっていない。この辺だろうと見当をつけただけです。
原潜オーランド内の売店でコインを落とします。

ディーゼル潜にて。
落としたコインがいくらまで聞き取れるソナー員。
ここでデブのコックがドジを踏んで大きな屁をこきます。音はしないすかしっぺなのでディーゼル潜内に臭いが充満して悶絶してる面々。

今度はドッジ艦長がジェスチャでソナー員に何かやれと合図しています。
録音してあるクジラの鳴き声を流す指示だと思ったが・・・
そんな感じでジェスチャシーンが延々と続く寒いギャグになっています。
メモを渡せばわかるだろうと思うほど面白くも何ともないギャグです。
ソナー員はクジラの鳴き声を実演します。それも複数のクジラを鳴きわけてます。

原潜オーランドにて。
クジラが複数いますと判断してるソナー員。
そんなわけでこの場を離れる原潜オーランド。

このへんで、
デブのコックとチンピラのエンジニアはあまり上手くないキャラです。
見てて不快になるだけです。

浮上するディーゼル潜。
館長室の壁に飾ってあるプーン艦長の写真は何か落ちがあるのか?

海上航行をしているディーゼル潜。夜です。
あまり上手くない着底のことで艦尾魚雷室のレイク大尉と話し合うドッジ艦長。
ここがレイク大尉の個室になっています。で、結構マジで話し合う。
オチはドアに張り付いていた部下達となっています。

しばらく通常航行になっています。
ドッジ艦長にマーティン副長から個人的なお話があるとなります。
指定海域から出るのは違反ですから始まって、
要するにドッジ艦長に能力がないので指揮権剥奪で自分が艦長になるということらしい。
で、艦内放送で実況させるドッジ艦長。マーティン副長には人望がないようです。

ディーゼル潜の甲板にて。
海賊のコスプレをしてるドッジ艦長と部下達。
マーティン副長を追放するようです。海賊スタイルで渡り板から海に落とすようです。
で、落ちたとこが横付けしてた漁船の網でした。
これでマーティン副長は退場となっています。何だか無駄なキャラだったような。コメディリリーフにもなっていなかったし。

お偉方の会議にて。
ドッジ艦長がマーティン副長を処刑した話題になっています。
グラハム提督が次はノーフォークだ。絶対に死守すると意気込んでいます。

グラハム提督がヘリコプターで移動しています。
とうやら原潜オーランドに乗り込むようです。

ディーゼル潜にて。
待ち伏せしている海域に入りつつあります。

原潜オーランドにて。
乗りこんできたグラハム提督。迷惑そうなノックス艦長。

ディーゼル潜にて。
また無音航行にしているようです。
こんなことをしてもアクティブソナーで一発で感知されるんですが・・。
付近は駆逐艦5隻、フリーゲート艦3隻、民間の超大型タンカー1隻となっているようです。

超大型タンカーに向かうディーゼル潜。
コバンザメのようにひっついて行方をくらます作戦のようです。
で、この任務は出来ませんとレイク大尉。それなら私がやるとドッジ艦長。

タンカーの下に入りつつあるディーゼル潜。
スクリューのキャビテーションが激しくて操船が困難になっています。
それで私がやりますとレイク大尉。君が指揮をしろとドッジ艦長。
何とかタンカーの下に潜り込むディーゼル潜。

原潜オーランドにて。
ディーゼル潜を追尾出来なくなって大騒ぎになっています。

ディーゼル潜にて。
マジでタンカーの2軸スクリューの間に入っています。
機関室が浸水しています。キャビテーション等でやはり無理がかかってるらしい。
助っ人に行くステパネク。どうなるかと思ったらちゃんと役に立っています。そうなの?と思ってしまった。
ところで浸水は鉄板を巻き付けたりして止めています。シンプルイズベストのようです。
取りあえず浸水は落ち着いたようです。
司令室ではお祝いでキスなんてしているドッジ艦長とレイク大尉。

タンカーの下を航行してるディーゼル潜。
肝心のタンカーが進路変更となります。これままずい状況のディーゼル潜。
しょうがないのでタンカーから外れる航路となるディーゼル潜。
早いとこノーフォークを攻略するとなっています。

原潜オーランドにて。
ディーゼル潜を探知します。グラハム提督が陣頭指揮をとります。
面目丸つぶれのノックス艦長。ウィリアム・H・メイシーはこのキャラが似合い過ぎ。

浮上して海上を全速前進となるディーゼル潜。
これで時間を短縮するらしい。スピードで振り切るのかもしれない。

原潜オーランドも急速浮上しています。
これはアーカイブ・フッテージの流用です。ドキュメンタリーチャンネルでよく見る映像なのですぐにわかった。
日本の練習船 えひめ丸を撃沈した時はこんな感じだったのでしょう。

ディーゼル潜にて。
グラハム提督から無線です。警告する。
魚雷側的でディーゼル潜でロックオンしてその解析データを記録すれば撃沈したことになってゲームセットになるようです。
その作業に入ってる原潜オーランド。

ディーゼル潜は魚雷2発を発射します。
マジで連続発射しています。目標は古い軍艦らしい。これがわかりにくい演出で何をしてるのか最初はわからず。
解析データが通告される前に魚雷を発射したから勝ったと踏んでるらしいドッジ艦長。

原潜オーランドにて。
解析データが出ました。これでこっちが勝ったとグラハム提督。

目標に命中する魚雷2発。大爆発になっています。
どうやらディーゼル潜が勝ったらしい。

ノーフォークに帰港するディーゼル潜。
白い制服で行進するドッジ艦長と部下達。
結局ローレン・ホリーが演じるレイク大尉のキャラは普通のキャラで面白くもなんともなかった。

提督の2人もクルマやヘリコプターで到着しています。
敬礼するドッジ艦長と部下達。

ウィンズロー提督からシーウルフ級原潜の艦長に昇進となります。
で、ウィンズロー提督の息子がステパネクとわかります。
エンドとなります。

後タイトル
ここにビレッジピープルの『イン・ザ・ネービー』が流れています。
何だか今聞くとアレンジがスカスカといった感じ。
そもでもこの作品では1番よいシーンだと思えた。


そんなわけでギャグは空振りの連続、潜水艦戦はまあまあ、よかったのビレッジピープルのビデオクリップ『イン・ザ・ネービー』だけのまあまあな作品でした。
結果的に邦題はちゃんと合っていました。

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