SHOWBIZ COUNTDOWN 2011.01.31(月)
◆地上波デジタルTXテレビ東京にて放映のSHOWBIZ COUNTDOWNの感想です。
◆ネタバレはあると思います。
◆オープニングテーマのビデオクリップ
◆Rihanna、『Only Girl (In The World)』
◆U.S.A. BOX OFFICE TOP10
◆2週目10位が Season of the Witch (2011) ドミニク・セナ監督、ニコラス・ケイジ、ロン・パールマン、クレア・フォイ主演の魔女が出てくるコスチュームプレイ・アクションのようです。興行収益が1800万ドル。ランクは先週から急降下となっています。ハリウッドのパターンで史実を無視してる設定になってるとのことです。例によっていちいち説明セリフが入ってるアクションとなっています。これではダメです。キャストのロン・パールマンはどの作品に出ていてもロン・パールマンです。
◆6週目9位が The Fighter (2010) デビッド・O・ラッセルl監督、マーク・ウォルバーグ、クリスチャン・ベイル、エイミー・アダムズ主演の実録ボクシング映画。実在のボクサー ミッキー・ウォードの半生を描く実録ドラマとなっているようです。興行収益累計が6500万ドル。アカデミー賞ノミネート効果でヒットしてるのか?。ボクサーが人間関係で悪戦苦闘する話しのようです。
◆5週目8位が Yogi Bear (2010) エリック・ブレビグ監督、VCがダン・エイクロイド、ジャスティン・ティンバーレイク、出演がアンナ・ファリス、トム・カバナー。TVアニメシリーズ『クマゴロー』(1961年)を実写と3D CGを組み合わせた作品。興行収益累計が8200万ドル。まだTOP10にランクインしています。これはビックリ。その理由は似たような競合作品が公開されてないのと3D公開の恩恵を受けただけで、どうやら運が良かっただけのようです。
◆5週目7位が『トロン:レガシー』 TRON: Legacy (2010) ジョセフ・コシンスキー監督、ジェフ・ブリッジス、ギャレット・ヘドランド、オリビア・ワイルド主演の3D CGのSFアクションのようです。オリジナルの『トロン』(1982年)は見た目のCGっぽい画像だけの駄作だったけど今回のリメイクもそうみたい。興行収益累計が1億5600万ドル。まだヒットしています。どうして?
◆4週目6位が Little Fockers (2010) ポール・ワイツ監督、ロバート・デ・ニーロ、ベン・スティラー、ダスティン・ホフマン、ジェシカ・アルバ主演でおなじみの「ミート・ザ・ペアレンツ」シリーズ第3弾。興行収益累計が1億3400万ドル。ダスティン・ホフマンがゴネて撮影が大変だったそうです。これは製作もやってるベン・スティラーが苦労したでしょう。何だか映画本編より内幕の方が面白そうだけど。
◆7週目5位が『ブラック・スワン』 Black Swan (2010) ダーレン・アロノフスキー監督、ナタリー・ポートマン、ミラ・クニス、バンサン・カッセル、ウィノナ・ライダー主演のバレエ映画でサスペンスになっているらしい。興業収益累計が7300万ドル。今週のハイライトからバンサン・カッセルは説教してればいいだけの儲け役だとわかります。
◆8週目4位が『英国王のスピーチ』 The King's Speech (2010) トム・フーパー監督、コリン・ファース、ジェフリー・ラッシュ、ヘレナ・ボナム・カーター主演の吃りを克服した英国国王ジョージ6世の話しのようです。興行収益累計が4400万ドル。ここからの情報ではないけどプロデューサーのワインスタイン兄弟がアメリカ国内でのレイティングをR指定からPG?にしようと再編集しようとしてるらしい。アカデミー賞には間に合わないけどアカデミー賞以降は主演男優賞効果で興業成績を伸ばそうと画策しているわけです。さすがハリウッド伝統の良心のないプロデューサーはやることがセコイ。大昔のワーナー兄弟の方がもっと凄いような気もするけど・・
