映画感想の加筆改訂のお知らせ

にほんブログ村

« 『ヴァン・ヘルシングVSスペースドラキュラ』(2004年) | トップページ | 『オフィスキラー』(1997年) »

2011.02.22

SHOWBIZ COUNTDOWN 2011.02.21(月)

◆地上波デジタルTXテレビ東京にて放映のSHOWBIZ COUNTDOWNの感想です。
◆ネタバレはあると思います。

◆オープニングテーマのビデオクリップ
◆Rihanna、『What's My Name? (feat. Drake)』

◆今週はU.S.A. BOX OFFICE TOP10ではなく第83回アカデミー賞作品賞候補10作品特集になっています。
◆『ソーシャル・ネットワーク』 The Social Network (2010) デビッド・フィンチャー監督、ジェシー・アイゼンバーグ、アンドリュー・ガーフィールド、ジャスティン・ティンバーレイク主演のSNS Facebookを作り上げた人達のドラマのようです。内容はドロドロの人間関係、拝金主義で訴訟沙汰となりカネを払えばいいんだろとなり、結局はカネかいという話しのようです。アカデミー賞の本命だったけどそうではなくなったようで脚本賞ぐらいか?。で、実際のフェイスブックの方は日本では無理でしょう。匿名で悪口を言えなくなるし、自分の発言に責任を持たなくてはならないから。別に奥ゆかしいというわけではなく、そういうのは2チャンネルで充分というわけでしょう。何しろ2チャンネルの方々は『真の社会の木鐸であり、悪意の第三者であり、匿名の加害者なのです』そんなわけでこれはやめられません。2チャンネルが潰されないのは権力側にメリットがあるからとしか考えられない。権力側に潰す気があればエクスキューズは何でもよくて雨が降ったのは2チャンネルのせいだとして潰せるはずですから・・・。
◆『127時間』 127 Hours (2010) ダニー・ボイル監督、ジェームズ・フランコ主演の実録遭難ドラマ。登山家アーロン・ラルストンの実話の映画化。岩山の裂け目にハマって悪戦苦闘する話しのようです。奇跡の6日間、実録サバイバル。限定公開でアカデミー賞狙いの作品らしい。ですがこれは当て馬でアカデミー賞は無理でしょう。
◆『ウィンターズ・ボーン』 Winter's Bone (2010) デブラ・グラニック監督、ジェニファー・ローレンス、ジョン・ホークス、ケビン・ブレズナハン、デイル・ディッキー、ギャレット・ディラハント主演でサンダンス映画祭でのグランプリ受賞のコテコテの人間ドラマのようです。ホワイトトラッシュな環境のヒロインが行方不明の父探しをするらしい。やっぱり低予算作品も1つは入れとく当て馬作品でしょう。
◆『トイストーリー3』 Toy Story 3 (2010) リー・アンクリッチ監督、VCがおなじみの面々、トム・ハンクス、ティム・アレン、ジョーン・キューザック等のシリーズ第3作。3D CGのようです。おもちゃのその後を描く話しらしい。VCでは新しくバーピーの彼の人形のVCをマイケル・キートンが担当しているのも面白い。作品賞候補になっているのか。やはり当て馬でしょう。
◆『インセプション』 Inception (2010) クリストファー・ノーラン監督、レオナルド・ディカプリオ、渡辺謙、ジョセフ・ゴードン=レビット、マリオン・コティヤール、エレン・ペイジ、トム・ハーディ、キリアン・マーフィ、トム・ベレンジャー、マイケル・ケインと豪華なキャスト。これだけで凄い。SFサスペンス・アクションのようです。全体的には『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』(1984年)なのか?、ホテルだかどこかの廊下のシーンは『パプリカ』(2006年)のようです。ところでレオナルド・ディカプリオ君の眉間のしわは天知茂のようです。背は天知茂よりレオナルド・ディカプリオ君の方が高いけど。エレン・ペイジは何となく儲け役のような感じ。マリオン・コティヤールがいいな。これで見る気がしてくる。インタビューでクリストファー・ノーラン監督が出てるけど何となくレオナルド・ディカプリオに感じが似てる。なるほど主人公は監督の分身なわけです。フレッド・アステアのように天井等を歩き回る撮影をやっています。6カ国でロケをしたそうです。それにしてもレオナルド・ディカプリオ君はいい作品に出ました。でもアカデミー賞からは無視されています。賞で見込みがあるのは視覚効果ぐらいか?、だいたいクリストファー・ノーラン監督が監督賞候補から漏れてるそうです。それではダメじゃん。だからアカデミー賞なんてあてにはならないのです。
