『不思議の国のアリス』(1903年)
この作品はセシル・M・ヘップワース/パーシー・ストウ監督、メイ・クラーク主演のサイレント映画の短編のようです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。
1903年 アメリカ作品
ランニング・タイム◆8min.
原題◆Alice in Wonderland
プロット◆不思議の国ヘ行って目を覚ます話しのようです。
音楽◆この作品はサイレント映画です。ピアノの伴奏が付いていました。
WHD JAPAN/有限会社フォワード発売のDVD『不思議の国のアリス 1903-1915』(1903年)(1915年)◆60min.にて。画質はそれなりに悪い。特に1903年版の方はかなりヒドイ状態でした。フィルムのリール穴が映り込んでいました。スクイーズ収録のフル表示。画面サイズはスタンダード。左右に大きく黒味あり。
キャスト
メイ・クラーク→アリス
セシル・M・ヘップワース→カエル
あとはわからん。
セシル・M・ヘップワース/パーシー・ストウ監督の演出はまあまあだと思います。
ランニング・タイムが8分なので話しは超特急で進んでいます。
字幕◆アリスはウサギを追いかけてたくさんのドアのある広間に出る。
白ウサギを追って穴に入るアリス。
(1903年)版のアリスはブルネットの癖毛であまり可愛いない。歳も食っているようだし。
穴を進むアリス。
広間に出ます。
白ウサギはどっかに行った。
テーブルのカギをとるアリス。
いきなり小さいドアを開けるけど当然を入れません。
いきなり私を飲んでとなります。飲んで小さくなるアリス。
するとテーブルのカギがとれません。
いきなり私を食べてになります。食べて大きくなるアリス。
カギがとれたけど小さなドアに入れない。どうするアリス?
泣いてしまうアリス。何故か小さくなるアリス。
字幕◆アリスを小さくなれたのドアを抜け庭を出て犬に会います。
庭のアリス。犬がいます。本物です。
字幕◆白ウサギの家に入りますが魔法の扇子が思い出すまで出れませんでした。
ウサギの部屋のアリスは大き過ぎる。どうやって入ったの?
窓から手だけ出してるアリス。
いきなり外に出てるアリス。今度はドアのとこでカエルと話しのアリス。
このカエルは着ぐるみです。
侯爵夫人の自宅にて。
赤ん坊を抱いてる侯爵夫人に料理してるコック。チェシャネコはいない。
赤ん坊を抱いて外に出るアリス。赤ん坊と黒い子豚になってどこかへ行ってしまう。
字幕◆侯爵夫人のチェシャネコが現われキチガイ帽子屋の家を示唆しました。そしてキチガイお茶会。
チェシャネコと遭遇するアリス。チェシャネコは本物のネコの合成。現われたり消えたりはしています。会話してるわけでもないので正直言って何だかわからん描写です。
お茶会になっています。
三月ウサギとキチガイ帽子屋に何だかわからん黒っぽい動物がいます。
この黒っぽい動物はぬいぐるみの人形ですが・・・、ネズミ?黒い子豚?
ここは何だかグダグダな描写で何をしているのかよくわからん。
アリスが去った後に何か黒っぽい動物で何かしてるキチガイ帽子屋。よくわからん。
『ふしぎの国のアリス』(1951年)でネズミだったけど、金魚にも見えるしネズミにも見える。結局黒い子豚みたい。
字幕◆トランプの行進、女王様に招待され、女王様を打ち首を命じられ、アリスは処刑人の耳を打ち、渾沌となってとこで目を覚ます。
カードの兵隊の行進を見ているアリス。カードの兵隊は子供が行進しているだけです。
行進の後に女王様がいます。女王様と遭遇するアリス。
女王様と一緒に移動してます。あまり変わらないとこですが。要するに公園内のようなとこです。庭園のつもりなのか?
ここでご機嫌を損ねて首を刎ねよとなり斧を持った処刑人が出てきます。
処刑人をひっぱたくアリス。すると後に控えていたカードの兵隊が押し寄せて来ます。
カードの兵隊に追われ当然に逃げるアリスです。
で、目が覚めるアリス。自宅の庭先のようなとこで1人で寝てたようです。
エンドとなります。
そんなわけで普通のアリス物でまとめてあるまあまあな作品でした。
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