映画感想の加筆改訂のお知らせ

にほんブログ村

« SHOWBIZ COUNTDOWN 2011.07.18(月) | トップページ | 『海底1万リーグからの妖獣』 »

2011.07.23

『百万の眼を持つ刺客』

この作品はデビッド・カーマンスキー監督、ポール・バーチ他主演の低予算B級侵略物SFドラマのようです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。

1955年 American Releasing Corporation (ARC) アメリカ作品
ランニング・タイム◆78分
原題◆The Beast with a Million Eyes
プロット◆謎の宇宙人に悩まされる話しのようです。
音楽◆ジョン・ビックフォード
RUNコーポレーション発売のDVD画質は普通です。スクイーズ収録のフル表示。画面サイズはスタンダード。左右に黒味あり。

キャスト
ポール・バーチ→農場の主人アラン・ケリー
ローナ・セイヤー→キャロル夫人
ドナ・コール→娘のサンディ
レオナード・トレバー→あの男、実はカール
チェスター・コンクリン→近所の老人ベン
ディック・サージェントasリチャード・サージェント→保安官代理のラリー
ブルース・ホワイトモア→The Beast (voice)


デビッド・カーマンスキー監督の演出はよいと思います。
全体的にかなり真面目に作ってあります。
意外とカットバックが多用されててシーンがあっちこっちに飛んでいます。

キャストで・・
ディック・サージェントはTVシリーズ『奥様は魔女』(1964年~1972年)の2代目ダーリンか?、なるほどどこかで見たような気がするわけです。


RUNコーポレーションのタイトル。
トイレの水洗のような効果音がついています。洒落なのか?

いきなり始ります。
宇宙人のモノローグとなっています。
地球を手に入れるのだ。大きく出ています。
強い精神があるとか・・
で、ちゃんと『百万の眼を持つ刺客』と自分で言ってます。

タイトル
American Releasing Corporation (ARC) (II) (1955) (USA) (theatrical)
タイトルバックがイラストになっています。眼が印象的でダリのようになっています。これは褒め過ぎか。

砂漠にて。
農場の主人アラン・ケリーのモノローグで始ります。
砂漠はあまりよくないとか・・・、砂漠は憎悪の始まりとか・・
キャロル夫人に娘のサンディ、愛犬のデューク。
サンディを大学に入れる費用を出すとか。
キャロル夫人は自分1人になってしまうので何だか不機嫌。そんな感じで夫婦喧嘩になっています。
とてもシリアスに始っています。
小屋に男がいます。隣の男がいつも覗いてる話しになっています。

アラン・ケリーはクルマで水まきに出かけます。
クルマはカントリーワゴンです。

小屋の男は壁にはピンナップだらけ。ポルノ雑誌を見ています。
これは見たままの変態です。

愛犬のデュークは裏口からキャロル夫人に表に出されています。
表の網戸を開けてまた入ってる愛犬デューク。

サンディは泳ぎに行くと愛犬デュークと出かけます。
あとをつけてる小屋の男。完璧な変態ではないか。

泳ぐといっても近くの池で泳ぐようです。
サンディは水着を着込んでいました。
何故かはしごがかかってる木に登って見てる小屋の男。
愛犬デュークは水には入らず。ところで平気で水に入って泳ぎが好きな犬もいるそうです。

アラン・ケリーの自宅にて。
キャロル夫人が1人のとこで奇妙な音がしています。
いきなりコーヒーメーカーのガラスが割れています。これは大変です。

奇妙な音はサンディも聞こえてるようです。
さすがに水着は脱がないでそのままで帰るようです。
愛犬デュークの様子がおかしくなっています。
小屋の男に気がつきます。サンディに怒られています。
どうやら小屋の男は口が利けないようです。あまり怖がっていないサンディ。

アラン・ケリーの自宅にて。
キャロル夫人は保安官に苦情の電話をしています。
電話をしてるキャロル夫人をカメラが移動して被害状況を次々と見せています。上手いじゃん。
ガラス戸に入れてあるグラスも割れています。
で、また作りかけのパイを焦がしてるキャロル夫人です。
食べ物をもらいに来た小屋の男を追っ払っています。

クルマのアラン・ケリー。
鳥がクルマにぶつかってきます。これは怪しいとなっています。
外にいたけどクルマ内に避難しているアラン・ケリー。

砂漠にて。
サンディは愛犬デュークを探しています。

アラン・ケリーは近くの農場へ寄ります。
ベン爺さんは雑談となっています。鳥が襲う話しをしてるアラン・ケリー。
飛行機が通ってから変なことがおこってるとベン爺さん。実際に見てはなくて飛行機みたいな音がしたと言っています。

サンディは父親アラン・ケリーのクルマが来たのでちょうどいいと乗っています。

砂漠にて。
愛犬デュークは奇妙な音に釣られて移動中。
前説だとまず犬などに取り付くらしい。

アラン・ケリーの自宅にて。
家の中が目茶目茶で驚いてるアラン・ケリー。
また小屋の男が来たけど追っ払ってるキャロル夫人。
割れた磁器のことを英語はChinaと言ってます。英語の勉強中なのでわかりました。