◆『キッズ・オールライト』 The Kids Are All Right (2010) リサ・チョロデンコ監督、アネット・ベニング、ジュリアン・ムーア、マーク・ラファロ、ミア・ワシコウスカ、ジョシュ・ハッチャーソン主演の女性同士のゲイ夫婦の子供が親探しをして色々とあるホームドラマらしい。ジュリアン・ムーアはアカデミー賞から無視されてるそうです。一瞬登場するバイクは何でしょう。→どうやら水平対向2気筒OHVエンジンのBMW R75?のようで無難なセレクトになってます。日本のバイクは爆発炎上用なので、この作品には出てきません。ハリウッドの日本のクルマやバイクに対する偏見は相当なものなのです。
◆『ブラック・スワン』 Black Swan (2010) ダーレン・アロノフスキー監督、ナタリー・ポートマン、ミラ・クニス、バンサン・カッセル主演でウィノナ・ライダーも出てるバレエ映画でサスペンスとなっているらしい。これは少女マンガみたいにトゥシューズに画鋲を入れる話しでしょう。ハイライトシーンを見てると何だかマジでそんな感じでSFも入ってる?。ところでこの作品は今敏監督の『PERFECT BLUE パーフェクト ブルー』(1998年)と同じ設定だそうです。例によってハリウッドスタイルでダーレン・アロノフスキー監督はそんな作品は知らないと言っています。知ってるくせに知らないと称している。いつものことです。アカデミー賞はナタリー・ポートマンの主演女優賞が固いと思われます。ちょうど見栄えがよく妊娠もしてるし。
◆『ザ・ファイター』 The Fighter (2010) デビッド・O・ラッセル監督、マーク・ウォルバーグ、クリスチャン・ベイル、エイミー・アダムズ、メリッサ・レオ主演の実録ボクシング映画。アカデミー賞好みのコテコテなドラマで実在のボクサー ミッキー・ウォードの半生を描く実録ドラマとなっているようです。アカデミー賞はクリスチャン・ベイルの助演男優賞がほぼ決まりらしい。
◆『トゥルー・グリット』 True Grit (2010) イーサン・コーエン、ジョエル・コーエン監督、ジェフ・ブリッジス、マット・デイモン、ジョシュ・ブローリン、ハイリー・スタインフェルド主演の『勇気ある追跡』(1969年)のリメイク・ウエスタン。True Grit=本当の勇気を『勇気ある追跡』とする邦題が秀逸です。今回はどんな邦題になる?→無難なそのままカタカナ表記になったようです。キャストは豪華です。女の子は全く知らないのでオーディションか?。リボルバーはちゃんと時代考証通りなっているようです。全体的にオリジナルにかなり忠実に作られているようであまり変な変更はしていないみたいです。肝心のラストの決闘のシーンはどうなってる?。やっぱり馬に乗ってやってます。さすがにレバーアクションのウィンチェスターライフルを使うのはやっていない。ジョン・ウェインの持ち芸をやらないのは賢明な判断だと思えます。このあたりのセンスが監督の腕前にかかるのです。アカデミー賞の方は何も取れないでしょう。大穴でハイリー・ステインフェルドの助演女優賞があるそうです。
◆『英国王のスピーチ』 The King's Speech (2010) トム・フーパー監督、コリン・ファース、ジェフリー・ラッシュ、ヘレナ・ボナム・カーター主演の吃りを克服した英国国王ジョージ6世の話しのようです。アカデミー賞候補の大本命で作品賞と主演男優賞は固いと思われます。売れないシェークスピア俳優が国王の指南役となるそうです。ここからの情報ではないけどプロデューサーのワインスタイン兄弟がアメリカ国内でのレイティングをR指定からPG13にしようと再編集しようとしてるらしい。アカデミー賞には間に合わないけどアカデミー賞以降は主演男優賞効果で興業成績を伸ばそうと画策しているわけです。さすがハリウッド伝統の良心のないプロデューサーはやることがセコイ。大昔のワーナー兄弟の方がもっと凄いような気もするけど

