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2012.05.26

『ガス燈』(1944年)

この作品は、ジョージ・キューカー監督、イングリッド・バーグマン、シャルル・ボワイエ、ジョゼフ・コットン主演のサスペンス・メロドラマのようです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。

1944年 MGM アメリカ作品
ランニング・タイム◆114分
原題◆Gaslight
プロット◆ヒロインの夫人が旦那にいじめられる話しのようです。
音楽◆ブロニスロー・ケイパー

ワーナー発売のDVDにて。
画質はよいです。最初の方はちらつきあり。全体的に粒子が粗い。
スクイーズ収録のフル表示。
画面サイズはスタンダード。左右に黒味あり。
DVD音声はドルビーモノラル。

キャスト
イングリッド・バーグマン→遺産相続をしたポーラ
シャルル・ボワイエ→旦那のグレゴリー
ジョゼフ・コットン→キャメロン警部
ディム・メイ・ウィッティ→近所のおばさん ミス・スエイツ。
アンジェラ・ランズベリー→メイドのナンシー
バーバラ・エベレスト→メイドのエリザベス
テリー・ムーア→14歳のポーラ (as Judy Ford)
エミール・ラモー→声楽教師のグワルディ先生
トム・スティーブンソン→ウィリアムズ巡査


ジョージ・キューカー監督の演出はよいと思います。
この監督は製作にも俳優にも受けがいい職人監督です。
それでいて作品はどれも水準作。本物の職人監督なのでしょう。

会話シーンの切り返しをやっていない。結構長回しになっています。
セットの街が凄い。カネがかかっています。さすがMGM。

イングリッド・バーグマンはこの当時では相当個性的なルックスだったと思う。
現在のアン・ハサウェイのような感じだと思えます。
この作品は切り返しはやらず、長回しが多い、さぞバーグマンがお喜びになったでしょう。
はっきり言ってオーバーアクトです。なるほどアルフレッド・ヒッチコック監督作品のときは何もやらせてくれないと文句言うわけです。
ヒッチコック監督は俳優のアドリブはやらせないし・・。

シャルル・ボワイエとジョセフ・コットンの共演がなんか妙な感じがします。
これは『疑惑の影』(1943年)と混同しているからでしょう。ジョセフ・コットンのキャラが両方に見えるのでそうなります。

ディム・メイ・ウィッティは『バルカン超特急』(1938年)に出ているし、この当時は色々な作品に出ています。
アンジェラ・ランズベリーは『ハーヴェイ・ガールズ』(1946年)に出ていました。

1940年版のオッサンの役を何故か少し若いジョゼフ・コットンが演じてる。
無理やりの変更のような感じに思えます。オッサンの方がよかったような。
全体的に1940年版の方が出来がよいみたい。
女優さんはイングリッド・バーグマンの方がいいけど。

1シーンが少しずつ長くなってランニング・タイムが多くなってる感じです。
4年しか経っていないリメイクなので無理やり変更してる感じもする。

作品としては、かなりルーズな感じです。
俳優の好きなように、ほっぽらかしにしていたみたい。

脚本がよく出来てると私でも思います。
伏線の張り方なんてルーティンです。(手袋、宝石パラノイアのキャラ等)
もともと舞台劇だそうです。なるほど、そんな感じです。

ワーナーホームビデオ
メニュー画面 1944年版
著作権アラートがありません。

Metro-Goldwyn-Mayer (MGM) (presents)
タイトル
イングリッド・バーグマンとジョゼフ・コットンは独立系映画プロデューサーのデビッド・O・セルズニックから借りましたと表示されています。
こんな表示をさせたのはデビッド・O・セルズニックだけでしょう。さすが良心のない映画プロデューサーは違います。

ロンドン ソーントン街
街灯のガス燈を点灯するショットがあります。
見物人がいて持ってる新聞の見出しが『ソーントン街殺人事件 依然未解決』と出ています。

ソーントン街9番地にて。
喪服のイングリッド・バーグマン扮するポーラが登場。何だか若作りな衣装。と思ったらイングリッド・バーグマンでないのか?
→テリー・ムーア Paula Alquist - Age 14 (as Judy Ford)

どうやら殺人事件があったばかりらしい。
馬車に乗り込むポーラ。

馬車にて。
ポーラとオッサンが乗っています。
後見人?のオッサンが色々と話しています。ポーラはここを離れて留学するようです。
グワルディ先生の教室に行きなさいとか。叔母さんのような大歌手になれるかもしれないとか言ってます。

