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2011.08.20

『アバター・オブ・マーズ』

この作品はマーク・アトキンス監督、アントニオ・サバト・Jr.、トレイシー・ローズ主演の有名なSF小説『火星のプリンセス』が原作の低予算B級SFアクションのようです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。

2009年 アサイラム アメリカ作品
ランニング・タイム◆94分
原題◆Princess of Mars
プロット◆ついでに火星に来た奴に悪戦苦闘する話しのようです。
音楽◆クリス・ライデンハウア
BS191 WOWOWにて。画質は非常によいです。HVビデオだと思うけど凄く言い画質です。見どころはこれくらいだったけど。スクイーズ収録録画でフル表示。画面サイズはワイド。上下左右黒味無し。フルスクリーン。日本語字幕のフォントがヤケにスムーズです。
音声はAAC5.1chになっています。効果はわからん。

キャスト
アントニオ・サバト・Jr.→火星に来たジョン・カーター
トレイシー・ローズ→火星のプリンセス デジャー・ソリス
マット・ラスキー→サーク族の勇者タルス・タルカス
チャコ・ヴァダケス→ついでに火星に来てた悪役のサルカ
ノエル・ペリス→サーク族のソラ
マット・レーガン→ポンプ場へ行くはずのカントス・カン
キンバリー・アブレス・ジンドラ→ポンプ場へ行くはずのソラ・カン
ディーン・クレイリング→ポンプ場のアトル・ナード


マーク・アトキンス監督の演出はまあまあだと思います。
1950年代SFのような感じで真面目には作られています。それだけです。
CGを多用して、火星人のメイクは『仮面ライダー』並み。
そんな感じで低予算になっています。
作品自体よりアントニオ・サバト・Jr.の漢字の入れ墨が気になった。

キャストで・・
思い出したけど私はアントニオ・サバト・Jr.とフレディ・プリンゼ・Jr.を混同しているのです。サラ・ミシェル・ゲラーの実生活の旦那がフレディ・プリンゼ・Jr.でした。
肝心の火星のプリンセスが、何でよりよってトレーシー・ローズになったのか、それが知りたい。火星のプリンセスに向いてる無名な女優さんがいくらでもいると思えるけど。だいたい髪の毛がブルネットではないんです。原作とは違うじゃん。

アサイラム プレゼンツ
タイトルがちゃんと『火星のプリンセス』 Princess of Marsになっています。大丈夫なのか?と思えます。

モノローグで始ります。
ジョン・カーター、アメリカ軍特殊部隊の偵察要員・・
ところでここはどこ?アフガニスタンか?
火星に行くまでがダラダラと長いのか?そうでもないみたい。

偵察と言ってるけど狙撃兵でしょう。
前線基地というか村に戻ります。ここの旦那と会話となります。アメリカ軍には迷惑してるようです。

夜になって旦那が捕まってるとこを見てるジョン・カーター。
成り行きで助けに行きます。アヘンを積んだトラックに爆弾を仕掛けてそのリモコンを見せて交渉となっています。
と思ったらこの旦那はアヘン仲間で撃たれます。それでもリモコンでトラックを爆破しています。
そんなこんなで相討ちなって溶暗となります。

野戦病院にて。
重傷のジョン・カーター。ちょうどいいのでアメリカ軍の実験台になるようです。
16GBのフラッシュメモリーで体を再構築するらしい。ホントかよ。
いつのまにか火星の話があったらしい。医者が君は火星に行くと言ってる。
そんなわけでジョン・カーターは火星へと飛ばされるようです。
火星といっても火星216、アルファ・ケンタウリス星系の惑星とのことです。
返事に中指を立ててるジョン・カーター。飛ばされます。

よくある移動する主観ショット描写でジャンプが描写されます。

火星にて。
いきなり火星のプリンセスと対面しています。まだ昏倒しているジョン・カーター。
何だかんだにジョン・カーターを置き去りにして船で去る火星のプリンセス。

火星のプリンセス デジャー・ソリスを演じてるトレーシー・ローズですが歳はともかく何で髪の毛がブルネットではなくブロンドなんだ?、原作と違うじゃん。
原作『火星』シリーズはとりあえず全部読んでいます。翻訳が最高で挿絵がまた最高なのです。

ジョン・カーターは気がつきます。荒野の真ん中です。
とりあえずジャンプしています。原作でそうなってるので・・・
穴に卵があって布で隠しています。素っ裸なのでこの布を拝借してるジョン・カーター。腰に巻きます。

で、謎の一族と遭遇するジョン・カーター。
これがサーク族で原作とは違い手が4本ではなく特殊メイクも簡略で最初は普通の人間がマスクを被ってるのかと勘違いしそうなほどです。まあよろしい。
ファーストコンタクトとなっています。英語が通じない。
サーク族は馬替わりに2足の動物に乗っています。これはCGで描写。

