『ブルー・ストリーク』(1999年)
この作品はレス・メイフィールド監督、マーティン・ローレンス主演の刑事?アクション・コメディのようです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。
1999年 IndieProd Company/Neal H. Moritz-Toby Jaffe/コロンビア・ピクチャーズ アメリカ作品
ランニング・タイム◆94分
原題◆Blue Streak
プロット◆盗んで隠したダイヤに悪戦苦闘する話しのようです。
音楽◆エドワード・シェアマー
ソニー・ピクチャーズ発売のDVDにて。
画質はよいです。
スクイーズ収録のフル表示。
画面サイズはワイド。上下左右黒味無し。フルスクリーン
音声はドルビーデジタル5.1ch
キャスト
マーティン・ローレンス→刑事を騙るマイルズ・ローガン/新任のマローン刑事
ウィリアム・フォーサイス→上司のハードキャッスル
ルーク・ウィルソン→相棒のカールソン刑事
ピーター・グリーン→ダイヤを狙うディーク
デイブ・チャペル→相棒のタリー
ジョン・ホークス→殺された相棒エディ
ニコール・アリ・パーカー→国選弁護人のメリッサ・グリーン
ジュリオ・オスカー・メチョソ→ディアズ刑事
オルク・クルパ→麻薬のロシアンマフィア ラフロール
リチャード・C・サラフィアン→食堂の主人ルー
タマラ・ジョーンズ→別れたジャニス
オクタビア・スペンサー→ジャニスのルームメイト
レス・メイフィールド監督の演出はよいと思います。
マーティン・ローレンスの喋りと下手なダンスが売りらしい。
Columbia Pictures (presents)
Neal H. Moritz
IndieProd Company Productions (as IndieProd)
Toby Jaffe
ルーク・ウィルソンがボンクラな白人刑事役で出ています。
他にも結構キャストは豪華です。
ウィリアム・フォーサイスがキャストの最後に出ています。大物の扱いです。
宝石強盗となります。
屋上にマイルズ・ローガン、エディ、ディークの3人がいます。
道路には逃走用のダッジ・チャージャーR/Tが止まっています。タリーがタバコを吸って待っています。
エレベーターシャフトに2人が降ります。ディーコンが待機して様子をモニターしています。結構ハイテクな装備をしています。
ダッジ・チャージャーR/Tの方は見たまま不審車なので一発でパトカーに目をつけられています。
あれだけタバコの吸い殻を外に落としてれば怪しまれます。
仕事を済ませて先に上がってきたエディがディークに撃たれます。
エディはそのまま屋上から転落してパトカーの屋根に落ちます。派手な死に方になっています。
ダイヤをどこだとマイルズ・ローガンとディークがもめる。
そんなとこへ警察のヘリコプターに発見される。
内輪もめと警察に追われるのが一緒になっています。
ディークは張ったロープに隣のビルの工事現場にズラかります。
マイルズ・ローガンもロープを渡る途中でロープを切断してディークから逃げる。
ダクト内に宝石をダクトテープで止めています。
通気孔 3階、ここに隠したわけです。5番街、ブランド通りの建物です。
なんだかんだで捕まるマイルズ・ローガン。
2年後。
ムショから出てくるマイルズ・ローガン。
花束を持って恋人のジャニスの自宅を訪ねます。最初に出てきた太ったおばさんはなんとオクタビア・スペンサーでした。『ヘルプ 心がつなぐストーリー』 The Help (2011) のオクタビア・スペンサーです。昔は色々と大変だったようです。
ジャニスにはアッサリと捨てられるマイルズ・ローガン。何しろ銀行員を騙っていたのでそうなります。
ダイヤを隠した建物に来たらそこはL.A.P.D.になっています。
ここに入るマイルズ・ローガン。昼飯の配達を見てひらめいています。
ピザの配達人に変装して入るマイルズ・ローガン。
なんだかんだでカールソン刑事からIDカードをスリとってズラかります。
食堂にて。
ここの主人ルーと打ち合わせのマイルズ・ローガン。
ルーは本職が偽造らしい。スリとったIDカードを元に偽の身分証を作ってもらいます。
このルーを演じるのがリチャード・C・サラフィアンです。これはビックリ。もう監督業はやめて特別出演専門になっているようで結構出演作があります。
→リチャード・C・サラフィアン監督のまぐれで出来た代表作が『バニシング・ポイント』(1971年)
モーテルにて。
TVで刑事ドラマを見て勉強してるマイルズ・ローガン。
食堂にて。
IDカードやバッジを受け取るマイルズ・ローガン。
ディークの話しもしています。
L.A.P.D.にて。
国選弁護人のメリッサ・グリーンが登場しています。こそ泥が手錠を緩めてくれと訴えるのでカールソン刑事にそのように要請してるメリッサ・グリーン国選弁護人。
で、手錠を緩めてたら逃げられます。
こそ泥が女子トイレに逃げ込んだらマイルズ・ローガンが通気孔を調べてる最中でした。
こそ泥をトイレのドアでアッサリとノックアウトにしてるマイルズ・ローガン。
成り行きで新任のマローン刑事ですと自己紹介のマイルズ・ローガン。
偶然上役が増員の要請をしていたので何となく入ってるマイルズ・ローガン。
この上役の男がわからん。ウィリアム・フォーサイスか?
