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2010.11.20

『ゆりかごを揺らす手』

この作品はカーティス・ハンソン監督、アナベラ・シオラ、レベッカ・デモーネイ主演の逆恨みサスペンスのようです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。

1992年 ハリウッド・ピクチャーズ/ワーナー アメリカ作品
ランニング・タイム◆111分
原題◆The Hand that Rocks the Crandle
プロット◆セクハラ騒動から逆恨みをして復讐を実行する話しのようです。
音楽◆グレーム・レべル
WOWOWにて。画質はヒロイン2人の為か全編ソフトフォーカスになってました。

キャスト
アナベラ・シオラ→逆恨みされる奥様クレア
レベッカ・デモーネイ→逆恨みする未亡人ペイトン
アーニー・ハドソン→黒人の精神障害者ソロモン
ジュリアン・ムーア→殺されるマリーン

カーティス・ハンソン監督の演出はまあよいと思います。
ところで私はカーティス・ハンソン、ジョエル・シューマカー、フィリップ・ノイス、この3人の監督を何故か混同しています。何か似た感じがするんです。

この2人のヒロインの対比がキツイ。やり過ぎだと思います。
で、逆恨みのきっかけになるセクハラはあっさりと省略されてました。まあいいでしょう。このようなシーンがお目当てなら他の作品にすればいいのだから。

セクハラから逆恨みになる基本設定終了までのプロローグは約17分ぐらいで終了しました。
伏線を張っていまして次々と描写に結びついていました。
イヤリング。喘息の薬。風鈴。壁紙。この脚本はよく出来ていると批評されているでしょう。

ラストは普通のアクションに流れた。まあ、しょうがないか。
ここのシークエンスが『サイコ』(1960年)そのまんまなのがこまったものです。頭の中にコピー機ではなく脳みそが入ってるなら少しは変えなさいと思う。
音楽もバーナード・ハーマンと伊福部昭を足してそのまんまでした。まあいいけど。
そしてセオリー通り警察は遅れてやってくるパターンでした。

ヒロイン2人。
アナベラ・シオラが意外ときれいでした。まったく期待しないで見たのでよいとなります。セクハラシーンではバストも見せていました。
クルマはボルボのワゴン。中流の奥様らしいクルマです。
アナベラ・シオラが赤毛で、レベッカ・デモーネイが金髪。髪の色での伝統的なキャラの配置が違うのではと思えます。

レベッカ・デモーネイ扮するベビーシッターは、この家庭にずっといなければならないという制約?があり、暇を出されそうになると騒動を起こすようでした。
で、このベビーシッターの隠れた才能だったのか、とにかく妨害工作のやり方がお上手でした。トウシロにしてはやり方が上手過ぎるんではないかいと思わせます。
細かいとこですが赤ん坊の監視にソニー製の音声モニターが使われていた。

レベッカ・デモーネイ扮するベビーシッターの正体がばれるシーンで、新聞の縮刷版ではなくてマイクロフィルムを拡大投影して読んでました。
なるほど現在はこうなっているんだ。私はまだ分厚い新聞の縮刷版をめくるものだと思っていました。
で、この手がかりをつかんだので、温室で派手な殺され方をした人はジュリアン・ムーアだと後から気がついて驚いた。この当時はまだ主役級ではなかったようです。
そんな感じで女優さんが3人が随分と豪華なキャストです。

描写バランスがキツイので1回限りの作品です。出来が悪いわけではありません。
特にサプライズパーティのとこはやり過ぎだと思います。
私は『レベッカ』(1940年)の騙されてレベッカのドレス姿をやらされるシークエンスでさえ見ててやり過ぎなのでは?と描写バランスがキツイのだからこの作品はとても再見に耐えません。実際そんなものです。

設定を面白い、でも後味が悪そうと予想した通りでした。
製作がハリウッド・ピクチャーズということはディズニーなのでこんな感じの話しになったようです。やはり家族愛がたっぷりと入ってます。

そんなわけでかなりしつこく仕上がってるまあまあな作品でした。


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コメント

この映画はカーティス・ハンソンの作品で、かつ一般的な評価も高いので、テレビを録画して観ました。 
ところが、双方に理があり、善良な夫婦や赤子を標的にした復讐劇を観るに忍びず、半分くらいでやめてしまいました。
これでは普通はレビューできないですが、映画自体ではなくレベッカ・デモーネイの迫真の演技に感動し書きたくなりました。
アメリカ映画には演技派女優が多いですが、このデモーネイの鬼気迫る演技は何ともすさまじく、若いのに大した女優さんだと感心します。
これほどの女優の作品をを観た記憶がないので、今後気をつけてみようと思います。
ロイさんは立場上、無理して全部観られたようですが大変でしたね。

ナカムラ ヨシカズさん、コメントありがとうございます。

ディズニーのハリウッド・ピクチャーズなので家族愛で収まって、
レベッカ・デモーネイは無念で、ジュリアン・ムーアは無駄死にで、見ててモヤモヤするのは事実でした。

それでもこの作品はレベッカ・デモーネイの代表作になっています。女優さんは代表作が2本もあれば運がいい方らしいのでまあまあなのかなと思えます。

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