砂漠にて。
愛犬デュークは奇妙な音に釣られて、本体に接近しています。
この本体は上ではアンテナが回転して、横にはパラボラアンテナが付いてる。大きさがよくわからない。何だかミニチュアの大きさにしか見えません。ここの演出は上手くない。

アラン・ケリーの自宅にて。
保安官代理のラリーが来ました。保安官から見てこいと言われたとラリー。だから保安官ではなく保安官代理なんだなと推測出来ます。
すぐにサンディと一緒になっていい雰囲気になっています。調べるのは後回しです。
サンディが言うには小屋の男は喋れなくて、あの人と呼ばれてるようです。

アラン・ケリーはクルマでまた出かけます。
サンディはラリーのパトカーに乗っていっちゃいました。

キャロル夫人だけのところに愛犬デュークが戻ってきます。
様子がおかしいの家に入るキャロル夫人。。
レバーアクションのライフルをぶっ放すキャロル夫人。当たりません。外に逃げます。
小屋の男に開けてくれとキャロル夫人。無視されています。
で、斧を持って薪置き場?に立て篭もるキャロル夫人。愛犬デュークが迫ります。
キャロル夫人の悲鳴がして溶暗となります。

小屋の男は外に出てそのまま砂漠へと歩いて行った。

アラン・ケリーが帰宅します。
サンディを乗せて帰っています。買物をしたらしい。つじつまが合っています。
サンディはプレゼントを買ってもらったようです。

キャロル夫人は死んでなくて家の中にいます。様子がおかしい。
愛犬デュークはどうしたのとサンディ。事情を話すキャロル夫人。とりあえず事実を話してるようです。全然信じていないサンディ。
で、愛犬デュークが死んでることがわかり口論となります。

家から飛び出したサンディ。
また妙な音がしています。見てる私の耳なりではないと思う。
いつのまにかサンディのあとをつけてる小屋の男。
何だか例の機械に接近してるようです。
小屋の男を止めて引き返させてるサンディ。

アラン・ケリーの自宅にて。
砂漠で妙な音がしてたとキャロル夫人。
食事になります。キャロル夫人に謝ってるサンディ。雰囲気がよくなります。
夜も更けてサンディにちゃんと鍵を締めて寝なさいと言ってるアラン・ケリー。
サンディが砂漠に行ったのは何故だろうという話しになっています。
で、溶暗となります。

ベン爺さんの農場にて。
ドアからネコが出てきます。次にベン爺さん。
朝の動きがパントマイムになっています。
ニワトリから牛を見ると突然牛が襲ってきます。溶暗となります。

アラン・ケリーの自宅にて。
バーナーを使って何か直してるアラン・ケリー。
キャロル夫人がニワトリにエサをやろうとしたらニワトリに襲われています。
救出してこれにはビックリのアラン・ケリー。
で、何だか家族3人で家の修繕をやってるようです。

アラン・ケリーはクルマで出かけます。銃を持っています。
小屋の男も一緒に行くようです。出かける前に仕事を頼むとか言ってました。

池に回りに木が生えてるとこに来ました。オアシスか?
小屋の男に仕事を任せてクルマで移動するアラン・ケリー。
小屋の男はまたあの妙な音に釣られて行ってしまいました。

ベン爺さんの農場にて。
アラン・ケリーがやって来ました。倒れてるベン爺さん。
どうやら死んでるようです。

砂漠にて。
機械の前に来た小屋の男。さてどうなる。

アラン・ケリーの自宅にて。
料理を作ってるキャロル夫人とサンディ。牛が来ています。
ベン爺さんの牛サラだと知ってるようです。ミルクでも搾ろうと外に出ます。
牛がキャロル夫人を襲います。危ないとこをアラン・ケリーが戻って牛を撃って止めてます。

帰宅したアラン・ケリーが電話で保安官代理ラリーを呼んでます。不在らしい。
鳥が電柱のトランスに体当たりして停電となります。
電話が不通になります。もちろん停電もする。

アラン・ケリーとキャロル夫人にサンディはクルマで移動する。
小屋の男がいなくなった話しをしています。どうやら小屋の男を探してるらしい。
で、アラン・ケリーはクルマでキャロル夫人とサンディを町に行かせて、自分だけ捜索を続けると言います。
2人の乗ったクルマを出させます。

あちこち歩き回るアラン・ケリー。
鳥が死んでいます。電柱のトランスがやられています。
他の鳥が襲ってきます。
アラン・ケリーが持ってる銃はポンプアクションの小口径のショットガンのようです。
おそらく22口径の散弾を使ってるのでしょう。これでは小鳥ぐらいしか仕留められません。