ジョン・カーターのジャンプの実演となります。
何やらサーク族の体から絞った液体を飲んでるジョン・カーター。
奴隷扱いで首輪にクサリのジョン・カーター。

荒野に置き去りにされるジョン・カーター。
違う身軽な奴が出てきたがCGのクリーチャーにやられます。
このクリーチャーをクサリで締めて片づけるジョン・カーター。続いて同じタイプのクリーチャーが大量にやってきます。
サーク族と協力し小銃も借りてクリーチャーを全部片づけます。
これで急に扱いがよくなったジョン・カーターです。

集落に戻り家の中に入れてもらっています。
定番のファーストコンタクトの食事の描写となります。これが気持ち悪い。

いつごろから言葉が通じるようになるのか?と思ったら・・。
ムシを無理やり食わされます。そうしたらいきなり言葉が通じるようになるジョン・カーターです。
このムシを食べると意思伝達が可能になるそうです。そういうロジックなのか。まあいいけど。

タルス・タルカスからタル・ハジェスが皇帝だと聞かされるジョン・カーター。
先ほど篭に乗っていたのが皇帝だったらしい。

そんなとこで緊急事態となったらしい。
サーク族全員出動となっています。ジョン・カーターは大人しくしてろと言われる。
とりあえず服は貰ったようです。

火星のプリンセスの乗った船が通りがかってるのでこれを襲撃するサーク族となっています。
船には重機関銃ブローニングM2が装備されています。これは撮影の都合でその辺の小道具の流用でしょう。凄いな。
いよいよ船が傾いて捕獲されるようです。
プリンセスは救命ボートで脱出するようです。もう2人も脱出するのとかと思ったら覆面の男に撃たれて覆面の男が脱出しています。

この辺の印象はだいたい原作通りかなといった感じ。

ジョン・カーターはジャンプして船に乗り移る。
サーク族に捕まるのは嫌だから取引しようと言ってる男。
撃たれた2人を船から下ろします。で、話しを聞きます。
ポンプ場の守衛カントス・カンにその奥さんでした。プリンセス デジャー・ソリスに伝えてくれとカントス・カン。
その内容は「サブ・サントとデジャー・ソリスを結婚させるな」とかポンプ場に関する重要なことも言ってます。
撃たれた2人は死に至ります。

夜になってジョン・カーターは出かけています。
救命ボートの所にきてデジャー・ソリスと遭遇してます。
助けにきたとジョン・カーター。信じていないデジャー・ソリス。
サーク族が来たのでプリンセスは自分の物だと主張するジョン・カーター。

竹の檻のデジャー・ソリス。何だかサーク族に表彰されてるジョン・カーター。
あまりいい状況ではないようです。話しが違うのか?
プリンセスは皇帝タル・ハジェスに献上されると聞くジョン・カーター。

移動となります。
CGの動物なのでショットのサイズが超ロングか乗ってる状態の俳優のみのどちらかになっています。
低予算なのでこれもこれでいい。
近くに船から逃げた男が付いてきています。

ムシの大群が来るので警戒体制となります。
でかいハチみたいなのが襲ってきます。撃たれると緑色の体液を出しています。CGの合成だけど。
プリンセスがムシに襲われて成り行きで檻から出されます。

で、ジョン・カーターと一緒になっています。移動となります。
何だか移動のシーンが結構長い。

ジョン・カーターはプリンセスははぐれたことにしようとタルス・タルカスに持ちかけています。それはダメだとタルス・タルカス。
で、タルス・タルカスの背中に蜘蛛がいたのを仕留めて助けるプリンセス。それでもダメみたい。檻に入らなくてもよくなっただけです。

ポンプ場の側を通過します。
プリンセスの一族が火星の大気をこのポンプ場で管理してる設定です。
あそこにはカントス・カンが来てるはずと言ってるプリンセス。
結局ポンプ場には寄らないことになっています。
例の男はまだ尾行しています。

皇帝のお城に着きます。
皇帝タル・ハジェスに対面となります。
で、ジョン・カーターもプリンセスもタルス・タルカスも処刑や降格とする皇帝タル・ハジェスです。暴君ぶりを見せています。

ジョン・カーターはクサリでつながれる。
そこに例の男が登場する。これがアフガニスタンにもいた男でした。ここではサルカと名乗っています。

闘技場にて。
大勢が見物してる谷底のようなとこです。
ジョン・カーターはクサリでつながれる。
対戦相手はタルス・タルカスでした。適当に戦って一段落となります。

お城にて。
プリンセスの方は閉じこめられこ部屋で目を潰されそうになります。
ここに助けが入ります。ソルが助けに来たようです。

次の対戦相手が来ます。これがサルカでした。
サルカはまだジャンプを見せていなかったのでクサリでつながれていません。そんなわけでとっととジャンプしてズラかります。

ジョン・カーターは皇帝の神輿に投石して皇帝を転がり落とします。
で、落ちた皇帝にタルス・タルカスが戦いを挑む。アッサリと皇帝を片づけたタルス・タルカスが新皇帝となります。
そんなわけでジョン・カーターは自由の身になります。