◆エンディングテーマのビデオクリップ
◆Avril Lavigne、『What The Hell』

◆国内映画TOP10は相変わらずです。なんだかわからん。
◆ヒットしているとは思えない実写日本映画が大量に入ってます。ところで、アニメと仮面ライダーシリーズがなかったら日本映画業界はやっていけず崩壊します。
◆なんかいつもTOP10の割合が決まっている感じ。アメリカ映画、アニメと仮面ライダー、実写の日本映画とそんな感じ。バランスよく配置されています。
◆この興業通信社調べの国内映画TOP10ランキングですが信用度はオリコンやビデオリサーチと同じ程度でしょう。つまり数字は操作し放題で信用度はゼロということです。
◆現在の日本映画は驚くほど影響力がない。これはホントのことです。
◆現在の日本映画をカネを出して劇場まで見に行くことに感心します。現在の日本映画を見て感動したり褒めることに感心します。現在の日本映画の感想をわざわざ書くことに感心します。これらをよくそこまで出来るとまた感心します。

◆SHOWBIZ NEWS
◆第53回グラミー賞でLady Antebellumが最多5部門を受賞。年間最優秀アルバム賞はArcade Fire。なんだかわからん
◆第64回英国アカデミー賞 British Academy of Film and Television Arts=BAFTAで『英国王のスピーチ』 The King's Speech (2010)が作品賞、主演男優賞等主要7部門を獲得。おめでとうございます。アカデミー賞もいただきのようです。
◆アシュリー・シンプソンがフォール・アウト・ボーイのピート・ウェンツとの離婚を申請。なんだかわからん。
◆アカデミー賞助演女優賞候補のメリッサ・レオが自腹で受賞に向けた宣伝活動を行いアカデミー会員から反感を買う。これでエイミー・アダムズの助演女優賞がほぼ決まりか?、残念ながらハイリー・スタインフェルドの大穴受賞はなくなったようです。

◆SHOWBIZ QUIZ
◆アカデミー作品賞受賞作の中でアメリカ国内での興業成績が最も低かった作品は?、これは見当もつかない。あてずっぽうのしようがない。→正解は『ハート・ロッカー』The Hurt Locker (2008)でした。キャスリン・ビグロー監督のイラクを舞台にした爆弾処理アクション?でアメリカ様は勝手にやってて下さいといった感じの感動ドラマのようです。アカデミー賞ってそんなものです。

« 『ヴァン・ヘルシングVSスペースドラキュラ』(2004年) | トップページ | 『オフィスキラー』(1997年) »

SHOWBIZ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: SHOWBIZ COUNTDOWN 2011.02.21(月):

» 『キッズ・オールライト』お薦め映画 [作曲♪心をこめて作曲します♪]
この5人の登場人物が一つのテーブルで食事をするシーンは笑いを誘う、実に奇妙な光景だ。ポールは遅れてきた真の家族か、排除されるべき侵入者なのか…? こんな家庭が将来あなたのご近所さんになるかもしれない。新しい形の家族の普遍的な悩みを描く、お薦め作品だ。... [続きを読む]

« 『ヴァン・ヘルシングVSスペースドラキュラ』(2004年) | トップページ | 『オフィスキラー』(1997年) »

月齢

無料ブログはココログ
フォト
2023年6月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

バイクフォト

  • ヤマハ トリッカー XG250
    私が買ったバイクです。ヤマハばかり。