グワルディ先生の声楽教室にて。
レッスン中のイングリッド・バーグマン扮するポーラが登場。歌は吹き替えです。
ピアノ弾きがシャルル・ボワイエです。
グワルディ先生からダメ出しされてるポーラですが全然気にしていない。
幸せそうになったから歌はどうでもよくなったんだろうと言ってるグワルディ先生。
私は歌手には向かないと言ってるが実は男が出来て歌手をやめるつもりのポーラ。
男が誰だかとは言わないポーラ。グワルディ先生とアッサリお別れとなります。

このへんの印象は1940年版とは随分と違う展開になっている。
1940年から何年も経っていないから同じにするわけにはいかないので無理やり変更しているようです。

外に出た途端に待っていたシャルル・ボワイエ扮するグレゴリーとラブラブなポーラ。
キスをしています。
結婚しようと迫ってるグレゴリー。首ったけなポーラ。

列車にて。イタリアを移動中らしい。
ディム・メイ・ウィッティ扮するおばさんと同室のポーラ。
おばさんは推理小説に夢中です。いまのところ6人殺されたと夢中なのです。
ポーラはグレゴリーと湖に旅行に行く途中です。現地で落ち合うようです。
おばさんはロンドンに帰るとのこと。で、ソーントン広場をご存知?から私はソーントン街に住んでるとなり、話しはポーラが聞きたくない内容になってきます。
ポーラは何番地?と聞かれても知りませんと言ってます。
推理小説でなない本物の殺人事件の話をしてるおばさん。私が越してくる前に起こったのと残念がっています。
おばさんは9番地殺人事件を延々と喋りまくっています。あまり聞いてないポーラ。
その場にいなかったのが実に残念そうなおばさん。

列車から降りるポーラ。もうグレゴリーが待っていました。
列車内からこれを見てビックリのおばさん。スエイツと名乗っていました。

結構前置きが長い。まだロンドンではないし、殺人のシーンもありません。
1940年版とは随分と違っています。

ホテル・デル・ラーコにて。湖のホテルのようです。
ベッドから起きてるポーラ。どうやらもう1発やっていたようです。
グレゴリーはロンドンに行こうと主張する。ポーラはあまり乗り気ではない。
で、9番地に住もうと主張するグレゴリー。成り行きでポーラは私の家があるわとなっています。
ポーラは母の妹である大歌手に育てられていたようです。
溶暗となります。

ソーントン街にて。
街中でスエイツおぱさんが花に話しかけています。大丈夫なのか。
で、9番地の水道かガスの元栓?を開けてるとこを見てさっそく作業してるオッサンにコンタクトしています。
そんなとこに馬車が到着します。ポーラとグレゴリーが降ります。
ポーラに話しかけるスエイツおばさん。イタリアの汽車の話をしています。覚えてるポーラ。
で、旦那のグレゴリーに追っ払われるスエイツおばさん。

不動産屋のオッサンが帰って9番地の家に入るポーラとグレゴリー。
まだ中はポーラが家を出た時からそのままらしい。まだリフォームしていない。
暗い部屋なのでガス燈を点けるグレゴリー。
会話からすると叔母さんが殺された時の状態のままらしい。
ガラス棚のガラスが割れたままです。片方だけの手袋の話があります。
叔母さんの肖像画のカバーをとります。殺人事件の話をしてるポーラ。
グレゴリーは微妙な雰囲気。
で、グレゴリーはリフォームすれば雰囲気も変わると主張しています。
荷物は全部屋根裏部屋に運びドアを封印すると言ってるグレゴリー。

その場にあるピアノで何気に叔母さんのアンコール曲を弾いてるグレゴリー。
ポーラに何で知ってるの?と聞かれてる。

ピアノの楽譜に挟まれている手紙を出すポーラ。
差出人はセルジウス・バウアー。いきなり手紙を引ったくるグレゴリー。ビックリしてるポーラ。
この手紙が例の手紙なわけです。1940年版を見てるので伏線がよくわかる。
で、昔のことばかり言ってとポーラを責めてるグレゴリー。
溶暗となります。

9番地前にて。
スエイツおばさんがメイドのエリザベスに声をかけています。
このメイドは少し耳が遠いようです。
9番地に入りたがってるスエイツおばさんですがメイドにまだですとダメ出しされています。
家の中では新しいメイドを面接してるグレゴリー。新しいメイドはアンジェラ・ランズベリー扮するナンシーです。
さっそく妻は極度に神経質なんだと吹聴してるグレゴリー。
それではキチガイなのかといった感じのナンシー。ホトンド下層階級のズベ公のようなナンシー。キャラは1940年版ナンシーと同じです。