カールソン刑事と組んでくれとなるマイルズ・ローガン。
さっそく覆面パトカーて出動となります。
カー用品店にて。
ホイールを3ダース盗まれたとの訴えています。
ここはマイルズ・ローガンが一目で狂言と見抜いてこの場を仕切ります。
街中にて。
クルマの運転をするマイルズ・ローガン。
性能テストだとすっ飛ばしてカーアクションになっています。
あんなにジャンプをするわけないのがいい。ハリウッドは無駄に豪華です。
交通事故に遭遇します。
カールソン刑事がクルマを降りて話しを聞いてます。元交通巡査なのでそうなるらしい。
待ち時間にコンビニに入るるマイルズ・ローガン。
コンビニにて。
マイルズ・ローガンは偶然にコンビニ強盗と遭遇します。
このコンビニ強盗が運転手をやっいた相棒のタリーでした。
コンビニ強盗と古い知り合いではまずい状況のマイルズ・ローガンです。
で、マイルズ・ローガンはタリーを何とか逃がそうするが察しの悪いタリーで上手くいきません。
それではと説得にかかります。何を説得するんだ?
このコンビニの主人がアジア系のオッサンです。
コンビニを包囲してる警察。
コンビニ強盗は射殺しようと言ってる上役。
コンビニ強盗のタリーがマイルズ・ローガンのことを自分の知り合いだと言ってるが、あれは凶暴でラリっているだけということにしてるマイルズ・ローガン。
成り行きというか志願してタリーに交渉というか説得をするマイルズ・ローガン。
銃を渡せと言われてこの銃はレア物なんだと言ってるタリー。面白い。傑作なセリフです。
で、タリーが銃を手渡ししようとするとそのまま渡すんじゃないとか色々と小細工に余念がないマイルズ・ローガン。このへんは最高に面白い。
警察にて。
マイルズ・ローガンの手際のよさを同僚に話してるカールソン刑事。
上役のまた上役がいます。これが誰だかわからない。
で、上役から主任刑事に任命されるマイルズ・ローガン。
警察での出世よりダイヤだとダクト内を捜索してるマイルズ・ローガン。
ダイヤがありません。ダイヤをとめたダクトテープがはがれていました。
通気孔からペネリ署長がインキン軟膏を塗ってるとこを目撃するマイルズ・ローガン。
ダクトから出たとこでそのペネリ署長から握手を求められるマイルズ・ローガン。
露骨に嫌がってハグでごまかしています。
ルーの店にて。
ディークがやって来てルーを締め上げてマイルズ・ローガンの偽IDカードのことを知ります。
警察にて。
マイルズ・ローガンはラジコンの4駆をダクト内を走らせて調べています。
捜査会議にて。
ラフロールが大量の麻薬を取引しようとしてるとかやっています。
そんなとこにラジコンを追ってマイルズ・ローガンが入ってきます。
成り行きでマイルズ・ローガンへの質問コーナーとなります。ディアズ刑事からP−31とは何だと聞かれてるマイルズ・ローガン。適当に合わせてごまかしています。
次にP−40とは?と質問があります。これも同じようにごまかしています。
これのオチがわからん。次のシーンにドーナツが出てきたからドーナツのことだったのか?