救命ボートでポンプ場に向かうジョン・カーター。
この飛行シーンも高速で移動してるのに何だか全く風を受けてないので緊張感に欠けています。

ポンプ場にて。
これがまた普通のポンプ場でロケしたそのままです。まあいいけど。
さすがに全くそのままではなく照明やCGでそれらしくし見せていますが・・。

プリンセスとサルカが一緒にいる。
カントス・カンがやられたことを知らないプリンセス。
適当なことを言ってるサルカ。ジョン・カーターはもう死んでることになっています。
ドアを開けてくれとなり。で、中にいたのは前任者の守衛アトル・ナードです。
見つからないようにしてジョン・カーターも中に入り込んでいます。

いきなり大事な大気のコントロール装置を壊すサルカ。
どうやらプリンセスに振られたのが大きいようで、なんというか横恋慕のストーカーが暴走しているようにも思えます。

予備装置に向かう守衛アトル・ナードを片づけるサルカ。
続いてジョン・カーターとサルカのチャンバラになっています。ここが見せ場のはずなんですが何か単調なアクションでもったいない。

プリンセスの方は為す術もなくうろうろしています。
で、ここを制圧すれば最高権力者になれると意気込んでるサルカ。

サーク族はポンプ場に入ろうとしてるようです。
ですが大気が薄くなんていて苦しんでます。

2人がジャンプしたところ飛んでるムシに捕まります。
ジョン・カーターがムシから脱出してサルカはそのままムシにやられます。

カントス・カンの言葉をプリンセスに伝えるジョン・カーター。
このヒントに気がつくプリンセスが予備装置を作動させます。
無事に作動して大気が元に戻ります。描写の方はお手軽ですけど。

これでまた元の世界へと移動する主観ショットのシーンとなります。

エピローグ。
どうやら元の世界に戻ったジョン・カーター。
アフガニスタンの元の任務に戻ります。
いつか必ず火星に戻るとモノローグが入る。あの火星のプリンセスでは戻りたくないような感じですが・・
エンドとなります。


そんなわけでB級と思えばまあまあな作品でした。


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コメント

映画はお粗末、でもロイ・フェイスさんの解説、いやネタバレのストーリー展開はお見事!

ウーン、凄いのなんのって(絶句シネマ)。

ロイさんせいいっぱいのやさしい扱いもどうやら極め付のC級に憐憫の情禁ぜざるを得ずの結果のようです。

なんたって低予算C級なれば、目くじら立てるも大人げないと、目を瞑りたい気持ちにどうしてもなれない1シーン。

例の姫(これが凄いオババ!)が砂漠の中を護送されるときの檻が凄いね。

なんとその気になりゃ、姫がするりと抜けらるような粗い目の格子、しかも細竹で組んだ格子のいくつもない結び目が極細の麻ひもで適当に結わえつけてあるのは良しとて、なんと結んでない箇所が何か所もあるじゃないの。

小道具さん、まるきりやる気なし、監督もケチった予算の手前があって文句も言えず・・・

いやはや開口不可閉悶絶とはこのことか。

でもね気を取り直してみれば、そうかこれは深遠な作画術の一つであるか・・・歌舞伎の黒子と同じ、つまり檻の格子は当然怪力サムソンをもってしても如何ともし難い合理的頑丈さの代物なんだ。

黒子が目には見えても存在はしていないという約束事で成り立っているように!

そう、すべてがそうなんだ。姫もそう、見るからにはらはらするオババが演じているが、これは妙齢の姫なんだぞ。

奥の深いC級もありますです(笑)。

開口不可閉さん、コメントありがとうございます。

低予算SF作品は嫌いではないんですが、せめて女優さんぐらいはというのが正直なとこでした。

トレーシー・ローズも年齢詐称のポルノ出演からまあ色々とあった人で
歳を重ねた深み?があるような感じなので悪くはなかったと思いたい。

アサイラムは正直に手を抜いてる会社で何となく新東宝のような感じもします。
それでも低予算SF作品好きなものでこの手の作品を見るのはやめられません。

ロイさん

辻も褄もありゃしないスゴイ代物ではありましたが、妙に楽しんで最後までつきあいました。

たまにはこの手のユルイのも息抜きにいいですね。

ところで、こんなののあとで今夜は、スエーデン映画「ミレミアム ドラゴン・タトゥーの女」を見ました。

いやあ、驚きです、凄いです。

パンク・ロッカー調のサイケなおねいちゃんがヒロインだけれど、ベッドシーンで鶏ガラみたいなボディーのペチャパイをモロご披露。

普通、ペチャパイはペチャパイなりに工夫してきれいに撮るものだけれど、これは違う。

お見せできるものではございません・・・としか言いようがない代物を、超現実的にそれこそ身も蓋もなくお見せするんだから(笑)。

スエーデン映画って違うなあ!

映画そのものはチープなタイトルとは裏腹に最高の傑作スリラーでした。

ロイさんの映画感想にぜひ取り上げてくださいな。

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