『ヴァネッサ・パラディの奥サマは魔女』(1997年)
この作品はルネ・マンゾール監督、ヴァネッサ・パラディ、ギル・ベローズ、ジャン・レノ主演のファンタスティックなドラマのようです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。
1997年 UGC フランス作品
ランニング・タイム◆102分
原題◆Un amour de sorciere
英題◆Witch Way Love
プロット◆子供を護る話しのようです。
音楽◆ジャン=フェリックス・ラランヌ
スカイパーフェクTV315スター・チャンネルにて。画質はそんなによくはない。寝ぼけたような画質です。英語版です。
キャスト
ヴァネッサ・パラディ→子持ちの魔女モーガン
ギル・ベローズ→発明家のマイケル
ジャン・レノ→悪の帝王?モロク・エドラマノク
ジャンヌ・モロー→モーガンの祖母
ファンタン・ララン→モーガンの息子アーサー
ダブニー・コールマン→仕事人間のジョエル
キャサリン・ブアマン→秘書のリタ
この作品はヴァネッサ・パラディが出ているで奥サマは魔女物で見ました。
ルネ・マンゾール監督の演出はまあまあだと思います。
英語ですがこれはフランス作品なのかな。
惑星直列で何かが起こると話しは進行します。
前半はヴァネッサ・パラディがギル・ベローズを振り回すロマンティック・コメディで後半はギル・ベローズがアクションを担当する展開になっていました。
ギル・ベローズがジャン・レノの所に行く前にアドバイスを山ほど受けていました。これはギャグなの?
『腰抜け二挺拳銃』(1948年)では決闘直前に相手の癖はこうなんだと多数の人から全部やりきれないほどアドバイスを受けるギャグがあったものでそう思いました。
ジャン・レノは何だかもったない使われ方でした。
プロローグでのハイテクが伏線になっているのかは思ったがそうでもなかった。
燃やした後の始末は魔法では出来ないようで魔法使い関係者が総出で掃除をしていた。なんでそうなる?
ヴァネッサ・パラディの衣装。赤っぽいタンクトップに黒のパンツ。
前歯のすき間が気になります。フランスでは直さないのか。お下品なとこがいい感じですね。上手い監督さんに当たればこのお下品さも程よく見えると思います。ということでパトリス・ルコント監督の『橋の上の娘』(1999年)のDVDを買ってしまった。
ディテールで・・
香港のシーンではウェベリーのリボルバーが出ていました。香港は英国の植民地だったので英国のリボルバーが出てくるのは納得出来ます。
フランスといったらこのクルマでシトロエンDSが出てました。
そんなわけで少し平板な出来でまあまあな作品でした。
話しは全く違うけどルネ・クレール監督の『奥様は魔女』(1942年)の方が洒落ていて出来はよい感じです。ヒロインはお下品さでは負けていないベロニカ・レイクで、これが素敵で作品自体の出来もいいのでお勧めです。
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