◆4週目3位が True Grit (2010) イーサン・コーエン、ジョエル・コーエン監督、ジェフ・ブリッジス、マット・デイモン、ジョシュ・ブローリン、へイリー・スタインフェルド主演の『勇気ある追跡』(1969年)のリメイク・ウエスタン。興行収益累計は1億2600万ドル。ウエスタンでは歴代2位のヒットとなってるそうです。おめでとうございます。マット・デイモンはオリジナル作品のグレン・キャンベルが演じた役をやってるようです。
◆1週目2位が『僕が結婚を決めたわけ』 The Dilemma (2011) ロン・ハワード監督、ビンス・ボーン、ジェニファー・コネリー、ウィノナ・ライダー、ケビン・ジェームズ主演の結婚ドラマか?。ロマンティック・コメディではないようで親友の奥さんの浮気現場を目撃したビンス・ボーンがあれこれと悩んだり説教する話しのようです。興行収益が1700万ドル。ロン・ハワード監督、ビンス・ボーン主演作としては最低のオープニング成績だそうです。女優さんがジェニファー・コネリー、ウィノナ・ライダーとは渋いキャストで少し歳を取り過ぎのような気がするが気にしない。親友役のケビン・ジェームズは他にも結構出演作があるみたいでヘタなダンスな持ち芸らしい。浮気相手役がチャニング・テイタムらしい。キャストが地味過ぎるのがアレなのか?。登場するクルマはまたアメ車の古いモデルみたい。要するにオイルショック以降で排ガス規制をやり始めた1970年代後半からのアメ車はダメダメということです
◆1週目1位が『グリーン・ホーネット』 The Green Hornet (2011) ミシェル・ゴンドリー監督、セス・ローゲン、ジェイ・チョウ、キャメロン・ディアス主演のTVシリーズの映画化作品。興行収益が3300万ドル。結構ヒットしているけど2週目以降は大きくランクを落としそうです。今週ののハイライトから推測するとどうやらセス・ローゲンのオレ様映画になってしまった感じです。普通ガス銃を自分に向けて撃つか?銃を扱ったことがない日本人ではあるまいし、で、あとになってこのガス銃で相棒を撃ってます。このへんで愛想が尽きてきそうです。これはダメだな。一瞬バイクが出てきます。おそらくドゥカティでしょう。カトーは英語ではケイトーと言ってます。
◆Movie Topics
◆『トランスフォーマー ダークサイド・ムーン』 Transformers: Dark of the Moon (2011) マイケル・ベイ監督、シャイア・ラブーフ、ロージー・ハンティントン=ホワイトリー主演のシリーズ第3作で初の3D作品となっているそうです。月面初着陸まで時代は戻り、この月面にある謎の構築物のシーンを延々とやっています。何だかどこかで見たようなシーンです。それは『ダロス』(1983-1984年)です。
この作品からミーガン・フォックスがキャストから降ろされたらしい。それはそれで別にいいけど、このシリーズ以外でのミーガン・フォックスは主演作2作連続興業が失敗しています。これで映画女優としてのキャリアの危機に直面してます。大丈夫なのかとミーガン・フォックスの方が心配になります。
◆ Sanctum (2010) ジェームズ・キャメロン製作総指揮、アリスター・グリアソン監督、リチャード・ロクスバーグ、ヨアン・グリフィズ、アリス・パーキンソン主演の3D 洞窟探検アドベンチャーのようです。リチャード・ロクスバーグが出てるからオーストラリアで撮影してるのか?、女優さんのアリス・パーキンソンはあまり知りません。この作品もまたアクションシーンではいちいち説明セリフが入ってます。これはダメだな。
◆DVD Topics
◆『ベスト・キッド』 The Karate Kid (2010) ウィル・スミスの親バカ映画。余り見る気がしない。
◆『ナイト&デイ』 Knight and Day (2010) ジェームズ・マンゴールド監督、トム・クルーズ、キャメロン・ディアス主演の巻き込まれアクション・コメディ。撃ち合いよりバイクの方が気になります。それほど見る気はしない。