アラン・ケリーの自宅にて。
帰宅するアラン・ケリー。小屋の男がいない。
家の中に入るとキャロル夫人とサンディがいました。何で町に行ってないと言うアラン・ケリー。
外に見せたい物があるとキャロル夫人、外に出るとクルマが鳥のぶつかった跡で汚されています。
カラスが先導して他の鳥が襲ってきたのかと推測してるアラン・ケリー。
アラン・ケリーは鳥や動物を誰かが動かしてるのでは?と推測しています。昨日の飛行音から始ったとも言ってます。
いよいよアナザーワールドとも言ってるアラン・ケリー。
また鳥が襲ってきたので家の中に入ります。

小屋の男が走って戻っています。

家の中の3人。
表は鳥で一杯のようです。鳥の鳴き声のみで描写しています。『鳥』(1963年)とホトンド同じ手法です。こっちの方が先でした。

保安官代理ラリーは電話の逆探知をやっています。
ようやらアラン・ケリーからだとわかったようです。

アラン・ケリーの自宅にて。
タイヤの空気を抜いてる小屋の男。そのままズラかります。

保安官代理ラリーはパトカーを飛ばしてます。
いきなり前に小屋の男が立っています。パトカーを止めて後席に小屋の男を乗せます。

アラン・ケリーの自宅にて。
家の中では今日はサンディの誕生日なのでドレス姿のサンディです。ラリーが早くこないかとなってます。
会話の中に洗脳とか入ってるので当時の流行りの話しになっているわけです。
単独行動はダメだとキャロル夫人。
で、3人で外に出ます。

移動中の保安官代理ラリーはパトカーにて。
いきなり小屋の男に殴られます。停まったとこで気絶したラリーをそのままでズラかる小屋の男。

アラン・ケリーの自宅にて。
クルマのタイヤの空気が抜けています。自宅に戻ることになります。

小屋の男はエライ勢いで例の機械に向かってるようです。
気がついたラリーはリボルバーを用意して徒歩で移動する。

小屋の男を尾行してるラリー。
機械の前でもみ合いとなります。何とかラリーが勝ったようです。
気絶した小屋の男をそのままにして移動するラリー。

サンディはドレスから普段着に着替えて窓からラリーを探しに出ます。
ですが小屋の男と鉢合わせになって連れていかれます。

ラリーがやって来ます。
小屋の男がおかしくなったと言ってます。
で、サンディがいない。キャロル夫人は残り、アラン・ケリーとラリーが探しに出ます。

砂漠にて。機械の前です。
小屋の男はサンディを抱っこして運んでるけど大変そうです。
で、サンディを機械の前に出す小屋の男。
アラン・ケリーとラリーも近づいてるようです。
ここでようやく機械の大きさがわかりました。高さが1mぐらいでそんなに大きくはないようです。
アラン・ケリーは小屋の男をカールと呼んでいます。ようやく名前がわかった。
サンディを連れ帰るアラン・ケリー。
機械の前に倒れてる小屋の男カール。

穴の中の機械が精神をコントロールしていると推測するアラン・ケリー。
心を餌食にしてるとか。だから力を合わせれば何とかなるとアラン・ケリー。

いよいよ機械の方からテレパシーが話しかけてきます。
我々はもう出発する。君たち3人の命を頂こう。
我々は形を持たない。入れ物になる体が必要だ・・。
そんな感じで定番の設定になっています。これもこれで別に構わない。

小屋の男は戦友だったとアラン・ケリー。
だから面倒を見ていたらしい。

サンディを連れて行く機械の声。
で、「君にはわからないのことがある、それは愛だ」と断言するアラン・ケリーです。
ここで突然『ファウスト』(1926年)になっています。見てて、これはビックリ。まあいいけど。
アラン・ケリーは色々と喋って謎解きをやってます。
で、また機械の前に行くようです。

機械の前にて。
家族3人で接近します。サンディがコントロールされてる状態らしい。
機械のドアが開きます。眼が現われます。オーバーラップで怪物も見えます。
怪物が倒れます。機械は自動で発進して、はるか彼方へ飛び去ります。
これで終わったらしい。

いつのまにかラリーも戻っていました。
元の状態に戻ったのかネズミが動いています。ワシががネズミを襲う。
ワシがどこから来たのかはわからない。そんな話しからエンドとなります。


そんなわけで低予算ですが真面目に作られているまあまあな作品でした。悪くない。


« SHOWBIZ COUNTDOWN 2011.07.18(月) | トップページ | 『海底1万リーグからの妖獣』 »

映画」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/75473/52286825

この記事へのトラックバック一覧です: 『百万の眼を持つ刺客』:

« SHOWBIZ COUNTDOWN 2011.07.18(月) | トップページ | 『海底1万リーグからの妖獣』 »

月齢

無料ブログはココログ
フォト
2017年10月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

バイクフォト

  • ヤマハ トリッカー XG250
    私が買ったバイクです。ヤマハばかり。