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2011.05.14

『世界終末の序曲』

この作品はバート・I・ゴードン監督、ピーター・グレイブス、ペギー・キャッスル主演のB級SF昆虫パニック映画のようです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。

1957年 アメリカ作品
ランニング・タイム◆72分
原題◆Beginning of the End
プロット◆巨大イナゴ相手に悪戦苦闘する話しのようです。
音楽◆アルバート・グラッサー
TCメディア/株式会社ニューライン/株式会社オルスタックピクチャーズ発売のDVDにて。画質は非常によいです。モノクロでカラーではありません。何となくカラーだと思っていました。スクイーズ収録のフル表示。画面サイズはワイド。左右に少し黒味あり。

キャスト
ピーター・グレイブス→農務省の昆虫学者エド・ウェインライト博士
ペギー・キャッスル→新聞記者のオードリ・エイムズ
モリス・アンクラム→ハンソン将軍
トーマス・ブラウン・ヘンリー→スタージョン大佐
リチャード・ベネディクト→マサイアス伍長
ジェームズ・シーイ→ジェームズ・バートン大尉
Than Wyenn→農務省のフランク・ジョンソン
不明→マッケンジー刑事
ハンク・パターソン→証人のデイブ爺さん
不明→証人の中年女性のエドナ
ダグラス・エバンズ→ノーマン・タガード編集長

バート・I・ゴードン監督の演出はよいと思います。
全体的に無難にまとめられていました。昔の映画人は真面目に映画を作るんだなと感心する。決してヘタな演出ではないと思う。
で、スペシャルエフェクトもバート・I・ゴードン監督がやっています。一部では手抜きと言われてる手法もあります。→写真にイナゴを乗せてるだけの手法です。
特撮の手法ですが基本的には本物のイナゴを合成しているだけです。
イナゴの羽は抜いてるらしい。飛び跳ねることもせずに歩いてるだけのイナゴです。

話しの進行は大まじめそのもので進行しています。
俳優さん達を真面目にやっています。


プロローグ。
夜、道路にて。ラドロゥ 1.6キロの標識。
クルマのカップルが何者かに襲われます。
で、タイトルとなります。ありがちな手法になっています。

それにしてもピーター・グレイブスはB級SF作品にどのくらい出てる?、何だか軽く10本以上は出てるみたい。
ペギー・キャッスルは『拳銃魔』(1949年)に出てた?→これはペギー・カミングスでした。ペギー・キャッスルが出てるのは『原爆下のアメリカ』(1952年)でした。

パトカー254号が不明者を捜索中。
クルマがめちゃくちゃになっているのを発見します。
免許証からウィリアムス・サマーフィールド?
シーンは飛んで鑑識等が来てこの現場を調べています。
マッケンジー刑事が無線を受けます。パトカー254号が行方不明?
で、パトカー254号は無線で応援を頼むと伝えて溶暗となります。

ブロンドのヒロインがオーブンカーで登場。
これがペギー・キャッスル扮する新聞記者のオードリ・エイムズです。
検問で止められています。
クルマを止めてカメラを取り出してるオードリ・エイムズ。
もう軍隊が出てきています。どうやら州兵だったようです。

ところでこの女優さんはちゃんと安全確認してクルマをスタートさせています。
真面目に運転免許証を取っているようです。
服装がいかにも1950年代風になっています。これはいいな。

新聞記者のオードリ・エイムズは迂回路の途中でクルマを止めて写真を撮ったけどすぐに兵隊が来てカメラを没収されています。

州軍本部にて。
オードリ・エイムズは司令官に面会に来ています。
代理のバートン大尉と会いますが質問には答えられませんの一点張りです。
そもでもオフレコでラドロゥの町が壊滅した。150人が消えた。死体はない。等の情報をゲットしています。

証人から証言を取るとこに同席してるオードリ・エイムズ。
デイブ爺さんの証言。雷のような音。飛行機が飛んでた?。
中年女性のエドナ。電話交換手らしい。電話が切れました。

スタージョン大佐がここの司令官のようです。
このオードリ・エイムズ記者は結構有名人らしい。

自動車電話を使うオードリ・エイムズ。
受話器が普通の黒電話そのものなのがいい。当時は自動車電話はないから映画ならではの描写です。
ノーマン・タガードにつないでと言ってます。編集長のようです。
いいネタを見つけたと伝えるオードリ・エイムズ。