メイドのナンシーと初対面のポーラ。あまり相性はよくなさそうです。

夫婦で出かけます。ポーラとグレゴリー。
話からすると3ヶ月ぐらい経ってるようです。
出かける前にブローチをプレゼントするグレゴリー。このブローチがアレなんです。
ピンが壊れているから後で修理に出そうとグレゴリー。
君は物をよく無くすからとさっそくポーラを責めてるグレゴリー。
だからバッグに入れておこうとグレゴリー。ようやく出かけます。
馬車でロンドン塔に行くようです。
メイド2人は奥様の具合の悪さの話しをしています。

ロンドン塔にて。
首切りの斧等が展示されています。見物してるポーラとグレゴリー。
で、ブローチがバッグにないことに気がつくポーラ。焦っています。
物陰が調べてるとグレゴリーが来てプレッシャーをかけています。
ここは何となくやりすごしています。

ロンドン塔の外にて。
ジョゼフ・コットン扮するキャメロン警部が登場します。子供2人を連れています。
ポーラとグレゴリーを見て何かに気がついています。
何気に挨拶をするキャメロン警部。挨拶を返すポーラ。無視してるグレゴリー。
キャメロン警部は子供に死んだ人に似ていたと言ってます。

ポーラはキャメロン警部のことは知らないと言っています。
それなら何で挨拶をしたと絡んでるグレゴリー。
ここだけなぜかスクリーンプロセスになっています。撮り忘れて急遽取り直しになったのか?
またポーラが忘れっぽいと責めてるグレゴリー。
で、宝石を見ようとなるとまた絡んでるグレゴリー。

宝石見物にて。
王冠にはめ込まれた世界一有名なダイヤ等が展示されています。
どうせ植民地から略奪してきたんでょう。英国だから。
ここで宝石に異常な執着を表してるグレゴリーです。
近くではそれとなく伺ってるキャメロン警部。

9番地にて。
メイドが何やら準備しています。屋根裏部屋に入れない話しをしています。
ポーラとグレゴリーが帰宅する。
やっぱりバッグにブローチはありません。
それでブローチを修理に出そうとポーラを責めるグレゴリー。
見つからないとポーラ。これは大変だとグレゴリー。そんな感じでポーラを追いつめています。

グレゴリーが出かけます。
ガス燈が暗くなったとナンシーに言うポーラ。
そんなこと知らねえといった感じのナンシー。
屋根裏部屋で足音がしています。気になるポーラ。
溶暗となります。

ソーントン広場にて。
キャメロン警部がスエイツおばさんとコンタクトしています。
何もしなくてもスエイツおばさんから話しかけてくるんですが・・。
9番地の向かいに住んでるスエイツですと始まります。
それはいいけどスエイツおばさんはハトに大量の餌付けをやっています。現在では出来ないことです。
そんなとこでポーラが外出するようです。これは珍しいとスエイツおばさん。

ポーラだけで外出するようですがナンシーが余計なことを言ったせいで外出をやめているポーラ。

これはおかしいとキャメロン警部に力説してるスエイツおばさん。
続いてメイドのナンシーの悪口を言ってます。

スコットランドヤードにて。
キャメロン警部が戻ります。この事件の資料を調べます。
そうすると上司から余計なことをするなと説教されます。
昔の事件なんてもういい。10年前の事件を調べてどうする?とか言われてる。
だいたいこの事件が迷宮入りしてるので迷惑なのでしょう。

アリス・アルキストを知っていたとキャメロン警部。
上司はアリス・アルキストの姪ポーラのことも知っています。
で、昔の事件をナンパのネタにするなと説教しています。
宝石の話を初めて聞いてるキャメロン警部。この点は上司を話しにくそうです。
王冠に付いていた宝石が消えた。宝石はいまだに行方不明・・。

キャメロン警部は自分のデスクに戻りウィリアムズ巡査を呼び出します。
どうやらソーントン街に配置替えさせて自分の部下代わりに使うようです。
貧民街より高級住宅地の方がいいらしいウィリアムズ巡査。歓迎しています。
でもキャメロン警部はこんなことが出来るのか?