取り調べ室のコンビニ強盗タリーが呼んでると言われるマイルズ・ローガン。
取り調べ室で手荒にタリーを扱ってます。で、マイルズ・ローガンとタリーは拘束は一晩だけではないとか分け前が5万ドルとか2万ドルとかもめています。
国選弁護人が出てきて止めています。
電話があったとマイルズ・ローガンに知らせがあります。
品物を早く捜せとか・・・、これはディークだと察しがいいマイルズ・ローガン。
また通気孔を探ってるマイルズ・ローガン。
ようやく場所を見つけたらカールソン刑事がやってきて中断となります。
いよいよマローン刑事のID番号がないとかの話しになります。
今度は警察の内部監査人だと騙るマイルズ・ローガン。これで上手くいくようです。
今度は空港で美術品が盗まれた急行してくれとなるマイルズ・ローガン。
早く行かないとFBIに先を越されるとのこと。
空港にて。
もうFBIが仕切っています。
FBIのグレイ捜査官が嫌みを連発して警察を追い出しにかかっています。
アッサリと追い出されてるL.A.P.D.の3人。
クルマ内にて。
ここで思いつきで色々と喋ってるマイルズ・ローガン。
FBIは麻薬を狙っている。保税倉庫が怪しい。
この話しに乗ってそれならヘリコプター出動だと上役。
ヘリコプターはB96のトラックを発見します。クルマで急行となります。
今度は思い切りクルマをすっ飛ばしてるカールソン刑事。
FBIのグレイ捜査官が無線で止めてるがかまわずトラックの手入れをします。
荷台には大量の麻薬があります。運転手がトラックから降りて走って逃げます。追うマイルズ・ローガン。
走るアクションシーンとなっています。
何とか捕まえます。オチは逃げた奴が実はFBIのおとり捜査かななと思ったらそうではなく本物の麻薬で本物の犯罪者でした。
警察にて。
FBIを出し抜いてのでお祝いムードになっています。
署長、上役、上役、カールソン刑事等になってるらしい。キャストがよくわからん。
上役はマイルズ・ローガンのことを実はFBIなのではと思っています。
カールソン刑事の話では内部監査人になっています。
エビデンス・チェックインにて。ここは証拠品を預かり場所といった感じ。
ここに入ってダクト内を調べてるマイルズ・ローガン。ようやくダイヤを発見しました。
で、うっかりとダイヤを証拠品で大量の麻薬の中に落としてしまいます。これは大変となります。
この証拠品の大量麻薬をFBIが持っていくと聞いて慌てるマイルズ・ローガン。
成り行きで黒幕ラフロールとの麻薬取引に行くことになるマイルズ・ローガン。
その前に相棒タリーを逃がしてるマイルズ・ローガン。
明日ルーの店で会おうと言ってます。
いよいよトラックで麻薬取引に出発するマイルズ・ローガン。
カールソン刑事に今までのことは全て忘れろと言ってるマイルズ・ローガン。
捕まえた男に運転させてマイルズ・ローガンは助手席です。
トラックが出ています。ダイヤ狙いのディークも尾行しています。
サンディエゴに着きます。倉庫に入ります。
荷台に入りようやくダイヤを手に入れるマイルズ・ローガン。
そんなとこにタリーが入ってきます。口論となっています。
またディークが入っています。それでどうなる?、運転手に同窓会か?なんて言われています。
マグネットで吊り上げられるトラック。そのまま移動しています。
トラックはロシアンマフィアのラフロールとその手下達の前に降ろされます。
3人とも取っ捕まってしまいます。口車で何とかしようとしてるマイルズ・ローガン。
このへんで捕まった運転手の名前がベニーだとわかる。
ラフロールを演じてるのがオルク・クルパです。結構出演作を見てたりします。『人質』(1999年)と『エネミー・ライン』(2001年)ぐらいだけど・・・。
ラフロールからディークを撃てと実包が1発だけ入ったリボルバーを渡されるマイルズ・ローガン。
ディークの腕を打ちます。満足せずにもう1発装填したリボルバーを渡し殺せと命令するラフロール。
そんなとこにFBIが乱入して大混乱となります。
ラフロールはアッサリと逮捕されています。
ディークはトラックで脱出しています。追うマイルズ・ローガン。
トラックに飛び移るマイルズ・ローガン。
カーアクションとなります。
国境へ行く前に捕まえろとなっています。
国境警備隊に撃ちまくられるトラック。国境警備隊は自動小銃で撃っています。
それでもトラックは国境を突破しています。
これで警察やFBIはもう追えなくなります。
そんなことにはおかまいなしで突入するマイルズ・ローガン。国境を越えます。
信号弾を運転席に撃ち込んでクルマをトラックの前で急停止させてトラックを追突横転させています。
一応説得にかかるマイルズ・ローガン。
なんだかんだで結局ディークを撃つマイルズ・ローガン。
FBI地方長官のピーターソンが出てきてマイルズ・ローガンに徹底的に調べてやると言ってます。
マイルズ・ローガンに君の雇い主は誰だといまだに聞いてる上役。
自分は実はメキシコ系なんだと言ってるマイルズ・ローガン。
で、カールソン刑事は実は知っていましたと本名のローガンと呼びます。
国境線を挟んで上役とカールソン刑事とお別れのあいさつとなります。
ダイヤを手に入れメキシコに逃げるマイルズ・ローガン。
エンドとなります。
そんなわけで普通によく出来ているアクション・コメディのよい作品でした。
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