検問所にて。
クルマのオードリ・エイムズ。カメラを返してもらいます。
マサイアス伍長からカメラを受け取ってます。

飛行機も飛んでない。120キロ以内に核施設もない。それでは何が?・・
1950年代なのでまずは放射能を疑っています。
で、この辺で関係ありそうなのは農務省イリノイ試験所があるくらい。

農務省イリノイ試験所にて。
ここを訪ねるオードリ・エイムズ。巨大な野菜がたくさんあります。
男に話しかけるが返事がない。どうやら耳が不自由でした。男の名はフランク。
ここでいきなりピーター・グレイブス扮すエド・ウェインライト博士が登場。ここの責任者とのことです。
巨大な野菜にビックリしてるオードリ・エイムズ。

取材となります。
ところでイナゴは英語で何て言う?
放射能の話をするオードリ・エイムズ記者。それはないとエド・ウェインライト博士。
ですが、やっぱりというか野菜を放射能で改造しているようです。
成長抑制のためのミネラルも使用とのこと。伏線かと思ったが関係なかった。
あっさり取材を終えてクルマで移動のオードリ・エイムズ記者。

州軍本部にて。
オードリ・エイムズ記者はさすが押しが強い。強引にラドロゥの取材の許可をもらいます。

クルマで移動のオードリ・エイムズ記者。兵隊が1人同行しています。
検問所を通過してラドロゥの町に入ります。
ラドロゥの町は廃虚になっていました。
で、戻ります。

農務省イリノイ試験所にて。
また来てるオードリ・エイムズ記者。
3ヶ月前に壊れた倉庫を見に行きましょうとなります。

3人でクルマで移動となります。
記者のキャラなので会話もそんな感じになっています。
科学も安全ではないのでは?フランクの意見は?と雑談になっています。

倉庫に入ります。
破壊されてる倉庫。改めて調べます。
倉庫の小麦がなくなっている。草が全く生えていない。根こそぎ食われてる。
ここの会話から昆虫学者とわかるエド・ウェインライト博士。
植物と昆虫は深い共生関係にあると言ってます。

ここで不明な音がしていきなり巨大イナゴが出現します。
やられるフランク。
クルマで逃げるエド・ウェインライト博士とオードリ・エイムズ記者。

州軍本部にて。
エド・ウェインライト博士が巨大イナゴが出たと説明するが全く信じてもらえない。
そんなこんなでようやく調べに行くことになります。

トラック1台で兵隊と司令官とエド・ウェインライト博士。
オードリ・エイムズ記者は残ってる。

農務省イリノイ試験所の倉庫にて
装備はM1ガーランド自動小銃、トンプソンのサブマシンガン。トラックには据え付けのマシンガンで多分ブローニングM2重機関銃。

調べます。フランクの死体がない。
森を移動して調べます。そのうち怪しい音がしてきます。
いきなり巨大イナゴを出現。次々と兵隊がやられます。撃ちまくりながら後退してます。
何とかトラックに辿りつき退却しています。
エド・ウェインライト博士はもうサブマシンガンを撃ってる。さすが主役です。

州軍本部にて。
残り戦力を集結させる司令官。
エド・ウェインライト博士は陸軍を呼んだ方がいいと言っています。
それはまずいと司令官。どうやら責任問題になるらしい。自分のキャリアにキズが付くという典型的なお役人様のロジックとなっています。

それならワシントンに行くとエド・ウェインライト博士。
同行するオードリ・エイムズ記者。
エド・ウェインライト博士の「終わりの始まりだ」のセリフがあります。このセリフは有名ですが元ネタはわかりません。

ワシントンにて。
フィルムを流して説明してるエド・ウェインライト博士。
で、陸軍は「ご苦労様でした」と、これだけでお引き取り下さいとなっています。
森を出たらもう止められないと警告するエド・ウェインライト博士。
帰りかけるとこで緊急の電話です。州軍が巨大イナゴに突破されたとのこと。
で、陸軍は急行せよとなります。

シカゴまで160キロを飛行中の陸軍指令機にて。
移動中ですが現地には降りられずシカゴに向かうことになります。

シカゴにて。
軍隊の方は連絡だけで忙しい。シカゴに巨大イナゴが接近中と連絡が入る。

研究室の方はエド・ウェインライト博士は巨大イナゴを研究中。
殺虫剤が効かないと連絡が入ります。
オードリ・エイムズ記者が来てます。さてどうしましょうとなっています。

