『リプレイスメント・キラー』(1998年)
この作品はアントワン・フークア監督、チョウ・ユンファ、ミラ・ソルビーノのアクションのようです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。
1998年 コロンビア・ピクチャーズ アメリカ作品
ランニング・タイム◆88分
原題◆The Replacement Killers
プロット◆殺し屋と偽造屋が組織に追われる話しのようです。
音楽◆ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ
スカイパーフェクTV316スター・チャンネルにて。画質はよいです。
キャスト
チョウ・ユンファ→殺し屋のジョン・リー
ミラ・ソルビーノ→偽造屋のメグ・コバーン
マイケル・ルーカー→ジーコフ刑事
ケネス・タン→黒幕のテレンス・ウェイ
ユルゲン・プロホノフ→黒幕のお付きの物
ダニー・トレホ→腕利きの殺し屋
ランドール・ダク・キム→パスポートをくれたアラン
この作品はチョウ・ユンファとミラ・ソルビーノが出てるアクションで見ました。
アントワン・フークア監督の演出はよいと思います。
この監督はいかにもなMTV出身な感じの出だしでした。悪くはないです。
ですがMTV出身の監督に注文したいのはカット割りを細かくするより音楽にシンクロするようにカットを割って下さいとなります。意外と音楽にシンクロしたビデオクリップは少ないと思う。
チョウ・ユンファ扮する殺し屋のジョン・リーが狙撃に失敗のシーンにて。
分解した銃を組み立てるゴルゴ13な狙撃方法でした。使用しているのは自動式でボルトアクションではありません。その場で組み立てるのは精度が出ないのでは?自動式よりボルトアクションの方がいいのでは?と疑問もありますが。近い距離のようですからいいのかも。
ハンドガンの方はチョウ・ユンファの持ち芸のベレッタの二梃拳銃で決めていました。見どころのターンして撃つとこが少し浮いて見えるのがこまったものです。
他に使用してるのはグロック?
他のシーンではよくキッチンで撃ち合いをしてますが、これは『ニキータ』(1990年)から?
チョウ・ユンファは初めて見ますがミラ・ソルビーノの並んでいても見劣りがしないし、それこそお似合いに見えます。でもアジア人の限界なのかラストではキスはない。そんなものです。
組織に追われる理由は子供を絡めたもの。かなり自分のイメージに気を使っているようですが他の理由の方がよかったような。もっと脚本家にアタマを使わせなさいと思った。
ミラ・ソルビーノの出番が結構多くてホトンド主役でした。
すっかり独立系専門といった感じミラ・ソルビーノです。その方がいいと思えます。
父親のポール・ソルビーノと並ぶと親子には見えずにヤクザと情婦に見えてしまいます。それもそれでいいけど。
悪役面のマイケル・ルーカーは殺し屋かと思ったら善玉のジーコフ刑事でした。
いつ正体を表すのかと見ていたら最後まで善玉だったりします。私の予想が外れたではないですか。まあいいけど。
ダニー・トレホが当然殺し屋で出てて、他にはパトリック・キルパトリックとか殺し屋や傭兵くずれ役の常連が多数出演してるようです。
ディテールで・・
映画館で上映されてるのは『Mr.マグー』(1997年)のようです。
ハリウッド製のせいか大仏等の造形がイマイチです。見てすぐに変とわかります。
そんなわけでMTV的なアクションのまあまあなな作品でした。
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