9番地にて。
2階の窓から外を見ているポーラ。グレゴリーは昼寝しています。
すっかりオッカナビックリになってるポーラ。
昼寝のふりをしていたグレゴリーはメイドを呼べとか言ってポーラを責めています。
メイドのナンシーが呼ばれます。キャラは1940年代版ナンシーと同じです。
会話で受け持ちの巡査が替わったとか出ています。ウィリアムズ巡査になったらしい。
グレゴリーから巡査とは上手くいってないのかと聞かれてるナンシー。

メイドが気に入らない話しをしてるポーラ。
そうなるとまたグレゴリーが大騒ぎにしようとします。
まずはそれはポーラの妄想だと始まって、そんなとこにナンシーがスエイツさんが来ましたと取り次いできます。
会うつもりのポーラ。会わせないグレゴリーとなります。居留守にします。
スエイツさんは甥を連れてきたとなっていますが、その甥はキャメロン警部だったりします。

今夜は出かけるから着替えなさいとポーラに言うグレゴリー。
劇場へ行く予定らしい。無邪気に喜んでるポーラ。
嬉しくて歌ってるポーラ。歌は吹き替えです。

で、歌を聞いて不機嫌モードになってるグレゴリー。
何故かという伯母の持ち歌だからです。そうなるとまたポーラを責めるグレゴリー。
壁に掛けてある小さめの絵が無くなっています。
どこへ隠したとポーラを責めるグレゴリー。大騒ぎにします。
メイドのエリザベスを呼んで聖書にくちづけさせて誓わせています。
ナンシーも呼んで聞いてます。聖書は抜きで嫌みな答えをカマします。
ポーラが聖書に誓うがグレゴリーはそれでも責める。聖書なんて君には関係ないとか責めています。凄いな。

階段の踊り場に隠してある絵を見つけ出すポーラ。
やっぱり君が隠したのかと責めるグレゴリーです。
ポーラは以前にもこんなことががあったら見つけただけと主張する。
ここは1940年版と同じです。

ポーラはこの家が嫌い。怪しい音がするとか随分とおかしくなりつつあります。
そもそもこんな男に惚れたのが間違いなんですが、こまったものです。
そんな感じでお出かけは中止になっています。

グレゴリーは出かけます。
メイドのナンシーは演芸場=ミュージックホールに行く話しをしています。
そのうちに行こうとか言って1人で外出するグレゴリー。

霧が出ています。さすがロンドンです。
グレゴリーはどこへ行く?

寝室のポーラ。
怪しい足音を聞いています。で、ガス燈が少し暗くなります。

自宅にて。
キャメロン警部は手紙を読む。ダルロイ卿夫妻からパーティへの招待状です。

ダルロイ卿の屋敷にて。音楽会を催すようです。
どうやらキャメロン警部はダルロイ卿夫妻とは親類のような感じ。
夫人にお願いしてるキャメロン警部。ポーラの隣の席にしてくれと言ってます。
夫人はポーラの旦那については知らないようです。ポーラは知ってる。
ところがポーラの旦那から欠席の手紙が来てると見せる夫人。手紙は持っていってもいいと言ってます。

9番地にて。
出かけるためにイブニングドレスに着替えてるポーラ。
グレゴリーは出席は断ったと言って1人で行けと責める。そうしたら1人でも行くと主張するポーラ。マジで1人で出かけようとしています。
突然態度を変えて自分も行くと言ってるグレゴリー。

凄いイブニングドレス姿のイングリッド・バーグマンです。
このまま1発やりたいぐらい。いいな。
この作品は1944年。『山羊座のもとに』が1949年か。何となくそう思った。

ナンシーは呼び子を吹いて馬車を呼んでいます。
ついでにウィリアムズ巡査とコンタクトしています。
馬車で出かけるポーラとグレゴリー。

ダルロイ卿の屋敷にて。音楽会です。
キャメロン警部は敬遠してるローラの隣です。憂鬱な感じ。
そんなとこに来ないはずのポーラが来たのでビックリしてます。

ダルロイ卿夫人とあいさつしてるポーラ。
このダルロイ卿夫人を演じてる女優さんは素晴らしい。
上流階級でお歳を召して上品で物腰が活発な感じがよく出てています。
こういうキャスティングにもカネをかけてるのがMGMのいいとこです。

ピアノの演奏が始まります。
ここでグレゴリーが小細工をしてポーラを責め立てます。
懐中時計が無くなったとやって、ポーラのバッグから取り出すのです。
取り乱してグレゴリーに連れて帰されるるポーラ。