アーカイブ映像でシャーマン戦車が出動しています。

TVニュースです。
巨大イナゴが出る前には怪しい音がしますと言っています。
陸軍の本部にて。研究室にも。怪しい音がしています。

合成の巨大イナゴが押し寄せてきます。
防衛線のシャーマン戦車が一斉射撃となっています。
シャーマン戦車等のアーカイブ映像。軍人がいるセット。巨大イナゴの合成。この3つのシーンを編集でモンタージュしてアクションシーンとなります。
巨大イナゴの方は人海戦術のでようで、やられても次々と押し寄せてくるようです。

TVニュースです。
巨大イナゴがシカゴ南部に迫ると言っています。
地下に避難して下さい。慌てないで下さい。クルマが故障したら路肩に寄せて下さいとか言っています。
そんな感じでまともな描写となっています。

これが有名なビルの写真の上をイナゴが動く特撮シーンとなっています。
なかなかそれらしく映ってます。上手いじゃんというか偶然に撮れたのか?
何故かビル内には風呂上がりの女性がいたりします。それは映画だから・・・。

陸軍の本部にて。
シカゴに入って巨大イナゴの動きが止まってる。これは気温が下がったせいですと説明するエド・ウェインライト博士。
いよいよ原爆使用の話しが出てきます。

ハンソン将軍から夜明けと共に原爆を投下するとなります。
そんなとこで昔のマサチューセッツの入植者はイナゴを海に追い立てたとの話しが出ます。これが伏線らしい。
昆虫の引きつける音で湖におびき出せばいいとなります。

それには巨大イナゴを捕獲して引きつける周波数を特定しなければならない。
まずは捕獲から始めます。

夜、倉庫にて。
兵隊とエド・ウェインライト博士。
何だか怪しい音がします。巨大イナゴが出現しました。ガスマスクをしてガス弾を投げる。
どうやら捕獲出来たようです。

研究室にて。
合成で巨大檻に入ってる巨大イナゴ。
ポリグラフをセットしています。片っ端から周波数を変えて流しテストとなります。
で、ポリグラフが反応した周波数で 巨大イナゴの群れをおびき出す予定。

ハンソン将軍が来て時間切れを通告する。
まだ気温が上がるまで時間があると訴えるエド・ウェインライト博士。
少しの猶予が与えられます。それでも後90分です。

またテストを繰り返します。まだわからない。
溶暗、無人のシカゴの街、研究室、ここをカットバックして時間の経過を描写してるようですシカゴ市街地のシーンではハーツレンタカーの看板があった。
ところで字を左手が書いてるピーター・グレイブスは左利きです。

ついにポリグラフが振れ、ようやく巨大イナゴを引きつける周波数が判明しました。
そんなとこでテスト用の巨大イナゴが檻を破って一騒ぎとなります。これで兵隊1名が死亡。

速攻で連絡してハンソン将軍と打ち合わせのエド・ウェインライト博士。
まずは原爆投下を中止にさせます。引き上げる爆撃機。

で、まずはこの研究室から発振して巨大イナゴを集結させ、それから湖に準備させたボートから発振を引き継いで集結させた巨大イナゴを全部湖におびき出す予定となります。

気温が上がって巨大イナゴが動き始めます。
実験室から発振させます。ビルの屋上に配置してた見張りがやられます。
エド・ウェインライト博士はサブマシンガンを撃ちまくり窓に接近した巨大イナゴを撃退しています。
このトンプソン サブマシンガンはちゃんと作動してて空薬莢を排出しています。アメリカ映画は銃器関係の描写はちゃんとしています。

ようやく巨大イナゴが研究室があるシカゴ中心部に集結したようです。
ボートがイナゴを誘導する発振を引き継ぎます。
このへんのシーンですが正直言って盛り上げ方はそんなに上手くない。
バート・I・ゴードン監督もロジャー・コーマンと同じで普通が好きみたい。要するにメロドラマが好きなのでしょう。

巨大イナゴがどんどん湖に入っています。
マジでイナゴが溺れてます。ここは普通に撮ってるだけです。
それで巨大イナゴの方は片が付いたようです。意外とアッサリしてる。
エンドとなります。

そんなわけで大まじめで作られているB級のままあな作品でした。


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