◆『ガフールの伝説』 Legend of the Guardians: The Owls of Ga'Hoole (2010) ザック・スナイダー監督のフクロウが主役の3D CGアニメ。これは見てもいいな。
◆『ぼくのエリ 200歳の少女』 Let the Right One In (2008) Låt den rätte komma in (original title) トーマス・アルフレッドソン監督、カーレ・ヘーデブラント、リーナ・レアンデション主演のスウェーデン製バンパイアホラーのようです。DVDになって無意味なボカシがなければ買って見てもいい。それにしてもやる気がないサボタージュなのか、センスがないのかわかりませんが意味不明のヒドイ邦題です。
◆Music Topics 私は音楽ネタの方はサッパリです。
◆映画の邦題もイマイチなのが多いけど、洋楽の勝手な邦題はホトンド許しがたいレベルに達しています。そんなわけで原語表記にしています。カタカタ表記は1文字でも異なると検索が出来ないし・・・
◆日本語の歌詞さえロクに聞いていないので英語の歌詞がわかるわけがない。それに日本ではメッセージソングが実質的に禁止されてるから歌詞に意味がないのは当然かもしれない。
◆外人の喋る英語は全然わからないし、外人が日本語を喋ってるのを聞くと何故かムカつく。この鎖国システムはよく出来てます。
◆Taylor Swiftのカタカナ表記はテイラー・スイフトだと思ってたが実はテイラー・スウィフトらしい。ビデオクリップが『Back To December』、最新アルバムが『Speak Now』
◆エンディングテーマのビデオクリップ
◆Michael Jackson、『Hold My Hand (duet with Akon)』
◆国内映画TOP10は相変わらずです。なんだかわからん。
◆ヒットしているとは思えない実写日本映画が大量に入ってます。ところで、アニメと仮面ライダーシリーズがなかったら日本映画業界はやっていけず崩壊します。
◆なんかいつもTOP10の割合が決まっている感じ。アメリカ映画、アニメと仮面ライダー、実写の日本映画とそんな感じ。
◆この興業通信社調べの国内映画TOP10ランキングですが信用度はオリコンやビデオリサーチと同じ程度でしょう。つまり数字は操作し放題で信用度はゼロということです。
◆現在の日本映画は驚くほど影響力がない。これはホントのことです。
◆現在の日本映画をカネを出して劇場まで見に行くことに感心します。現在の日本映画を見て感動したり褒めることに感心します。現在の日本映画の感想をわざわざ書くことに感心します。これらをよくそこまで出来るとまた感心します。
◆SHOWBIZ NEWS
◆第31回ゴールデンラズベリー賞に『エアベンダー』(2010) The Last Airbender (2010)と『トワイライト・サーガ エクリプス』 The Twilight Saga: Eclipse (2010) が最多9部門にノミネート。無難なセレクトになっているようです。
◆サム・ワーシントンが3年間交際していたスタイリストと破局。色々と忙しいようです。
◆49歳のジム・キャリーが娘と同年代の24歳のモデル アンチャル・ジョセフと交際か。色々と忙しいようです。
◆残業代未払いでナニーに訴えられたロバート・デ・ニーロが3万ドルの支払い命令を下される。色々と大変なようです。
◆SHOWBIZ QUIZ
◆ロバート・デ・ニーロがアカデミー賞を獲得した最近の映画?、これは全くわからない。→で、正解が『レイジング・ブル』(1980年)の主演男優賞でした。これはビックリ。そんなに昔になるのか。それではもう受賞は無理じゃん。あとは功労賞ぐらいしかないかも。
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