9番地にて。
外から伺ってるキャメロン警部。
自宅内ではまたポーラを責めてるグレゴリー。
こんなことになったのはブローチを無くした日からか?、そうではない、ここに来た日で手紙を見つけた日からだと主張してるポーラ。セルジウス・バウアーという人の手紙だと何故か手紙のことはよく覚えてるポーラです。
セルジウス・バウアーの手紙と聞くといきなり逆ギレしてるグレゴリー、ポーラを責めています。
手紙なんてポーラの幻覚だと無茶を言ってます。
次のネタはポーラの母が狂っていたと責めています。脳みそが溶けたなんて言って段々とSFのようになっています。
さらにロンドン塔で挨拶した男のことでも責めています。
あの男が俺のを後をつけていると主張してます。グレゴリーの方も相当おかしくなっています。
いよいよ専門家にまかせるべきだと言ってるグレゴリー。

グレゴリーが出かけます。
見張ってるキャメロン警部。
グレゴリーは貸家付近に来ています。ウィリアムズ巡査が接近してきます。柵を警棒で突いて連続音をさせています。これはおなじみな描写なのです。
貸家付近で物陰に隠れるグレゴリー。
キャメロン警部はウィリアムズ巡査と両方向からコンタクトするが2人の間にいたはずのグレゴリーが消えています。
ということは裏口から入ったなと推測しています。
外出して自分の家に裏口から入る?。9番地には裏口がない。となると?
5番地は空き家で裏口がある。
巡査とそんな話しをしています。

寝室にて。
またポーラが足音におびえています。ガス燈が少し暗くなります。
まだイブニングドレスのままです。いいな。
いきなり取り乱して大声でメイドのエリザベスを呼んでいます。
エリザベスはミルクを持ってきています。『断崖』(1941年)みたいにミルクにライトが入っていない。

ナンシーはミュージックホールに行ってるらしい。
ガス燈の話しをするが気にしていないか気がつかないエリザベス。
だいたいガス管は方々につながってると結構ロジカルなことを言ってるエリザベス。
足音は耳が遠いエリザベスには聞こえない。

自宅にて。
キャメロン警部は図を描いています。9番地と5番地の配置です。
ウィリアムズ巡査が来ました。報告に来ています。
霧の中から男が現れてひどい格好でした。ほこりまみれでしたとか。
グレゴリーは家捜ししているのそうなるようです。
ナンシーからの情報を伝えます。奥方をどこかへやってしまう話しです。
これはまずいといった感じのキャメロン警部。
ウィリアムズ巡査にナンシーを引っ張り出してくれと命じています。
奥方とは面会出来ませんよとウィリアムズ巡査が言うと自分には奥の手があるとキャメロン警部。

街灯のガス燈を点灯してる描写が入ります。

9番地にて。
本を読んで気を紛らわせようとしてるポーラ。何だか幻聴がしているようです。
グレゴリーが出かけます。
その隙に面会に突撃するキャメロン警部。
まずエリザベスを説得しています。そこに階段途中にポーラが来ています。

次はポーラを説得するキャメロン警部。
アルキストさんにもらった物ですと片方の手袋を見せます。
これが思い出の手袋の片方でこのアイテムはポーラに効いたようです。

ガラスケースの手袋と合わせてこれでそろいましたとなります。
旅行の予定は?と聞くキャメロン警部。
そうなると例の専門家だと思い警戒してるポーラ。

ガス燈が少し暗くなったとこに気がつくキャメロン警部。
自分だけでないことがわかり少し元気になってるポーラ。
毎晩主人が出かけるとガス燈が暗くなると主張しています。
屋根裏部屋の物音のことも言っています。ちゃんと聞こえてるキャメロン警部。
5番地の空き家に入り屋根伝いに9番地の屋根裏部屋に入ると説明するキャメロン警部。
それが何のためなのかがわからいなポーラ。
屋根裏部屋には叔母の遺品が全部あるだけと言ってます。

屋根裏部屋にて。
家捜し中のグレゴリー。
ガス燈はありますが覆いのガラスケースがない。屋根裏部屋らしいガス燈になっています。
イスを切り裂いて調べています。

ポーラとキャメロン警部。
リボルバーは机の中ですという話しから机のところへ行きます。
机をこじ開けるキャメロン警部。止めてるポーラ。自分が責められると思ってるようです。
開けて調べるとリボルバーはない。
で、ポーラが手紙を発見します。セルジウス・バウアーからの手紙です。
キャメロン警部はその名前はプラハの伴奏者だと言ってます。
で、キャメロン警部がダルロイ卿への欠席の手紙と筆跡を参照してこれが証拠だと断言しています。

