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2011.07.02

『ラスト、コーション』

この作品はアン・リー監督、トニー・レオン、タン・ウェイ主演のスパイ・メロドラマのようです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。

2007年 フォーカス・フィーチャーズ/リバーロード・エンタテインメント アメリカ=中国=台湾=香港作品
ランニング・タイム◆158分
原題◆色・戒◆Se, jie
英題◆Lust, Caution →Denmark / Finland / France / Sweden / USA
プロット◆成り行きでセックス絡みのスパイをする話しのようです。
音楽◆アレクサンドル・デスプラ
JVC/ビクター・エンタテインメント発売のDVDにて。画質はよいです。

キャスト
トニー・レオン→当局の高官イー
タン・ウェイ→ワン・チアチー/偽名のマイ夫人
ワン・リーホン→抗日レジスタンスのクァン・ユイミン
ジョアン・チェン→イー夫人
トゥオ・ツォンホァ→ウー
チュウ・チーイン→ライ・シュウチン
チン・ガーロウ→ツァオ
クー・ユールン→リャン・ルンション
ガオ・インシュアン→ホァン・レイ
ジョンソン・イェン→オウヤン・リンウェン/マイ氏

ポルノはセックスシーンがいいけど女優さんがイマイチ。
普通のメロドラマは女優さんはいいけど肝心のセックスシーンがイマイチ。省略や、ルーティン化されてるセックスシーンの描写。こうなるとまだ省略の方がマシなになってしまいます。
そんなわけでこの作品への期待度が増します。

アン・リー監督の演出はよいと思います。
全体的に無難にまとめてあります。特に変わった手法は使っていません。ということは腕前がいいようです。
セットがテカテカというか妙に新しく見えています。日本映画のセットのようです。そこまではひどくないけど。

アン・リー監督もアルフレッド・ヒッチコック監督作品のの引用大会をやるとは意外でした。
そういえば同じアジア系のジョン・ウー監督も『ミッション:インポッシブル2』/『M:I-2』(2000年)でアルフレッド・ヒッチコック監督作品の引用大会をやっていました。
日本映画の監督はそもそも引用するだけの腕前がなかったりします。実際そんなものです。

輪タクの風車のシーンで終わればよかったのに・・・、
ここから推測すると、検閲で当局から処刑シーンを入れろとなって、それならまた追加シーンを入れてやるとなったのではとなります。
何だか発言ツリーの最後取りみたい。

キャストで・・
ヒロインのタン・ウェイは丸い顔。団令子か?
セックスシーンで見える脇毛が素敵。
そんな感じで素晴らしいの一言です。この作品は代表作になります。よかったね、代表作があって。女優さんには代表作があることがなによりなのです。

トニー・レオンは普通でした。スターがごく普通にキャラをこなした感じです。


タイトル

1942年 上海
麻雀の席です。女性4人。タバコを吸っています。
ところで麻雀のルールがわからん。

タン・ウェイ扮する偽名のマイ夫人が出ています。
カメラは忙しく移動しています。

当局にて。
トニー・レオン扮する高官イーが登場。

イーの自宅にて。
帰宅するイー。
麻雀のイー夫人がジョアン・チェン。
マイ夫人に後の2人ははわからん。
イーとマイ夫人が視線を絡める描写が入ります。
ここは『私は告白する』(1952年)のようです。

席を外すマイ夫人。
クルマに送られて帰宅となります。
クルマが走ると『めまい』(1958年)の音楽になっています。

マイ夫人はカフェに入ります。
電話を借ります。何事かを話して、これで何かが開始となるようです。

4年前と回想に入ります。
大学生佸のマイ夫人ではなく本名のワン・
キャンプみたいなことをしています。

チュウ・チーイン扮するライ・シューキンはワンの知人です。
ワン・リーホン扮する抗日レジスタンスのクァンも登場。
劇の練習となります。

映画を見ているワン。
イングリッド・バーグマンが出てます。相手役の声はレスリー・ハワードのようなので、そうなると『別離』(1939年)なのではと推測出来ます。後タイトルで確認したらそのようです。

本番の舞台となります。
抗日物です。成功となったようです。

打ち上げの宴会となります。
路面電車に乗る面々。クァンとといい感じのワン。

また舞台の練習かと思ったら、マジで抗日レジスタンス活動の相談となります。
高官イーの名前が出ています。
成り行きで全員参加となったようです。男4人、女2人。

香港です。
アジトの洋館を借ります。
ここでワンはマイ夫人になるようです。

イー家にコンタクトとなります。
無難にマイ夫人をこなしているワンです。他の面々は固い固い。まるで素人集団です。

打ち合わせです。
チャンスは少ないとのこと。

イー家にて。麻雀の席です。
プロローグに戻っている?『中』が当たったとなってもルールがわからん。

海岸にて。
ハンドガンの射撃練習をしている面々。空きビンを撃っているだけですけど。
この計画にオヤジの仕送りをつぎ込んでる男から文句が出ています。

雨の日にて。イー家にて。
玄関でイーとコンタクトのマイ夫人。
イーと女3人で麻雀となります。

アジトにて。
SPレコードを鳴らしてダンス大会となっています。
そんなとこに電話が入る。イーからです。呼び出されるマイ夫人。

洋服屋にて。
イーのスーツ仕立てを見立てるマイ夫人。
青のチャイナドレス姿のマイ夫人です。

続いて食事となります。
グラスについた口紅の跡のクローズアップショット。

クルマが走ると音楽は『めまい』(1958年)です。
夜遅くになってマイ夫人を自宅のアジトに送るイーです。
アジト内はイーが来たと大騒ぎとなっています。こんなんで大丈夫なのかい。
中に入れようと誘うマイ夫人。結局空振りとなります。

