『ジェネレーションズ』(1994年)
この作品はデビッド・カーソン監督、ウィリアム・シャトナー、パトリック・スチュアート、マルコム・マクダウェル主演の『スタートレック』シリーズの映画版の何番目かの作品のようです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。
1994年 パラマウント アメリカ作品
ランニング・タイム◆119分
原題◆Star Trek Generations
プロット◆永遠の世界ネクストへと通じるエネルギー波を求める1人の男に振り回される話しのようです。
音楽◆デニス・マッカーシー
キャスト
ウィリアム・シャトナー→ジェームズ・T・カーク船長
パトリック・スチュアート→ジャン=リュック・ピカード船長
マルコム・マクダウェル→黒幕のトリアン・ソラン博士
ジョナサン・フレイクス→ウィリアム・T・ライカー副長
ブレント・スパイナー→アンドロイドのデータ少佐
レヴァー・バートン→ジョーディ・ラフォージ
マイケル・ドーン→ウォーフ
ゲイツ・マクファーデン→ビバリー・クラッシャー
マリナ・サーティス→ディアナ・トロイ
ジェームズ・ドゥーアン→モンゴメリー・スコット
ウォルター・コーニッグ→パーヴェル・チェコフ
アラン・ラック→ジョン・ハリマン船長
ジャクリーン・キム→デモラ・スールー少尉
バーバラ・マーチ→ラーサ
グウィニス・ウォルシュ→ベター
ウーピー・ゴールドバーグ→ガイナン
ジャネット・ゴールドスタイン→エンタープライズ乗員
ブライアン・トンプソン→クリンゴン人
トーマス・コパッチ→エンタープライズ乗員
グレン・モーシャワー→エンタープライズ乗員
ティム・ラス→エンタープライズ乗員
トミー・ヒンクリー→ジャーナリスト
パティ・ヤスタケ→アリサ・オガワ
何となく見ました。私はTV『スタートレック』シリーズはあまり関心はなくて旧シリーズも新シリーズももホトンド見ていません。でも新旧艦長が誰くらいは知っています。
デビッド・カーソン監督の演出はまあよいと思います。
会話シーンに切り返しはあまりやってない。
宇宙空間での爆発はCGで処理しているようです。
転送は非常に便利・・。
座標が特定出来れば転送先に何もなくてもOKのようです。これはワープと並ぶ便利なアイテムと思えました。
タイトルでの宇宙空間を飛ぶシャンペンボトルは洒落ててよいと思った。
プロローグでカーク元艦長が殉職。それから78年後となります。
導入部で16世紀ぐらい?大航海時代のシュミレイターでギャグ1発が入ります。時代に合わせたコスチュームだけは自前のようです。
クリンゴンの20年前の旧式宇宙船を破壊する描写バランスはこの位が最低限でしょう。ただの弱いものいじめに見えてはこまります。このあたりが映画の描写バランスのむずかしいとこなのです。
エンタープライズの不時着はこれ位引っ張ればいいと思う。
不時着して延々と地上を滑っています。これで巨大感がよく出てると思います。
1回ネクストからの帰還による時間的リスタートあり。
何せ星系を壊滅させエンタープライズまで破壊したのだからこれでは話しが終わってしまうではないかと見てて信じられなかった。
ネクストに執着するカーク艦長の変心がもうひとつ描写が足りないように見えた。
感動のシーンで・・・
データ少佐とネコの再会の図なんですが、ネコ好きな私が見るところデータ少佐に抱っこされてるネコは本気で嫌がってるように見えます。ここはまあ御愛敬ですが。多分ネコはメイクの臭いが耐えられないんだと思います。
キャスト3人で・・・
パトリック・スチュアートは悩み描写が多く、あまり冴えなかった。
マルコム・マクダウエルは貫禄充分で悪役を演じています。一時期再起不能なんて言われてなかった?か、そんなわけで御同慶の至りです。
ウィリアム・シャトナーは他の2人はどうでもいいといった感じで唯我独尊なようです。
スチュアート、マクダウエル、シャトナーのお年寄り3人にアクションさせてはいけません。何か他にいい設定がなかったの?と思えた。
そんなわけで演出は並みですが結構楽しめたよい作品でした。
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コメント
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猫のスポットは、映画の前に放送していた
テレビシリーズから出演していましたが、
よもや本気で嫌がっていたとは
飼っている方ならでは、ですねー。
投稿: シロハチ | 2011.04.23 20:23
シロハチさん、コメントありがとうございます。
あのネコはTVシリーズにも出てるのですか、知りませんでした。
映画のネコを思い出すとやっぱり嫌そうに見えますね。
投稿: ロイ・フェイス | 2011.04.24 19:54