最初の殺しは宝石狙いですとポーラに言うキャメロン警部。
誰かが3階から降りてきて殺しただけで逃走したとなっています。
その降りてきたのがポーラだったわけです。

セルジウス・バウアーの妻はプラハにいると言うキャメロン警部。
重婚ということです。1940年版と同じだ。

そんなとこでガス燈が明るくなっています。
気がつくキャメロン警部。

屋根裏部屋にて。
今晩はこれまでと引き上げるグレゴリーですが、何か見つけます。
ドレスに縫い込まれたイミテーションの宝石だけど何かが違う。
イミテーションの中に本物の宝石か混じっていたようです。
このドレスは叔母の肖像画のドレスらしい。一緒に映っています。

玄関にて。
メイドのエリザベスは旦那にどう言ったらいいのか心配しています。
キャメロン警部は旦那はもう帰るまいと言って出て行きます。

で、グレゴリーは裏をかいたのか、もう用は済んだのか、屋根裏部屋から封鎖したドアを開けて直接降りてきます。
打ち付けた板もドアのように開閉出来るようにしていたらしい。妙なところが凝っています。
宝石はちゃんとゲットしたようです。

ポーラを呼ぶグレゴリー。返事はない。

キャメロン警部はグレゴリーが玄関から戻ると思ってるでまだ外で見張ってるだけです。

自室に戻ると机がこじ開けられてることに気がつきます。
ポーラを呼びます。何故かここはドレスの衣擦れする音がよく聞こえています。

ポーラを責めるグレゴリー。
私ではなく彼が開けたと主張するポーラ。そうなると彼って誰だと責めるグレゴリー。
エリザベスが呼ばれるが男なんて来ていませんとなります。
さてどうなる?

ポーラは妄想だと思い。グレゴリーは男なんて存在しないと思い込む。
で、ポーラを早いとこ病院送りするつもりらしい。
そんな感じなとこにいきなり登場するキャメロン警部。天窓から入り階段から来たと言ってます。
驚愕してるグレゴリー。詰問するが、自分は夢の存在だと逆にとぼけてるキャメロン警部。
ついに宝石を見つけたのかセルジウス・バウアーとバラしています。
いきなりリボルバーを出すグレゴリー。暴発する。
屋根裏部屋に逃げるグレゴリー、追うキャメロン警部。玄関で大声で巡査を呼ぶエリザベス。
ナンシーといたウィリアムズ巡査が急行します。
ウィリアムズ巡査が屋根裏部屋に加勢に行きます。

この隙にようやく中に入れたスエイツおばさん。
そうなると演じるディム・メイ・ウィッティはチョイ役に近い使われ方です。これはまたぜいたくなキャスティングです。

ポーラは静かになった屋根裏部屋に入ります。
原因となった宝石を見せるキャメロン警部。
イスに縛りつけられてるグレゴリー。ここで2人きりで話しをさせてと主張するポーラ。
心配そうなキャメロン警部ですが言う通りにしています。

グレゴリーと対峙するポーラ。
この期に及んでも、あれは芸名だとか、イタリアでホテルの1発やったじゃないとか説得にかかるグレゴリー。
ロープを切れ、そこにナイフがあると言ってるグレゴリー。
ナイフ、このナイフは幻想なのかとポーラの見どころシーンとなります。
病院のことをマッドハウスと言ってるポーラ。現在では使えないセリフでしょう。
引き出しにブローチまであります。これはまずいな。グレゴリーにとって。
結局あたしはおかしいからアンタがどうなっても知らないわととなりキャメロン警部を呼ぶポーラ。

連行されるグレゴリー。
自分は宝石に取り憑かれてると主張してます。どっちがおかしいのか?となっています。これではグレゴリーの方がおかしいとなります。
玄関でメイドに見送られるグレゴリー。微妙な雰囲気の違いになってるエリザベスとナンシー。
で、これはビックリのスエイツおばさん。現実の事件に居合わせて喜んでる感じがしないでもない。

屋根のバルコニーにて。
ポーラとキャメロン警部。霧も晴れたとキャメロン警部。いい雰囲気になる。
これを目撃してまたビックリのスエイツおばさん。
エンドとなります。


そんなわけでMGMにしては無難な出来のよい作品でした。

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