打ち合わせとなります。
用心深いイーはアジト内には入らないとなります。
今度会う時はセックスまで行くとマイ夫人。そうなるとセックスの特訓だとなります。
酒を飲んでマジでセックスの特訓をやっています。

ある日イー夫人から電話が入ります。
イーは上海に行くと、これで標的がいなくなり計画は頓挫します。
アジトを片づけている面々。そんなとこにイーにマイ夫人を紹介したツァオがやってきます。どうやら強請に来たようです。
衝動的に行動するクァンはツァオともみ合います。そんなこんなで大騒ぎとなります。
なかなか死なないツァオ。人間は簡単に死なないと描写しているようです。→『引き裂かれたカーテン』(1966年)みたい。
それにしても手際の悪い面々です。やるのならもっとちゃんとやりなさい。
口先ばかりで仲間内では威勢がいいけど実はヘナチョコな日本の右翼や左翼のようです。

3年後、上海となります。
マイ夫人ではなくワンは配給の食料をもらっています。
親類のおばさんの家にいるらしい。

学校にて。
日本語の授業となっています。日本語の発音がちゃんとしています。これは偉い。

映画館にて。
『断崖』(1941年)のポスターがあります。
見ているのは『愛のアルバム』(1941年)のようです。同じくケイリー・グラントが出ています。
映画の途中でもおかまいなしに日本の大本営ニュースが入っています。
ここでクァンと再会するワン。

お茶屋にて。
クァンの話しを聞くワン。まだ抗日レジスタンスをやっているらしいクァン。
何だかしょうもないロミオです。

商店街にて。
古本屋の奥でウーという男に会うワン。
またマイ夫人になれと言ってます。もう決め込んでいます。
クァンは一応心配するふりをしているが決めてるのは同じです。
で、マイ夫人に成り切る特訓となります。さすがにセックスの特訓はありません。

最後の父への手紙をウーに渡すワン。
手紙は燃やされます。任務が完了したら英国へというのも怪しい話しです。

イー家にて。
イーと再会のマイ夫人。

路面電車内でクァンとコンタクトして打ち合わせのマイ夫人。
何だか『汚名』(1946年)のようになっています。
そういえばこの作品の劇中映画はイングリッド・バーグマンやケイリー・グラントが出ています。

映画館る出かけるマイ夫人。
ですがクルマの迎えがありホテルの2Bへとなります。

ホテルにて。
90分経過してようやくイーとマイ夫人はセックスへと突入します。
どうなるのかと思ったらいきなりSMプレイになっていました。これは面食らったぞ。

歌付の飯店にて。
イーとマイ夫人。

イーの自宅にて。
また逢い引きとなります。「信じている」のセリフ。
で、セックスへとなだれ込みます。

映画館にて。
この作品は何だかわからん。クァンがいます。

イー家にて。
麻雀の席となります。

夜中のAM04:00頃。
起きるマイ夫人。書斎に行くとイーが書類を燃やしていました。
愚痴が出るマイ夫人。待ってるだけで、麻雀ですってカネもない。

夜、街中にて。
クルマ内のマイ夫人。イーが来てクルマは出ます。

で、セックスシーンとなります。
ここではトニー・レオンのキンタマにボカシがあります。

アジトにて。
また打ち合わせとなります。クァンはまだいる。
打ち合わせばかりで、何だかここから足がつきそうな感じがしますけど・・・

クルマで出かけるマイ夫人。
日本語の料亭に入ります。ダンスホールもある。青いチャイナドレスです。
イーに歌を聞かせるマイ夫人です。振り付け付で素敵なシーンになっています。セックスシーン以外ではこのシーンが1番よかった。

帰りのクルマ内にて。
マイ夫人に手紙を持たせるイー。

アジトにて。
手紙を検分するウーとクァン。これは罠か?、何かのテストか?と思えます。

帰り際にマイ夫人にキスをするクァン。
遅過ぎるとマイ夫人のワン。

手紙の男に会いに行くマイ夫人。
回りには抗日レジスタンスだと思われる男女が一杯います。
ブロローグに戻っているのか?

結局手紙の内容は宝石はどれにします?でした。
単なるプレゼントだったようです。

カフェにて。
アジトに電話のマイ夫人。プロローグと同じです。
コーヒーカップには口紅の跡が残ります。香水をつけるショットも入ります。

クルマに戻るマイ夫人。
イーが待っています。

宝石店に寄るとマイ夫人。
イーと2人で宝石店に入ります。ここでイーを逃がすマイ夫人。逃げ切るイー。
これでどうなる?

輪タクに乗るマイ夫人。
輪タクに付いてる風車3つが回るクローズアップショットが印象的。
このままどこかへ消え去りたいといった感じがします。いいシーンです。ここでエンドでもよかったような。おそらく当初はここでエンドだったと思えます。
輪タクは道路封鎖に引っかかります。
マイ夫人は服に縫い込んだ毒薬を取り出しています。これで自殺したのかと思ったら・・・

当局にて。
抗日レジスタンスの報告を受けるイー。

処刑場にて。
抗日レジスタンスは全員捕まって処刑となるようです。
これがいかにもあとから撮り足したような感じなんです。当局からの圧力で色々と大変なようです。

イーの自宅にて。
帰宅するイー。イー夫人の問いかけには「マイ夫人は香港に帰った」となります。
このシーンはアン・リー監督が意地になってこの作品は自分の作品ですとした感じ。そんな感じで映画を撮るのも色々と大変でそれくらい影響力があるのが映画なのです。
エンドとなります。


そんなわけで意外と普通のメロドラマでした。心中物かと思っていたが違っていました。それでもよい作品でした。


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